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2012
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石動和寧日報 旧龍鮮日報、石動移民後、在石和寧人向け新聞として再出発 | ||
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10月 31 (木曜日) 2013 | ||
【寄稿】CAME再建は幹国の貢献が必須 | 20:44 | |
光龍8年(492年)のオセアニカ・アースガルド戦争(幹国呼称:庚午洋乱)の終結から5年、我が国は愛国行動党政府の卓越した領導により再建され、重工業立国の大門を開きつつある。 しかし、幹国の盟邦たるノイエクルス連邦(ノイエクルス自由国・南瓜共和国)やブリュノール共和国の経済復興は困難な道のりにある。特に南瓜共和国では国庫の資金不足により教育・公共工事などの行政活動が停滞し同国の国民生活に多大な悪影響を及ぼしている。 これには多くの要因があるが、最大の原因はCAME加盟国の殆どが自主貿易のノウハウに欠けていることであると指摘する。 無論、本来CAMEはブロック経済の性格が強かったことを留意すべきである。CAMEは伝統的に加盟国の絆が深く、ブロック圏内で資源が自給できていた歴史がある。これは帝国主義者の庚午六賊(ノ連に侵略戦争を仕掛けた6カ国の指導者)が我々に侵略と破壊の刃を向けるまでは機能していた。 しかし、帝国主義者によりその完璧なブロック自給体制が崩壊した現在、長年それに頼ってきた盟邦諸国は困窮の憂き目にあっている。 この難局を打開することができるのは、太祖陛下(朴成秀)の龍鮮統一(434年)以来、自主貿易の経験を重ねてきた我が幹国であると断言する。 今、我々幹国人がすべきことは全国民が身を粉にして働き、諸外国に輸出をして外貨を稼ぎ、CAME諸国の復興に貢献することである。それが、かつて龍鮮戦争(丁巳共乱)において中夏共産主義勢力から我が祖国を守り、先の大戦において正義と平和の為に戦った盟邦への恩返しになるだろう。 (京城大学経済学部 李元衡) --------------------------------------------------------------------------- 【丁丑祆乱鎮圧後も続く反祆義兵による祆教徒攻撃】 497年3月の祆教徒の反乱(丁丑祆乱)は陸上防衛隊元帥白善仁氏と警務院機動隊、そして民間義勇軍の「反祆義兵」の活躍により賊徒の京城侵攻を阻止し、5月にほぼ鎮圧された。 事変後、金幸徳首相代行は国教法の規定を一部見直し、「祆教徒が他教徒への布教を行わないことを条件に信仰を認める。」妥協案を打ち出し、祆教への融和に舵を切った。 しかし、敬虔な礼教徒の中には祆教の完全廃絶を主張する過激派も存在し、彼ら「反祆義兵」たちは各地で祆教徒の集落の襲撃を行い、治安当局と激しく衝突している。 --------------------------------------------------------------------------- 【社会】映画「永遠の1年」公開。帝国主義者の暴虐に屈せず祖国の平和の為に戦うノイエクルス青年の勇姿に市民拍手喝采。公開1週間で300万人動員。 【社会】元大戦従軍軍人、OTO諸国合同の戦没者慰霊祭開催を計画。 --------------------------------------------------------------------------- 龍鮮日報 第三十七号 光龍13年(497年)12月5日発行 | ||
10月 19 (土曜日) 2013 | ||
【宗教】国教法制定、ゾロアスター教・正教の非合法化 | 16:55 | |
光龍11年(495年)11月17日、帝国議会常民院において国教法が可決された。これは、以下に示す大幹帝国政府の公認する宗教以外は非合法とする法案である。 【帝国政府公認宗教】 礼教 古代中夏から龍鮮半島に伝わり、400年以上の歴史を持つ由緒ある宗教。幹国民のほとんどが信仰。 仏教 礼教と同じく、古くから根付いている宗教。 石動神道 旧大石動帝国より亡命した石動系幹国人が信仰。 秋津神道 旧大秋津帝国より亡命した秋津系幹国人が信仰。 道教 旧中夏民国より亡命した中夏系幹国人が信仰。 【制定の背景】 この国教法制定の背景には外来宗教がもたらした厄災にある。まず、太宗3年(447年)の太宗陛下(朴安哲先王陛下)が公認されたゾロアスター教は先のオセアニカ=アースガルド戦争において幹国の国土を破壊し多くの同胞を虐殺する惨事をもたらし、今上皇帝陛下が公認された正教は他国の首相に対し「死刑宣告」をするなど野蛮な行為を行い人心を惑わしている。 これら、外来宗教について市民は 「外国の宗教は信用に値しない。先祖が大切にしてきた伝統宗教を守る重要性にようやく気付いた。」 (36歳・男性・警察官) 「前から胡散臭く感じていたけど、やっぱり勧誘を断って正解だった。」 (27歳・女性・会社員) 「私は先の大戦で聖マズダー教国に捨てられ失望し、絶望した。」 (33歳・男性・元祆教徒) など不信感を強め、外来宗教排斥運動を全土で展開した。「国教を定め、外来宗教の追放を求める署名」は500万人以上に及び、金幸徳首相代行は「民意に従い、社会不安を元凶を取り除く。」と市民運動代表に語り、愛国行動党宗教政策局に国教法制定を命じた。 公認された宗教は幹国に古くから根付く礼教や仏教のほか、石動系・秋津系が信仰する神道、中夏系が信仰する道教が選ばれた。 また、国教法制定に伴い、帝国議会に「国教管理委員会」が発足し、公認宗教の管理や適切な行政指導を行う他、新たに国教に加えられる宗教を審査する権限が与えられた。 ------------------------------------------------------------------------------ 龍鮮日報 第三十六号 495年(光龍11年)11月20日発行 | ||
10月 14 (月曜日) 2013 | ||
【社会】国土、一応の復興を見るも文明水準は200年後退 | 12:24 | |
先の大戦により破壊された国土は金幸徳首相代行の指導により一応の復興を見たが、我が国の文明水準は200年前の香麗王朝(145年~280年)の昔まで後退してしまった。 左の写真は京城の慶福宮に通じる大通りの東大門周辺の写真であるが、舗装された道路は完全に破壊され、市民は掘立小屋のような住宅で暮らしている様子が分かる。 大戦終結から3年、幹国が以前の豊かな国土を取り戻すことができるかは全国民の努力と意志にかかっている。 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 龍鮮日報 第三十五号 495年(光龍11年)1月5日発行 | ||
10月 01 (火曜日) 2013 | ||
【速報】姜英哲首相閣下自決 幾多の困難に立ち向かった無類の愛国者死す | 23:40 | |
光龍8年(492年)12月1日の御前会議にて皇帝陛下はレゴリス帝国が提示した講和条件の受諾という御聖断を下された。姜首相以下全閣僚がこれに同意し、大幹帝国は連合国に対する降伏を宣言した。 御前会議の後、閣下は首相官邸にて拳銃自決された。 陛下及び閣僚は閣下の自決に動揺されたが、陛下の御勅命により金幸徳副首相が臨時に行政の最高責任者となることが取り決められた。 以下に閣下の御遺言を紹介する。 「至尊なる皇帝陛下、親愛なる幹国国民の皆様、また共に戦った盟邦OTO諸国民の皆様に対し、己の職責を放棄し、黄泉の国に参ることをお許し頂きたく思います。私はこの戦争で偉大な祖国を敗北させ、荒廃させてしまいました。幹国492年の歴史に泥を塗ったこととこの戦争で斃れた二千万以上の幹国国民や我が同盟国ノイエクルス国民に対する謝罪のため自決という手段を取りましたことをご理解ください。 我が祖国は圧倒的な国力の差をものともせず、大義を守るため、幹国の栄光を守るため、友邦ノイエクルスの平和を守るため最後まで戦い抜きました。 たとえ肉体が滅びても其の魂は永遠に生き続けるように、我が祖国は廃墟となろうとも勇敢な魂を持ち続ける限り何度でも復活を遂げることでしょう。 我が祖国は連合軍による攻撃により廃墟となり、家族や友人は死に絶え、多くの大切なものを失いました。 しかし、親愛なる国民全員にお願い奉ることはただ一つ、連合軍を寛大な心で許して下さい。 私がそうであるように志ある人々は皆、連合軍を恨み、憎んでいることでしょう。 ここで、その恨みを捨てて敵を許せと言うのは酷であることは私が一番理解しております。しかし、その恨みと憎しみは新たな恨みと憎しみを生み出し、不幸の連鎖は永遠と続くこととなるでしょう。 この連鎖を断ち切ることができるのは我が偉大な祖国、大幹帝国とその偉大な国民たちであります。 連合軍に対する恨みと憎しみを忘れ、許し、友人となることが大幹復興の第一歩となることを賢明な国民の皆様に理解いただきたく思います。 最後に、私の皇帝陛下に対する忠孝と国民に対する仁義の礼教精神は永遠に不滅であります。この戦争で散った英霊と共に偉大な祖国の復興を心より祈ります。 臣 姜英哲 」 共産主義勢力との戦いである龍鮮戦争、盟邦大石動帝国の滅亡、巨大隕石の落下、そしてこの戦争という幾多の困難に勇敢に立ち向かった無類の愛国者であり、幹民族の英雄である姜英哲閣下の逝去に全国民は涙を流し、同時にその偉大な精神と遺志を継いで国土再建へと向かう確固たる意志を強く世界に示した。 --------------------------------------------------------------------------- 龍鮮日報 第三十四号 492年(光龍8年)12月2日発行 | ||
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