552年8月7日、隈本会戦に勝利した丘賊征伐帥及び丘州保安隊は、11日の追撃戦にも勝利し阿蘇勢ほか丘賊軍を薩眞に退却させた。

白善花総司令は隈本の治安回復のため一時暴力団の掃討戦を行い、16日に秋津最大の暴力団「岳口組」傘下の稲庭一家本部を急襲してこれを殲滅。続いて20日に隈本會本部を急襲して殲滅せしめた。

552年10月、南秋津諸藩連合の交渉により宮嵜の渭東氏が丘州連合自治政府へ合流した。

また、大墨半島の肝属氏も南秋津の交渉に応じたが、これに対して、薩眞の丘賊軍が大墨に侵攻し肝属氏の領地を侵したため、南秋津の大名連合軍が派遣された。



552年12月1日、白善花総司令は大墨の南秋津・肝属軍を掩護するため薩眞攻略を開始。

12月3日、入来院重角・重順が丘賊軍を寝返り征伐帥・保安隊を案内した。

12月5日、野戦で丘賊軍を打ち破り、9日に籠城戦に突入した。

本作戦には、南秋津軍の二楷堂勢、無量小路勢の三個師が陸上より、駆逐艦二隻が海上より支援を実施して頂き、白善花総司令の名で感状を送った。

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【治安】丘州保安隊・丘州警察の拡充

白善花総司令は、新たに制圧した隈本県の北部に第五管区保安連隊(隊員3千名)を創設し、地元の有力武家、大友氏閧を連隊長に任命した。

また、北丘州1府2県(副岡府・沙賀県・永崎県)・中部丘州2県(隈本県・宮嵜県)全体で新たに4千名の警察官を募集した。



丁純憲総理は、将来的に丘州保安隊を6万人、丘州警察を4万人規模にまで拡充し訓練する方針を発表した。



【丘州保安隊・警察の階級】

幹国防衛隊・警察の階級に準じたものとなっている。

～防衛隊～　　～保安隊～　　　　　　～幹国警察・丘州警察～　　　

領帥(幕僚長)　　保安総監　　　　　　　警視総監　　　　　

一将　　　　　　保安監　　　　　　　　警視監

次将　　　　　　保安次監　　　　　　　警視長

将補　　　　　　保安監補　　　　　　　警視正

代将　　　　　　保安准監　　　　　　　警視

一佐　　　　　　一等保安正　　　　　　警部

次佐　　　　　　二等保安正　　　　　　警部補

佐補　　　　　　保安正補　　　　　　　警査

一尉　　　　　　一等保安士　　　　　　巡警長

次尉　　　　　　二等保安士　　　　　　巡警

尉補　　　　　　保安士補

代尉　　　　　　保安准士

曹長　　　　　　保曹長

曹士　　　　　　保曹

士長　　　　　　保査長

上士　　　　　　上等保査

一士　　　　　　一等保査

二士　　　　　　二等保査

(軍隊と自衛隊、日本警察と韓国警察の階級をごちゃ混ぜにしている上、オリジナルの単語「佐補」「領帥」などが登場しています。　中の人)

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【国際】石動、大工建設・NGO団体、丘州再建に協力



19877：第三帝国通信使 > おくばせながら、丘州における貴国の南朝勢力に対する戦勝を慶賀致します。 (石動第三帝国)

19877：第三帝国通信使 > 我が国は丘州連合自治政府設立を支持するとともに、（株）大工建設及び国内NGOなどが学校建設・インフラ整備協力などを申し出 (石動第三帝国)

19877：第三帝国通信使 > ております。丘州安定の一助となれましたら幸いです。 (石動第三帝国)



石動政府は丘州連合自治政府を支持し、同国最大手の建設会社、大工建設が建築技術者・土木技術者の派遣を申し出たほか、多くの民間NGO団体が協力を表明した。



大工建設の優秀な技師と作業員たちは各地で学校建設・道路整備・鉄道敷設・上下水道整備の大任を担っている。

また、NGO団体は丘州住民に食糧や医療を提供しているほか、同じ日本語話者として教育支援を行っている。

552年1月20日、龍造寺家の私兵4千人・菊池家の私兵4千人・志願した市民4千人の1万2千人を戦力として「丘州連合自治政府保安隊」が発足した。同隊の指揮は幹国政府の後見の下、菊池敏武保安長官が執る。

丘州保安隊は幹国防衛隊に倣った編成・隊紀がとられ防衛官が訓練を実施している。

【編成】

第一管区保安連隊(隊員3千人)

