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エルツ通信  エルツ帝国政府公認の新聞社。帝都内の帝国本局と辺境部の連邦支局がある
5月 25 (月曜日) 2015
【政治】R号国土開発計画完遂 他 01:47   
593年7月



【政治】R号国土開発計画が完了

政府はR号開発計画の完了を発表した。従来の計画よりも人口を1000万人程度下方修正するなどはあったものの計画はある程度順調に進みその目標を達した。

これによりエルツは高効率,低消費国家に生まれ変わった。政府代表はこの後は国内の隅々まで高速鉄道を通しインフラ開発を完成させた後は、この高い生産効率を維持していくのが役目であり、一番大変な仕事でもあると述べられた。



国内のインフラ整備が完全に達成された場合、帝国の商業生産効率はレゴリス帝国を抜き最高効率になる可能性があるようだ。(帝国技術研究局調査)



国民の声

農家のAさん「首相はすごい人だべさ、今の首相が林業さ振興してくれたおかげで田舎にも人が来たべさ」

学生のSさん「さすが首相です。私の計算通りのお方ですね。なぜかって?R号開発の結果帝国は貴族の勢力を削ることに成功したのですから」

主婦のMさん「今の政府ならついていけます。だって税金が本当に低いんですもの。それにバンバン改革して国を良くして言っているんですもの」

貴族のMさん「彼女は改革を断行した。本当に素晴らしい人だ。あのように人を数値でしか見れない人を私は見たことがない」

工員のLさん「首相によってオラは、この町から出てかなくちゃならなくなったんだ。あいつは本当にすげえやつだよ」

社長のRさん「彼女には期待を抱いているよ。彼女ならこれまで堅実に築き上げてきた帝国を壊すことが可能だからね」

家なしKさん「今の政府には道筋が見えないね。ただ変更をしてるだけだよあれは。レーフェン帝のことを忘れてるのかな彼女は」



【帝室】王国女王にして帝国皇女たるエルヴァシウス王家のヴィクトリア女王が連合王国への留学のためエルツを発たれた。



女王殿下は留学中は特定の大学に通われるのではなく、連合王国内のさまざまな大学を通われ進んだティユリアの学問を学ばれる予定だ。

また滞在中はティユリア王家の庇護下で暮らされ、真なる民主主義国家の王とは何たるかを学ばれるようだ。



女王陛下は出発前のインタヴューに対し「ティユリアは今まで行ったことがなかったけど、ボスフォラのような文化と伝統の町からアドリアのような近未来都市まであり多様性が面白そう。それに何よりティユリアはエルツに無い物がたくさんあるわ、それを学んでくるわね。カイザーアーディナルよエルツの頂にあれ。」と答えられ、このたびの留学をすべてエルツのために尽くすという意思を示された。



我らが女王陛下に神のご加護があらんことを。



(「カイザーアーディナルよエルツの頂にあれ」とはエルツ建国史に出てくる古の建国王カイホスローの一節「カイホスローよすべての頂にあれ」をもじったものと思われる。なお原文での意味は見渡す限りの地にカイホスローの統治が行きわたりますように、という意味である。)



【国際】ヴェールヌイで書記長選挙

サロート外務大臣とシチュドリン工商行政管理総局局員の二人が立候補している。

現在は現職の支持を得たサロート外務大臣が優勢。しかし前回の選挙で現職に敗れたシチュドリン氏も都市部での支持が厚く支持は拮抗している。



「自給自足はこの世界の原理をも崩しかねないが理想的な体制ではある」外務府高官談



【国際】ヴォルネスク地域で革命勃発

革命勢力は自らを少年のような心で革命を行う少年革命の士だとしている。



【国際】ノホヘレコの宇宙開発

ノホ・ヘレコで宇宙開発への熱が増している。今月には第一号のロケット試験場感性が予定されておりノホヘレコ政府は5年以内に衛星を打ち上げるとしている。

ノホヘレコは宇宙に行けるのか。続報を期待する。



【学問】ステパーシン氏がエルトウェルプ大学で講演

ヴェールヌイ社会主義共和国から労働者の味方がエルツの未来を担う若者たちへ真の平等で我々労働者の暮らし、そして政治への参画についての教えをご教授するために参られた。

