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ミルズ通信報道部 ミルズ皇国の報道部です外交などのニュースをお送りします | ||
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4月 03 (水曜日) 2019 | ||
中夏人民共和国の報道に関するセニオリス共和国の回答を受けアダム皇が声明を発表 | 16:27 ミルズ皇国 | |
828年1月に起きたミルズ首都火災テロに関する、中夏の報道並びに皇のコメントを国民の皆様はご存知のことと思います。 ケイン・フォン・マクレーン外務大臣がセニオリス共和国に中夏の報道に関する回答を求めたところ 恩国セニオリス共和国外務省は「我が国としては、かのような事実は把握しておりません。虚報の可能性が高いと思われます」と回答しました。 この回答を受け、 アダム皇が声明を発表しました。以下が全文となります 「828年1月に起きた首都放火テロの国際的影響は深刻化の一途を増すばかりである。 また、5月に『中夏人民共和国が首都放火のテロに関わった人物を逮捕』と報じたことは、我が国としても想定外の事態であった。 そして我々が事実確認を恩国セニオリス共和国外務省に求めた時の回答が上記である。 我が国は恩国セニオリスが外交的危機に直面していると見ている。 そもそも普蘭合衆国の報道機関ベルクマリ・タイムズ紙が828年1月の首都放火に関して、ミルズの植民地化を図るセニオリス過激派の犯行を示唆した時点で貴国は関与を否定してしまっている。 その時点ではまだテロが発覚する前ということもあり「ミルズ国内の問題」であったから否定するのも自然であり。 そして当初当該報道に疑念を抱いていた我が国は警戒し『普蘭合衆国の動向に注視が必要』とミルズ通信を使い声明を出し、報道を受けた普蘭合衆国側の『ミルズ皇国は火災事件の原因を調査し公表すべき』との声明を受け調査を行った事でミルズ人のテロであることが発覚し元老院の徹宵の尽力により、犯人は逮捕されたことで終息したはずだった。 だが、同年5月に中夏人民共和国政府広報が『国内でミルズ火災テロに関わった人物を逮捕』と報道したことでこの問題は国際化してしまった。 さらに同報道機関はその人物の発言と思わしき「私はセニオリス人だ。」との内容が掲載されていたため この報道を受けて、7月に我が国は国内向けに事情を説明し、恩国にこの問題に関する回答を求めた そして恩国の回答は上記のとおりである だがその後中夏国政府広報が『逮捕のセニオリス人が旧ユリウスとの関係を自白。「9世紀の危機は全て我が国の陰謀」』と報じ 恩国の報道機関エルドラード通信紙が『セニオリス人を偽る犯罪手法が世界的ブームに。政府『極めて遺憾」』と報道したことで状況は最悪の方向へと向かっている セニオリス人の関与が報道された時点で貴国は調査に乗り出すべきであった。 しかもエルドラード通信紙が『セニオリス人を偽る犯罪手法がブームに』と報道したことは早計かつ拙速である。 貴紙はセニオリス共和国政府の調査を待ち、調査結果を受けて当該報道の真偽周知と敗戦下にある自国の地位向上のため、確固たる事実を報道すべきで セニオリス政府が中夏国に事実確認をしていない状況で「偽る」などと報道するのは自国の外交的立場を危うくする劇毒となりかねず国民の信用をも崩壊させかねない報道である なぜならば、中夏の報道は事虚ともに不明であり 当該人物の素性も不確定な状況ではユリウス国の生き残りかそうでないか。 またはセニオリス人かそうでないか いずれも判然とせず また全く別の人種の可能性もあるため事実確認の必要性があるのは明白 しかし、エルドラード紙は「セニオリス人を偽る犯罪手法が世界的ブームに」などと報道してしまった。 事実確認もしないで根拠なき疑いを向ければ相手は矛をとり応する可能性すらある そもそも、『セニオリス人を偽る犯罪手法が世界的ブームに』と当該報道機関は報じているものの 我が国が火災テロ事件に遭うまでそのような報道はなかったと思われる。 万が一そのような報道があるのなら証拠を示していただきたい。 さらに我が国で火災テロ事件があってからも該当する報道は中夏関連の報道のみであり「世界的ブーム」とは言い難い。 重ねて言うがこのような報道は自国の外交的立場を危うくしかねずいささか早計である。 付言すれば貴国は813年戦争の敗戦側中核国として軍縮条約下にあり万が一戦争になれば滅亡は必至の状況である しかしこのままでは恩国の潔白を証明することは不可能に近いと言わざる負えない ミルズ皇国は貴国との友好平和条約締結国として中夏政府の一連の報道に関する事実調査を貴国に強く要請する さらに我が国で発生した火災テロ事件に関する調査を速やかに実施し、声明として発表することを貴国に強く要請する。 大恩あるセニオリス共和国がさらに繁栄し両国の友好関係がさらに深まることを私は願う フリューゲル暦828年9月15日 ミルズ皇国 皇 アダム・フォン・ミルズ | ||
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