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コーデクス新報  コーデクス共和国の国営報道機関です。
1月 27 (水曜日) 2016
【社会】防衛力向上と都市機能集中化のため首都移転が決定 20:45   
【社会】防衛力向上と都市機能集中化のため首都移転が決定

C・S・デ・ベール国土・土木局長官は、これまで行われてきた住宅環境再整備計画が完了したことを述べた上で、「行政と経済の中心を一致させ、非効率な生産・インフラ・物流環境を改善する」「首都が湾岸にあることは国土が着上陸攻撃を受けた際に不利」との理由から首都を移転すると発表した。ツェラーン長官によりニーウ・ロッテルンと命名された新首都移転予定地域(11,11)は中央島の中心部に位置し、周囲を防災機能を有する地区に囲まれていることから、またこれまで首都近郊開発と宅地拡大の障害となっていた鉱山から離れていることからも適地として選定された。今首都移転により首都への中央集権化が図られる模様で、デ・ベール博士は現首都ヴァルチャ市以上に人口が集中しているレステドント(12,12)・エストゥーパ(10,10)両市を解体し、両市をニーウ・ロッテルン市内の特別区として扱うことを明言した。移転後の旧首都ヴァルチャ市は市制を維持するものの、大規模な区画整理とともに生活インフラを再配置する見込みとなっている。

【社会】住宅環境改善計画達成を記念し建国記念日に成長記念碑が建造される

【国際】宣戦通達の大フ帝国使節を追い返したとして警備関係者懲戒。警備担当「いたずらだと思った」

【年度論文賞】F・キルヒハイマー『我が国の工業生産と工場における労働環境の現状』

*フリューゲル暦22851期634年9月下旬*
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1月 14 (木曜日) 2016
【政治】巨大隕石落下、議事堂消滅で議員・政府高官が多数死傷ほか 00:15   
【政治】巨大隕石落下、議事堂消滅で議員・政府高官が多数死傷

632年1月に首都南方に落下した巨大隕石は、首都などの人口密集地や鉱山に損害を与えなかったものの国民議会の議場を消滅させ議会議員や政府高官を多数死傷させた。政府高官ではカサス・ロン・ドルテス科学局長官が死亡(代理にKFS宇宙センター局長アルフォンシーヌ・ヴァション)、ジョージニコラス文部局長官(代理としてツェラーン長官が兼任)とホカマ・ケイスケ財務金融局長官(後任にラジェンドラ・ナーラーヤン博士が指名)が重傷を負った。議員もナタ・パチャウリ統一コーデクス党首が重傷を負ったほか、学術会議、民進党、CDXの会の議員の一部に死傷者が出るなど混乱し、議会が一時機能不全に陥った。ゲオルゲ・ツェラーン行政局長官は非常事態宣言を発令して「即座に議会を再開することは、むしろ混乱を招く」として議会を緊急に停会させ、事態の収拾にあたった。ツェラーン長官は「必要とされる法案や予算は行政局会議を経て出される行政局長官令によって一時的に施行される」としたが、民進党やその支持者を中心としたデモが行われるなど反発が強まっていて、再開会前選挙までの民進党や民主本党の活動が注目されている。

【経済】今災害で負傷したホカマ氏引退により経済政策転換へ

建国以来、長らく共和国の経済政策を主導してきたホカマ・ケイスケ財務金融局長官が隕石災害によって重傷を負って引退するのに際し、共和国の経済政策方針は全国土の均等な発展へと転換する。ホカマ氏は財務金融局長官時代に、中央島への人口集中および自由市場と四人工島での粗放農村・国営市場の二経済基盤を機軸とする「二重の経済」政策を掲げるなどの野心的な経済政策が目立った一方で、それらの施策には内外から多くの問題点が指摘されていた。ホカマ博士はコーデクス共和国建国の際に計画推進に重要な役割を果たした人物であったものの、評議会の支持をあつく受けたG・ツェラーン政権ではK・F・シュティッカー政権時代のような強い影響力を維持できなかった。ツェラーン長官は都市住環境の改善や農業従事者の商業移行を改めて重視すると述べるに留まったが、キルヒハイマー商工務局長官は「これからは産業政策企画の主導権を農務局、商工務局が握るべき」と述べ中央島への人口集中を改善しすることを明らかにした。財務金融局長官の後任には数理経済学者ラジェンドラ・ナーラーヤン博士が選出され、政府高官はこれまで利用されてこなかったCDXによる経済政策への助言が行われるかが検討されていると伝えた。

【国際】ヴァノミス王国がファルロイト協定を経て民主化へ

【社会】フリューゲル全体に社会不安蔓延、高福祉への要求高まる

*フリューゲル暦22768期632年6月初旬*
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