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ザイナル・エージェンシー  クシミニャール侯国の公営通信社
6月 30 (月曜日) 2014
【国際】日ノ本影武者事件の真相は如何に?献酌府(外務省)に独占取材! 21:34   
 (537年12月16日、ベイオール、国内報道)政府の毅然とした態度によってこれまで、クシミニャールは様々な国際問題を克服してきた。しかしながら、一枚の旅券を巡って我が侯国もスキャンダルに巻き込まれようとしている。

 事の発端は日ノ本帝国の滅亡と、それに伴う帝室亡命である。サクラ陛下がクシミニャール侯国に訪問する予定になっていたため、クシミニャール侯国に亡命しているのではないかという噂が流れた。しかし、サクラ帝以下日ノ本帝室はレゴリス帝国に亡命していた。

 このことに対し、「友邦の帝室も保護できなかったのか」と、中立姿勢を守った与党、特に右派政党である侯国党の支持率が下がっている。党首でもあるレモン・ペレルマン首相は「シベリア共和国連邦経由で影武者を亡命させ、帝室の保護に貢献した。」と答えた。

 この唐突な発言は他国に波及した。537年12月にシベリア共和国連邦が侯国政府がパスポート偽造に加担したのではないかと主張したのだ。このことについてジェネロジーテ献酌府長官(以下献酌官)は「何故我が国が偽造したことになるのか、証拠提出を求む」と答えた。

 ザイナル・エージェンシーは献酌府にこの詳細を聞いたところ、次の回答を得た。

・(Q.経緯を教えてください)首相が日ノ本帝国政府よりホットラインで亡命の為の影武者を出すこと、その影武者は中立第三国であるシベリア共和国連邦を経由させる旨の連絡を受けたと聞いている。この時点で、首相はシベリア共和国連邦政府の承認を得た要請だと考え、承認した。また、日ノ本帝国政府の公式な連絡だと考えたようだが、そうでない可能性が有る。

・(Q.その行動は、中立国として相応しい行動なのでしょうか)首相が我々なり献酌官なりに話を通せばこのようなことにならなかったと思います。

・(Q.偽造疑惑について教えてください)まず、献酌府はこの件に関わっておりません。ですので、言うなれば我々もその偽造旅券に騙された恐れがあります。現在シベリア共和国連邦政府同様調査中です。

・(Q.シベリア共和国連邦へのアクションは何かありますか)先方からの連絡待ちです。我が国からは「本件において我が国は不正を行っておりません」とお伝えしております。

 兎にも角にも、今回の日ノ本帝国滅亡は我が国に大きな影響を与えた。諸外国は呼ばないようであるが、来年には建国十周年記念式典が行われる。なんとしても穏やかに執り行いたいのが、政府の本心であろう。



※画像は入国審査のイメージです。
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6月 29 (日曜日) 2014
【政治】クシミニャール侯国のこれからの方針について(記者会見記録) 16:43   
 民主主義国家として内閣が組織されたのにあたり、記者会見が行われた。ザイナル・エージェンシーは記者会見においていくつかの質問を行いました。(一部省略)

ジョージ・ティーゲル記者(以下記者)「この度は首相ご就任おめでとうございます。さて、早速ですが今後の侯国の展望をお教えください。」

レモン・ペレルマン首相(以下首相)「建材の輸出を主産業にいたします。具体的には、人口4500~5000万人(工業:1800万人、商 業:1800万人、その他:1000万人)の先進国を目指します。建材輸出は現在限られた国家のみで行われております。そのような中で、建材輸出国家としての地位を確立し、国際社会での存在感を産み出します。」

記者「燃料輸出はどうなされますか。」

首相「今後の消費量にもよりますし、外交問題でもあります。ですが、当分はゆっくりとした成長になるので、消費量に大きな変化は無いかと思います。」

記者「この度の日ノ本帝国の攻撃や、行動を含めた南西ヴォルネスク問題へのコメントをください。」

首相「南西ヴォルネスク問題に関しては中立を保ちます。また、軍事力にものを言わせた示威行動や、外交方針には断固として認められるべきものではないかと考えています。ですから、私個人としては、『日ノ本帝国と五国協商どちらが正当であるかを抜きにして単純に外交問題解決の為には』鉱山への掘削ミサイル攻撃だけでも十分だったかと思います。」

記者「友邦でもある日ノ本帝国に対して、好意的にせよ敵意的にせよ何かしらの外交行動は行わないのですか。」

ジェネロジーテ献酌府長官(以下献酌官)「今回、日ノ本帝国の立場は複雑な状態になっています。加えて五国協商との戦争は回避しえないとの声もでておりますが、今回は中立を保ちます。五国協商の中に、我が国と外交関係のある国家があるためです。」

記者「エーラーン教皇国において自国攻撃の疑いがありますが、これに関しては如何でしょう。」

献酌官「当該国家とは外交関係を有しておりません。」

※以上で会見は終了しました。
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Referer  (1)
6月 27 (金曜日) 2014
【政治】クシミニャール侯国は民主主義国家へ 首相はレモン・ペレルマン議員に決定 23:52   
 537年5月23日、遂にクシミニャール侯国は民主主義国家としての道を歩み始めた。2月に行われたストリーダ王国での助言をもとに、急速に進められた民主化は実現に至った。

 選挙権は(1)20歳以上の成人でかつ、(2)義務教育を受けた者に与えられた。被選挙権は残念ながらイッティハト協議会の認めた、国外留学経験者に限られたが順次拡大していく方針だ。警察国家時代に存在したイッティハト協議会は、この選挙を経てクシミニャール侯国統一議会(以下統一議会)に改組された。

