＝【国内】『重工業は火の車』野党より批判相次ぐ＝

我が国の工業が重工業に転換されて以降、鋼鉄の不足による工業生産能力の低下などの事態に追い込まれた。この件について、野党からは『重工業に転換してから我が国の産業は火の車だ』『即刻工業政策を見直すべき』など、批判の声が相次いだ。

また、ノイエクルス自由国からも我が国の産業を危惧するメッセージが届いている。

大統領は『鉄鋼の不足が失敗の原因だった。これからは比較的消費する資源の少ない産業へ以降を目指す』としており、先端工業への転換を示唆した。

我が国では近ごろ燃料不足が再燃しており、燃料の輸入を待って工業の転換を目指すということだ。



＝【スポーツ】アルロン代表、見事ベスト４入り＝

ブリュノールで開催された全フリューゲル野球大会において、我らがアルロン代表は優勝には届かなかったものの、見事にベスト４入りを果たした。

更に、勝率・打率・得点率はいずれも参加国中トップクラスであった。

時期大会は我が国にて開催される予定とあって、ファンの期待も高まっている。

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215年1月

サン・デュマ通信社　アルロン連邦共和国

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＝【国内】高速鉄道新線建設へ＝

アルロン鉄道は来年度中に高速鉄道新線の建設を開始することを発表した。221年には全線が開通する見通しである。

今回新設及び改良される区間は、グラン・ヴィリエ～ブランダンブール～サンルイ間の約336km。一部は在来線の路線を改良した上で高速列車が乗り入れる。

社長は『主要都市間の移動が便利でなくては先進国には近づけない。国の威信をかけて、素晴らしい高速鉄道を造る心構えです』と述べており、彼のこの計画にかける熱い情熱が伝わってきた。



＝【海外】グラン・ヴィリエ貿易協定締結＝

ノイエクルス自由国と我が国の間において、グラン・ヴィリエ貿易協定が締結された。これはノイエクルスへの定期的な工業製品の輸出を保証するものであり、ノイエクルスにおけるアルロン産製品のシェアが拡大することを期待されている。

海外向けの輸出製品を製造する企業や、それらを輸送する企業は生産ラインの増設、港湾設備の充実化などに追われている。

しかしながら、この協定は我が国の生産技術が大国ノイエクルスに認められたという事実を我々に知らしめた。もはや我が国の技術力は先進国を凌ぐであろうかというレベルにまで達しているのだ。

