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ヴェールヌイの報道  ヴェールヌイ社会主義共和国メディアの報道を集約して紹介
5月 10 (日曜日) 2015
【第16号591年3月】共和国宮殿落成/先進国入りも自立永続経済建設に課題 22:12  ヴェールヌイ社会主義共和国 
【共和国宮殿落成】

首都サンサルバシオン郊外、人民議会堂のほど近くで建設が進められていた「共和国宮殿」が591年3月に完成し、落成記念式が執り行われた。共和国宮殿は、当初は議長官邸として計画されていたが、外国の国家元首や政府の長などの国賓が我が国を訪問した場合の宿泊等にも対応できる迎賓館としての機能も付与されることとなり、後に再設計されたもの。設計変更は、成蘭連邦王国の黒石治家第五代国王が共和国訪問の意思を示したために急遽決定された。これまで共和国に外国元首が訪問した事例がなく、今回の成蘭国王訪問決定を機に、国賓への接遇を行える体制整備が図られることとなり、共和国宮殿の設計変更もこの一環だ。共和国宮殿の設計を担当した人民芸術家で設計士のミハイル・カレリン氏は、落成記念式において以下のように述べている。

「社会主義の先進国として、我が共和国が世界に恥じない姿を確立することは重要です。共和国宮殿は、議長同志の官邸と迎賓館として相応の機能と威容を誇りながらも、けして権威を必要以上に誇示し、威圧感を与えるようなものにならぬよう配慮しました。社会主義芸術の中心として、人民に親しまれる建造物になったと自負しております」

なお、共和国宮殿へのスヴィトラーナ議長の移動は、成蘭国王の訪問後に実施される予定となっている。これは「新しい状態で、一番最初に黒石閣下に使っていただければ良いのでは」との議長同志の意向によるもの。政府は、成蘭国王の訪問予定三日前から、首都近郊に位置する全ての工場に操業停止を指示するなど、受け入れ体制に万全を期している。(操業停止は排気を出来る限り減らす事と、より多くの首都圏近郊の人民を沿道での出迎えに動員する為の処置である)

【先進国入りも自立永続経済建設に課題山積】

先の世界的な軽工業における生産力低下は、直接的な商品供給不足のみならず、各種原材料と燃料市場にも大きな影響と負荷を与えている。外的要因を排除した自主経済を掲げる共和国も、その影響を免れないでいる。政府は「影響は軽微なもの。共和国の社会主義経済は今般の世界的変動に動じず、輝きを増している」と声明しているが、事態はけして楽観できるものではないだろう。政府方針では、現状の工業体制のまま規模拡大で国内の消費財を賄う方針だが、消費量そのものの見直しと、その指標になる国家維持費の縮減は避けられないのではないかという見方も強い。

またFENA諸国の構造改革に、共和国がどれだけ関与、貢献しうるのかという問題もある。政府は生産量低下直後のFENA総会において、成蘭やティユリアの過剰消費と、それにつきあう過剰生産の削減策をまず明らかにするべきとの立場を示し、暗に彼らの資本主義経済体制を非難しているが、それは、共和国がFENA諸国と可能な限り協調し、支援する責任を放棄するものではないだろう。その責任を果たす上で、私たちの社会主義経済体制に、私たち自身がいかなる要求を課すのか、その行末は未だ不透明である。共和国は590年10月に、国際経済指数上において、初の先進国入りを果たしているが、喜びの声も上がる一方で、こうした先行きへの不安感も、同時に広がっている。



写真:新しく完成した共和国宮殿(上)成蘭連邦王国旗(左下)共和国の軽工業(右下)
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