 (2)の義務教育を大半の成人は受けていなかったため、数年前から夜間教育という形で多くの成人が選挙権を獲得してきた。南部都市トラレスに住むアヴドゥルさん(35)もその一人だ。

 アヴドゥルさんは二年間にわたって、昼は農作業、夜は勉学に励んできた。二年間の苦労が、アヴドゥルさんの手にする義務教育課程証明書に刻まれていた。「この日をずっと待ち望んでいました。」アヴドゥルさんの喜びもひとしおだ。

 投票日当日、アヴドゥルさんは朝早くに投票所に現れた。投票所職員の「貴方の名前はアヴドゥルですね?」という質問に、力強く「Yes, I am!」投票は問題なく終了した。

 投票結果は元侯爵主権派の侯国党50%、元国民主権派の国民党40%、元中立派の進歩党10%の結果に終わった。アヴドゥルさんは「これまで長く国を引っ張ってきたフェルガナ=パシャさんにお疲れと言いたい」と、結果について述べた。

【新内閣布陣】首相:レモン・ペレルマン侯国党党首、侍従府長官:フェルガナ=パシャ国民党党首、献酌府長官:ジェネロジーテ侯国党議員、内帑府長官:ヤナルダウ進歩党党首、旗手府長官:ド・ゴロワ侯国党議員、式部長官兼大膳職府長官:オズズィル国民党議員



クシミニャール侯国は食糧(200億t)、商品(50兆Va)、燃料(20億gal)のスポット輸出が可能です。国の発展の為に、不足している物品はすぐに埋めましょう!

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6月 14 (土曜日) 2014
【国際】イッティハト協議会、炭鉱転換の実施と外資導入を発表 00:54   
 2/26にイッティハト協議会はクシミニャール候国炭鉱の転換を行うことを発表した。

 発表の背景には候国の財政状況によるものと、外交政策によるものがある。現在、インフラ整備などによる支出が増大しつつあり、既存のウラン鉱山では賄えず、自国のみの新規開発も厳しい状態である。また、この外資導入によってストリーダ王国、日ノ本帝国のような連携国を探したいのも事実だ。

 フェルガナ=パシャ協議会議長は「我が国は政情が安定しており、官僚制度も整っている。今回投資して頂ける国にはハイリターンが約束されている。」と述べた。

 前回は入札にあたり、希望条件が明らかにされていなかったが、今回は以下が公開されている。

- 優先度は燃料>>鉄鋼>>銀の順である。

- 取引保証期間は短い方が好ましい。

- 取引量は少ない方が好ましい。

- 例えば燃料ならば、取引レートは1:1、もしくは侯国側好レートが好ましい。

- 初期投入資金、建材は多い方が好ましい。

- 同等ないし、多少劣った条件でも前回入札された国家を優遇する。但し、前回非入札国の提示が明らかに好条件である場合は、その限りではない。

※共同入札の中に前回入札国が含まれる場合は、今回の入札優遇対象となる。

前回入札国家:ファイアリヒ連邦共和国、ガトーヴィチ帝国、ストリーダ王国、成蘭連邦共和国、日ノ本帝国、レゴリス帝国

 イッティハト協議会は、実時間の6/15(日)の夜までに決定したい意向を示している。

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【国内】内戦勃発?農協と開発局の「野球代理戦争」 00:10   
 統制政策のとられるクシミニャール侯国において、スポーツ観戦は数少ない娯楽の一つだ。国民はどのような基準で応援チームを決めているんだろうか。実は、どのような仕事に従事しているかによってチームが決まる。例えば野球を例に見てみよう。

 侯国南部の都市、トラレス。ここにはザイナル農業組合が作ったスタジアム、UFXトラレススタジアムが存在する。

 本拠地にする野球チームはUFXトラレスレイブンズだ。農業従事者の有志が選手をしていたこのチームも、近年の経済成長に伴い野球専業の選手――即ちプロが活躍している。

 現在5チームが所属する「ザイナルプロフェッショナルリーグ」が侯国における最も大きな野球リーグだ。その中でもレイブンズは優勝候補の一角である。記者に取材を行った6月は丁度中盤戦の季節。リーグも大盛り上がりだ。

 取材当日(6/14)の試合は、同じく優勝候補の「SAProXベイオールティターンズ」とのマッチである。当然ながら両チームのサポーターはヒートアップしていた。

 ティターンズファンのルブト協議会議員が「優勝するのは明らかだ」と発言したことは有名だが、対する熱狂的なレイブンズファンのアヴドゥルさんは「農作業で鍛えている我々に野球で戦おうなどとは10年は早いんじゃあないかな」と余裕の面持。こちらも勝ちを信じた発言をしている。

  さて、当日の試合だが前半は投手戦となり、六回から動いた。レイブンズがホームランを打つと、裏の攻撃でティターンズが二点を返して逆転した。その後七回表にレイブンズは一死満塁とするが、三振、ゴロに倒れ、裏に一点を追加したティターンズが守り切った。

 これらの試合はただのスポーツ応援ではなく、侯国内の勢力闘争を示しているとする識者もいる。有望な選手を取り合い、各スポンサーが財力をつぎ込んでいるのだ。

 個人的には試合自体を楽しみたい。もう少し仲良くしてもらいたいものだ。



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クシミニャール侯国では、炭鉱転換による鉱山開発のパートナー国を探す予定でございます。近日中に募集詳細をご連絡させて頂きますので宜しくお願い致します。
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