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214年11月

サン・デュマ通信社　アルロン連邦共和国

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＝【国内】アシル・ル＝ボン新大統領就任＝

213年3月、アルロン民主連合のアシル・ル＝ボン氏が就任した。

ル＝ボン大統領は商業の拡大による我が国の経済のバランス修正

や、発電所増設による生産力増強、重工業への転換などを公約と

しており、既に現代都市の建設や発電所の増設などは実行に移さ

れている。

現職の首相は社会党所属のフランソワ・コストレ氏であり、我が

国では初めてコアビタシオンが生じることとなった。

ル＝ボン大統領は我が国における最年少の大統領（37）であり、

若年層からの支持も厚い。若き大統領の活躍に国民の期待も大き

なものとなっている。



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213年9月

サン・デュマ通信社　アルロン連邦共和国

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＝【国内】続く燃料危機、鉄鉱山閉鎖へ＝

208年12月、連邦議会において、鉄鉱山の閉鎖とウラン鉱山の

開発が閣議決定された。

我が国ではここ数年の間、燃料危機が続いており、日増しに国

民の不満が募っていた。鉄産業は、数年前まで我が国において

重化学工業に次ぐ主幹産業として存在してきたが、ここ数年の

間に大きく衰退してきており、また、鉄鋼の輸出量の減少など

も本件に影響しているものと推察される。

新規ウラン鉱山の探査は遅くとも209年6月までに行われる見通しである。



＝【国内】迫りくる食糧危機＝

我が国が工業生産に特化して以来、食糧自給率は低下の一途を

辿っており、食糧不安が危惧されている。盛んな工場建設・宅

地開発などがその背景にあるとされており、国民からは経済発

展を急いだあまりに農業を疎かにしすぎたとの政府への批判の

声が相次いでいる。

先月にはブランケレ市においてデモが行われ、憲兵隊が出動す

るほどの騒ぎとなった。





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208年12月

サン・デュマ通信社　アルロン連邦共和国

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＝【国内】世界最大の工業国へ＝

206年4月、我が国の工業人口がユーフォリア公国を抜き、世界一

となったことが確認された。その要因としては、工業都市の人口

増加が進んだ点、国内における大企業の躍進及び盛んな海外進出

などが挙げられる。

これを機に、更なる工業の発展と産業構造の高度化を経て、我が国

が先進国の仲間入りを果たす日はそう遠くはないだろう。



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206年4月

サン・デュマ通信社　アルロン連邦共和国

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＝【国内】クレーターの埋め立て作業完了＝

巨大隕石の落下によってできた、巨大な隕石孔（クレーター）の

埋め立て作業が先日完了した。現地では、既に復興作業が開始さ

れており、建物の建設等が急ピッチで進められている。

大統領は現地を訪問し、被災者やボランティア活動を行う人々と

触れ合った。その中で「この災害は我々へ与えられた試練だ。被

災者の中には家族や知り合いを失った者も多くいるだろうが、い

かにその悲しみに打ちひしがれず、亡くなった人々の分まで強く

生き抜くかをあなた方は今まさに試されているのだ。」と述べ、

悲しむ被災者たちを勇気づけた。



＝【国内】対ベルカ、ジェノバへ友好姿勢か＝

大統領は先日、連邦議会においてベルカ、ジェノバに対する友好

政策を掲げた。理由として、ベルカ連邦に関しては我が国と経済

的地位も近く、お互いに工業を重視していることから親近感をも

って接することが可能であるという点、またジェノバは将来の発

展が見込まれ、商業を重視していることから工業製品の取引など

で活発な貿易を行い、友好関係を深めることが可能であるという

点を挙げている。

この方針には賛否両論があり、上位先進国との関係を重視すべき、

また栄光ある孤立を続け、中立主義を貫くべきとの意見もあった。



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198年8月

サン・デュマ通信社　アルロン連邦共和国

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＝【国内】巨大隕石落下、被害甚大＝

198年1月、大陸北中部に巨大隕石が落下した。死者は現時点で約

300万人にのぼり、我が国においては未曾有の大災害となった。

落下地点周辺は大きく陥没し、東部から海水が入り込んでおり、

まさに大陸に大穴が開いたような形である。

復興作業は既に開始されているが、石材不足によりこの『穴』が

埋まる見通しはつかない。また、遊園地やコンビナートも同じく

復旧の目処が立たない。

復旧資材に関して、バーミンガム共和国から資金及び石材等の支

援の申し出があり、政府はこれを受け入れる方針である。



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198年2月

サン・デュマ通信社　アルロン連邦共和国

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＝【国内】新首都建設へ＝

先月、連邦議会において大陸南西部の埋立地への新首都の建設が

閣議決定された。

この件についてロンサール大統領は「我が国は現在、工業国へと

成長を続けている。新首都が完成すれば、我が国はようやく先進

国への成長の資格を手に入れることになる。眠れる獅子が目を覚

ます時が遂に来たのだ。」と述べ、経済成長への意欲を見せた。

現在我が国は暫定首都をブランダンブール市に置いているが、同

市は国際的に認知される首都としての設備を十分に備えておらず、

正式な首都としての立場をとれずにいる。

新首都の名は『グラン・ヴィリエ市』となる予定で、建設の暁には

我が国の正式な首都として十二分の活躍を見せるであろうと期待

されている。



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196年6月

サン・デュマ通信社　アルロン連邦共和国

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