【明るい選挙】

　昨日、われらスオミ人民は、歴史的かつ未来的な、第一回人民議会選挙における投票ならびに開票作業を、厳正かつ模範的に完了した。投票中にも、一部の地方ではファシストと反動主義者による卑劣な妨害が行われたが、スオミが世界に誇る人民の赤い治安部隊は、これを完璧に阻止した。

　投票の結果は、以下のグラフの通り。



〈投票率〉■■■■■■■■■□（89%）



〈議席配分リストへの賛成〉■■■■■■■■■■（95%）



　われわれはこの度の選挙により、人民の意志と国家への忠誠を確認したことになる。建国間もないスオミ民主共和国が、国際社会でも先進的な選挙制度を持ち、しかもそれを厳正かつ公正に執行したという事実は、世界中から熱狂的称賛を浴びている。



　本日、人民議会は最初の開会式を迎えた（＝写真）。革命的民主国家スオミに栄光あれ。





【第一次五カ年計画】

　中央人民政府は、人民議会選挙結果における、全人民の先生カルヤライネン同志率いる社会主義統一党とその他の政党に対する支持を踏まえ、第一次五カ年計画を発表。以後五年間で、わが国の開発は以下の様な主要開発目標を設定される。



　・人口の倍増

　・経済力を国際順位20位まで上昇

　・共和国勢力下における反動勢力・テロリストの消滅



　スオミ人民を代表する最高の国家権力機関である人民議会は、五カ年計画を全面的に追認。また、中央人民政府は、五カ年計画における責任者として、同志イッヴァリ・ヨルマを任命。彼ならきっとやり遂げてくれることだろう。

　スオミ労農人民・兵士の最高の指導者、同志カルヤライネンは、人民の代表議会であるスオミ人民議会を招集し、過日その席上でフィンランド民主共和国の建国を高らかに宣言。社会主義統一党第一書記であられるカルヤライネン同志が、人民議会の圧倒的支持のもと中央人民政府首班に就任したことは、記憶に新しい。



　そして本日、人民議会はスオミ民主共和国憲法を全会一致で採択した。

　第一書記同志は、可及的速やかな人民議会の解散総選挙を約束。憲法に基づく民主的選挙がスオミ人民にもたらされる。



　国際社会において、われわれ式の革命方式には、賛否両論があることだろう。しかしながらその政治姿勢に関わらず、われわれは第一に、全世界規模における絶対君主制とファシズムに対する抵抗を必要としており、そのためには万国の政府ならびに労働者・農民が共闘しなければならない。

　封建君主反動がフィンランドそして世界から駆逐される日は、もうすぐそこまで来ている。正義の季節が冷たい雪を溶かし、そこにマルクス・レーニン主義の赤い花を咲かせるだろう。



　http://www.youtube.com/watch?v=nqJT0Qz0Vj4

　万雷の拍手の中、松明を持って行進する若者たち（動画はイメージであり、実際のものではありません）



　TOTUUSとは、フィンランド語で「真実」の意。