・大統領令布告　砲弾備蓄増量計画発表





ルーシェベルギアスによるアヴァシン傀儡政府成立並びに急激なアヴァシン国へと浸透を始めたシオン教国に対抗するかたちで大統領は砲弾の製造停止解除等々の大統領令を布告。



続いて大統領は第一親衛連隊ヴォルガを閲兵。その際ヴォルガ連隊将兵に対し「今まさにファシストによる恐るべき侵略行為が遠い異国で始まっている、諸君らはそれを黙って見ているだけか」「ヴォルガ連隊は自衛軍の初弾としてファシストの心臓に食らいつくだろう」とする激励を飛ばした。





緊急左翼ブロック中央委員会にても大統領を支持する決議が可決、国民議会においても共和国党を除く野党は棄権票を投じ、与野党によるルーシェベルギアス非難声明が可決された。





専門家は今回の大統領の行動に対し「ある種のパフォーマンスではないか」と述べ一方で「人民国連内のイニシチアブを握るために限定的な措置をとる可能性も捨てきれない」とした。後者に関しては「0とはいいきれない、諸外国、特に国連の先進国が許せば大統領はやりかねない」

・レゴリス＝ボルガ・コーヒー社労働者労働環境改善を訴えデモ、一部治安部隊とも衝突か





ルーシェベルギアス国営放送局Exquisite Dreamによって報じられた筆頭株主コルサコフ氏の発言を受け、レゴリス＝ボルガ・コーヒー社の労働者がストライキを通じ労働環境の改善を訴えた。

さらに状況打破を狙い政府に訴えるために労働者600名（デモ主催者発表）はネオ・ヴォルガ市にてデモを敢行一部市民団体や労働組合も合流し15000名（デモ主催者発表）へと膨れ上がった。

これに対し政府指導部は強制解散並びに治安維持部隊への投入を決定。大統領宮殿やレゴリス政府関係役所やレゴリス＝ボルガ・コーヒー本社に治安維持部隊が実弾入りの小銃で武装し警備にあたった。

デモ隊はこれを受け赤の広場にて決起集会開催を行うことをネット上で宣言、政府無許可による開催に対し治安維持部隊が急行しデモ隊と対峙した。そして午前九時一発の発砲音と共にデモ隊側から強行突入を開始、これに対し治安維持部隊本部は実弾の使用をなし崩し的に許可市民200名以上の死傷者治安維持部隊18名の殉職を出したこの事件に対し大統領府は「謎の一発の銃声」「治安維持部隊本部は何ら間違ったことを行っていない」「悲劇だ、避けられない悲劇だった」とする声明を発表した。



その他ヘッドライン

・スオミ偽りの民主化社説はすべてのスオミ労働者を目覚めさせるだろう　ラスコーリニコワ大統領

・天下の悪法国家保安法に龍鮮民族の革命的抵抗、献身的暴動、労働者的遊撃戦を要求　左翼ブロック体外連絡局

・スターリニストに扇動された反革命農民28名を公開処刑　「国家治安作戦司令部発表」

・ノイエクルス大隕石災害にて政府特使派遣せず、国民議会にて黙祷

・コンポ共和国 経済・行政顧問団受け入れ

・ラスコーリニコワ大統領　「国連は先進国の社交場」と非難





本日大統領宮殿にてラスコーリニコワ大統領は記者団らを前にし、先進国を中心に議論中のいわゆる国連問題に関しこう述べた「国連というものがありますが、我々は一切の関与と議論の参加することもないだろう」とし「国連は先進国の社交場と化すだろう」

ラスコーリニコワ大統領は続けて「現在フリューゲルの主導権を名実ともに握ることを断固として許さない、我々は全ての民衆にライフルを提供し、全ての帝国主義的侵略戦争を内戦へと転化させるだろう」と誤記を荒げ言い放つと記者団をあとにした。

事実上の国連不参加を明言した大統領を待っていたのは野党の激しい非難の嵐だった。だが一方で野党共和党はこの大統領の発言を強く支持するなど野党一本化、協力構築はなされてないとみられる点が多く与党左翼ブロックの磐石な体制がひいてはこの国の完全独裁を約束するのではないかと危惧する専門家も少なくない。