ステパーシン氏はヴェールヌイ国内でも教鞭をふるっているようで、講演は実際大人気で講演が終わった後学生たちからのもう一度やってもらいたいとの声が多く、国内の他の大学でもぜひうちでという方も多かった。今回の公演を企画した労働党のパスカル党首は「やはりヴェールヌイこそが完成された社会主義国家である」とし「エルツもいずれ労働者の味方となる社会主義を実現するため若いうちから社会主義について若者が学べる環境を増やしていきたい。」とおっしゃられ、その後その足で女王陛下のおられるセント・エリゼ宮へ結果をご報告しに行かれた。



ある記者Aの言葉「社会主義に関する記事とか載せていいのかよ?」

ある記者Sの言葉「女王陛下は社会主義を気に入られているようだね」

ある記者Mの言葉「女王陛下こそエルツの輝き。労働者とともにエルツを支える柱だよ」

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5月 15 (金曜日) 2015
【政治】野党保守党がR号国土開発計画を非難 他 22:12   
591年2月



野党保守党エックスウッド党首は、現内閣の行っている国土開発計画に対し人口の大規模流出、工業労働者の減少、そして帝国の相対的な地位低下を非難しました。



エックスウッド党首「首相閣下は先代の首相たちが守って来た帝国の威厳と築いてきた地位を崩そうとしている。国土開発計画によって帝国の人口は8500万人から7800万人へと大幅に減少し、工業労働者はその職を失い、帝国の地位は国際ランキングで5位まで低下した。」

ネグローム首相「威厳や地位といったメンツを守るために私は首相になったのではないのです。私は帝国を存続させるために首相になりました。人口は減りましたが維持費は大規模に削減され、財政は黒字になりました。職を失った労働者たちには林業という新たな雇用を生み出しました。各資源面でも燃料は不足状態が改善され、建材も自給できます。帝国はようやく大規模消費社会から資源自給社会への転換が始まったのです。」



首相閣下は最後に「もはやエルツには右も左もありません、エルツを構成する諸王国の主たる帝国が諸王国を導き、千年先までその繁栄を続けられていけるよう、挙国一致で協力してまいりましょう」とまとめられました。

社会主義政党である自由党らしい発言であるが有権者からは「保守党こそ害悪、協力などあり得ない」「労働者を見捨てた自由党に未来はない」などの意見が漏れている。



さあこれから首相閣下がどのように打って出るのか国民の期待が寄せられている。

本日の首相支持率46%



【国際】レゴリス帝国に巨大隕石

レゴリス帝国南部のアグンセラ州に巨大隕石が落下した。死者は700万人を超えるようだ。

アグンセラ州知事やレゴリス軍南部管区司令官などが犠牲になり、その経済損失は100兆vaを超えるなど甚大であるようだ。



【国際】ミッドガルド帝国が一部先端工業国を非難

ミッドガルドが一部の先端工業国を人為的資源不足事由創出国家として非難している。人為的資源不足事由創出国家、なにやら小難しい言葉だが要するに低効率の先端工業国家ということである。

そしてミッドガルド帝国はこれに該当する国家に対し、それの改善を求めるという声明を出された。

ガトーヴィチ帝国がこの報道後に高効率工業国行動計画を発表しているがこの件とは関係がないとのことだ。

タスブレー外務大臣は「ミッドガルド帝国の言うとおりである。世界的な危機には世界的な協力で挑まなければならない。その輪を乱す国家は歓迎されない。」

としてミッドガルド帝国の考えに同調する考えを示した。なお現在この人為的資源不足事由創出国家に該当する国家がどこかは分かっていない。



【国際】加熱するベルサの暴動。その行く末は?

