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カルセドニー連合 | |
---|---|
国旗 | |
正式名称 | カルセドニー諸島サンディカリスム連合 |
英名 | United Syndicates of Chalcedony Islands |
首都 | クリソプレーズ |
最大都市 | アメトリン |
最高指導者 | レンデ・アゲート大統領 |
政治体制 | 連邦制・大統領制 |
公用語 | 新語 ニュースピーク |
建国 | 616年11月初旬 |
現体制確立 | 702年9月8日 |
国歌 | 祖国のために集えよ同志 |
国の標語 | From Soon Die To Die 駿台から東大へ |
通貨 | Cr(クレジット) |
概要
リヨネ大統領老衰死隠蔽事件を機に、労働党が主導して既存のカルセドニー島共和国政府を打倒することで発足した政府。サンディカリスム(実際は労働党が独裁政権を敷くための方便に過ぎないが)、及び徹底した鎖国主義を掲げる。
国名
正式名称は“カルセドニー諸島サンディカリスム連合(United Syndicates of Chalcedony Islands)”であり、サンディカリスム政権であることが明記されている。また、かつての共和国の正式名称は“Republic of Chalcedony Island”であり、カルセドニー島共和国であったが、この呼称は周辺諸島を共和国行政区として搾取してきた(労働党による史観)歴史を象徴しており、連合の国名の最後の「s」はカルセドニー地域の全ての島の平等を示す極めて重要なものとされる。「カルセドニー連合」は正式な略称であり、「カルセドニー諸島連合」は許容されるが、「カルセドニー島連合」は認められていない。
国旗
背景はカルセドニー島共和国のものと同じ青赤の2色(ただし、青は若干深い青に変わり旧世界の連邦旗と同様の色になっている)だが、アナルコ・サンディカリスムのイメージに寄せるため中央ではなく右上から左下にかけて区切られている。また、共和国旗の背景色は「旧世界との連帯」を示すものだったが、連合旗の赤は社会主義を、青はカルセドニーを取り囲む海を表している。左上の大きい星はカルセドニー島を表しており、右側の十字に並ぶ6つの小さな星は南部・西部のガーネット諸島を表している。共和国旗では黄一色だった星が黄縁に赤になっているのは、連合の社会主義を象徴している。
国土
カルセドニーの国土は北半球の温帯~亜熱帯地域に位置し、南部は熱帯に属する。国土は概して平坦で、カルセドニー島中央のクリソプレーズ首都特別区南方~アゲート市にかけて東西に傾斜の緩やかな丘陵地帯がある以外に大規模な山脈は存在しない。特に北部には大平原が広がり、大都市圏をなす。中部以南の沿岸地域や東部を流れるカルセドニー最大の河川、ジャスパー川の流域には広大な照葉樹林が広がり、その面積は世界でも有数である。
政策スライダー
カルセドニー連合:サンディカリスム | |||
---|---|---|---|
民主的 | -------◆-- | 独裁的 | 労働党一党独裁 |
政治的左派 | -◆-------- | 政治的右派 | 右翼は全てリヨネの件に関わっていた |
解放社会 | ---------◆ | 閉鎖社会 | 国外との交流はすべて停止している |
自由経済 | ---------◆ | 中央計画経済 | 経済は全て管理されている |
常備軍 | ◆--------- | 徴兵軍 | 共和国の遺産の中で大軍だけは役に立っている |
タカ派 | ---------◆ | ハト派 | 戦争などもってのほかだ |
介入主義 | ---------◆ | 孤立主義 | 完全な鎖国体制 |
703年に公布された連合憲法による政治制度を示す。
大統領・議会
連合大統領は連合の元首の立場であり、現在はレンデ・アゲートがこの職についている。共和国時代の大統領とは異なり、国民(連合では“市民”と呼ばれる)の直接選挙ではなく、議会によって任命される。任期は5年間と定められており、5年経過するごとにその時点の議会により新たな大統領が指名される。再選の回数に制限がない上、労働党が指名した候補リスト以外から指名することは認められていない(これは全ての階層の選挙において同様である)。大統領の権限は共和国時代から比べると若干弱くなっており、議会の解散権や外交に関する権利などは与えられていない。とはいえ、議会との結びつきが強くなった大統領が強大な権力を有することは間違いない。
連合議会は連合労働院と連合政務院からなる二院制で、非常に複雑な選挙制度を取っている。連合労働院は専門委員会、自主管理基礎・労働・連合組織を下位に、連合政務院は各州議会、各地域自治体を下位に持つピラミッド型の構造をしており、各階層の代表者が上位の階層の議員に選出される形をとっている。
連合労働院
