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2012
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石動和寧日報 旧龍鮮日報、石動移民後、在石和寧人向け新聞として再出発 | ||
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12月 22 (日曜日) 2013 | ||
【国際】元パルシア派遣顧問団が語るパルシアの実態他 | 13:40 | |
クラーシェ誓約者同盟軍の攻撃により光龍22年(506年)2月、パルシア国とパルシア民族はフリューゲルから抹殺された。パルシアは本当に滅びるべき国であったのか、実際に同地へ赴き、パルシア人を指導した元パルシア派遣顧問団の団長、大幹帝国文部院科学技術庁の林伯斉(イム・ペクチェ)氏にお話を伺いたいと思う。 ------------------------------------------------------------------------------ パルシア人はイスラム至上主義絶対で進歩性を欠いた国民であるという印象を受けましたね。後でクラーシェ国の調査で分かったことですが、シオン正教の影響を受けていたと聞いて納得しました。また、礼儀を全く弁えない者が多く、礼教の「礼儀の国」である幹国人として憤りを感じた部分が多々ありました。 我々は懇切丁寧な指導を心掛けていましたが、パルシア人は理解力に乏しく開発は遅々として進みませんでした。宗教教育が中心で、初等教育も分からない人が大半でしたからそれも仕方ないでしょう。 そして、我々が一番驚いたのは、「ケーニヒスベルク侮辱報道」が顧問団の責任にされたことです。「恩を仇で返す」とはまさにこのことでしょうね。 クラーシェ国はパルシア人を「劣等民族」と呼んでいるそうですが妥当な評価だと思います。実際にパルシア人と生活した我々が言うのですから間違いありません。 パルシアで過ごした4年間はまったくもって無駄であったとしか言いようがありません。 (元パルシア派遣顧問団団長・林伯斉) ------------------------------------------------------------------------------ 【政治】李沢相総理、パルシアに対する巨額援助の責任と汚職疑惑を追及され辞任 3月4日、常民院において「巨額援助により国庫への損失を与えた責任及び犯罪国家を育てた道義的責任」の問責決議案が可決された。鄭会昌(チョン・ヘチャン)愛国行動党執行委員は「李首相はパルシアに建材5億トン・40兆Vaという膨大な援助を行い、無駄にして国庫に損害を与え、さらに最悪の犯罪国家へと成長させてしまった。幹国の恥であり国賊である。」と痛烈に批判。 また、パルシア政府高官から賄賂を受けていたとされる文書を紹介し「李大尊から尹明策、呉勇邦、姜英哲、金幸徳と歴代の議政府総理大臣たちは清廉な人物であった。李首相は総理の権威に泥を塗ったのだ。」と述べ、議員に問責可決を訴えた。 李総理は3月5日をもって辞任。その後、「国家反逆罪」「収賄罪」により逮捕された。 ------------------------------------------------------------------------------ 【政治】鄭会昌議員、第6代議政府総理大臣に就任、外交立て直しを図る 3月6日、常民院は全会一致で鄭会昌愛国行動党執行委員を第6代議政府総理大臣として承認した。 鄭総理は所信表明で「李前首相が乱した外交の修復、特にクラーシェとの関係改善に努めたい。また、愛国行動党内、政府内の汚職・不正の排除を徹底し、姜英哲時代の美しい政治を取り戻す。」と述べた。 ------------------------------------------------------------------------------ 龍鮮日報 第四十二号 光龍22年(506年)3月10日発行 | ||
12月 19 (木曜日) 2013 | ||
【寄稿】クラーシェの強硬外交に見る中夏・水宝玉の面影他 | 20:07 | |
光龍19年(503年)クラーシェ誓約者同盟は帝政カールスラントをケーニヒスベルク大公国として版図に組み込んだことは記憶に新しいが、光龍21年(505年)8月、同国は幹国の友好国であるパルシア帝国に対し宣戦布告し、圧倒的な国力差を受けたパルシアはクラーシェへの服従を余儀なくされた。 パルシア帝国はクラーシェ11番目の領邦となったのである。 このようなクラーシェの強硬外交は477年世界赤化動乱においてスオミ王国に宣戦布告し、香麗を支援し我が国(当時の龍鮮王国)を侵略した中夏人民共和国や、レストア共和国に宣戦、これを併合し、ノイエクルス連邦・大幹帝国にフリューゲル史上最悪の侵略戦争を仕掛けた水宝玉王国(アクアマリン)の姿を思い起こさせる。 