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10月 31 (金曜日) 2014
パラベラム通信第19号『ルーチ市の奇跡』 00:38   




画像はルーチ市包囲に於ける強固に抵抗するピウツカ所属の志願兵。





558年2月30日



革新派ポートランド=カントリーサイド領であるダンツフ港にレゴリス帝国軍、軍2個規模が到着。

これは革新派にとって待ち望んでいた事であった。



しかしおそらく革新派、保守派、両派にとって最も大きな出来事は557年11月25日に落下した『巨大隕石』であろう。ライシャワ構成地区の一つであり実質上の最前線都市であった『ルーチ市』は労兵赤軍5個軍団(約50万程度)に半包囲され激しい市街戦に突入していた、この『ルーチ市攻防戦は』555年の6月から実施されており、約2年もの間激しい戦闘を繰り広げていた。

この戦闘に参加していたのは革新派王国近衛第2騎兵師団、王国第2騎兵師団などの精鋭部隊と20万もの王国突撃軍『ピウツカ』(ルーチ市等からの緊急徴兵軍)であり、ピウツカに至っては5万近くにまでその規模を削られていた。

ルーチ市が陥落すればライシャワにおける猛烈な市街戦は不可避であり、革新派の命運も尽きていたとも言われるが、落下した巨大隕石により労兵赤軍の補給は途絶、また予備軍として備えてあった30万以上の将兵と10万以上の火砲が喪失したと言われ、さらにルーチ市からの撤退を余儀なくされたものの赤軍が撤退に転じる前にシコルスカ元帥率いる『王立近衛第一師団』が一日30キロもの快速で進撃し(この時赤軍はルーチ市包囲強化の為に戦力を南下していた。)フィルデリア=ランドハルト連合王国領まで到達し、これによってフィルデリア=ランドハルトも革新派を支持し挙兵したため、ルーチ市包囲に参加していた100万近い将兵が降伏または全滅される形となった。労兵赤軍の規模は現在1000万近くであり、全体としては大きな損害ではないと言われるものの赤軍上層部が受けたショックは大きなものであった。



現在は、フィルデリア=ランドハルト領を挟む形で両軍対決しており、今後もフィルデリア=ランドハルトが主な主戦場になるのではないか?と予想されている。



【人物】チャーチル首相の忘れ形見である『サー・ロザリンド・グレッグ・フォーミーリアー・チャーチル』氏は少女ではなく少年?! 一部議員の間で広まる噂。



【人物】革新派エデレス軍モントメリー元帥、ジールオール元帥。早くも作戦方針でレゴリス総司令官ターニャ・ディブリーク陸軍上級大将と対立か?

代表議会は調整役としてロリュー・アレックス大将を参謀総長として選抜した模様。



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