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エルツ通信  エルツ帝国政府公認の新聞社。帝都内の帝国本局と辺境部の連邦支局がある
1月 19 (火曜日) 2016
【政治】政府答弁 他 00:57   
633年4月初旬



島田首相は昨今国際社会で起こっている外交その他の問題について説明を行われた。



まずは隕石災害について



首相「災害によって、多くの観光都市、そして森林が失われました。幸いにも市民には犠牲は出ませんでした。しかしそれは軍人の方々が衛星を始めとした各手段を投じて市民がいないところへ隕石を誘導してくださったおかげであります。その結果は軍事基地の付近への隕石落下となりましたが......結果、多くの軍人の方々がなくなられました。胸が張り裂けるような気持ちです。」



災害復興について



首相「被災地をどうするかについては、現在検討中です。国有地が多いこともあり、新たな観光地帯創造や、軍事施設の建設も検討しております。」



ベルサガトーヴィチ間の外交問題について



首相「ベルサリエーレにて、ミサイルが国内に発射されたとの情報がもたらされました。今回の事件に対して、邦人の犠牲者は確認されておりません。」



またガトーヴィチが各国に対し、ベルサへの経済制裁を要求していることについては



首相「ガトーヴィチから我が国も、経済制裁に協力するよう要請がありましたが、現段階では震災復興のために資源を集めておる段階でありまして、早急に参加することは不可能であると考えます。」



誤爆によって多数の死者が出たとの記者の質問に対して



首相「ベルサは一説に独裁国家といわれる国家であり、その国が公表している数字を鵜呑みにすることはできません。ただただ、ミサイルが発射された地がいち早く復興し、ベルサリエーレ国に平穏が戻ることを期待しています。」



レゴリスが隕石災害は国家の怠慢のせいだと言っているの記者の質問に対して



首相「レゴリス帝国軍駐屯地は隕石落下地点の近くにあり、それを悲しむのは当然のことです。私は、災害を自分のせいだという強い心は持っておりません。災害は天のせいだと思っています。神が我々に下した試練です。我々がそれにどう立ち向かうかは、隕石落下地点付近の軍人の方々が見せてくださいました。私は彼らに恥ずかしくないように、これからの帝国の舵を立派に切っていきたいと思います。」



迎撃衛星が燃料不足なのではという記者の質問に対して



首相「ええ、衛星が本来の能力をもってしていたら、今回の災害は防げていたかもしれません。ここには帝国内の悪しき風習が現れています。細かく縦割りされた官僚体制は責任の所在をうやむやにし、各機関の連携を阻害し、私でさえも全容がつかめないほどです。これからは国家として迅速な対応ができるよう一新していく考えです。皆さまもご協力ください。帝国万歳。」



【社会】登山が大人気。

隕石落下により帝国内最大のウラン鉱山の消失に意気消沈していた、国民たちを一気に活気づかせた事件がある。帝国北方での新たな鉱山発見である。新たな鉱山はヴァスヴィオ山にある。この山を登る登山電車が現在大人気だ。

登山電車の宣伝CMの曲が、その軽快さと、覚えやすさから若者たちに大人気となり、現在ではどの家庭からでも歌う声が聞こえるほどである。登山者も増加し、僅か1か月で4万人以上が、登ったようだ。



【社会】人口減少が深刻化

団塊の世代と言われた高齢者の減少や、高齢者の尊厳死によって帝国の人口はわずか一年で400万人ほど減少した。人口はこの後は維持するものと見られているが、絶頂期と比べると国力衰退は否めない。
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1月 12 (火曜日) 2016
【政治】天鶴系首相就任 03:18   
632年2月



島田嗣之氏が首相選挙に勝利した。トゥシャール元首相より職を引き継ぐもろくな政策を打ち出せずにいたリパモンティ前首相は、帝国経済に大打撃を与えたことを詫び職を辞した。