しかし、この中夏と水宝玉はその後どのような末路を辿ったであろうか? レゴリス領ラトアーニャ州時代のクラーシェは、侵略者の水宝玉やカルト国家のシオン総主教庁を激しく批判する正義の国であると、あの大戦を生き延びた幹国民の多くが認識している。 被抑圧者・弱者の味方であった彼の国は何処へ向かおうとしているのだろうか。 (外交評論家 金在順) ------------------------------------------------------------------------------ 【政治】反政府デモ隊、首相官邸を襲撃。李首相負傷 クラーシェの領邦となったパルシアを巡り、世論は沸騰している。「パルシアを救援すべきである。」と主張し政府を「弱腰外交」と批判するデモ隊は京城中心の帝国議事堂・首相官邸・愛国行動党本部へ向けて行進した。 一部の過激派は暴徒と化し、議事堂へ登庁する李首相の公用車を襲撃し閣下に負傷を負わせる事件が発生した。 議政府は暴徒に対し、国家保安法を適用、機動隊を投入し強制排除した。 ------------------------------------------------------------------------------ 龍鮮日報 第四十一号 光龍21年(505年)10月15日発行 | ||
12月 04 (水曜日) 2013 | ||
【国際】皇帝陛下・皇太子殿下、友邦エルジア共和国ご訪問 | 20:03 | |
光龍19年(503年)1月15日、今上皇帝陛下(58)と朴世成皇太子殿下(26)は帝国と長年に渡って友好を深めてきたエルジア共和国をご訪問なされた。陛下・殿下は同国国民より熱烈な歓迎を受けた。 陛下はジーン首相閣下との晩餐会でオセアニカ・アースガルド戦争後の同国の官民による復興援助に対して感謝の意を表され、終始和やかな雰囲気で時が流れた。 また、太宗33年(477年)の龍鮮戦争に派遣されたエルジア統合軍の戦没者が眠る、戦没者公園を訪問し、反共と幹国の平和の為に亡くなられたエルジア軍人たちの御霊に哀悼と感謝の意を表された。 皇帝陛下と皇太子殿下は1月25日、市民に惜しまれながら貴国なされた。皇太子殿下は「また、いつか必ず行きたい。」と侍従に語られたと伝わっている。 ------------------------------------------------------------------------------ 【国際】帝政カールスラント、関東連邦公国およびアウステルリッツ王国に対する最後通牒を通告 1月、帝政カールスラント政府は事実上の無政府状態にある関東連邦王国とアウステルリッツ王国に対し最後通牒を通告した。 --------------------------------------------------------------------------- 両国は100ターン以上の間、国際的に理由を公表することなく何ら施政を実施せず、一切の生産行動を行わず、人民に負担を掛け続けている。 結果、関東連邦公国では飢饉が長期にわたって襲い、人民の不満は頂点に達しており、アウステルリッツ王国は燃料が枯渇し、冬期に暖もとれない哀れな人民達で路頭に溢れている。 慈悲深き帝政カールスラントと皇帝陛下は以下両国の人民を救済すべく行動を行うことを決意し、帝国代表者会議は陛下及び宰相によって共同署名された「両国に対する救済のための軍事行動案」を満場一致で可決した。 両国の人民の余裕が幾らも残されていないことから可及的速やかな返答を要求するため、猶予はフリューゲル歴にて一か月。即ち二月中旬までとすることを宣告する。 これまでに返答の用意なき場合は、両国は指導者を喪失した無主地と見なし、代わって我らが統治する。 返答に必要な最低限の内容項目として求めるもの 1.国際社会に向けた施政不備の謝罪 2.然るべき施政再開の約束ないし今後も凍結する場合の説明 3.施政再開の場合の帝国による監督体制の受け入れ --------------------------------------------------------------------------- これに対し、クラーシェ成約者同盟がカールスラントの行為を帝国主義侵略行為と批判し宣戦布告を行った。 --------------------------------------------------------------------------- 弊国は最後通牒と称し、関東連邦公国とアウステルリッツ王国の植民地化を目論む 帝政カールスラントに対しエリザベート一世の名の下、宣戦を布告する。 帝政カールスラントこそ、各地で皇帝の暴政に対する反乱が相次いでいる国ではないか。 自国の管理すら出来ない後進国が他国の施政批判とは何事か。 弊国の要求は二点。停戦条件と判断されたし。 ・関東連邦公国およびアウステルリッツ王国への最後通牒の取り下げ ・帝政の廃止、反乱軍が求めている民主的国家への政体移行 以上。攻撃開始は18121期となる。 