【国際】破滅する石動の財政。その原因は?
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5月 09 (土曜日) 2015
【政治】R号国土開発計画始動 他 22:00   
自由党政府は政権奪取前よりかねてから計画していたR号国土開発計画を始動させた。



R号国土開発計画は急速に拡大し肥大化した都市区画を整理し、今後発生しうる都市問題に対し事前にその問題となりうる要件を排除するという考えからできている。



この計画ではまず第一にエルツの政治の基本であった自給自足の観点に立ち戻ることを目標としている。

 そのために肥大化した人口を抑制、巨大化した近郊都市を解体し、整理されたニュータウンとして再開発する。(1)

 また一部の人口減少によって過疎化した地域では、植林を行い林業を振興する。これによって商品及び建材の自給を促す。(2)

 この計画は自給自足を促すものであり、それを強制するものではないので従来の都市生活を国民が維持できるようインフラを高いレベルで維持する。(3)

 帝国内において、急速に若者離れが進む工業において、大規模なゴーストタウンとなり、スラムの出来上がっている国内の三大工業都市を解体し、ニュータウンとして再開発する。(4)

 首都に集まる人口を分散させるため、首都近郊にグリーンベルト(緑地帯)を形成し、その外側に職場を兼ねたニュータウンを建設する。(5)



(1)これはエルツランド計画とされ、エルツ帝国を一つの都市として細かく整理され交通、商売、行政といった様々な面での効率化を図るために国内すべてにおいて整理された街を作ることを目指している。ただ政府はこれに対し地方の個性を尊重しながら行う、と過去において行われた拡大政策の画一性を非難している。



(2)はモリモリ計画である。木を植え、それを家具などの商品用材木にしまたはCLTに加工し建築材として利用することで、国内の商品、建材輸入を減少させる狙いである。将来は木質ペレットに加工しペレットストーブを国内に普及させることで燃料をも国内で自給することを目指している。



(3)は維持目標であり、計画ではないが、命名としては里山作戦と名付けらており、里山のように自給をしながらも現代人としての生活も十分に謳歌するべきだと明記されている。ただし政府はインフラがなければ幸せでないというわけではないと「真の人間生活を求める会」といったあえてインフラに頼らない生き方をしている人に対し配慮をしている。



(4)はファクトラウンズ計画と命名され590年中期に実施予定。帝国内最大の貿易港エルツポートに隣接するロッテルダム工業地帯(6,12)(7,12)もその一部を除き再開発される。

対象はロッテルダム以外にユルホーフェン,アルセイユ



(5)は大エルツテリア計画として始動している。これにより帝都周辺の人口は310万から210万程度に減少する模様。



政府試算ではこの計画が完遂されると人口はフリューゲル歴600年には最大で8500万,最低で7200万程度になるとみられ、国内では急速な人口減少に少しの不安感を持ちながらも、政府の前向きな案を歓迎している。



【国際】軽工業に大打撃。生産効率の悪化

近年軽工業の現場が荒れている。生産効率の悪化により従来よりも生産量が半減したのだ。これによってエルツ帝国内では工業労働者による大規模ストどころか、軽工業をおもとした企業が軒並み倒産している。工業人口が国内の産業人口に対し10%もいないエルツでこの事態である。もちろんほかの軽工業国は軒並みこれ以上の大打撃を受けている。成蘭連邦王国では現在の輸出量を維持できず、関係国に対し消費量の削減を訴えている。クシミニャール侯国などでも急遽国庫を開放し商品を輸入するなど軽工業を主体とする国家と交易する国にも大ダメージだ。



なおエルツ帝国は交易している国が基本先端工業国なので今のところ貿易に関しては変化を感じていない。つまり先端工業の先進国よりむしろ軽工業に頼る途上国において大問題といえるだろう。



【国際】石動にて特別警察が解体。「もはや戦後ではない」

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4月 28 (火曜日) 2015
【政治】帝国軍凱旋帰国 04:28   
589年2月



フランドルに出兵していた兵士たちが帰還した。

帝国政府は兵士たちをねぎらうとともに、戦死した戦士たちのための墓地を建設しこれをフランドル戦役国民墓地と命名した。



ヴィクトリア女王は、「よく帰ってこられました。あなたたちだけでもエルツの大事な子供たちが帰ってこられたことをうれしく思います。」と帝国軍兵士たちに声をかけられた。その姿を見た古参近衛兵たちの中では泣き崩れるものも多かった。