かねてから溜まっていた国民の不満は、帝国に新しい風を呼びよこす種火となった。



首相の就任演説「まず、ここにいるすべての人へ感謝を述べさせてもらいます。私を認めてくださりありがとうございます。私は天鶴系です。ヴァイセン人ではありません。しかし、今私はすべてのエルツ人の命を背負い、導いていく役に付いています。これはひとえに皆様の寛容があったからです。私を、エルツ人として、受け入れてくれた全てのエルツの人々にありがとう。そしてすべての国民をエルツ人として分け隔てなく愛される皇帝陛下に感謝の意を。私は今から皆様から受けた恩を、帝国を立派に導くことで返していこうと思います。皇帝陛下の下、全ての国民がともに高めあい、協力し合い、国際社会の中でその威光を輝かせる。そのような強いエルツ帝国を今再び皆様にお見せいたします。皇帝陛下、そしてエルツ帝国万歳。」



島田嗣之氏・・・47歳。グロリアーナ学園卒業。後軍役を経て、会社を設立。617年保守国民党より衆議院初当選。



【政治】第19回帝国議会選挙

与党保守国民党が無事勝利するが、左派政党が合体した社会労働党が議席を伸ばした。



第19回帝国議会選挙 結果



保守国民党・・・・432

キリスト教会・・・14

緑の党・・・・・・11

自由党・・・・・・21

社会労働党・・・・172



【社会】帝国内で伝統文化復活の動き

帝国内の諸国において、クールエルツ計画の一案として、伝統文化の復活が行われている。帝国内の多々ある民族それぞれの伝統芸能を、政府が保護し、学校教育に取り込むことで、多彩な文化を維持し観光客を誘致する狙い。

また、これに合わせて、若者が避けていたり、人気が影いている文化の振興を行う団体も出てきている。那珂には、危険なのではというスポーツもあったりするが、停滞する帝国において、古いが新しいものが入り込むことは良いことである。皇帝陛下万歳。

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12月 20 (日曜日) 2015
速報【政治】宰相と首相直接討論される。 19:15   
628年5月



国民は、宰相と首相を決める選挙にあたり、両者の直接討論を望んだ。両者はこれに快く応じ、本日帝国内元老院にて両者の討論会が開催された。



宰「まずは、この機会を与えてくださった国民の皆様に感謝申し上げます。そしてこの場を開かされた皇帝陛下にも心からの感謝を。今私はここで私の政治の何たるかをすべての臣民に伝えたいと思います。帝国万歳。」

首「首相、クロード・トゥシャールであります。先日の宰相へあてた罵声を、ひとまずはお話の前に皆様に謝りたいと思います。相手をただ非難するだけのことに意味はありません。我々を国家を導くものにして、両者の道に、正しいも誤りも、正義も悪もありません。ただどちらかの道が帝国をより素晴らしく導けるか、それのみを私も皆様に伝えていきたいと存じます。とはいえ私はヴァノミスは壊滅さるべきと考えます」

宰「トゥシャール氏の言うとおりである。どちらが正しいかなど愚問。どちらが帝国を栄えさせるか。私は生まれてよりこの方50年近く、帝国貴族として政に関与してきた。父祖の代より100年以上続く、我らが一族の帝国へ与えた繁栄を忘れたものがいようか。私にはその父祖の智と経験とが引き継がれている。その私が申し上げる。ヴァノミスの地にはエルツ人を出すべきである。かつて帝国は連邦であった頃にとある両者の矛を収めるべく猛進した。結果的に理性ある両国の判断によっていま振り下ろされんとした矛は収められた。しかしながらこれでは不完全である。あの時はまだ小国家の集まりでしかなかった帝国は、事態の詳細を知る由もなく、外からそれを宥めることしかできなかった。その結果両国の間にはこれが楔となり、大きな穴が穿いてしまった。真に国際融和を求めたわが国の欲する結果は事なかれで他国を分断することだったろうか。いや違う。我々は生半可な覚悟で沼に足を踏み入れたがゆえに、結果を失っただけでなく、その大きな理想さえも白昼夢へと消え去ってしまった。我々は同じ過ちをするべきだろうか。否、帝国は今度こそ救いを求める人々を救わねばならぬ。すべての帝国民ががエルツの民ヴァイセン人として誇りを持ち、ともに協力するように、かの地にも結束と友愛とがあらねばならぬ。たとえこれが夢と罵られる類いであろうと、帝国は再び夢を取り戻さねばならない。それが開祖カイホスローより続く帝国の勝ち得た真理なのだから。」

