480年10月1日は龍鮮民族にとって記念すべき日となりました。両班院・常民院にて「全権委任法」が可決され、愛国行動党総統・姜英哲首相に国政の全ての権限を委任することが認められました。

これにより、石動式の国家社会主義君主制への完全移行が成立し、党国一体の堅固な政治体制が確立されました。

また、10月3日に愛国行動党以外の全ての政党が解散され、愛国行動党隷下の「挙国政治連盟」に合流しました。

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【海防強化政策】

政府は海賊増加や躅島・対島・弐岐有事に備え、海防強化政策を打ち出しました。その一部を以下に紹介します。



「四神守護艦隊計画」

東西南北を総べる四神、朱雀・青龍・玄武・白虎に因んだ、東西南北を守護する四つの艦隊を整備しました。

玄武艦隊：北方を防衛。旗艦「朱雀級戦艦玄武」

白虎艦隊：西方を防衛。旗艦「青龍級戦艦白虎」

青龍艦隊：東方を防衛。旗艦「青龍級戦艦青龍」

朱雀艦隊：南方を防衛。旗艦「朱雀級戦艦朱雀」



「空母機動艦隊計画」

龍鮮の領海を犯す不審船に迅速に対処するため、二つの機動艦隊を整備しました。

丹君艦隊：旗艦「丹君級空母丹君」名前は龍鮮の建国神「丹君」に由来。

和寧艦隊：旗艦「丹君級空母和寧」名前は龍鮮最初の統一国家「和寧」に由来。

478年(今上34年)12月8日に終結した共匪掃討戦役(龍鮮動乱)に従軍した軍人・軍属、戦功のあった軍人に対する叙勲が479年(今上35年)3月1日実施された。



【無窮花大勲章（무궁화대훈장)】

大石動帝国　　　　　高野直総統閣下

大石動帝国　　　　　添内優大外務卿閣下

エルジア共和国　　　ジャン・ルイ首相閣下

エルジア共和国　　　フレデリック・アップダイク外務大臣閣下

ノイエクルス連邦　　バスコ・ブエンディア連邦議会議長閣下

ノイエクルス連邦　　エミリオ・フラーキ最高評議会外務評議員閣下

ノイエクルス自由国　カルリトス・ブルクハルト大統領閣下

南瓜共和国　　　　　クリストフ・ハールスジュニア大統領閣下

スオミ王国 　　　　　　ユーリカ・ゲーリック女男爵外務大臣閣下



無窮花大勲章は龍鮮王国最高位の勲章であり、今回の戦争に際して自国の兵士を危険に冒しても共産主義との戦いを支援する決断を下した友邦の指導者たちを称えて授与が決定された。



【武功勲章（무공훈장)】

龍鮮王国軍統合参謀総長　　　　　　　　　　　　　　　　　　朴應俊元帥

龍鮮王国陸軍参謀総長　　　　　　　　　　　　　　　　　　　李文勲大将

龍鮮王国陸軍第一歩兵師団長　　　　　　　　　　　　　　　　白善仁大将

龍鮮王国陸軍航空隊総司令　　　　　　　　　　　　　　　　　金徳成中将

龍鮮王国陸軍第二歩兵師団長　　　　　　　　　　　　　　　　丁三権少将

龍鮮王国海軍参謀総長　　　　　　　　　　　　　　　　　　　申在田大将

龍鮮王国海軍連合艦隊総司令　　　　　　　　　　　　　　　　盧命新中将

龍鮮王国海軍航空隊総司令　　　　　　　　　　　　　　　　　高永三中将

大石動帝国陸軍参謀総長　　　　　　　　　　　　　　　　　　足利佳代大将

大石動帝国龍鮮派遣軍総司令　　　　　　　　　　　　　　　　楠木雅之中将

大石動帝国陸軍航空総隊司令　　　　　　　　　　　　　　　　檜山四郎少将

大石動帝国海軍軍令部長　　　　　　　　　　　　　　　　　　藤井浩二海軍大将

大石動帝国海軍連合艦隊司令長官　　　　　　　　　　　　　　伊坂三依海軍中将

大石動帝国武装親衛隊全国指導者　　　　　　　　　　　　　　平坂宏太

エルジア共和国統合軍龍鮮派遣軍司令官 　　　　　　　　　　　　　　　　クロヴィス・アルベール総司令官

エルジア共和国統合空軍第156戦術航空団アクィラ中隊長　　　匿名(階級・中佐)