保守党のエックスウッド党首は今回の戦役での犠牲者の多さに触れながら、「我々の勝利は喜ばしいことだが帝国軍の軍備不足や、旧体制から受け継がれた負の遺産が垣間見られた。それを改善することで、このような悲惨な犠牲が出ないように努力していきたい。」と述べられた。

野党自由党の党首代行であられるネグローム首相は「君たちは誉れ高き帝国の兵士たちだ。君たちのような勇敢な戦士たちを異国の地で死なせてしまったことを恥じる。」とだけ述べられ、国民墓地にある派遣軍最後の犠牲者アーギュスト・トレポロ軍曹の墓に献花を添えられた。



今回の戦役で帝国の得た利益は少なく払った代償は少なくなかった。

戦死者1403名(治安維持隊を含む)

戦傷者6019名(治安維持隊を含む)

沈没艦1隻

損傷艦6隻



最終的に投入されたフランドル派遣軍(総司令官:ブリュンヒルデ陸軍大将・副官:ケーニヒ陸軍中将)

・帝国軍第4師団(指揮官:ローテンベルガー少将)

・帝国軍第11師団(指揮官:プリナビスク少将)

・帝国軍第2装甲師団(指揮官:パシェン少将)

・帝国軍第211歩兵連隊(指揮官:グレイブ大佐)

・帝国軍第413歩兵連隊(指揮官フレリク大佐)

・帝国軍第2機動艦隊(指揮官:アルフレド海軍大将)



人員:77800名

艦船:空母1隻重巡7隻軽巡4隻駆逐26隻



この日をもって帝国軍の全部隊がフランドル地域から撤退した。

帝国戦勝を祝うパレードは一か月以上続き、国内はお祭り騒ぎとなった。



我らが皇帝陛下万歳!エルツ帝国万歳!



【政治】第11回帝国議会選挙が行われた。

与党保守党はその議席を野党自由党に奪われた。



選挙結果

・庶民院 定数650議席

国民党・・・・・・81

キリスト教会・・・30

保守党・・・・・・201

緑の党・・・・・・11

自由党・・・・・・312

労働党・・・・・・15



・貴族院 定数570議席

国粋派・・・74

商会派・・・158

王国派・・・67

連邦派・・・271



・教督院 定数120議席

エルツキリスト同盟・・・30

ゾロアスター同盟・・・・38

エルツ改革同盟・・・・・52



なお、首相、宰相、執政に変更はなかった。



【国際」各国で隕石災害が多発

近年フリューゲル世界での隕石災害が多発している。多くの先進国に落ちた巨大隕石は国際社会に大きな影響を与えた。

帝国の最大の共にして同君連合でもあるアルドラド帝国にも隕石が落下したが、我らが皇帝陛下の下アルドラド帝国は復興へ向かっている。皇帝陛下万歳。



【国際】テークサット連合で政権交代

【国際】石動地域での動乱が終結の見込み

【国際】ノホ・ヘレコ連邦で民主化

【軍事】帝国海軍が新型空母の開発に着手「ELCV」計画始動
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4月 14 (火曜日) 2015
【政治】首相をはじめ保守党幹部、保守党を離党自由党へ 01:40   
586年9月



ユトレドネ・ネグローム首相を始めとした保守党幹部が保守党を離党し、自由党へ移籍した。

前々から保守党においてマスコット的扱いを受けていたとして旧態依然としていた保守党を批判していた首相だったが、今回の戦役において首相である自分の意志よりも古参の保守党議員の意見で内閣が振り回され、首相としてこのままでは何の動きもできないことや、国際問題の解決に対し戦争という手段をとった保守党を非難し、保守党から離党、反戦主義、国内の労働者の保護、女性の権利保護を訴える自由党へ同じ派閥のメンバー47名と入党した。