首「宰相閣下のおっしゃること尤も。しかし、夢見る少年でいられる時期はとうに過ぎました。帝国は巨大国家として束縛も大きい。遠方の国家の中には帝国を切り分けんとする国家もあることです。かつての帝国の宥和策が帝国に何をもたらしたか。それは恐怖と衰退だけではないか。帝国人に戦はいらぬ。我々は建国より100年守って来た専守防衛の精神にのっとり、他国への介入を辞めるべきだ。ヴァノミスをこれ以上掻き乱すというならば、それは帝国の100年の伝統を壊すこととなる。帝国は100年にわたり、他国に対し攻撃を仕掛けた歴史はない。降りかかる火の粉を払うことはあろうとも、他国を侵略することは一度もなかった。建国の祖である、ドクツや帝国の支えであったシベリア、両国の志を継ぐことこそが帝国の与えられた使命であり、それを守る事こそが誇りである。帝国に永遠の安泰を。エルツ帝国万歳。」

宰「何も我々は侵略をしたいがために、他国へ介入するのではない。途上国が立派な国家としてフリューゲルで存続できるようにする。これが我々先進国の使命であり義務である。帝国は夢見る少年ではいられなくなってしまった。しかし、これから発展する国家に夢を見せることは出来る。なにも彼らを甘やかすことが帝国の支援ではない。帝国政府はこれまでも支援しか望まぬ国に支援は送らなかった。実際帝国が600年より支援を行った国は皆無である。これは途上国を支援という名で蝕まんとする国家との帝国の決別を表している。我々は彼らの自主独立を支持している。それこそが帝国がドクツやシベリアより受け継ぎし意志である。ポツダムのように各国家が協力し自立していく組織が今フリューゲルに誕生している。帝国の意思は今、帝国の次の世代へ継がれんとしている。ならば我々は彼らに手本を見せねばならぬ。悪しき搾取国家へと彼らがならぬように。しかれど、国家の発展には資源が必要である。それは人でもあれば鉱石でもある。だからこそ帝国は彼らの発展を見守りつつ、彼らの成果に金という評価をつけて彼らを応援したのだ。そして今、彼らの成長が途絶えんとしている。我々のするべきことは彼らを夢無き廃国とすることであろうか、それとも活気あふれる新興国として彼らを歓迎することであろうか、私は後者だと考える。帝国に寛容さを、そして少しの度胸を。帝国臣民の血税が他国へ流れるのをおかしいという方がいる。しかし帝国の繁栄は誰の血税によってなしえられたか、それを考得ねばならぬ。我々はどうするべきか、カイホスローの子らよ、君たちの選択を私は期待している。帝国万歳。」

首「私は平民の生まれである。宰相閣下ほど遠い道は見えない。しかし一歩一歩堅実に歩くことは可能である。帝国に必要なのは、国内の安定である。他国の民に夢を見せる前に、帝国人に夢を見せねばならぬ。それこそが私の仕事だ。私はエルツ人に最高の帝国を見せるために来た。外国人に最高の帝国を見せるために来たのではない。帝国は大国であるが、超大国ではない。やれることには、限りがある。我々は我々で自立する。ならば、他国にも他国で自立をしてもらおうではないか、帝国がいなければ滅びる国など、滅んでしまえばいいのだ。それが自然の摂理である。国民たちよ驕ってはならない。我々は神ではなければエルバンシアでもない。何もかもができるわけではないのだ。今の一日を堅実に生きようではないか。帝国万歳。」



両者が退室した後議場は大騒ぎであり、さっそく国内ではこの討論を反映してどちらにつくかといった議論が白熱している。

夢を与えるエルツ帝国を唱えたダウエンブルク宰相閣下。今日をしっかり生きるエルツ帝国を謳ったトゥシャール首相。

当初の想定とは大きく異なった二人の立ち位置であるがさあ結果はどうなるのか。選挙戦は2週間後である。国民諸君よ己に問いただせ。どちらの描く帝国が見たいのか。帝国政府万歳!エルツ帝国万歳!