・労働者民主暴力運動国際民主主義統一会議国際大会ネオ・ヴォルガ市で開催



北ヴォルネスクにてロザリアの訪問団が来訪した。来訪理由は言うまでもない

同国間と交わされた事実上の同盟である労働者民主暴力運動国際民主主義統一会議

第一回国際大会が開幕されるからだ。

社会党や社会民主党左派本部、大統領府官邸には国際大会開幕を祝す垂れ幕や

大量の赤旗や黒旗が交差され地球のアナボル論争ここに終結するというスローガンが

でかでかと掲げられている。



社会党青年党員や社会党の民兵組織赤旗団員や社会民主党左派の民兵組織攻撃隊が

赤旗と黒旗を掲げ「われわれは一つとなる！社会主義と無政府主義の革命的和解の前進へ！」

という掛け声とともに会場となるネオヴォルガホテルを囲み大会参加団に歓迎の声を上げた。



一方で治安機関とのにらみ合いを続ける野党勢力、国際大会反対派、反共・反マルクス・

反無政府主義勢力の名だたる右翼らはネオヴォルガホテルで開催される国際大会への

開幕阻止を訴え散発的な衝突は起こるものの、未だ大きな混乱は起きていない。





・ジヤヌーク・ルージュへの影響力強化か、野党「それは大国の仕事だ」と非難



ラスコーリニコワ大統領は本日、ジヤヌーク・ルージェ国への人道的観点からの

食糧支援並びに資金の援助を行った。これにさきがけ国民議会の最大野党共和国党は

「食糧支援ならまだわかるしかし何故貴重な資金まで国民の血税まで投入するのか」

また国家キリスト教同盟は「ラスコーリニコワ大統領率いる左翼ブロックは

ジヤヌーク・ルージェへの影響力強化のためならば国民を飢え死にさせても厭わない

政策をとっている」として批判続けてロザリアの「殲滅布告」に関し同国に強く抗議した。



専門家は今回の援助によって何を得るのかという我々の質問に対し顔を強ばらせ

言い放った「成蘭連邦王国が既にジヤヌーク・ルージェへ資本投下の用意がありその金額は

我々が逆立ちしても出せない額だろう、そんな大国相手に意地を張って資金を援助し

兄貴分ヅラし何がしたいのかさっぱりわからない」

・労働者民主暴力運動国際民主主義統一会議結成　赤黒協定





大統領府長官ペトロフ氏は現在進展中のロザリアとの会談にて

労働者の限定下、非常事態下において暴力つまりテロルの適用を

うたった国際的な同盟機関が両国に締結されることが約束されたと述べ

またこれに応じて国内外の民主主義防衛のため軍の再編が大統領代行の指示の下

行われることが発表された。





国会ではこれを「赤黒協定」「アカとクロの結婚だ」と非難、

また自衛力の強化に関しては「軍の協力を勝ち取り独裁をはじめる気だ」

「自衛軍ではない人民軍を作る気だ」とするシュプレヒコールがなった。





・フリュー・ソヴィエト政権崩壊に関し「フリューゲル情勢複雑怪奇」

・左翼ブロック大会「ラスコーリニコワ代表の全面支持貫徹」を確認

・反スターリン主義法により　国民党左派、共産党両派を非合法化

・「すべての国際左翼運動の未来はない」国民党左派指導部公式声明





「予てから「暴力」や「無秩序」を看板に上げているロザリアと、我々のすべてのマルクス主義の民主化然ることながら左翼運動の民主化を要求してきた旧来の左翼ブロック及び現在の国民党左派は現状の政府の左翼運動の国際運動を顧みて、「民主主義」と「平和」の原則を強化、補填していくことを国際運動の支柱としなければ我々、否、全ての国際左翼運動の未来はないだろう」

これは国民党左派が強固に反対したものの賛成多数で決定された左翼ブロックの公式見解と政策への公然たる批判だ。左翼ブロック統一指導部は今件に関し、「批判の自由」はレーニン主義的な考えでは許されないが、我がブロックは民主的マルクス主義的な観点からして「批判の自由」を保証する。しかし左翼ブロックの統一的見解を阻害しうる行動に出た場合左翼ブロックの指導部によって得た利益を損なうつまり国民への公然たる幸福への攻撃と判断し、断固とした処置をとる。

とする国民党左派を除く統一声明を発表した、



統一した敵がなくなった今、我々赤い星通信が危惧していた左翼ブロックの崩壊が始まろうとしている、我々はこれを左翼運動の限界と捉えるか、或いは左翼運動の新たな一歩と捉えるかはヴォルネスク国民に委ねるだろう。





