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2012
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石動和寧日報 旧龍鮮日報、石動移民後、在石和寧人向け新聞として再出発 | ||
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12月 07 (日曜日) 2014 | ||
【政治】常民院総選挙、国民民主連合政権維持も右派勢力拡大 | 15:25 | |
561年(天安48年)6月3日、常民院総選挙が実施された。 この5年間で丁政権最大の成果はレゴリス帝国との国交正常化であったと言える。557年(天安44年)8月17日、レゴリス帝国建国250周年記念式典に際して丁総理はティアナ・ベッテンドルフ帝国総統に会談を申し込んだ。会談には皇帝・皇后両陛下も御臨席賜り、庚午護国戦争以来破壊されたまま放置されてきた両国関係に和解と友好の光が差し込んだと見て十分な成果が得られた。 会談の成果 【大幹帝国とレゴリス帝国の間における不可侵条約】 第1条 本条約は大幹帝国とレゴリス帝国間の相互不可侵を規定する。 第2条 大幹帝国・レゴリス帝国は相互の武力行使発動を控える。 第1項 禁止される軍事行動はミサイル発射、衛星破壊砲、レーザー発射、陸上部隊派遣である。ただし、怪獣、海賊出現国の援護をする場合はこの限りではない。 第3条 大幹帝国・レゴリス帝国は第三国との間に発生した国際問題に対し相互に中立を保つ。 第4条 本条約の有効期限をフリューゲル暦で10年とし、締結国の異議がなければ自動的に更新される。 第1項 本条約を破棄する場合は、破棄の半年前に通告する。 両国間の各種交流の再開 両国の大学への留学生の派遣 企業交流 経済交流 歴史教育の見直し 両国において、(庚午戦争交戦国の)敵対的・否定的歴史教育の是正 「仁河国際スポーツ大会」「麗瑞第三回国際商工博覧会」への支持・後援取り付け 一方、会談と和解に異議を唱える右翼団体の抗議は日増しに増大化していった。国民社会主義の愛国行動党と極右の幹民族統一党は彼らと共同歩調を取り、丁政権批判を展開した。 姜明守・愛国行動党総統 「我が祖父、姜英哲は卑劣な水宝玉・レゴリス・ミッドガルドと戦い幹国の名誉を守られた。私はその意志を継ぎ、断固帝国主義侵略者を懲罰する!」 金孝一・幹民族統一党総裁 「我が民族の敵、レゴリスを許した丁純憲は民族反逆者である!」 (561年4月20日、丁純憲糾弾国民大会での発言) (丁純憲糾弾国民大会での右翼団体によるレゴリス国旗・国章火刑) 選挙戦の最中には、地方遊説中の丁総理を刺殺しようとした青年によるテロが起こるなど、国民民主連合にとって辛い戦いとなったが、結果は新時代への展望を期待した国民の支持により政権維持に成功した。 一方、愛国行動党は14議席増、幹民族統一党は5議席増の拡大に成功した。 【皇室】燕海君皇太曾孫殿下、宮城前の右派団体を一喝! 総選挙後も反丁政権運動を続ける右派団体は、議政府・首相官邸・帝国議事堂前でデモを行っていたが一部は宮城「慶福宮」前まで隊列を広げていた。 そこに、燕海君鶴秀皇太曾孫殿下(14)が姿を顕され、「静かにせんか!『忠義の士』を自称するなら態度を弁えよ!」と一喝なされた。 すると太極会の高桜誠(コ・オソン/고우성)会長は「殿下、私共は君側の奸を討ちに参りました。」と述べた。 以下、殿下と高会長のやり取り 殿下「君側の奸とは誰か?」 会長「宿敵レゴリスを許した丁純憲総理でございます。丁総理は帝と臣民を欺き幹国を誤った方向へ導こうとしているのです。」 殿下「庚午戦争の敵国との和解は帝の御意思である。相国(総理)は奸臣ではない。寧ろこれを叩く卿らこそ御稜威に背く奸臣ではないか?」 会長「・・・」 以後、右派団体は官庁街から撤退し姿を現さなくなった。 (燕海君殿下御真影) ------------------------------------------------------------------------------------------------------ 龍鮮日報 第六十八号 天安48年(561年)6月10日発行 | ||
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