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【政治】議会紛糾。宰相と首相の対立 03:54   
628年4月



本日首相は、宰相に対し、辞任を要求した。庶民院にて首相は開口一番宰相の辞任を要求した。宰相の強権路線には、前々から与党内でも非難が行われていた。首相はそれを陰で支援していたが、今回のヴァノミス問題で両者の対立が決定的ととなった。首相は「宰相は貴族としてヴァノミスに手を出した。その結果帝国は大きな災厄に巻きこまれようとしている」と痛烈に宰相を批判。締めくくりには「とはいえ私は、ヴァノミスは壊滅さるべきと考える」という言葉で宰相を挑発した。

一方、貴族院にて盤石な体制を持つ宰相は、貴族院にて首相の発言をこう非難した。

「肥えた妻に痩せろということは誰にでもいえる。だが私は加えて妻を痩せさせることができる」これで貴族院全体を沸かせた宰相は、終わりにこの1句を付け加えられた。「とはいえ私は、ヴァノミスは存続さるべきであると考える」



この論争をもって始まった両者の対立を決するのは国民の意見でしかない。宰相は宰相権に基づき、首相国民選挙の実施を宣言。首相はそれに対し、議会の解散を要求。解散案は同日受理され、帝国議会は解散した。



女王殿下はこの議会の内紛に対し「議論は多様性を持つことに意味がある、今回は二人の意見が食い違ったおかげで、帝国は二つの道を見ることができた。両者とも素晴らしき指導者です。これからも素晴らしい指導者が帝国を導いていけますように、祈ります。」とおっしゃられた。女王殿下万歳!



さあ、諸君らよ!女王殿下の言葉を胸に刻め!覚悟せよ。我らで真の指導者を決定しよう。さあ選挙へ行こう!



【国際】ゴルカ連邦共和国でデモが発生。

民主化を求める人々と、急進的な改革を求める、大統領との間で対立が発生している。



【国際】世界の観光国ロムレー

我が国でも最近人気が高まってきているロムレーであるが、滞在者数が帝国を抜き、世界最多となった。連合王国滅亡でようやく世界1位の観光国となった帝国だが、再び世界2位へと戻ってしまった。あらたな観光立国の誕生に乾杯!エルツ帝国万歳!

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12月 09 (水曜日) 2015
【社会】帝国文化を世界に 23:34   
626年7月



【社会】帝国文化花開く

帝国の華々しい文化を世界に広めるため、政府主導で文化拡散プロジェクトが発足された。その名も『クールエルツ』計画である。

政府は帝国の長い歴史に反して、その実情や文化が他国によく理解されていないことを危惧している。そのため帝国の文化や帝国のことを知ってもらうため、今回の計画を打ち上げた。

帝国の食文化、スポーツ文化、サブカル文化を三つの柱として、他国にアピールしていく構えだ。食ではエーラーン、スポーツではコーデクス、そしてサブカルでは石動などが有名であるが、これらの国のように帝国の文化が世界に浸透していくのか、政府の手腕が試される。



【社会】過激する若者文化

保守国民党は政策路線として、古き良きエルツを掲げて行動しているが、その政策は一層貴族に負担を持たせるものであり、一方で庶民は多くの制約から解放されることとなった。

貴族には一層の責任増加、式典の厳格化を求める一方、市民にはその多様性から国家の発展を求めていた与党の政策は、若い市民によもすれば反伝統主義の行動を進ませることとなり古き文化は悪いものだという考えが、庶民の間に蔓延するようになった。

その結果が、昨今の過激なファッションやパレードと化したハロウィン、ニコラウスである。皇帝通りに現れた若者およそ2万人は大きく騒ぎ、所によっては乱痴気騒ぎとなっているところもあり、国民の間では自制を求める声も上がっている。



【政治】二重帝国国籍法成立

帝国政府は、ノルベルト陛下の即位40周年を祝うとともに、同君連合下にあるアルドラド帝国との関係強化に乗り出した。

アルドラド国籍をエルツ国籍と同一とする『二重帝国国籍法』である。同法は庶民院を与党の賛成多数で通過し貴族院での認可をもって成立した。

これによって、エルツにおけるアルドラド人の活動範囲が大きく広がることとなった。



【社会】EALS成立

エルツ帝国とアルドラド帝国の両国の航空産業を新たに担う企業が誕生した。エルツメッサーシュヒット社がアルドラドALT社の傘下に入る形で、新たな航空会社EALSが誕生した。

メッサーシュヒット社はエルツの航空産業1位でALT社はアルドラドの航空部門では1位を占める大航空産業会社であり、両者の協力による新会社設立は両国の航空宇宙開発を大きく躍進させることだろう。

