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大明國報  
5月 25 (土曜日) 2013
【国際】スオミ王国に対する国際公開質疑に関する報告書 11:35   
普欧帝国・成蘭連邦王国・アクアマリン王国・聖マズダー教国・中夏民国などとの間に多くの外交問題を抱えるスオミ王国に対し我が国主導で国際公開質疑を行った。

議政府は国際公開質疑に関する報告書を公表した。



①「スオミ革命についての詳細(グスタフ大公とスオミ人民戦線の現況)と現在スオミ王国を統治する貴政府について」のスオミ政府の回答



「前王弟グスタフは王位継承権、爵位剥奪の上現在ハンコ要塞監獄に収監中です。今後の処遇については現在協議中です。スオミ人民戦線以下全ての共和制や社会主義革命を標榜する政党は、現在解散命令が出ており、国家保安本部によりその構成員は片端から拘束しています。」

「我が国の現在の統治体制、政府について。再選挙は行われたものの、議会の招集は行われておらず、また現王陛下は未だ未成年のため、摂政殿下と宰相閣下が実質的に政務を執り行っている。さらに、紋章院と国家保安本部等によって、左派のみならず極右派、グスタフ支持派の貴族らも検挙、拘束されている。もし我が国官憲の作戦でなく、我が国の公務員がテロに関与しているとすれば、恐らくここらではないかとも考えられる。」



②「成蘭・中夏・聖マズダーでのスオミ人によるテロ事件の詳細について」のスオミ政府の回答



「我々が把握している分と把握していない分がある。把握している分については、共和主義者や、我が國の反体制派等によるものだと判断している。把握していない分については、我が國官憲によるものだと主張している国もあるようだが、我が国には先進国に対してテロを起こすメリットは皆無、むしろデメリットだらけである。では誰がテロを起こしたのだ、と言われたらわからないと答えるしかないが、我が國官憲による作戦ではないことだけは誓って言えよう。」



③「ゾロアスター教禁教問題について」のスオミ政府の回答



「先頃申請があった宗教については協議の上布教許可を出す、という布告を出したが、その後ゾロアスター教からは申請が出ていないため現在も禁教扱いである。しかし革命をはじめとするその他の事案の対処に内務省なども追われており、現状取締はほとんど行われていない。また、しばらくの間宗教人口統計も取られておらず、現在の教徒人口も不明である。」



④ ③に対する聖マズダー教国からの質問



「スオミ王国は国内情勢の安定化のために、国外からの異教の流入を防ぐ目的で、我が教会の聖典「アヴェスター」を発禁処分にしたという認識で相違ないでしょうか?また、我が国の外相がスオミ王国出身者とみられる男に銃撃を受けるという事件について、犯人はスオミ政府関係者との繋がりを思わせる供述をしております。無論、政府総体の意思ではないとは思いますが、政府内の人物の独断ということも考えられます。そのような人物が存在する可能性はあると思われますか?」



⑤ ④に対するスオミ政府の回答



「流入を防ぐのもあるが、流入してしまった非公認の宗教の拡大を防ぐという目的の方が大きかった。しかし、人口がこうも増大してしまった今となっては意味がないのではないかという意見も政府内にはある。銃撃に関しては、例えば極右派、或いは政府内の隠れグスタフ派などが実行を命じたのは十分考え得る。政府の監察部門は現在共和・社会主義派の摘発に忙しく、極右派等には手が回っていないのが現状である。」



⑤「国家情報や成蘭との協議で名前が出た「ローマニア王国」などの地球に存在するという国家について」のスオミ政府の回答



「ローマニア王国は地球の欧州のドナウ川河口付近に存在する王国で、現スオミ王家などはローマニア王家の分家である。フラウィウス家の王が存在する国同士では大使とは別に高等弁務官が派遣されており、政府間の人事交流等も盛んであるが、同君連合というわけではない。」



⑥ 普欧帝国からスオミ王国政府への質問



「貴国は警察国家体制へと転換し、国内の統治状況に関する情報も一切伝わって来なくなって久しいが、我が国は貴政府の統治状況やスオミ国民の生活水準、権利の保障等について国際的な調査を実施したいと考えている。これらの結果が公開されれば貴国の統治状況改善、政策へのアドバイスなど他国からの支援も望めると思われるが、これについて可否をお知らせ願いたい。」



⑦ ⑥に対するスオミ政府の回答



「参加する国家の公平性と、あくまで調査であり結果に拘束力がないことが保障されるのであれば、調査を受け入れます。軍事面に関する調査も構いません。」

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今回の国際公開質疑において、普欧帝国とレゴリス帝国、ティユリア連合王国、龍鮮王国による調査団を構成することが決定し、普欧帝国主導によるスオミ王国政府への提言が行われている。

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なお、この報告書は京城市の議政府図書館に保管されており、外交官や龍鮮政府公認外国記者であれば事前予約を行うことにより自由に閲覧することができる。
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