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ストリーダ通信社  ストリーダ王国の国営報道機関
11月 03 (土曜日) 2018
【社会】内務省職員、共産・ザッハー氏に情報提供強制され自殺 音声記録で発覚、公安庁に告発―内務省 ほか 13:13  ストリーダ王国 
【社会】内務省職員、共産・ザッハー氏に情報提供強制され自殺 音声記録で発覚、公安庁に告発―内務省













(上の写真:内務省庁舎)

 内務省は802年5月15日、同省に勤務していた女性職員が、ローゼッカー首相の携帯電話に関する機密情報を不正に持ち出すなどして情報を漏洩していたと発表した。同省によると、同月9日に家族から女性職員が自殺しているのが見つかった連絡があったという。

 同省によると、女性職員は同省のデータ監督管理局に在任中の796年10月~802年5月、ローゼッカー首相の携帯電話や一部の公共監視カメラに関するデータを無断で持ち出すなどした。

 さらに、女性職員は共産党党首のファビアン・ザッハー氏に情報提供を強制されていたことが、遺品の音声記録で発覚した。同音声記録は自殺直前に内務省宛てに郵送され、同日内務省が公安庁に告発した際に、公安庁に声紋鑑定を依頼していた。同音声記録の声と過去にザッハー氏が発言した音声を比べた結果、ほぼ完全に一致したという。ストリーダ通信社でも、民間の音響研究所に声紋鑑定を依頼し、公開された音声記録とザッハー氏の音声を比べてみた。アイヒホルン所長は「99%以上、同一人物の可能性があります」と述べ、鑑定結果を示した。

 音声記録において女性職員は、共産党本部爆撃事件発生前の796年7月、ザッハー氏に薬の入った飲み物を飲まされて意識朦朧の状態にされた上で、強制的に肉体関係を結ばされたと発言した。加えて女性職員は、「言うことに従わないなら(女性職員の)写真と個人情報を流出する」としてザッハー氏がその関係につけ込んで同省の極秘データのコピーを盗み出させ、これを得たとも発言した。

 確認できた情報流出は14回に上るという。公安庁は、流出された情報が共産党本部爆撃事件、ベッケラート妻子拉致事件、首相暗殺未遂事件等に利用されたことを視野に入れて調査を進める方針。また、内務省は早急に事実関係を調べて全職員対象のカウンセリングを実施するとともに、臨時予算を投じて、データ管理システム等の改良・各職員のデータの持ち出しを検知する装置を設置するなど、セキュリティ対策全般を強化する。



【ローゼッカー首相暗殺未遂】公安庁、ローゼッカー首相暗殺計画を阻止 看護婦を装った女逮捕

 801年3月8日、看護師を装い、入院中のローゼッカー首相の暗殺を計画していたとして、左派過激思想の女を逮捕した。刃物を使った襲撃を企て、首相の「斬首」を計画していたという。公安庁が明らかにした。

 公安庁の発表によると、女は、「必ずやメシア様のご期待に応えます」「マグダレナ・ローゼッカー、お命ちょうだい」「魔女(ローゼッカー首相)の首を切り落としてやる」などと大声で叫びながら刃物を持って暴れ出したため、警官らが女をうつぶせにして制圧した。また、女は共産党の党章バッジを所持していた。この計画は、公安庁と首相府の中央情報局が少なくとも数週間かけて捜査を進めていた。

 レンギン公安庁長官は「近々にも女の精神鑑定を実施する予定であり、因果関係などについては目下調査中。様々な可能性を視野に入れて捜査している」とのコメントを出した。

 今回の事件を受け、ザッハー共産党党首は、容疑者の女に関して「そんな人のことは知らない」と述べ、「政府による自作自演」と主張した。同党機関紙もザッハー党首を擁護し、今回の事件を「我々に対する弾圧の一環」として党員に団結を呼び掛ける趣旨の記事を掲載した。

 一方、ある元共産党員は、今回の共産党の反応について「機関紙購読の強要は日常茶飯事であり、今や党員は洗脳されている。今回の主張も水掛け論で時間稼ぎをしようとしているだけに過ぎない」と述べた。

警察署駆け込んだ女を拘束、首相暗殺未遂に関与か

 「失敗した、メシア様に殺される」「人に追われている、助けて」-。801年3月15日、ファルロイト特別区内の警察署に駆け込んだ女が首相暗殺未遂事件に関与した疑いで拘束されていることが、公安庁の発表で分かった。女は、既述の看護師に変装して首相暗殺を図った女の仲間であるとのこと。

 捜査関係者によると、女は14日夜、1人で同署を訪れ、署員らに救助を懇願。同署は女の身柄を拘束し、女らが口にする「メシア様」が誰を指しているのかを取り調べで聞き出している。

 
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