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L'Osservatore Erana  エーラーン教皇庁の「半公式」新聞
3月 25 (水曜日) 2015
【国際】教皇即位式を挙行 他 11:17  エーラーン教皇国 
【国際】教皇即位式を挙行

 ペルセポリス・聖カルティール大聖堂において第3代教皇シャフナーズ・フォシャー・スピターマの即位式が執り行われた。招待に応じて出席された各国貴賓・教会関係者による祝福の中、新教皇聖下は教皇冠を首席枢機卿により授けられ、正式にエーラーン教皇国教皇に即位された。

 教皇即位式は一般民衆が立ち入ることができない大聖堂内で行われるため、式後のお披露目の姿を一目でも見ようと、聖堂前のスプンタ広場周辺には10万人を超える群衆が詰めかけた。これは先代までの教皇の即位式に集まった人数の倍以上であり、新教皇聖下への期待とその人気がうかがえる。

 即位式後の会見で、教皇聖下は「私は本来、教皇になるはずの人間ではありませんでした。父が凶刃に倒れ、兄が異教に染まったことで、私がその職を負うことになったのです。私は全力でもってその責務を果たそうと思いますが、未熟であることは御周知のとおりです。是非とも神官・信徒の皆さんに協力していただきたいと思います。」と述べられた。

 また、先の内紛において逮捕された者のうち、直接破壊活動等に関与した者以外の恩赦が行われた。これは新教皇聖下の「誤りは誰にでもあります。私はその人たちが自らの汚名を雪がんとすることに期待したいのです。」というお言葉によるものとされる。慈愛に溢れるその行動の一方で、僭称者とされる兄・アーラマーンに対しては皇籍剥奪を教皇内事管理室に命じており、その厳格な一面も垣間見せられた。

《ご臨席を賜った各国代表者(確認順)》

石動第三帝国:洞院夏子駐エーラーン大使閣下 

エルツ帝国:ネグローム首相閣下 アブラハム・プラヴァシ大司教座下

アルドラド帝国:ヘクター・リーツマン外相閣下

テークサット連合:ムーックディン・ヤルナ副首相閣下

ノホ・ヘレコ連邦:アネエルテムエラ外務府長官閣下

フランドル第二共和政府:ジャン・ジェルベ大統領代行閣下

フリュー第二帝政:ルバニア王国代表

レゴリス帝国:ティアナ・ベッテンドルフ総統閣下 リゼット・ヴェルトミュラー大主教座下



【政治】即位後初の行事は戦功者の受勲式

 教皇即位式の翌日には、先の内紛で戦功を挙げた将兵に対する受勲式が行われた。教皇聖下は即位後初となる行事に緊張の面持ちで臨まれた。

 受勲者は以下のとおりである。

〈ブラウアー・マックス勲章(戦功章)〉

ブリュンヒルデ・フォン・イーゼンステイン教皇騎士団長

……政府連合軍総指揮官としての活躍・功績を称えて

ヨハンナ・フォン・シャルンホルスト救世陸軍少将

……ボンベイ解放作戦の立案・計画に対する表彰

ルバニア国王ブラード・ウェルブ・フォン・ヴィルカース陛下

……ルバニア王国軍総司令官としてテロリスト殲滅に果たしたその功績を称えて



〈スピターマ家勲章〉

ザルリンドフト・ターター

ウィダルナ・スピタメネス

アルバート・フォン・ウーフー ルバニア王国軍准将

アンネッテ・フォン・シュタイナー ルバニア王国軍准将





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