これで議席数は保守党301議席、自由党237議席となった。

今回の稚拙ともいえる戦争行為によって与党保守党はその支持を失っており、そこに選挙戦に強いネグローム氏の離党も重なり保守党は大ダメージだ。

これによって二年後の第11回帝国議会の行く末どころか、あと2年間保守党政権が続くのすら不安だ。

ネグローム氏は陛下の大命がなければ、首相の職は辞することができないとし、首相を続投される考えだ。

現在ヴィクトリア女王は難民対策で忙しく、めったに国会には顔を出されず、このままでいくと首相はその辞任を大命されるより先に、首相権限により、解散総選挙を行い、与党が自由党に移る可能性も高い。

どうなるのか帝国議会。ネグローム首相の次の一手に国内中が注目している。
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4月 12 (日曜日) 2015
【軍事】帝国軍攻勢を開始 01:25   
586年5月



フランドルの市民軍を撃滅し、フランドルに秩序を取り戻すために派遣された帝国軍2個軍団は着実に戦線を押し上げすでに敵国首都に迫っている。



フラン市民軍は帝国軍の攻撃に備え秘密警察を用いて人民を恐喝し恐怖によって統制している。帝国軍は間もなくこの秘密警察本部に対し大規模攻勢をかける予定である。



攻勢が行われる前に空軍による空爆により、敵の攻撃力は削られており、勝利は間もなくであると考えられるが、帝国軍爆撃機の撒いた降伏をうながすビラに対し降伏する兵力は少なく敵の士気は高いものとみられ苦戦を強いられる可能性もある。



しかし帝国軍はすでに農村地域における市民軍拠点、沿岸地域におけるミサイル攻撃陣地、都市内部にある秘密集会所といった市民軍軍事施設を空軍によるピンポイントミサイル攻撃で破壊しており、戦局は圧倒的に優勢なので心配はいらない。



国内では市民軍の圧政から逃れてきたフランドル難民の受け入れを行っており対フランドル戦開戦からわずか2ヶ月で1000万人を超えるフランドル人を保護している。

王女殿下が難民対策について先陣を切って対応をされ、宮殿の開放から食事、衣服に至るまで皇室財産を用いて難民救助を行い、国内のNGO団体も難民救助のために積極的に活動している。



我らが王女殿下万歳!エルツ帝国万歳!



「我らがエルツの子らよ臆するな、我らがノルベルト陛下、先代、先々代、それ以前、カイホスローから続くエルツ歴代の皇帝陛下が我らのことを見ておられるぞ。王たちの前で恥ずかしい姿を晒すな。歴代皇帝陛下の加護がついた我らが帝国軍は無敵であり、最強である。死をも恐れぬ軍団となりて祖国の敵を打ち払え。」

カイホスロー叙事詩より抜粋



【政治】ヴィクトリア王女、女王へ

エルヴァシウス王領がこのたびエルツ王国として格上げされ、エルヴァシウス王領の領主にしてエルツ帝国王女であらせられるヴィクトリア王女が初のエルツ王国女王に即位されることが宮内府より発表された。

この決定により、ヴィクトリア王女は正式にノルベルト陛下がエルツ不在時にその権限の代理人であることが確定された。



ヴィクトリア王女はいまだ13歳であられるが、新たな女王陛下の誕生を歓迎したい。
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4月 10 (金曜日) 2015
【軍事】ところでエルツ海軍の艦艇ってどんななの? 03:41   
一部の国において、帝国海軍艦艇撃沈において話題に取り上げられ、真相解明について働きかけが行われている。