両国の防空産業を担う企業が合体したことに対し政府は「これからも両国の友好深化を進めていく、次は陸海だろう」と、説明した。



【政治】帝国建国100周年記念式典

帝国は617年に建国100周年を数えた。同時期に建国した国家にはストリーダやアルドラド、長州国などがあり、同時期国家が世界を牽引していることから、帝国もそれに遅れることなく、世界をけん引していける存在になりたいものだ。



帝国の100年を振り返る

519年の議事堂完成により帝国は、先進たる民主主義国家として成立した。

523年のSLCN成立により、帝国は国際社会にその名を知らしめた。

520年代の長い春の夜事件は、ドクツとの間に危機を発生させたが、逆に関係が深化し帝国の躍進とつながった

530年代後半のヴォルネクス動乱では、帝国にその無力さを痛感させた。

537年の五国協商対日の本の争いは帝国を大いに恐れさせたとともに、世界を震撼させた。

540年代から続く共産主義者との戦いは帝国の国力を大きく低下させた。

554年に帝国は共和政府に乗っ取られるが、580年に正当なる王を帝国は取り戻した。

586年から30年近く続いたフランドルとの戦いは帝国の権威を大きく傷つけた。

600年より帝国は停滞期に入る。これまで激動の歴史を刻んできた帝国は、この年より他の大国と同様に悠久にして緩緩な時間を過ごしていくこととなる。



617年建国より100年、第6代皇帝ノルベルト陛下の下で帝国はこれからも繁栄していくことだろう。

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10月 01 (木曜日) 2015
【政治】 第15回帝国議会選挙 他 01:09   
615年1月



【政治】第15回帝国議会総選挙

与党圧勝。両相の政権安定へ追風。

ラフォレーゼ首相「当然のこと。政府の政策の正しさが証明された。これからも帝国は本国第一で活動を行う。」

首相は今後の方針として、外交最優先国にレゴリス帝国とヴェールヌイ社会主義共和国をあげられ、これからも両国との友好を深めていかれるようだ。

内政では、帝国の失った国力回復のため、産業振興とともに海外への企業連携を増やしていかれる方針だ。

選挙戦では、アドルフ党首の引退を受けて社会党が議席を減らし、自由党はその存在感を発揮できなかった。



☆第15回庶民院選挙結果(612年)

保守国民党・・・439

キリスト教会・・14

緑の党・・・・・11

自由党・・・・・103

社会党・・・・・81

労働党・・・・・2



【国際】ヴァノミス調査隊派遣

ヴァノミスの現状を調査するためヴァノミス調査兵団が、ヴァノミスへ派遣された。



調査兵団団長オズロウェル・パシェン氏は「ヴァノミスが正当な統治をおこなう王政国家であることを証明しに行くことが第一目標であるが、同じ王政国家であるという考えにとらわれる気はない。自由の守護者として民主主義国家としてふさわしくない統治が(ヴァノミスで)行われていた場合は、それを帝国に正直に報告するつもりだ。」

と政府とは一歩距離を置いた調査を行うことを宣言された。-パシェン氏は、帝国審議院所属の司法官。-



また調査兵団は、他国の地への訪問となるため、護衛として陸軍4個師団(第12装甲擲弾兵師団、第13装甲擲弾兵師団、第2装甲師団、第2山岳猟兵師団)と海軍1個艦隊(第八機動艦隊)を随伴している。

護衛軍の指揮官はヴェンツェル・フォンローテンベルガー大将



【社会】ツールド・エルツ開催

国際スポーツ大会の影響を受けて人気の高まった自転車競技ににおいて、王室支援の下国際大会が開催された。

帝国の名を冠した大会「ツールド・エルツ」の第一回大会開催に当たり、スポーツ大会にて世界一位に輝いたコーデクスチームがゲストチームとして招待された。

大会では、チーム「ティルブルフ」のモーリッツ・トロスト選手が踏ん張りを見せ、見事2位につけた。



【国際】フランドル駐留軍帰還

フランドルへ派遣されていた帝国軍第8軍団が帰還した。帰還した兵士たちは無事に帝国へ帰還されたことを喜び、女王殿下自ら彼らにねぎらいの言葉をかけれた。

帰還した彼らの交代として第6軍団が、増援として第5航空軍団がフランドルへ派遣される。

フランドル軍の指揮官はグラシアン・オリエ大将
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9月 04 (金曜日) 2015
【社会】スポーツ大会閉幕。選手が凱旋帰国 23:14   
610年9月中旬



