7月2日大総統選挙と立法院総選挙が行われた。大総統には現職の王賢之臨時大総統（国民党）が選出された。

立法院総選挙では共産党が第一党となったものの、国民党と僅差であり、また人民行動党、民進党が善戦し過半数獲得には至らなかった。国民党は直ちに人民行動党と民進党に連立を打診し両党は連立内閣樹立に合意した。

王大総統は首班に同じく大総統選で戦った李クリスティアン氏（人民行動党）を行政院長（首相）に指名すると発表。近日中にも組閣が行われると思われる。



（定数800）

共産党　241

国民党　240

人民行動党 170

民進党　92

民族統一戦線　31

帝政党　26



大総統選挙

王賢之（国民党）　56.2

李師明（共産党）　30.1

李クリスティアン（人民行動党）　13.7



【国際】ミッドガルドと国交樹立。反共国家との連携強化へ

【国際】広州問題-外交部幹部「どちらに非があるのかは誰が見ても明らか。彼の国が国際社会の名の下に裁かれるのもそう遠くはない。」

【経済】国際市場で慢性的な建材不足。国内で建材生産ブーム起こる。

【社会】祆教徒過激派が成安市で爆破テロ。首謀者を逮捕。

政府発表によれば4月2日、南西部上慶にて国民党軍が武装蜂起したとのこと。

国民党軍はその日のうちに上慶市街地をほぼ占拠し、国民政府復活と王賢之総理の国民政府主席就任を宣言。また、東北・天海・五川でも国民党やそのシンパ、共産党に不満を持つ民衆が地元軍部隊と衝突しているとの情報もある。



「ゾロアスター教徒が南東部広州にて分離独立を宣言」

４月４日華夏のゾロアスター教徒を率いる華夏祆教協会が分離独立と広州祆教国の建国を宣言。祆教信者の保護を名目としたものであるが、紅京中央人民政府、上慶国民政府は双方ともこれを承認しないことを表明した。

マズダー本国からの指示によるものと見られているが、詳細は不明のようだ。

ミッドガルドの暴走は国際社会の絶え間ない平和を希求する声の前についに屈した。

同国は一連の暴走を全て「クーデター政権」なるものに責任転嫁したが、そもそもそのような発表は事前に各国に知られておらず、もしそれが事実だとしても、ミッドガルドは自国内の勢力すら把握出来ない政治後進国であることを知らしめたのだから、全世界に恥をさらしたことになる。発展途上国ならいざしらず先進国でこのようなことがあるようでは、軍事的に強いだけが大国の基準足り得ないことを古今東西我々に教えてくれる、良い教科書となりうるのである。

我々華夏人はこれを反面教師として今後の成長を望んでいかなければならない。



「隣国秋津の地震に我が国は」

隣国秋津で地震が発生した。それほど被害は大きくないようだが、我が華夏は民間政府をあわせて１兆Vaの経済援助を行った。秋津はかつて我が国と龍鮮を侵略し、多大なる苦痛を与えた帝国であったが、秋津人民には罪は無い、とするのが我々華夏人の共通した認識である。汝隣人を愛せよとどこかの宗教の言葉があったが、我々平和を愛する人民は国際平和・国際親善を推進する立場から、彼らに対して援助を行うのである。これは真に平和と国際秩序を愛するのであれば当然であるといえよう。