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2019 | 06
ローレル共和国の報道  ローレル共和国報道機関の報道をまとめたものです。
6月 14 (金曜日) 2019
ミルズ海峡にてローレル船舶が炎上 01:10  ローレル共和国 
【ローレル・ニュース発】

外務省は、840年7月16日午前11時30分頃、ミルズ皇国に近いミルズ海峡にて、海運会社「ローレル海運」が運航する石材運搬船「ヌヴァール」(ローレル共和国船籍)が、断続的な攻撃を受け、被弾及び炎上したことを明らかにしました。この攻撃により、ローレル共和国船籍の乗員1名が死亡、船長を含む乗員5名が軽いケガを負った模様。炎上は船体の一部にとどまっており、直ちに沈没の危険はないという。

エレーナ・ノディエ大統領代行(注:大統領は病気療養中)は、「ミルズ内乱において我が国が立場を鮮明にしたがために、攻撃を受けた可能性がある。失われた人命は決して軽いものではないことを攻撃者は自覚するべきだ」とコメントし、政府各部に毅然とした対応を基本とする方針を指示しました。その中には、「軍部隊の貿易拠点への駐留」の検討も含まれることが取材により明らかになっていますが、「自国の防衛も他国に依存している状況で、海外駐留など言語道断。武装警察官の派遣がギリギリでは」(国防省幹部)という反発もありその実行には高いハードルが待ち受けているといえるでしょう。



ローレル海運や政府関係者への取材によると、現地からは、同乗した護衛部隊が正当防衛射撃を行い、攻撃は数十分程度で収束したものの航行の続行は不可能とみられ、海難救助隊を保有する国家保安省等と協議、対応を検討しているとのことです。

また、攻撃は、ミルズ皇国の港がある方向からなされたものの、攻撃の主体がどのような者で、人数はいかほどかということまでは視認できなかったとのことです。そのため、全容解明に至るまで難航する可能性が高いと思われます。

なお、「ミルズ皇国との食料貿易はローレルの食料安全保障に必要不可欠であって、攻撃を受けたからといって直ちに中止するわけにはいかない」(大統領府幹部)ことから、重武装した護衛部隊を同乗させるとともに先日、建造を終えた駆逐艦一隻も派遣することで再度、ミルズ皇国への石材輸送を試みる方針に変更はないとのことです。



秘密警察本部は、外務省の発表よりも先に、乗員への殺人の疑いで被疑者不詳のまま捜査を開始しており、ミルズ皇国政府に捜査協力を要請する方向で調整していることを明らかにしています。



【政府発表】

ミルズ皇国付近海域で、我が国の船舶が何らかの攻撃を受けました。そのため、ミルズ皇国本土にはローレル人に対する敵意を向ける者が存在する可能性があります。

したがって、ミルズ皇国への渡航は危険であり、国民に対しては渡航を自粛するよう勧告します。また、ミルズ皇国には我が国の在外公館は存在せず、迅速な邦人保護業務は期待できません。
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テスト 00:10  ローレル共和国 
テスト
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