地区単位ではなく業種単位で代表が選出される特殊な議会。各市民は自主管理基礎組織(職場に相当)に所属し、自主管理基礎組織のメンバーが自主管理労働組織(工場などに相当)、自主管理労働組織のメンバーが自主管理連合組織(企業に相当)へ派遣する代表を選出する。全ての連合組織はいずれかの専門委員会に所属しており、各専門委員会は各連合組織から(連合組織の構成人数に応じて)派遣された代表者から構成される。各専門委員会は連合労働院に対し代表を選出する。
この制度は建前上は市民の意見を順に集約化し議会に直接反映させるというものだが、上位の議員の選出に下位層の市民が直接参加できないため、上位層の利益を反映させるものになりかねないものである。
専門委員会
全ての自主管理連合組織はいずれかの専門委員会に所属している。専門委員会は共和国の大統領府の専門委員会がもとになっており、700年代初頭の混乱を招いた原因を排除するためとして大幅な再編が行われている。なお、国是として鎖国政策を掲げているため外務(外交、海外旅行、貿易など全般)に携わる委員会は存在しない。以下に委員会の一覧と各委員会の説明を示す。
- 中央処理委員会(Comission on Central Processing:Comcenp)
共和国の法務委員会(裁判部門)、財務委員会がもとになった。行政運用の中枢で、司法、人材管理及び記録を行っている。
- 内務公安委員会(Comission on Internal Security:Cominsec)
共和国の法務委員会(検察部門・警察部門)がもとになった。連合内の秩序維持がその任務であり、非常に広範な権限を有している。
- 軍部委員会(Comission on Armed Force:Comaforce)
共和国の防衛委員会がもとになった。鎖国政策をとっているとはいえ、対外侵略の可能性が否定できない以上防衛能力は有しておかなければならない。
- 動力委員会(Comission on Power:Compow)
共和国の国土社会保障委員会(インフラ部門)・鉱業資源委員会がもとになったが、カルセドニーは現在ウラン鉱山しか保有していないため鋼鉄・銀などに関する部門は廃止されている。ウラン燃料の管理だけではなく、交通システム、水・電気及び廃棄物系の維持管理を行っている。
- 生産搬送配給委員会(Commission on Production, Logistics and Commissary:Comploc)
共和国の国土社会保障委員会(社会保障部門)・経済委員会(産業部門)がもとになった。食料及び工業生産品の配給を行う。
- 住環境委員会(Comission on Housing Preservation and Development:Comhousepred)
共和国の文部科学委員会(教育部門)がもとになった。「住環境」となっているが、これはすなわち「市民が心地よく生活できる環境」のことであり、実際の役割は教育・娯楽・保育所経営及び保養となっている。メディアもここに所属している。
- 研究設計委員会(Comission on Reserach and Design:Comred)
共和国の文部科学委員会(研究部門)がもとになった。文字通り新技術について研究・設計を行う。試作品の作成までは行うが、その開発と完成は技術委員会(多くの場合、技術委員会に委託された自主管理連合組織)が行うことになる。
- 技術委員会(Comission on Technical Services:Comtech)
共和国の経済委員会(技術部門)がもとになった。あらゆる工業生産品の生産設備並びに電子および機械業務システムの維持管理を行う。
自主管理基礎・労働・連合組織
共和国の時代の全ての企業はこの自主管理基礎・労働・連合組織に再編された。全ての市民はその職場である自主管理基礎組織に所属しており、基礎組織は労働組織に、労働組織は連合組織に、そして連合組織はいずれかの専門委員会に必ず所属している。つまり、全ての市民は組織を通じて委員会に所属していることになり、どの委員会に所属するかが市民の人生最初の、そして最大の選択となる。初等教育を終えた全ての少市民は中等教育へ進む際に委員会を選び、この時に選択した委員会による専門教育を受けることになる。
連合政務院
代表が州単位で選出される、連合労働院と対をなす議会。共和国のころに存在した市制は州の下部機関として受け継がれており、全ての国民はみな自らの居住する市の代表メンバーを選出、このメンバーが州議会に代表を派遣する。州議会において互選で政務院議員は選出され、この政務院議員が国政における立法の片翼を担うことになる。
政務院と労働院は同等とされているが、実際には労働院の方がやや強い発言力を持っている。
レンデ・アゲート
カルセドニー革命を主導し、現在も労働党書記長・連合大統領として国家元首の地位にある。アゲート市の中産階級の生まれで、675年から695年にかけての共産党の地下活動期にその手腕を発揮、700年の第9回大統領選挙において共産党から発展した労働党の候補となった。選挙そのものには僅差で敗れたものの、リヨネ・アメシストの老衰死隠蔽事件から始まる情勢混乱の中でも指導力を発揮、大統領の座を獲得した。
黒髪に黒い口髭を蓄え、がっしりした体格を持ち、そのカリスマ性から市民からは「ビッグ・ブラザー」と敬意を込めて呼ばれている。
