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1月 29 (日曜日) 2012 | ||
イスアードより亡命者来航、審査の後亡命受け入れへ他 | 02:17 | |
【国際】イスアードより亡命者来航、審査の後亡命受け入れへ フリューゲル暦392年3月19日、宣戦布告の興奮冷めやらぬ3月中旬、行政府はイスアードからの亡命者の存在を明らかにした。 行政府の発表によると、亡命者アセミール・ジャッタフ氏(仮名)は12日未明イスアードを軽飛行機により脱出、 帝国近海にて不時着水したところを我が哨戒艇により救助された。ジャッタフ氏は亡命を希望する旨を哨戒艇艇長に申し入れ、 数時間後に到着したヘリでケーニヒスベルクに到着、軍の調査及び各関係部署の審査の後に亡命が認められた。 ジャッタフ氏は取調官と記者団にイスアード現政権の実態を暴露している。以下はその一部を記したものである。 ジャッタフ氏「カシュクール・セイフ元老院議長をはじめ、イスアードの政治指導部は腐敗しきっており、 改革を志した憂国の士は政治犯収容所に入れられるか、異端信仰の汚名を着せられ過酷な刑罰を科せられている。 私は下級官吏として彼らが行ってきた犯罪的所業を目の当たりにしてきた男だ。」 記者「では貴方はイスアードの現状を改めんとして我が国を頼ったと?」 ジャッタフ氏「亡命理由の半分はそうだ。しかし、私はノイエクルス、南瓜、普欧の武力解決を当てにして来たのではない。 そのような行為は多くの悲劇を生むだけだ。私はそれを最小限にするために来たのだ。鍵は普欧が握っている。」 記者「それは一体何なのでしょうか?」 ジャッタフ氏「教主イスカンダル陛下と多くのイシュトルード教徒は政府によって歪められた情報しか知らされていない。 政府は自らの外交の失敗を全イシュトルード教徒に押し付けるつもりなのだ。 だが、もはや開戦まで時間はないし、止めることもできないだろう。となれば少しでも早く戦争を終わらせるための準備が必要だ。 私はイスカンダル陛下と普欧の国王カール2世陛下(編集者注:ジャッタフ氏はカール2世陛下の退位をまだ知らなかった。)が その鍵を握っていると見ている。私はイスアードと普欧を繋ぐ架け橋となるために来たのだ。そのためには命も惜しくはない。」 【国際】普欧帝国陸軍参謀本部、ノイエクルス連邦軍、南瓜共和国軍との共同作戦を断念 3月某日、普欧帝国陸軍参謀本部はノイエクルス連邦軍司令部に連絡将校を派遣した。 派遣の目的は対イスアード戦争における共同作戦の提案であり、3国の効率的な作戦の実施と協力を狙っていた。 しかしながら、詳しい内容は機密指定となるため発表されなかったものの、 参謀本部はノイエクルス連邦軍、南瓜共和国軍との共同作戦を断念すると発表した。 担当官は「我が国とノイエクルス連邦の作戦方針が相容れないものであったため」と説明している。 イスアードの戦力が余りにも過小であるとはいえ、今後の情勢に早くも暗雲が立ち込め始めたと言えるのではないだろうか。 | ||
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