この現状を見てわが社も何かできることはないのか、ということで今回は絶対極秘とされている帝国海軍艦艇について政府より発表を許可された情報を公表する。



帝国海軍フランドル派遣艦隊

旗艦「ウエベル」

ウエベル型重巡洋艦1番艦

就役555年

排水量14000トン

全長200m

速力35ノット

主砲20.3cm砲5基10門

乗員730名

ロッテルダム工廠製





軽巡クルッヘ・レヴェリヒト

セントモリア型軽巡洋艦3,4番艦

就役545年

排水量5500トン

全長162m

速力36ノット

主砲14cm砲7門

乗員440名

ロッテルダム工廠、エルステルダム工廠製





駆逐艦モルケクラウエン,クレング,ブリッツ,ドナ

モルケクラウエン型駆逐艦1,2,3,4番艦

就役557年

排水量1700トン

全長118m

速力38ノット

主砲12.7cm3基6門

乗員210名

グロリアス工廠製





何れも帝国においては最新型とは言いづらい旧式艦である。

レゴリス帝国製兵器に帝国軍主力が移行する中で、帝国軍内でのエルツ製兵器の存在感を取り戻すための派遣であったとみられるが、その結果は悲惨なものとなった。

「旧式艦ではあるが速度性能には優れていた、彼らなら高速で邦人を救出できると考えていた」ある海軍士官の言葉

「25mm機銃や13mm機銃が彼らの主な対空兵装だ。彼らの主目的は夜戦による敵主力艦への魚雷攻攻撃だよ。政府は敵を軽視しすぎたね。可愛い娘たちを失ってしまった」ある海軍技術者の言葉

「あー、この件は非常に高度な政治問題であり、説明は難しい」ある政府高官の言葉

「わたしはねぇ、この海軍を変えようとぉ、あなたにはわからないでしょうねぇ、この国のぉ、海軍のぉ、現状はねぇ、あぁぁぁ」ある海軍地方総監の言葉
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Referer  (2)
4月 09 (木曜日) 2015
【急報】フラン市民軍により軽巡フェーゲリン沈没! 00:45   
585年11月

フランドル市民軍の攻撃により帝国海軍の軽巡「フェーゲリン」が沈没し駆逐艦「クレング」「ブリッツ」「ドナ」大破、旗艦「ウエベル」も中破したとの情報が内閣より発表された。

政府はこれを受けてフランドルへの軍事攻撃を閣議決定し、事実確認をしっかり行うとともにフランドルに一番近い第2機動艦隊を当該海域に向けることを決定した。



第2機動艦隊は空母「アドルフ」を旗艦とした航空艦隊。

空母1重巡6隻軽巡2隻駆逐18隻の国内最大の艦隊




フランドルで起きた化学兵器事件に国内では動揺が広まっている。



化学兵器のよって汚染が起きた月に帝国にはフランドルから400億トンの食糧が輸送されており、汚染された食料をエルツに広めるためにフランドル政府によって起こされたテロであるとの説が国内でも有力となっている。

政府はこれに対し、帝国関税局は汚染された食料を国内に通すことはなく(国内の食料の)安全性は保障されていると話す。



それでもこの件に対し帝国政府は「非常に遺憾である」としてフランドルに対し、監視団の派遣と賠償金を請求するをことを閣議決定した。



監視団はフランドルにおいて国家秩序の回復、化学兵器の廃棄の監視を目的としており、これを警護するために帝国陸軍が派遣された。



賠償金額は送られてきた定期食料の代金の返金額2.5兆va、そして送られてきた400億トンと定期輸送された食料25億トンの合わせて425億トンもの食料購入にかかる費用82.5兆vaの合わせて85兆vaである。

政府はこれに対し、この数字は一種の例えであり、フランドルからの説明の内容によって要求を変更すると発表した。



また汚染事件の影響から国内において明確な主権の存在しないフランドルでの危険性を考慮し、フランドル国内にいる邦人救出のために帝国軍司令部は、海軍1個艦隊を派遣した。



派遣される帝国陸軍 指揮官バルドゥイル少将

・帝国軍第211歩兵連隊(指揮官:グレイブ大佐)

・帝国軍第413歩兵連隊(指揮官:フレリク大佐)

合計4,000名



派遣された艦艇 指揮官クラウベル海軍少将

・重巡(旗艦)「ウエベル」

・軽巡「フェーゲリン」

・軽巡「クルッヘ」

・駆逐艦「レヴェリヒト」

・駆逐艦「アークライヒ」

・駆逐艦「ラポレーゼ」

・駆逐艦「ヤーペン」

・駆逐艦「モルケクラウエン」

・駆逐艦「クレング」

・駆逐艦「ブリッツ」

・駆逐艦「ドナ」

合計重巡1軽巡2駆逐8
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3月 31 (火曜日) 2015
【帝室】ラインハルト陛下御崩御 16:27   
584年7月