クラーシェ誓約者同盟皇帝 エリーゼ・シェルストリア --------------------------------------------------------------------------- カールスラント・クラーシェ間では激しい批判の応酬が繰り広げられており、戦争は避けられないと見られている。 李沢相総理は記者会見で「両国の行いともフリューゲル万国市民の平和と安寧の為に行われたものであり、その方法論の差異から今回の対立が起きたと信じたい。今のフリューゲルに戦争を望む者はいない。両国首脳が冷静に話し合って平和裏に問題を解決することが最善である。」と述べた。 --------------------------------------------------------------------------- 龍鮮日報 第四十号 光龍19年(503年)3月20日発行 | ||
12月 01 (日曜日) 2013 | ||
【国際】水宝玉聖王国(アクアマリン聖王国)の統治権国際入札 | 18:34 | |
光龍18年(502年)8月、先の大戦(オセアニカ・アースガルド戦争/庚午洋乱)においてOTOに侵略戦争を仕掛け、世界に大混乱をもたらした元凶である水宝玉王国(アクアマリン王国)が再建された。 幹国の盟邦であるノイエクルス連邦軍の精鋭は直ちに水宝玉へと進駐しアクアマリン救国戦線を撃破し、同国を占領下へ置いた。 先の大戦において水宝玉王国に対し、恨を抱いていた市民たちは盟邦の勝利に歓喜し京城をはじめ各地の都市でノイエクルス国旗を掲げた行進が行われた。 ノイエクルス連邦政府は水宝玉王国統治権の信託の国際入札を発表した。 ------------------------------------------------------------------------------ ■統治要綱 1. ノイエクルス連邦政府は先の戦争により獲得したアクアマリン聖王国に対する統治権を特定組織へ信託する。 2. アクアマリン聖王国統治機構の首長は連邦政府が派遣する総督がこれを務める。 3. 総督は儀礼的な役職であり聖王国統治の一切に関与しない。 4. 受託者はアクアマリン聖王国において連邦総督を除くあらゆる権威を超越した存在として権限を行使する。 5. アクアマリン聖王国のあらゆる資源は受託者が所有権を有する。 5-1. 本条項はアクアマリン聖王国が現有する資源、将来保有する資源、天然資源、国土、人口その他一切を包括する。 6. 受託者はアクアマリン聖王国に対し治安維持のため無制限に軍事行動を行う権利を有する。 6-1. 連邦総督及び連邦政府は6条に基づく活動を一切関知しない。 7. 信託期間は99ヵ年とし、期間満了後に再入札を行う。 7-1. 統治期間満了の5年前から満了までに期間延長の申し入れがあった場合、その期間の落札条件と同等の条件によって連邦政府は契約延長を認める。 ■入札要件 入札期間:18094ターン~18130ターン 期間終了時にもっとも高い入札額を提示した者が権利を獲得するものとする。 また以下のレート表に基づく資源による入札を認める。 商品1兆Va=4000億Va 銀1万トン=1兆Va 建材1億トン=2兆Va 石材1万トン=1兆Va ノイエクルス連邦商務省 国有財産管理局 --------------------------------------------------------------------------- 光龍18年(502年)9月現在、入札を表明しているのは、クラーシェ誓約者同盟のエーリッヒ・キルヒアイゼンルセナール選帝侯殿下(提示:200兆Va/銀10万トン)、幹国の尹昌均(ユン・チャングン)府院君閣下(提示:220兆Va/銀5万トン)、ルーシェベルギアス公国のルーシェベルギアス公爵兼イニストラードの君主ルティーナ殿下(提示:240兆Va)、ガトーヴィチ帝国のスヴャトホースト=イヴァニチ=リーソフ君帝陛下(提示:240兆Va/建材5億トン)、ファイアリヒ連邦共和国連邦評議会(提示:270兆Va)の4名+1団体である。 --------------------------------------------------------------------------- 【幹国からは尹明策首相の長子で正一品・尹昌均府院君閣下が入札に名乗り】 この国際入札に幹国からは第2代議政府総理大臣・尹明策(ユン・ミョンチェク)の長子で両班として最高位である正一品に叙せられ、尹珠希(ユン・ジュヒョン)皇后陛下の父として府院君の爵位を与えられた尹昌均閣下が名乗りを上げた。 尹閣下は鉄道・海運・金融の各分野で会社を経営する事業家でもあり、今回入札参加の理由を「幹国礼教の徳によってアクアマリンが真に平和を愛する国になるように教育したい。」と語った。 --------------------------------------------------------------------------- 龍鮮日報 第三十九号 光龍18年(502年)9月20日発行 | ||
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