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サ・フェ通信社  タヂカラオ国の主力報道機関。民間経営です。
同国に関わる内外のニュースを報道します。
8月 01 (日曜日) 2010
タヂカラオ通信・フリューゲル 第9号 00:32  aokingyo2 
=国内=

・第二次北東部地震災害

 299年5月に起こった地震と同一震源と見られる、300年8月のニューウィンディア北東部における地震では、当局の調べによると死者30人、負傷者702人を数え、前回の地震とほぼ同規模の被害をもたらした。やはりパゴダ州の工業地帯における被害が大きく、今度はエアリアルMC社の第2工場群が損害を受けたと発表されている。前回の地震から1年程度で再度の被災となったことから、政府は気象局の地震部を拡大するとともに、地震対策建築基準を強化する方針を発表した。



=国外=

・ノルスモール内乱、終息

 299年10月に勃発したノルスモールにおけるノルスモール連邦軍とレゴリス帝国軍の戦いは、ユーフォリア帝国の参戦によってレゴリス帝国軍が押し切られ、連邦軍の勝利となった。戦闘は終始弾道ミサイルを使用せずに行われ、装備、錬度、戦術の面で勝るユーフォリア軍にレゴリス軍は地の利を生かせなかった模様。ノルスモール連邦正規軍は各国軍の足並みが揃わず緒戦で壊滅したと伝えられ、ノルスモールにおいてレゴリスが軍事力で突出していたことと、連邦政府の見通しの甘さが露になった結果である。

 今回の内戦に際し、タヂカラオ政府は連邦政府軍壊滅の情報を入手した段階で、レゴリス帝国が軍事独裁に等しいこと、過去にクーデターを起こし、その際に無差別テロ攻撃等の反社会的行為をちらつかせていることから、レゴリス帝国によるノルスモール地域の支配は国際社会を混乱に陥れる可能性が極めて高いを判断、ノルスモールと同じFERUの中での友好国たるユーフォリア帝国に事態収拾への協力を要請した。

 外務局担当官は「ノルスモール内戦へ複数の国家が干渉、暴走したレゴリス帝国がかつての阪神帝国を同じ運命をたどることが最も危惧する事態であり、FERU随一の実力を持つユーフォリア帝国へ協力を要請する形となった。FERU内の国家が対応することが最も理に適っており、あの状況では最善手だったと考える」とコメントした。国内では、友邦の内戦に際し、なんら表立った反応を見せないFERU加盟国に対する疑問の声が上がっている。

 敗れたレゴリス帝国の指導者であるガストン・ホルスマン総統は天鶴帝国に亡命、レゴリス帝國亡命政府の樹立を宣言している模様。





コラム 各国旅行期 季刊フリューゲル紀行 (リ・サルタナ社発行)より





(第三回)マグザム共和国

タヂカラオ国と同じく、旧惑星(現箱世界)における寒冷化に伴いこの惑星へ移住を行い、建国されたマグザム共和国。フリューゲル国家としては建国60年弱の国である。300年現在の統計では人口8000万人を超え、ノイエクルス自由国にせまる巨大国家となっている。完全に商業特化しているノイエクルスと異なり、産業比率は比較的バランス型。実質的には工業国家であるが国内にも巨大な市場を形成しており、このことが貿易摩擦を引き起こしたこともある。

その名が示す通りの議会制民主国家であるが、国内には旧マグザム時代より政治、軍事を牛耳るアウ家と報道、金融を支配するリオ家の2大家が存在しており、フリューゲル政府が成立した時点で両家は手を結んだようだ。現在は大統領選等への露出を見せず、表舞台から姿を隠しているがマグザムの政治経済を支配しているのは依然彼らであると言われる。

フリューゲル経済圏連合(FERU)の盟主であるが、組織の立ち上げ後の設立理念にそぐわぬ自己中心的な外交姿勢が主に自由経済連合諸国とタヂカラオ国の批判を浴びることとなった。現在はこれを完全に黙殺する形で経済圏拡大以外の外交活動を殆ど見せておらず、FERUは外観的に北大路とユーフォリアによって主導されているようだ。

今となっては年配の方以外は文献でしか知る由が無いが、旧タヂカラオ国に関する捏造報道、国内でのデラルーシ移民への人種差別と自治権の付与・剥奪事件等によって旧タヂカラオ国と外交問題を抱えていた国であり、現タヂカラオ国との関係にも尾を引いている(無論歴史的経緯だけではあるまいが)。

国土は大きな一つの島で、北部に多数の巨大都市、北東部に首都グラン・ネクサスと工業地域が存在する。以前、筆者が他誌で「グランネクサスは陰鬱な都市だ」という記述を見かけたことあったが、どうやらこれは隣接する工業地区の排煙が首都上空に流れこんでいるためのようだ。また、どういう理由か分からないが民主主義のシンボルたる議事堂が離れ小島に設置されており、中央から隔離されている。ミサイル防衛区域からも外れており、大阪共和国の奇襲攻撃を許した後の都市設計とは思えない。

また、我らが祖国と同じく、まともな観光地は存在しない。往々にして極端な合理主義者の面を見せるマグザムらしい都市設計とも言えるが、観光都市が一定の収入をもたらす面が再評価されれば、そのうち観光地も増えるかもしれない。私が薦めようが薦めまいが、かの国に観光に行きたいと思うタヂカラオ人は殆どいないとは思うが。





フリューゲル暦300年10月22日発行
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