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2月 05 (金曜日) 2016 | ||
「解放」636年3月13日付 | 13:53 | |
スコッチランド共産主義同盟革命評議会(最高ソヴィエト)は全会一致でベルサリエーレ問題に関してガトーヴィチ帝国主義、ベルサリエーレ軍国主義ならびにそれに群がる利権屋国家の軍事行動に対して非難決議を採択した。 革命評議会の同志ウィリアム・クラーク議長は、採決直後の記者会見で各国記者団に対して以下の声明を発表した。 ---- 今次戦役はこれまでの「人道問題」と大いに異質なものであり、どの陣営も倫理を大いに欠いた不正義極まりないものである。 戦争の勃発はベルサリエーレの挑発的文句による要素は大いにあるが、しかし瓦帝の好戦的態度がそれを助長し、辺国の態度を硬化させたのは近年の報道で明らかであるのは言うまでもない。 そもそもヴァノミス問題のように平和的なプロセスによって解決した事例があるというのに、それを参考にしなかった両者の態度は、人民の存在をまるで無視したブルジョワ的思考回路にほかならない。 また、今次戦役で瓦帝に与し、火事場泥棒的に参戦したレゴリス帝国主義、成蘭帝国主義の悪辣な行動を断固として非難する。 成帝の参戦する理由が「条約に基づき」というが、まったくのペテンである。 成帝の参戦の根拠となる成蘭・ガトーヴィチ相互安全保障条約第二条にはこう書いてある。 >第二条 両締約国は,いずれの一方の締約国に対するいかなる国の武力行使にも反対する。 >2 両国のいずれかが戦争状態に陥った場合、他方の締約国は参戦する義務を負い、共同して防衛しなければならない。 >3 「戦争状態」とは宣戦布告を受けた、あるいはミサイルの着弾を確認した時点から国際慣習法に基づく終戦処理が完了する時点までと定義する。 >4 両国の合意の下、いずれかの軍隊を他方の国に駐留させることに同意する。駐留に際しては、別途協議することとする。 まずいかなる国の武力行使と書いてあるが、先に武力を行使し戦争を始めたのは瓦帝である。また、第二項に共同して防衛しなければならないとあるが、先にあげたとおり、防衛する側は辺国のほうである。もっとも、この条約が侵略行為を否定していない以上、侵略をする意図があるからだと言われればその論理も通用するだろう。 レゴリスに至っては論外だ。この国はシーレーン確保のためといいながら必要のない参戦に踏み切るというハイエナのような愚考に出ている。 いずれにせよ今次戦役は1%のブルジョワジーが99%のプロレタリアートの意思を踏みにじり互いの人民を殺しあわさせるために開始した帝国主義の強盗戦争である。両国の全労働者人民はこの悪辣な強盗戦争を止めるべく、ただちに革命へと決起せよ! 万国の労働者団結せよ! (写真:熱弁するクラーク議長) | ||
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