管区：副岡府北部

第二管区保安連隊(隊員3千人)

管区：沙賀県

第三管区保安連隊(隊員3千人)

管区：永崎県

第四管区保安連隊(隊員3千人)

管区：副岡府南部

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【治安】丘州連合自治政府警察が発足

同年1月20日、「丘州連合自治政府警察」が発足した。志願者は6千人で防衛官と新たに幹国本土から派遣される警察官が訓練を実施している。

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【内政】丘州連合自治政府組織図

幹国政府の支援下、自治政府の体制は盤石なものとなりつつある。元来秋津人は優秀な民族であり、幹国がきっかけを与えた後は、ほぼ自立的に行政活動を行っている。

551年(天安38年)9月2日に北丘州の副岡を占領した防衛隊は、沙賀・永崎へと転戦し、9月17日に永崎の伍島列島を本拠地とする秋寇に陸海から総攻撃をかけ、海賊船26隻を撃沈、38隻を接収せしめた。

9月19日には秋津国内のみならず世界的に悪名高い副岡ヤクザの久藤会本部を攻撃し壊滅させることに成功した。

以降も、白善花将補率いる秋賊征伐帥は北丘州の治安改善に努め、11月には無法者海賊集団・暴力団の掃討がほぼ完了した。

また、掃討戦と並行して、工兵隊を動員したインフラ整備、衛生隊を動員した市民への無償医療提供が行われた。

対外的には、秋津地域の主権を代表する南秋津諸藩連合より「幹国が丘州連合自治政府を保護・支援した後に主権を南秋津に返還する。」条件で防衛隊の丘州占領と幹国による丘州統治が認められたことにより、丘州統治計画の第二段階「丘州安定化」の第一歩である「丘州連合自治政府」設立の準備が整った。

連合自治政府には吉備秋津義勇軍の首領、少弐家と敵対関係にある龍造寺家・菊池家などの有力武家が協力を表明し、北丘州の知識人を結集して政府樹立を用意した。

満を持して552年(天安39年)1月1日、副岡を政府所在地、龍造寺種家を自治政府主席、菊池敏武を自治政府保安長官として「丘州連合自治政府」が発足した。

幹国政府は「丘州連合自治政府」が独力で国家運営を可能にするため、官僚の教育、保安部隊の育成を進めていく方針である。

(丘州連合自治政府旗)

551年(天安38年)8月16日、石動南朝(偽石政権)に従属する秋津丘州の吉備秋津義勇軍(偽石秋賊)は「海上有得銭徴収」を宣言し、「聖戦継続のため」と称して丘州近海を航行する船舶を拿捕し積載貨物を略奪すると発表した。既に偽石秋賊は我が国の輸送船1隻、シベリア共和国連邦籍のコンテナ1隻を拿捕したと主張しました。

これに遡る、8月14日に、尚慶石油から海洋警察庁に「会社所属のタンカーが対島海峡付近で行方不明になった。」という通報があり、海警は捜索を開始していました。

丁純憲総理は緊急閣議を招集し、対策を検討、愛国行動党幹部議員に協力を要請しました。

18日に議政府情報部と外事警察の要員を丘州に派遣し情報収集に努め、23日に捕縛船舶と幹国人・シベリア人の無事を確認しました。

これを受けて、丁総理は防衛隊運営と防衛政策に詳しい田中智和前衛務大臣を顧問に迎えて「吉備秋賊征伐司令部」を設置し、名将白善花将補を総司令に任命しました。

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【吉備秋賊征伐帥編成】

総司令：白善花陸防将補



第一歩兵師団

第五歩兵師団

第二砲兵師団

第一海兵師団

警察庁特殊戦闘部隊(通称「抜刀隊」)



第一海防艦隊(蔡洲鎮守府)

　　　　 旗艦和寧級重巡洋艦「和寧」

　　　　香麗級重巡洋艦「香麗」

　　　　カナヤマビコ級軽巡洋艦「ククリヒメ」

　　　　 京城級駆逐艦「太邱」

　　　　京城級駆逐艦「仁河」

　　　　釜海級駆逐艦「釜海」

　　　　釜海級駆逐艦「対島」

548年4月26日、国民投票により「大幹帝国憲法」の改正が承認されました。

投票率89.2％　賛成84.8％　反対15.2％

改憲された新憲法は翌4月27日、天安君皇帝陛下により公布されました。