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The Red Brightness  カルセドニー島共和国の総合通信社です。
民営に移管し、英訳は中止しました。
2月 27 (月曜日) 2017
【政治】第9回大統領選挙結果、リヨネが薄氷の五選 20:04  カルセドニー島共和国 
【政治】第9回大統領選挙結果、リヨネが薄氷の五選



 700年11月8日に行われた第9回大統領選挙の結果、リヨネ・アメシストが国内20の市のうち8市を制して1位となり3回連続5回目(675年の臨時選挙を含めれば6回目)の当選を果たした。しかし、次点の労働党、レンデ・アゲートは6市、社会民主党のレンク・モスアゲートは5市で勝利しており、2位・3位候補の勝利市の合計が当選したリヨネを上回っているため相当な僅差の勝利だったといえる。

 リヨネ大統領は690年の前回選挙と同様、選挙期間中の演説を徹底して3Dホログラムを用いて実施、大統領府の全面的なバックアップのもと選挙運動を展開した。野党系の各候補は大統領府が特定の候補を支援していることを批判したが、大統領府が現職の大統領を支持するのは憲政以降の伝統ともいえるため、この点が大統領選に大きく影響することはなかった。その一方で、近年の危機的な経済状況やヴァノミス難民の流入による社会構造の変化については特に東南部で政権を批判する声が強まり、クリストバライト市以南、サードオニクス市以東ではことごとく左派候補が勝利を収めた。

 左派候補は労働党のレンデ、社会民主党のレンクを合わせて11市で勝利を収めたが、外交政策への対立から候補を一本化できなかったことが災いした。もともと南部での支持を労働党に奪われつつあった社会民主党は労働党との相乗りを検討していたが、急進的な鎖国政策を提唱する労働党と、国際社会との協調と友好国との軍事的な関係の強化を主軸にした“レハシ外交”を掲げる社会民主党では決定的に意見が対立し、結局それが原因で半数に満たない市でしか勝利していないリヨネに大統領の座を守られることになった。



【政治】レンデ・アゲート労働党書記長、大統領選の決選投票の実施を要求



 第9回大統領選挙において僅差の次点で敗れたレンデ・アゲート労働党書記長は11月10日に会見を開き、大統領選の上位2名による決選投票の実施を要求する声明を発表した。現在の大統領選挙法では、1位候補が過半数の得票を獲得したかどうかにかかわらず1位候補が大統領の資格を得ることになっているが、レンデはこれに対し「国民の過半数が就任に反対している候補が大統領になることは認められない」と強く批判した。決選投票が行われれば社会民主党のレンク・モスアゲートが勝利した5市の住民ののほとんどはレンデに投票すると考えられており、レンデが大統領に当選する可能性は極めて高い。

 これに対し、大統領府は決選投票は法で定められていないとして拒否する構えを見せており、両派の対立は大統領選直後から深まっている。



【政治】第9回共和国議会選結果、労働党が第1党に



 700年11月8日、大統領選挙と同日に実施された第9回共和国議会選挙の結果、労働党が南部諸市の支持を大量に集めて92議席を獲得、第1党となった。左派政党が第1党になるのはレハシが大統領に当選した670年の第6回共和国議会選挙以来。既存の政党は労働党の勢いに押され軒並み議席を減らし、特に支持基盤だった南部を労働党にさらわれた民政・社会民主両党は半数近い議席を失う大敗北となった。

 労働党は議会の過半数を確保するために社会民主党に協力を打診しているが、社会民主党側では労働党との外交政策面での対立や、“議席を大量に奪われた”ことへの恨みなどから労働党に対し批判的な意見が根強く、現時点では態度を明確に示していない。

 一方の国民・民政の右派連合は大統領選でリヨネが辛うじて当選したことを背景に、内政面ではともかく外交政策が比較的近い社会民主党に対し協力を要請する構えで、今後の議会のキャスティング・ボードを握るのは社会民主党になりそうな情勢である。



政党     議席数 政治的スペクトル 増減

国民党     80   中道右派    -25

十字教民主連合  9   右派      -11

民政党     22   中道右派    -21

社会民主党   46   左派      -29

労働党     92   左派      ---

その他、無所属  1



【政治】十字教民主連合候補、サードオニクス市で勝利



 11月8日に行われた大統領選挙で、十字教民主連合が擁立したハギト・カーネリアン候補がサードオニクス市で勝利を収めた。ハギト候補は選挙期間中一貫して対外強硬政策を訴え、“共和国が有する国際社会への影響力を現政権は無駄にしている”などと主張した。ハギトの主張は国内の大部分の市では無視されたが、サードオニクス市では「共和国民の怒りを代弁している」などと受け取られて与党と左派政党の足の引っ張り合いもあって最多得票を獲得した。選挙全体では泡沫候補に過ぎなかったとはいえ、ハギトはサードオニクス市の名族であるハギ一族の現在の当主であり、彼の父ハギネ・サードオニクスが起こしたレハシ大統領暗殺事件によって大きな不名誉を負ったハギ一族、ひいてはサードオニクス市自体の復権を果たしたといえる。



【国際】直衣宮皇帝以下、石動皇帝家が共和国へ亡命



 大統領府は11月7日、直衣宮皇帝以下、石動皇帝家の共和国への政治亡命を認め、海軍部隊を石動近海に派遣して皇帝家の共和国への移送を行ったと発表した。皇帝家は混乱する石動情勢の中で政争に利用され、細川軍の手によって首都に幽閉されていた。

 現地時間10月31日深夜、直衣宮皇帝は皇族と共に近衛師団の護衛の下密かに首都室満京を脱出、山岡府玉緒市宇野泊地において海軍の協力者が掌握したやさかのいりひめ級軽巡洋艦「めずかんのん」に乗艦、11月1日夜明けに石動領海を脱出した。カルセドニー海軍はエウロパ級フリゲート「ガニメデ」、パラス級コルベット3隻からなる特務艦隊を編成して石動近海へ派遣、公海上で「めずかんのん」と合流し直衣宮皇帝以下の移乗を行った。特務艦隊は6日間かけて共和国まで帰還、11月7日早朝にクリソプレーズ軍港へ帰港した。

 作戦の指揮にあたった第4艦隊司令長官ルナク・パームグラネット中将は、海軍総旗艦として日ごろ用いられている「ガニメデ」までも投入してこの作戦にあたった理由を問われ、「皇帝陛下に軍艦の狭い部屋を長期間ご使用いただくことは申し訳ないと考えられた。『ガニメデ』は総旗艦として比較的広い居住設備を有しているので、一部の兵装の人員を降ろせば皇帝陛下のためのスペースを確保することが可能だった」と説明、さらに計4隻で行う小規模な任務に第4艦隊司令長官ルナク中将が自ら参加した理由について、「皇帝陛下をお迎えするのであるから、ある程度歴史ある家系を持つ者が向かうべきだと防衛委員長から直接指示があった」と説明した。
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