国際スポーツ山岡大会が終了し、エルツ代表が凱旋帰国した。

今大会でエルツは金3銀3銅4の合計10個のメダルを獲得した。これは今大会レゴリス帝国と並んで最多である。

金メダルに輝いたのはトライアスロン、射撃、銃剣道の三競技。近代五種、アーチェリー、サッカーの三競技が銀メダル。フェンシング、バスケットボール、ウェイトリフティング、馬術の四種目が銅メダルを手に入れた。

またハンドボールやバレーボール、ボクシング、柔道などメダルには届かなかったが、開催前の予測を裏切る好成績を残した競技もあった。

一方メダルが期待されていた水泳は惜しくも4位、体操は9位とあと一歩でメダルに届かなかった。



メダルを獲得した選手たちは、皇帝陛下に謁見し、その後宮廷の晩餐会に出席した。

皇帝陛下に謁見できるのは公爵位以上の貴族か、帝国議会の議員以外認められていないため、このように陛下と直に会える機会はごくまれである。

我らが『光る君』皇帝陛下に会えることは、大変うらやましい限りである。皇帝陛下万歳。



メダルを取って来た選手たち、取れなかった選手たちも、そのほか山岡大会へ行かれた皆様お疲れ様でした。

エルツ帝国万歳!皇帝陛下万歳!



△種目別評価△

トライアスロンは『鉄人』ディートハルト・フォルクマンが見事に国民の期待に応えてくれた。フォルクマンはカメラに対して「幼年学校から(トライアスロンを)やって来た、その結果を出せてよかった」と答えられた。

射撃は帝国陸軍少尉のヴァレリアン・ギマールが他を圧倒する力を見せつけてくれた。ギマール氏曰く「子供のころから訓練をしてきました。その結果が出ただけです。」とのこと。

我々を一番に驚かせたのは銃剣道である。王宮騎士団のヴィンツェンツ・オクレール騎士爵が優勝候補石動に粘り勝ち。オクレール氏は「石動はとても強いチームでした。しかし皇帝陛下の眼前で我々は負ける訳にはいかなかったのです」と力強いコメントをくださった。

近代五種ではストリーダに敗れ、惜しくも二位。リーダーのナルシル・フォン・ヴァロン男爵は「我々は新たに水泳の練習を組み込まねばならない」と水泳での惜敗を悔やまれた様子だ。なおヴィンツェンツ・オクレールは近代五種でも活躍し、エルツチーム最高の得点をたたき出した。

アーチェリーでは、並々ならぬ目を持つクォパルルの先住民に敗れたが、『狩人』ゼウラン・マイヤールが百発百中の離れ業をやってのけ辛くもレゴリス代表を打ち破り、見事銀メダル獲得。

射撃、アーチェリーで流れに乗ったエルツ代表だったが、サッカーでは前回王者レゴリスの前にゴールを割れなかった。0-0で迎えた後半34分DF陣の一瞬の隙からレゴリス選手にボールを奪われレゴリスのミュラー選手にゴールを決められた。代表のマリネル選手は「レゴリスの防御は鉄壁だったが、チャンスがなかったわけではなかった。前半はいい試合ができただけに後半の一点が悔やまれる。」と悔し顔。

フェンシング、馬術では貴族様が面目躍如だ。どちらもレゴリス代表に金メダルを譲ってしまい、ガトーヴィチ、シェロジアに銀メダルを取られてしまったが、有言実行でメダルを獲得してきた。フェンシングのホルガー・ブリュエンヌ騎士爵は「レゴリスと当ったのが不運だった。次回こそ帝国に金メダルを持ち帰りたい」と自信満々である。

バスケットボール。平均年齢21歳の若者チームが大活躍だ。始めこそ苦戦を強いられたものの、試合を重ねるたびに纏まっていくチームに国民は大きく感動した。

ウェイトリフティング。またレゴリスの前に膝を屈してしまった。『怪物』バジル・ルバニエを擁したエルツ代表で会ったが、レゴリスの怪力軍団には勝てなかった。「レゴリスに負けましたが、メダルをもって帰れることを誇りに思います」とはリーダーのシュレーミング選手。



