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The Weekly Telegraph  
12月 20 (日曜日) 2015
【国際】大統領、連邦議会で演説 - ヴァノミス問題【寄稿】100年前の亡霊 17:40   
【大統領、連邦議会で演説 = テレグラフ・ウィークリー ウィリーツェン総局】

 ヴェンデッタ大統領は連邦議会でヴァノミス問題に関する演説を行い、上院下院議員列席の中で、ヴァノミス問題に対する連邦の行動の必要性について訴えた。

 この中でヴェンデッタ大統領は、今日の状態を招いたのはヴァノミス王国のみの責任とは言えないとした上で、名指しこそしなかったものの、ヴァノミス王国に資源の呪いを輸出した国がいる、と指摘。以下、ヴェンデッタ大統領の演説の一部を引用する。

“後進国の殆どでは、政府あるいは為政者が、無為無策によって各国からの支援や、国民の血税を無に帰すか、あるいはこれらの支援や税の徴収で私腹を肥やしています。これらを助長しているのは、残念なことに一部の先進国であります。彼らは、新興国を支援するという建前の元、彼らをリソースカーズへと追い込んでいます。”

“今日の問題の大多数は、先進国の一部が無責任にヴァノミス王国へ援助を行い、あるいは現体制を維持するための武力さえも提供したことにあります。彼らの行いこそが非難されて然るべきであって、ヴァノミスの問題はごく一部の事象に過ぎません”

“彼らは驚くべきことに、自らの行いに対する責任を負わず、今日の問題の全てをヴァノミス王国に帰そうとしています。彼らはヴァノミスの人民の今後のことなど考えていません。ただ頭の中にあるのは、自らの資源権益の維持のみです。果たしてそのような国家にヴァノミスの今後に関して、与らせる事が正しいと言えるでしょうか?”

 議会で演説を終えた大統領は記者団に対して「各国が先進国としての"正しい"義務を果たすことに期待したい」と述べた。

【寄稿】100年前の亡霊

 537年 8月下旬、フリューゲルに衝撃が走った。昭栄国が「エーラーン教皇国において市民を対象とした虐殺が行われている」と指摘した上で、これを「紛うことなき世界史上最も悪質な自国領内の市民虐殺である」と非難したのである。これに対して、当時のエーラーン教皇国政府は「目標地点一帯は取り壊しが決まっていた仮設住宅地であり、空き地であった。被害者は存在しない」と反論。この反論に対して昭栄国は、資料を多数揃えた上で、空き地でなかった事を指摘。また、更なる証拠隠滅のためにエーラーン教皇国が130万人もの市民を虐殺した上で、この残虐行為がエーラーンのみならずSCLN全体に蔓延っている可能性を指摘した。エーラーン教皇国は尚も反論を続け、昭栄国の指摘を「妄想」と一蹴。エルツ帝国も加わり、虐殺事件の存在の有無を有耶無耶とした。昭栄国は真相究明のための調査団の派遣を提案したが、エーラーン教皇国はこれを黙殺している。

 今日の問題において、注目されるべき点はエーラーン教皇国における事件とヴァノミス王国における問題の類似性である。前者は調査が有耶無耶となっており、真相は闇の中であるが、エーラーン教皇国やエルツ帝国が、昭栄国の指摘に対してヴァノミス王国と同様の反論をしている事には留意すべきであろう。そして、エーラーン教皇国とエルツ帝国が、ヴァノミスの多大な支援者であったことも。

 筆者はエーラーンにおける事件が真実虐殺であったかは差し置いても、エーラーン教皇国がヴァノミス軍の体制に大きく参与した事実が存在していること、また今回のヴァノミスの虐殺事件と同様の指摘が約100年前に、ヴァノミス王国軍に関わったエーラーン教皇国に対しても行われていた事、これに注目すべきであると考える。

 仮に、エーラーン教皇国における虐殺事件が事実であったとするならば、ヴァノミス問題と果たして無縁であるといえるだろうか?

 仮に、エーラーン教皇国における虐殺事件が事実であったとするならば、エルツ帝国やエーラーン教皇国が行っているような主張は、自らの過去を否定し、これを抹消するためのものではないのか?

 仮に、エーラーン教皇国における虐殺事件が事実であったとするならば、そもそもヴァノミスを非難する資格がエーラーン教皇国やエルツ帝国に存在するのだろうか?

 読者の諸君には、よくよく考えて頂きたい問題である。

【寄稿=政治アナリスト ガリレオ・セグレ】
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12月 08 (火曜日) 2015
【第四代元首選出/626年憲法制定,連邦共和国へ/二大国際空港完成】 21:32   
【アンネリーゼ・ザイツ総督退任。第四代総督(初代大統領)に元外務省外務次官補のルーベン・ヴェンデッタ氏当選 = テレグラフ・ウィークリー ウィリーツェン支局】

 第三代総督アンネリーゼ・ザイツ氏が退任した。ザイツ総督は609年に総督に就任。選挙では社会民主同盟を破り、ウェールリズセ=キリスト教社会同盟を第一党の座へと押し上げた。