ノイエクルス自由国空軍司令官　　　　　　　　　　　　　　　クラウディオ・サンチェス大将

ファルケン反共義勇軍総司令官 　　　　　　　　　　　　　　　フェルディナント・ファルケンベルク

スオミ王国海軍遣龍鮮艦隊司令官　　　　　　　　　　　　　　海軍少将ヴェストリンク男爵



香麗・中夏共産軍との戦闘において戦功を挙げた軍人の武勇を称えて武功勲章が授与された。



【従軍勲章(종군훈장)】

全龍鮮王国陸海軍軍人・軍属

全龍鮮王国警務院警察官

全龍鮮王国海洋警察庁海洋警察官

全龍鮮王国国民防衛軍兵士

大石動帝国龍鮮派遣軍陸海空軍、武装親衛隊兵士

秋津州軍龍鮮派遣軍兵士

エルジア共和国統合軍第1、第2、第3海兵遠征軍、空軍第156戦術航空団、第118戦術航空団、第108戦術航空団兵士

ノイエクルス連邦軍龍鮮派遣軍兵士

スオミ王国海軍龍鮮派遣掃海艦隊兵士

全ファルケン反共義勇軍兵士　　　　　　　　　　　　　　　



今回の戦争に従軍し、命を懸けて戦った全ての軍人・軍属に従軍勲章の授与が決定された。

　　

10月4日より12日間続いた壌平会戦は10月16日、連合軍の勝利に終わった。

長く共産軍の支配下にあった壌平市民は遂に解放された。

(太極旗を掲げ連合軍を迎える市民)

香麗軍の主力はほぼ壊滅し、組織的な戦闘は最早不可能と見られている。

しかし、香麗民主連邦の金成日中央委員会委員長をはじめとする首脳部の所在は未だ不明であり、統合参謀本部は総力を挙げての追及を宣言した。



【白善仁准将、大将に昇進】

統合参謀本部は数々の戦功を重ね、友軍の窮地を救い、祖国を守り抜いた白善仁准将の大将昇進を決定した。

6月15日、龍鮮軍・石動軍・秋津軍・エルジア軍・ファルケン反共義勇軍の連合軍は共産軍の手にある我が国の首都、京城に攻勢を掛け6日間の激闘の末、6月21日遂に京城の奪還に成功した。(写真は連合軍による解放を祝う市民、街には再び太極旗が翻っている。)

第一歩兵師団の白善仁准将は京城奪還戦において慶福宮(王宮)を共産軍の手から取り戻すという戦功を挙げた。

また、この勝利には我が龍鮮軍と共に戦う世界の友軍の貢献が大きかった。特に戦争初期から龍鮮軍を援護していた石動・秋津軍の精鋭部隊や共産軍の航空戦力を粉砕し制空権を確保したエルジア共和国の空軍第156戦術航空団アクィラ中隊、反共の勇者ファルケン反共義勇軍の武功は龍鮮国民の間で永遠に語り継がれることだろう。



【連合軍38度線到達！祖国統一へ向け北進】

6月23日、連合軍は38度線に到達し、3月21日の戦線まで取り戻した。姜英哲首相は「今こそ共匪から祖国の自由と平和を取り戻す時だ！統一へ向けて北進せよ！」と声明を発し、全軍に北進を命じた。



【ノイエクルス連邦、香麗民主連邦と開戦】

8月10日、自由を愛し、誇り高き超大国ノイエクルス連邦は逆賊香麗民主連邦との戦いに加勢した。姜首相は「ノイエクルスの援軍は100人力である。」と述べノイエクルス連邦軍を歓迎した。

(←龍鮮・石動軍戦車)

