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2019
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Tribune de Lomeray ロムレー共和国の新聞社 | ||
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2月 03 (水曜日) 2016 | ||
9ヶ国会議代表団帰国 / 迎撃衛星打ち上げ完了 ほか | 21:33 ロムレー湖畔共和国 | |
【外交】9ヶ国会議ロムレー代表団帰国 9ヶ国会議に出席していたロムレー代表団が帰国し、中央議会で会議の内容を報告する演説を行った。 これに対し、議会は出発前と変わらずかなり否定的な反応を示している。 かつてのウィリーツェン会談では、最終的に現在までENEC加盟という結果にこそ至らなかったものの、ウェールリズセとENECに対する国民的な好感がもたらされるなどの成果を見たが、それに比べても今回の9ヶ国会議は広く国民一般に不人気であり、資源輸出国による国際機構の結成という総論からその役割に関する各論に至るまで、ほとんどあらゆる事項について何らかの反対意見が存在する。 例えば、レゴリスを始めとする先進国との友好強化を求める風潮に加え、参加によって資源輸入国との摩擦に共和国が直面することを危惧する外交局、観光業を主産業として資源輸出部門とのリソースの競合に悩む観光局、会議の中で一部参加国に散見された軍縮主義を懸念する安全保障局など、各局の反対も根強い。とりわけ、「共和国は資源輸出ができなくなっても破綻しない。しかし資源が輸入できなくなれば破綻する可能性が存在する」という見解は、共和国全体で広く共有されている。 これに対して9ヶ国会議参加の旗振り役である通商局は「共和国の産業構成上、資源輸入が重要であるからこそ、資源輸出国の立場であることを活用して資源輸出国と結びつくことが国益に適う」という立場を引き続き貫いており、これに対する理解を求めているが、その道のりは難しいと言わざるを得ない。 参加国を再編し、6ヶ国会議として再び会議を開くとのことだが、9ヶ国会議への出席でさえ激しく抵抗し、代表団を賛成派反対派双方から構成されるものとすることによって妥結した議会において、次の会議開催において同様の方法が承認されるかは不透明であり、二度目の会議への代表団派遣への議会工作のハードルは以前よりも高まったといえるだろう。 【防衛】迎撃衛星打ち上げ成功 635年10月11日、安全保障局は隕石迎撃衛星の打ち上げに成功したと発表した。 ポワンクール市を壊滅させた巨大隕石災害から4年、これにより共和国の巨大隕石のリスクは大きく軽減されることとなる。 これについて安全保障局は「もはや中堅国でも迎撃衛星を保有するのが当たり前の時代だ。共和国もそれらの国と同じように巨大隕石の恐怖から少しは解放されるということだ」とコメント。 今後の運用については、エルツ帝国の迎撃衛星がエネルギー不足により完全な性能を発揮できなかったとされる事例などもあって、常に充分なエネルギー残量を維持するように注意深く行われるとのこと。 【経済】ロムレー島沿岸部の干拓政策概ね成功、食料自給体制回復 共和国では島の内側の高地ばかりが開発される一方で、島の周縁部の海岸沿いはほとんどが保護区指定されて放置されてきたが、今回の国際社会を騒がせた一連の騒動に対応すべく海防のため沿岸部に関する調査研究が行われた結果、沿岸部に広がる海は遠浅で、干拓に適していることが示された。 これを受けて行われた第一次干拓計画により作られた北西部と南東部の干拓地では園芸農業と酪農が行われ、共和国の食料事情は観光者向けの高級食材まで充分に国内で賄える自給自足状態に回復した。 そのほか干拓地でのコミューンの設置が行われ、行政部各局は対応する事業にとりかかった。観光局は、「ロムレー産の食材を含めて更なるアピールを強化し、滞在客1500万人への行程を加速させたい」と発表。 | ||
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