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メトロポリス公共通信
メトロポリス公共通信の国際版 政治、経済、文化まであらゆる情報を提供 |
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5月 01 (日曜日) 2016 | ||
メトロポリス新聞 650年 | 01:30 セビーリャ自治政府 | |
新大統領に自由民主党マリオ・オリバス・サジャス氏就任 自由共和国建国から約12年にわたって共和国大統領を務めたグレオリゴ大統領が急遽心臓発作で倒れたことを受け大統領選挙が行われた。大統領選挙では社民党をはじめとする野党各党からも候補者が擁立されたものの、セビーリャ自由民主党候補者のマリオ・オリバス・サジャス氏が十字教民主同盟などの与党の支持を受け有効投票の60%という高得票率で圧勝した。大統領は社会保障の充実やニュータウンの整備などを訴えている。また、同氏は敬虔なカトリック(セ十字教会)教徒で国内の風紀の乱れについて強い危機感を示す発言が話題になった。 教皇庁、外国政府向け「贖宥状」を販売開始 セビーリャ十字教会教皇庁はセビーリャ国内で新たに大聖堂を3つ建設する計画を発表した。この偉大な計画を達成するため全フリューゲルのキリスト教国に対し寄進を呼び掛けている。寄進の見返りには「贖宥状」がセビーリャ教皇より発行されるという。教皇庁によると贖宥状を持った国家はあらゆる罪が赦され、多くのキリスト教徒の国民が神により救済されるという。贖宥状はセビーリャ自由共和国の観光客通信欄で購入可能で、一口資金50兆Vaもしくは石材5000万トンで、銀2万トンでも購入できるという。なお、贖宥状は多く買えば買うほど効能が上がり、あらゆる罪が赦され国民が救済される。しかし、贖宥状の効能を疑ったり、購入をしなかったりする国家には神の天罰が下り地獄の業火で焼かれるそうだ。 ◀「贖宥状」の見本 | ||
3月 24 (木曜日) 2016 | ||
メトロポリス国際版644年4月号 | 00:52 セビーリャ自治政府 | |
大統領、五か年計画中止 グレゴリオ・バニュエラス・マレス大統領は5か年計画4か年目にあたる643年1月に計画の中止を発表した。理由に関して大統領は「商品の輸出先や銀の輸入先がないことなどの対外的要因である。私は悪くない。」と演説し、波紋を呼んだ。また、今後の方針に関しては「発電所の増設や公共投資の拡大により生産効率を高める。あとは国内の商業を大いに振興し、国内での自立した経済を目指す。」と語った。対外向けの定期輸出への影響に関しては全く問題ないという認識を示した。 大統領は39年に選挙により、第三共和政の大統領に就任して以来、5年間大統領を務めている。憲法の規定により来年4月大統領選挙が行なれるが支持率は50%近い極めて高い数字を出しており次期選挙でも再選が最有力視されている。 北東部に新都市「サラゴサ」成立 643年10月、セビーリャ湾岸工業地帯に近い、北東部にセビーリャ初の政令指定都市のサラゴサ市が成立した。サラゴサ市は東部に豊かな自然に恵まれているほか、遊園地やサラゴサ大聖堂に近く比較的インフラが整っている。 大統領、国立戦没者墓地を訪問 644年4月、大統領は637年4月のエルモーソ大爆撃から7年にあわせ、新たに建設された国立戦没者墓地と平和祈念塔をおとずれた。ここで大統領は、祈念塔に献花したうえで、「過去の我々は、愚かであった。戦争の反省をし、フリューゲル世界での自由と民主主義の発展のため国際的に貢献しなければならない。」など演説した。ある外務省高級官僚は取材に対し「そろそろこっちから和平条約を提案するんじゃないかな。」と話した。 演説に対し極右政党とされる国家社会党のグラシアノ・アロ・セルダ総統は「あれは自存自衛のための正義の戦争だった。セビーリャは世界から感謝されている。グレゴリオは売国奴のアカだ。」と発表し、国内から非難が殺到した。 | ||
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