レンク・モスアゲート
モスアゲート市の生まれだが、685年の国土再開発計画に参加しユーファストーン市に移住、そこで市知事となった。687年に行われた大統領選挙法改正の積極的な推進者として一躍有名になり、所属していた社会民主党内で頭角を現した。その後、第8回・第9回の大統領選挙でリヨネの有力な対抗馬となったが、カルセドニー革命においてはレンデ率いる労働党に後れを取り、社会民主党は労働党の衛星政党化を余儀なくされた。
ラリネ・ブラッドストーン
カルセドニー革命の際の連合軍の総司令官。長く南方方面軍第3軍団(ヨリクシ共和国駐屯部隊)の軍団長を務め、本国に帰任してからは南方方面軍の副司令官を務めていた。しかし、革命の勃発の際に「ブラッドストーン市出身である」ことを理由に軍司令官に解任されそうになったため、逆に司令部の要員(ほとんどが南部諸市の出身)を味方につけ、軍司令官を射殺して南方方面軍の統帥権を握った。その翌日にはブラッドストーン市内でレンデと会見し、連合側の最大戦力として革命の成就に貢献した。その後連合のComaforceの最高責任者に任じられている。
高麗宮
石動第三帝国の直衣宮九代皇帝の第一皇女で、直衣宮の奔放な教育の結果山岡帝国大学に進学後に社会主義に傾倒した。帝大大学院で博士号を取得後、社会学研究者として活動する傍ら、皇族の身でありながら石動共産党の名誉顧問となった。
石動第三帝国における社会主義に関する経験を買われ、労働党に加わっている。党内でも人気の高い人物である。カルセドニーの政治家に美女はいなかったから当然
キウィン・ウェストカーネリアン
共和国時代の外務委員長で、リヨネの老衰死隠蔽に最も深くかかわっていた人物とされる。カルセドニー革命の混乱の中、大統領府のメンバーがことごとく戦死、ないし処刑された中で1人だけ脱出に成功し、現在は国内のどこかに潜伏しているとされる。労働党によって革命の最大の敵とされ、連合市民の激しい憎悪が向けられている。毎日早朝に共和国時代の遺産であるホログラム映像で町中に現れ、労働党を批判し、鎖国体制の破棄など極めて反動的な演説を行う。これに対し憎しみを込めた罵倒を加え、石を投げ、レンデ・アゲート大統領を称える叫びをあげる“二分間憎悪”は連合市民の朝の習慣となっている。
経済
共和国時代に整備された現代都市を引き継ぎ、連合の主産業は商業である。他国から輸入した商品の流通・分配に特化した経済体制を取っており、高い収益性を誇る一方で商品輸入が途絶えると経済がほぼ停止してしまう弱点を持つ。
労働党は鎖国にあたり、「国内において必要な消費財を全て賄う」としているが、その具体的な手段については示されず、連合経済の最大の懸念となっている。
農林水産業
共和国時代に急激に進められた都市化によって、現在はカルセドニー島の居住域全体が都市化され、食料生産は完全にガーネット諸島や東部ジャスパー地域の聖樹林に頼っている。しかし、共和国政府が多額の予算を投じて整備した聖樹林の収穫量は極めて多く、農業ゼロ国家であるにもかかわらず食料自給率は100%に近い。
主要な生産物は聖樹林から収穫される果物で、かつてはエライ海で漁業もおこなわれていたが、海底油田の爆発事故が頻発することにより汚染がひどくなったため現在は漁業は停止されている。そのため、畜産設備の廃止と相まってカルセドニー国民のタンパク源は大豆などに依存する状態となっており、「カルセドニーの肉事情はヴォルネスク以下」とされる。
商業
連合の主力産業であり、年間1000兆Va近い売り上げをたたき出す経済の柱である。しかし、鎖国政策によって外国からの商品輸入が途絶えており、現在は生活必需品については配給制、嗜好品についてはほとんどが闇市場で取引されている。
祝祭日
名称 | 日付 |
---|---|
元日 | 1月1日 |
社会主義記念日*1 | 2月10日 |
建国記念日 | 5月19日 |
内戦勝利記念日 | 7月1日 |
クリソプレーズ港戦勝記念日 | 9月4日 |
革命記念日 | 9月8日 |
入植記念日 | 11月8日 |
なお、5月19日はカルセドニー島共和国の建国記念日であるが、現在でも引き続き祝われている。
教育
全ての市民は出生から14歳までの間“少市民”と呼ばれ、この年齢までが初等教育にあてられる。初等教育は全員基本的に同様のもので、住環境委員会が担当しているが、中等教育からは全ての市民がいずれかの専門委員会に割り当てられ、20歳前後までその専門委員会のもとで中等・高等教育を受ける。教育課程の終了後はその専門委員会に属する自主管理連合組織に就職することになる。
食事
食料をほぼ聖樹生産に頼っているため、連合内で供給される食料は全域でほぼ似通っている。“フードバット(食料樽)”と呼ばれる食料槽に入れられた食料を生産搬送配給委員会が配給しており、これが市民の最低限の食事として提供される。これ以外の食料はすべて嗜好品扱いされており、市場(多くはヤミ市)で取引されている。BBBと呼ばれる清涼飲料が有名であり、その爽やかな味わいは連合内で非常に高い人気を有している。