我らが皇帝陛下が御崩御なされた。まだ34歳という若さであり、国民は深い悲しみに暮れている。

陛下は死の間際、悔いのないような笑顔でおられたという話もあり、短いながらもその濃いい人生に我々も涙を禁じ得ない。



我らが皇帝陛下万歳。ラインハルト陛下の御霊に神のご加護を!



宮内府は新皇帝陛下にはアルドラド皇帝であられるノルベルト殿下を指名された。

これは生前ラインハルト陛下がヴィクトリア王女ではなくノルベルト殿下を後継者に指名していたからだ。



宮内府はエルツの内政はヴィクトリア王女のもとに一元化されるものの、その上にノルベルト殿下を置くことで両国の統治体制を盤石にしたいと発表された。



これについては当報道機関でも詳しい意味は分からず詳細が判明し次第国民の皆様に説明していきたい。





我らが陛下、そしてエルツ帝国万歳。我らはこれより1週間の喪に服す



【国際】ノイエクルスと石動で戦争勃発

北幹による大幹帝国への侵略に対し北幹に宣戦を布告したノイエクルスに対し、石動はノイエクルスに宣戦を布告した。石動はノイエクルス軍の撤退を要請しており、逆にノイエクルスは侵略行為に出た北幹軍の南幹からの撤退を求めている。大幹地域では、北幹による大幹地域の完全占領、石動による北幹要人の皆殺しがあり、リュウセンハントウトウイツジュンビセイフという謎の組織が現在同地域を支配しているとみられる。政府はこれを頭文字をとってRTJS(ルトジュス)と呼称することに決定した。(Ryusenhantou Toitu Junbi Seihu)

石動、フランドルはノイエクルスをテロリストと非難し、対立感情を煽っているが、世界平和のために国家の政権転覆を図る組織を撃滅することを宣言したエルツテリア宣言を発したエルツにとってこれは許されないことであり、帝国政府は他国政府をテロリストと非難し、国家転覆をはかろうとする組織を壊滅させる準備をするべきだ、という意見もある。



【国際】大幹地域に新たな政権発足か

【経済】シュルジュリミテッド社、アルドラドBM社に買収される。シュルンベルジュ財閥は実質的にBM社の傘下に

【国際】ダラット通貨圏拡大。政府はエルツダラットのアルドラドダラットへの移行を決定



エルツ通信帝国本局
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Referer  (57)
3月 29 (日曜日) 2015
【災害】ストリーダ王室帝国訪問 他 18:43   
584年3月



3月中旬より

帝国中央部の巨大隕石災害の復興地域にストリーダ王室や首相といったストリーダの要人が訪れられる。




【災害】帝国復興へ再開発が進む

帝国中央地域を襲った巨大隕石による災害から10ヶ月が経ち、帝国は復興に向かっている。



帝国政府はすでに北部に新たに現代都市を建設し、国内の新規開発を進めるとともに、災害地域の復興も押し進め再建されたティルブルフを基軸としてエルツ中央部再開発計画を発進させた。



この計画に基づき帝国政府はまた新たに現代都市を建設し、またその年の周囲を高度に防災化させることで災害大国エルツにおいての災害対策を強化していく考えだ。



【国際】ヴェールヌイで憲法改正

帝国政府にとっても外交の経験が少ない社会主義国家だけあってこの国の進展が帝国内での社会主義者への見方を確立するであろう。



【国際】テークサット連合で首都再開発

途上国に過ぎたるものを持とうとしているが、帝国政府は「かの国の未来には大変期待しておりこれはかの国における将来への布石である。」と好意的な反応を見せている。



【国際】ノイエクスルス連邦が北幹に宣戦布告

【国際】エーラーンのターター財閥でお家騒動
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