3月31日より続く京城防衛戦において龍鮮・石動連合軍は共産軍に対し有利に戦闘を展開していたが、5月17日、共産軍は京城を無差別爆撃するという挙に及んだ。

共産軍は推定3万5千トンもの爆弾を投下し、40発のミサイルを発射した。

この攻撃により受けた連合軍の損害は大きく、5月20日統合参謀本部は京城からの転進を決断し、政府は太邱への遷都を決定した。





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【ファルケン反共義勇軍到着】

(←ファルケン反共義勇軍を歓迎する市民)

レゴリス・エルジア・クルジスタンの三カ国の有志により結成されたファルケン反共義勇軍が5月21日龍鮮に到着した。

義勇軍は太邱に転進した連合軍と合流し、反攻作戦の準備につとめている。

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【エルジア共和国よりエルジア統合軍派遣】

エルジア共和国政府のありがたい申し出により我々は新たな援軍を得た。エルジア統合軍30万人が龍鮮に派兵されることとなった。姜首相は「エルジアの支援に深く感謝する。」と声明を発した。

478年2月10日、中夏軍は緑鴨江を渡河し国境線を越えて我が軍と交戦状態に入った。姜首相は「中夏の行為は立派な侵略行為である。龍鮮の民は決してこの侵略に屈することはない！」と声明を発した。

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【戦況報告】

勇敢で精鋭なる我が龍鮮国軍は侵略者の中夏軍に善戦するも、その人海戦術により後退せざるを得ず、安平道の北半分を占領されるにいたる。(左地図)

統合参謀本部はミサイル攻撃の許可を下した。

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【駐在外国人に退避勧告】

政府は龍鮮国内に滞在する外国人に対し、国外退避を勧告した。

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【大石動帝国より援軍派遣】

共産主義者の卑劣な侵略行為に対し、我らが友邦大石動帝国は2月25日、帝国陸軍近衛第一師団、第六、第七師団、武装親衛隊第二親衛機甲師団ヤマタノオロチの派遣を断行された。



大石動帝国軍は龍鮮王国軍と合流し、賊徒への反攻に乗り出した。忌まわしきアカ共が祖国より叩きだされる日は近い。

今上34年(478年)2月1日現在の戦況を報告します。



12月3日の蜂起後、反乱軍(香麗共産党)は鏡咸道をほぼ制圧し、統合参謀本部は興咸市からの転進を決定した。

朴應俊統合参謀総長元帥は「安平道～江源道防衛ライン」を策定した。

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【反乱軍の規模】

鏡咸道軍管区の報告と陸軍航空隊の偵察機による情報によれば、反乱軍の規模は10万人～15万人、装備は中夏国軍の兵器を使用していると見られる。また、中夏人・成蘭人が参加しているという情報も入っている。

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【姜首相、国家総動員令を発令】

姜首相は1月30日、常民院において全会一致で「国家総動員令」の発令が可決され、これにより、最高指揮官である姜首相に一切の権限が委譲された。

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【反乱軍、香麗民主連邦の建国を宣言】

反乱の首謀者である香麗共産党は1月11日、「香麗民主連邦」の建国を宣言し、中夏人民共和国がこれを承認した。

しかし、何の正当性のない賊徒が国際社会の支持を得られることはないであろう。

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【龍中国境線に中夏人民共和国軍を確認】

香麗民主連邦を承認した中夏人民共和国は義勇軍と称し、龍中国境線に大軍を集結させている。中夏政府は40万人の規模と発表している。

姜首相は国境の緑鴨江の防衛強化と中夏軍の監視を命じ、万一の事態に備えるよう、国軍幹部に訓示した。

今上33年〈477年〉12月3日未明、龍鮮労働党から分裂した急進派の香麗共産党が東北部の鏡咸道興咸市で武装蜂起したという情報が現地駐屯地、警察本部より報告されました。

現在、鏡咸道軍管区と道警察本部がこの騒擾に対処しています。姜首相は11日正午に緊急テレビ・ラジオ速報を行い、国民に警戒を呼び掛けると共に、全土に戒厳令の布告を宣言しました。