その他ヘッドライン

ルージェベルギアスへ穀物緊急輸出

コンボ共和国への石材を緊急調達、ラスコーリニコワ大統領今件に関し公式に謝罪

龍鮮戦争終結

国民党左派臨時党大会開催「左翼ブロックの在留か離脱」

・我々のマルクス主義宣言と理想と暴力と空想の無政府主義





まず我々マルクス主義を改良し議会政治における無限性を見出した一種の民主主義者として権力に媚びることを拒否しつつも一種の圧力機関として人民を蔑ろにするロザリアの無政府主義諸指導者に勧告する

諸君らのやっていることは革命ではない「カクメイ」だ、これは公然たる事実であり左翼の代表格である我々マルクス主義者であり改良主義者である多数派に飲み込まれるべきだ、なぜならばこれは歴史的必然であり民主主義と世界の人民の敵たる無政府主義的「カクメイ」行動の全てを轟沈させ、民主主義的平和革命を貫徹させる。

更に言えば権力の不在なしには革命など成し遂げることはできず結果ばかりを述べ、その手段を問いただせない無政府主義者の「カクメイ」家に修正主義と嘲笑される筋合いはない。

我々は、マルクス主義を暴力的に発展させたレーニン主義を否定し、更にはソ連の延命措置としての補完をなしたスターリン主義を攻撃する勢力であり、これを修正主義的と問うのであれば我々は一向に構わない。むしろ少なばかり彼等とは思想的寄り合いがあるが、無政府主義者のやからとは一切の関係も見いだせないだろう。

最後に我々は無政府主義者を究極の階級破壊者として世界史に刻まれ、そしてその堂々たる上面に我々の輝かしきマルクス主義の勝利の宣言が記されることとなるだろう。

・ヴォルネスク共産党世界各地で進行中の革命の評価をめぐり分裂





「我々は、国際共産主義運動を怒れる人民の正当なる行為によってなし得ようとしている全ての闘う民主勢力

を支持する」ヴォルネスク共産党書記長に対しゴローニン政治局員氏は「議会政治下の革命は可能ではないのだろうか

我々はロザリアのような暴力至上主義的、空想的な理論を下に民主主義、マルクス主義を否定する輩や

や議会下の革命を否定する夏華人民共和国、フリューそして現在進行形で革命闘争を続けている

スオミ人民政府とは違った平和主義の下の改革が必要だ」として

主流派と対立自らを少数派と名乗り分裂状態に陥った。

一方で与党連合「左翼ブロック」はヴォルネスク共産党少数派を抱き抱える形で最左派の

社会党を牽制し、左翼ブロック宣言と称した声明を発表



「ヴォルガ、ヴォルガよ、我々は議会政治にて勝利し、改革を成し遂げここに社会主義の勝利を目指す

ソレルの暴力論のように議会政治を攻撃し、あわよくば民主主義の最終的解体作業に入ったすべての暴力的組織を

国際的な枠組みでの包囲を繰り返し要求する、我々は産まれたばかりの子鹿のようなものだが

子鹿だからといって何も黙って食い殺されることは許されない、そんな自然という過酷な社会に生まれたのだ

我々『左翼ブロック』はすべての民主主義を擁護し、すべての全体主義を迎撃し、すべての極左冒険主義を殲滅する」

・政党連合「左翼ブロック」先進国を中心に巻き起こる社会主義革命の評価を巡り対立





「社会主義者ならばこの好機見逃すことできず」社会党書記長セルゲノフ氏

「暴力革命並びにマルクス・レーニン主義の世界国際民主主義運動の開扉的現象を迎撃せよ」国民党左派議長マリネンコ氏

「ファシストが戦列を並べんとするときに我々民主主義者、左翼が連帯せずにいつ連帯する」社会民主党代表チェルネンコ氏



これは国際社会で広がる国際共産主義運動に対する与党たる政党連合「左翼ブロック」の党代表のコメントだ。

これを見ての通り与党各党はその評価に対し一致した統一的見解を表明することをできずにおり、惜しくも

国家キリスト教同盟が推進した宗教色の強化に反対する市民の連帯といった統一的問題が今乗り越えようとするときに

その与党政党連合「左翼ブロック」の意義が失われかけんとしている。



ことに政党連合「左翼ブロック」の統一と連帯のシンボルたるラスコーリニコワ大統領の「国際社会は

惜しくも我々との見解に一致することとならず」とする声明は政党連合「左翼ブロック」の最左派社会党を

刺激し、野党ヴォルネスク共産党の批判を一向に向けられている。





その他ヘッドライン

親しみが持てる国、尊敬する国調査第一位は成蘭連邦王国

ラスコーリニコワ大統領福祉政策の強化を約束