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2010 | 05 | 06 | 07
モルダバイト通信  モルダバイト共和国の民間報道機関
5月 16 (日曜日) 2010
【特集】軍事衛星問題 00:28   
【資源】北大路国による開発援助協定の交渉が決裂!

北大路国によるODAは、マグザム共和国からのODAと同時に進められてきた。しかし、我が国と北大路国との間で意見が折り合わず交渉は決裂した。

これに関連して野党保守党は、「FERU+2・自由経済連合のどちらにも付かないという外交政策のせいで、我が国はますます孤立を深めている」と政府を厳しく非難している。



【国際】天鶴帝国がマグザム共和国に対する非難声明を発表

この非難声明の中で天鶴帝国はマグザム共和国を痛烈に批判しており、FERU+X・自由経済連合間の新たな火種になりつつある。

また、この問題がここまで大きくなった原因については、「宇宙条約や国連創設の議論が全く進んでいないことに対するFERU+X諸国への抗議の一種だ」との憶測も飛び交っている。



【特集】軍事衛星問題

○ユーフォリア帝国の軍事衛星をめぐる現在の状況

状況は全く進展しておらず「ユーフォリア帝国」と「自由経済連合」の対立構造は変わらないままだ。中立国も静観している国がほとんどであるため、解決の糸口は全く見えてこない。

また、軍事衛星のコストパフォーマンスについては、専門家の間でも意見が分かれており、このことが問題をさらに複雑にしている原因となっている。

国防省は「軍事衛星を保有する国がいても問題はない」との見解を示しており、与党内でも保有肯定派が多数だ。一方の野党保守党は、党内で意見が分かれており、党としての意見を集約しきれないでいる。



○軍事衛星は戦争の抑止力となりうるか?

他国が軍事衛星を保有すれば、それは抑止力となる可能性もある。しかし、一国しか保有していない現状では、非保有国にとっては単なる脅威でしかない。



○宇宙条約(自由経済連合案)について

我が国は軍事衛星非保有国である。しかし、将来的に軍事衛星を保有出来る可能性も0ではない。国内世論においても軍事衛星保有に賛成する国民は少なくない。

「軍事衛星保有という選択肢は、残しておくべきである」と与党や野党の一部議員は主張しており、我が国が宇宙条約に参加する可能性は低いだろう。



次回の特集では「フリューゲル農業組合」を取り上げる予定だ。
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