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2016 | 01
連邦公共放送局  クイーンズ連邦政府系メディア
1月 25 (月曜日) 2016
民政移管のための連邦総督代行選挙公示 02:35   
【公示】

フリューゲル歴634年3月、連邦総督代行選挙について公示します。

投票は同年6月に実施いたします。



連邦統一選挙法においては、連邦を構成するノースクイーンズ州及びイーストクイーンズ州及びウェストクイーンズ州及びサウスクイーンズ州及びニューウェールズ州及び首都特別地域フリートバース市の六つの地域を一般投票の選挙区として定めており、最多の選挙区で勝利した者が選出される。

選挙管理委員会は事前要請に基づきストリーダ王国並びにカルセドニー島共和国から国際監査人を受け入れ、公平性と透明性を保障する。

以下の候補者が連邦統一選挙法に基づく手続きに則り申請を行い、選挙管理委員会に受理された。

届け出順に記載する。氏名、性別、年齢、所属(または推薦)



1)コリーン・オールディス

女性/28歳/保守党

現職連邦総督代行の専属主席秘書官

2)アリスター・ケンドリック

男性/65歳/労働党

前サウスクイーンズ州知事

3)ブレント・スタンフィールド

男性/30歳/革新実現党

学校法人「革新の科学」代表

4)メロディ・ウォルフォード

女性/18歳/連邦学生自治連合会

連邦学生自治連合会会長

5)ケネス・ドジソン

男性/49歳/無所属

ドジソン社副社長

6)プリヘーリヤ・マトヴェーエヴナ・アヴェルチェヴァ

女性/36歳/民族進歩党

ガトーヴィチ系移民で、在ク連スラーヴ民族連絡会代表

7)レイチェル・デヴォニッシュ

女性/25歳/無所属

投資家。デヴォニッシュ財団長

8)エセルバート・スクリヴン

男性/22歳/無所属

元バルフォア銀行行員
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1月 18 (月曜日) 2016
ベルサリエーレ王国、政府軍の作戦で多数市民犠牲者生む他 18:05   
【国際】多数犠牲者生じさせた、ベルサ政府軍の行動に厳しい視線

フリューゲル暦 22763期632年 4月中旬にベルサリエーレ王国は無政府主義者の反政府組織を対象に彼らの活動する東レベルギウス地域への治安回復のためと称して軍事作戦を開始した。その結果、誤爆の可能性も含め多数の死傷者を発生させた。

この直後にガトーヴィチ帝国によって暴露され、説明要求を行った。これに対しベルサは一切詳細の説明を尽くさず、わずか一行での報道にあった情報で十分だとして拒否。ガトーヴィチは強く反発し、ベルサへの経済制裁に呼応するよう国際社会に求めている。

これに加わる形で連邦政府はいち早く声明で反応。特にベルサ政府軍が非精密誘導性ミサイルを発射し、農村を狙った殺戮の可能性を示唆した。またターゲットとされる反政府組織の存在自体が捏造したものではないかという指摘が出ている。

そのほか誤爆と思われる目標外への攻撃や在留外国人等への勧告なしといった行為がよりベルサ政府の非人道性を際立たせており、糾弾する材料となっている模様だ。



『国内の治安維持のため』この一言で為政者が正義が語れる時代は過去である。



歴史の中でこのような常套句によって国民を殺害し、弾圧を推し進めてきた独裁政権は数知れず存在する。国際社会はこうしたならず者国家に対して厳しく対処し、多くが淘汰されてきた。

しかしながらヴァノミス王国騒乱の一件でも露わになった通り、現在もこうした旧態依然の内政意識により軍事行動を行い、市民を巻き添えることを是とする考えを蔓延らせる一部の国家がある。

こうした行いには目をつぶらず、我々は警告しなければならない。

ベルサリエーレ王国はこうした歴史の中でも骨董品のように残された秘密警察国家である。同国の世情は表面上は安定しており、地球史にも残るかのブラックマンデーにも匹敵する世界同時不景気の衝撃の中でも影響は受けなかったとされている。

だが、ベルサリエーレ王国が各種の政府統計について意図的な情報操作を行っている可能性を指摘する専門家も多いため、本当に影響を受けなかったかどうかは不明である。

本件でもさしたる情報提供をしない同国の姿勢について隠蔽を図ろうとしているのではないかという声が政府内で噴出している。

これに関連し、連邦外務省はベルサリエーレ王国より入国を希望した東レベルギウス出身の政治亡命者一団50名を受け入れた事実を公表した。一団の代表ベンさん(仮称)は祖国に残してきた家族の安全のため実名を明かすことはできないとしつつ、以下のコメントを出している。

 

「政府権力のもとで生存すら容易く脅かされる祖国人民の長きにわたる不幸は今ここで取り去らねばならない。そのために国際社会の圧力を私たちは必要としている」

エッカート連邦総督代行は彼らに対して「我々はあなた方の置かれた境遇に同情を示し、国際社会の一員として手厚く保護する用意がある。」としてベルサからの亡命申請を早急に発行できる手続きを整え、生活支援を行うと応じた。

 

こうした状況を踏まえ連邦政府はガトーヴィチとともにベルサリエーレ王国に対し厳しい態度で臨むものとみられ、事態は深刻であり、国際社会各国に対しても態度を留保するべきではないと促す方針だ。



【国際】クリストバライトにおける9ヶ国会議開催。連邦代表出席へ

資源輸出国が一堂に会することになる本会議はカルセドニーの首都クリストバライトで行われる。資源国の立場の安定を目指す有意義なものになるだろうと連邦政府も期待を寄せており、代表として出席するユリツィア・バークレー外務省事務次官にはその責務が課せられた。
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