 内外の業績としては国内の産業振興、安全保障体制の構築、ENECの改革推進、新興国との対話等、目覚しい業績を挙げた。一方で災害やテロへの対策は後手に回ることは多く、野党からは多くの批判を浴びた。ザイツ総督は退任の演説で"十年後にはウェールリズセは50周年を迎えます。その時、私達ウェールリズセ人が、外国に対して恥ずる事のない国家を一日も早く築き上げる必要があります"とした上で"7世紀の終わりこそがウェールリズセにとっての本当の始まりであり、来る危機に我々は備えなければなりません"と述べ、626年憲法の制定の必要性を訴えた。

 退任後は速やかに選挙が行われ、ウェールリズセ・キリスト教社会同盟からはウィリーツェン会談やウェールリズセ共和国ENEC常駐代表代理として外交手腕に定評のあるルーベン・ヴェンデッタ氏が出馬。社会民主同盟からは故ベルドルト・アルベルティーニ総督の次男であり、元上院議員のエドガールド・アルベルティーニ氏が出馬、民主協働党からはプラエトリア労働組合長ファウスティーノ・アレッシ氏が出馬。選挙結果はヴェンデッタ氏が全体票の61%を得票、アルベルティーニ氏は37%、アレッシ氏は2%の得票となり、ヴェンデッタ氏が圧勝。ヴェンデッタ大統領は"一刻も早く連邦共和国下のウェールリズセを発展させる事に尽力する"と述べ、とりわけ外交面で能動的に活動していく方針を明らかにした。

【626年憲法制定。国名改称・国旗新制定・新首都の下で繁栄へ】

 総督選後、またウィリーツェンに首都機能を移転して始めて開かれた議会において、ウェールリズセ・キリスト教社会同盟及び社会民主同盟の賛成多数により憲法の大規模な改正に関する国民投票を行うことや、国名の変更、国旗の新制定が決議された。新憲法下では行政委員会の権限を拡充しており、従来安全保障関連の権限不備が懸念されていた行政委員会は、共和国軍を国防及び治安上の非常時に限り議会の承諾を得ずに(事後承認)、出動させる事が可能となった。

 国名の変更においては、ウェールリズセ共和国からウェールリズセ連邦共和国へとその名称を変え、プラエトリア・ラントナウム・エンリヘッテの三つの州による連邦という位置付けを明確化し、国家のリスタートの意味を込め、またイタリアの真の継承者である事を示すべく国旗を新しく制定した。また共和国軍は名称を国防軍へと変え、国家元首及び行政の長を兼職する総督はその名称を廃止し、第四代元首からは連邦大統領の名称を正式に使用することとなった。行政委員会も名称を連邦参事会へと変更される。



【ウィリーツェン国際空港、サンジュブレ国際空港が完成。レゴリス帝国企業が設計・受注】

 新首都ウィリーツェンとラントナウムの州都サンジュブレに国際空港が完成した。これら二つの空港はレゴリス帝国企業のバルシュミーデ・ゲーエムベーハーが設計し、主な工事を担当した。他に国内企業数社が一部受注した。

 ウィリーツェン国際空港は全長3920m、全幅60mの広大な二つの平行滑走路を持つ空港。並行した滑走路の間には誘導路を配し離着陸する旅客機の効率的な移動が可能。ターミナルは3つ有り、ターミナル1は旅客機のみが使用する仕様とされ、同時で最大 21機の旅客機がターミナル1と接続し、乗客の乗り降りや貨物の積み下ろし等が可能となっている。ターミナル2は旅客機並びに貨物機が使用する仕様とし、主として旅客機に関しては小型機のみを運用可能となっている。また、ターミナル1の南方に広大なエプロンが用意されており、多数の旅客機を駐機、並びに旅客の乗り降りや貨物の積み下ろし等を可能としている。このエプロンは新たなターミナル用地としても使用可能とされている。商業施設としての利用も検討されており、ターミナル1にはフードコートや売店、レストラン等が入居可能で噴水広場等も用意されている。ターミナル2も同様の利用が可能。

 サンジュブレ国際空港は、全長3920m、全幅60mの広大な滑走路に全長2920m、全幅60mの滑走路をクロスさせた空港。ターミナルは3つあり、ターミナル1は旅客機のみが使用する仕様となっている。アゼロティータ国際空港と同様の形状をしているが、実際に旅客機と接続するターミナルを1つ減らしており、同時で最大14機の旅客機の乗客の乗降・貨物の積み下ろしが可能となっている。ターミナル2・ターミナル3は貨物専用とし、非常に巨大な倉庫が用意されている。またターミナル3は直接貨物機と接続し、貨物を積み下ろしすることが可能となっている。ターミナル3には同時で最大30機もの貨物機の貨物積み下ろしが可能。南西には空軍基地区画を設け、最大2個航空団(=4個飛行隊)の駐留が検討されている。露天駐機なども含めれば最大6個航空団(=12個飛行隊)の駐留が可能とみられる。(以上はバルシュミーデ・ゲーエムベーハー及び政府発表に基づく)

 アゼロティータにもウィリーツェン国際空港の規模を縮小した国際空港の建設が進められており、こちらは技術協力を受けた上で国内企業が受注する見通し。ヴェンデッタ大統領は「バルシュミーデ・ゲーエムベーハーと国内各企業の協力による大成果。賞賛したい」と述べた。



(ウェールリズセプレイヤーより:サンジュブレ国際空港の全体図(イメージ)は何とレゴリス帝国さんお手製です。素晴らしい…Thanks!)
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