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ザイナル・エージェンシー  クシミニャール侯国の公営通信社
3月 07 (土曜日) 2015
【国際】579年8月までのヘッドラインニュース 16:03   
・【国際】続く各国のクシミニャール来訪。

・【政治】クシミニャール侯国で政権交代。首相はエメリアル議員。

・【経済】資源の集積地、アルドラド帝国の手腕発揮。資源危機乗り切る。

・【国際】内憂外患続くCAME。世界各国は今一度冷静さを取り戻そう。



・【国際】続く各国のクシミニャール来訪。

 (579年1月21日、ベイオール、国内報)578年の冬季にヴェールヌイ社会主義共和国から視察団が訪れた。侯国の経済構造を参考にすることを目的とし、ベイオールとトラレスなどの産業施設を見学した(写真は見学時のもの)。571年1月20日~23日にかけてもストリーダ王国のシャルガーナ国王・クリスティーナ王妃両陛下がご来訪なされ、クシミニャールが沸き立ったことは記憶に新しい。クシミニャールにおいても、出国外交を進めていきたいものの、現ザイナル侯爵殿下の体調が芳しくないこともあり、慎重になっている模様。

・【政治】クシミニャール侯国で政権交代。首相はエメリアル議員。

 (577年5月2日、ベイオール、国外報)長く続く侯国党政にも遂に終止符が打たれた。577年4月28日の選挙で、国民党が侯国党の得票数を上回り、政権交代した。昭栄国の宣戦布告を招いてしまったジェネロジーテ・ドクトリンの失敗と、エッカーマン市の隕石衝突による社会不安などが原因。また、国民党が以前より唱えていた衛星の導入が実現し、災害件数が減少したことも国民の評価につながったようだ。新首相は若手議員ムスタファ・エメリアル氏に決定し、暫くは国民党の重鎮ムノーリシュ氏が後見することとなる。

・【経済】資源の集積地、アルドラド帝国の手腕発揮。資源危機乗り切る。

 (578年6月8日、ロウルーン、国外報)小国、コルツ王国の崩壊は思わぬ余波を生み出した。アルドラド帝国はコルツに多額の投資をしており、その殆どを失うこととなったのだ。コルツからの食糧、銀供給が断ち切られたことを受け、アルドラド帝国は576年8月にストリーダ王国に対し、前述の資源輸出打ち切りを示唆しなければいけない事態となった。しかし、アルドラド帝国は新興国アジノーチカ共和国や食糧供給国からの輸送増を交渉し、混乱をおさめた。この度のアルドラドの活躍はフリューゲル世界の混乱防止につながり、更にはアルドラドの地位上昇につながったといえよう。しかし、続いてベトランド帝国の崩壊が最近取沙汰されており、この手の騒乱は残念ながらまだ続きそうだ。

・【国際】内憂外患続くCAME。世界各国は今一度冷静さを取り戻そう。

 (579年7月19日、京城、国内報)ブリュノール崩壊以後、CAMEでのハプニングが相次いでいる。578年の8月にはとうとう石動第三帝国がCAME脱退を表明した。このことにより、CAME所属国はノイエクルス連邦三国と大幹帝国のみとなった。また、同年3月下旬にレゲロ社会主義人民共和国がノ連内ヴォルネスク自治国近隣海域にミサイルを発射、CAMEとレゲロ、更には神聖同盟、永久同盟を巻き込んだ緊張状態が発生している。エルツテリア宣言など共産主義を強く警戒する動きも併せ、極めてナーバスな国際外交が続いていると言っても過言ではないだろう。このような状況下で互いを互いに煽るような外交政策を行うのではなく、あくまで冷静に大人びた態度を世界各国にとってほしいものだ。
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