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Knigsberg Zeitung  普欧帝国の大衆紙
8月 12 (日曜日) 2012
【政治】プロシャ問題と正統主義 02:03   
【政治】プロシャ問題と正統主義

フリューゲル暦425年1月22日、ツィンメルマン宰相は現プロシャ政府と在ノ連亡命政府に対して異例の批判を行った。

内容を要約すると以下である。

「亡命政府は選挙実施を人民政府の主権に関わる問題として拒否しているが、そもそも亡命政府がプロシャの民政改革と

民主化を見せかけとして現政府への対立の根拠とするのであれば、尚更プロシャ人民の権利を亡命政府は擁護すべきである。

ここで言うプロシャ人民の権利とはすなわち、正統なるプロシャ政府を人民が選ぶことに他ならない。

そのため我が国は国際選挙管理委員会の監督下で公正なる選挙を実施するよう提案した。しかし両政府共に提案を拒否している。

これでは現プロシャ政府から亡命政府への政権委譲の有無に関わらず、プロシャ人民の権利は蔑ろにされるではないか。

両政府は本提案を受け入れ選挙を実施すべきである。繰り返すが流血の事態を避けたいのであれば、提案は受け入れるべきだ」

さて、この宰相の主張と亡命政府の主張にはひとつの共通項が存在する。

それは「正統なるプロシャの政府」が唯一のものであるという前提である。宰相はプロシャ人民により選ばれた政府こそ正統なる

プロシャ政府として唯一プロシャ国家の権限を行使し得る存在とする前提があり、亡命政府は自らを唯一の正統なるプロシャ政府

として現プロシャ政府に敵対する姿勢を露わにしている。しかし、これらの正統主義は果たして真理なるものだろうか?

両政府が自身を正当なる唯一の政府と主張すれば対立は必然となるが、両政府がそれぞれ別の存在として並存することは

可能ではないだろうか。正統なるものを唯一無二のものと見る考え方は、多様な価値観を抱える現代世界と本当に合致するのか。

本紙は現プロシャ政府と亡命政府が別個の国家を作り、プロシャ人民が自身の望む方に帰属するという形の解決を提案する。



(難しい話を時局に合わせて面白く書くというのはなかなか骨が折れます。執筆も捗りませんね。cruis)
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