水泳・・・エルツの至宝クウィリーノ・トリチェッラ選手がスタートをミス。ヴァルター・ラインマル選手が代わりに善戦するも惜しくもメダルには届かず。

体操・・・絶対エースハルトヴィヒ・ライヒェンが床の着地に失敗し、棄権。エースを失ったチームは9位と下位に沈んだ。

野球・・・19歳の新人コンビが大活躍。橘英雄と国見比呂というエルツ一のピッチャーとバッターのコンビのこれからの活躍に目が離せない。

自転車・・・5位という善戦に国民が歓喜。皇帝陛下も自転車競技チームの活躍を喜ばれ、新たに自転車大会ツール・ド・エルツの開催を決定された。

レスリング・・・ヴェールヌイ代表の前に惨敗を喫す。ボクシングと対比されて笑いものに。

ボクシング・・・マショー選手の右が痛烈に相手選手に襲い掛かった。まさかまさかの4位である。

バレー・・・石動相手にも善戦した。弱い相手に確実に勝ち、強い相手に追いすがるプレーで見事4位

ハンド・・・奇跡である。ベテランのアルドワン選手の起用が見事にあたり4位入賞。なおアルドワン選手は今大会での引退を表明している。

テニス・・・コーデクス。長州になんとか競り勝ち最下位は避けた。



【国際】フランドルに帝国軍派遣

【国際】石動とエーランで国債紛争

【国際】レゴリス企業がまさかの不祥事?

【国際】レゴリス副総統が引退

【国際】ガトーヴィチの鉄道競売はシュコダ鉄道が名乗りを上げるもあえなく落選

【国際】ミッドガルドが経済批判?

「確かに失業率-ってどういうことなんだ?」

政府「雇用機会が多く、職が流動的であるということであり、それだけ起業機会が多いということである。悪いことではない」

「フーン」



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8月 21 (金曜日) 2015
【政治】第14回帝国議会選挙結果 他 23:21   
608年5月



第14回帝国議会は保守国民党が348議席と過半数を超える議席を獲得し、大勝利した。

ラフォレーゼ首相やエーベルタイン宰相は「これで議会と行政が志を同じく動くことができる」と選挙戦の大勝利にお喜びの様子。

一方103議席と予想より票を落とした社会党のアドルフ党首は「これで議会は元老院の下部組織となってしまった」と選挙結果を嘆かれていた。



☆第14回帝国議会選挙(607年)

保守国民党・・・348

キリスト教会・・15

緑の党・・・・・11

自由党・・・・・168

社会党・・・・・103

労働党・・・・・5





【社会】エルツ野球界の失態

現在石動で開催が決定された国際スポーツ大会に向けて、チーム強化のために行われている練習試合。

現在エルツ代表チーム「ハリケーン」はその弱さをあらあらと見せつけている。9戦して7敗打率は.173である。

あまりの弱さに国民たちからも不安の声が出ている。しかしこの原因はエルツ野球界にある。

エルツにおいて野球はマイナースポーツだが、それでもある程度のファンを持ち、一部リーグのある競技である。

それでもエルツ野球が弱いのは、球界が腐敗しているせいだ。薬物や賭博が日常化している。デイィープ・インパクトの薬物事件は今でも記憶に新しい。

はるか昔エルツカップにおいて外国人チームを倒し、エルツ球界が国際レベルになった時代はすでに過去のものとなっている。

あの頃のひたむきさを取り戻すことが、エルツ野球が国際大会でメダルを取るために必要なことだろう。

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8月 02 (日曜日) 2015
【政治】 保守合同 20:24   
605年3月



議会における与党社会党と自由党の連立政権に対して、危機感を覚えた財界や貴族層の要望によって野党保守党と国民党が合同し保守国民党が誕生した。

これにより、議会における第一党は293議席を持つ保守国民党となったが、それでも議会における革新主義政党の優位は揺るがない。

しかし、先の首相選挙以前から、社会党と自由党は足並みが揃わず、それゆえに議会運営も停滞することが多かったので、この保守合同が議会に与える影響は大きいだろう。



社会党のアドルフ党首はこの政党合同に対し「古ぼけた貴族どもの悪あがきであり、既存利権を守りたいだけだ。労働者の後一押しでこの国は変われる。」と合同に対し左派の合同で対抗する気はないようだ。

ラフォレーゼ首相は「志を同じくする者が、同じ政党になるのは当然。先の選挙戦で見せた保守派の連帯をもう一度。皇帝陛下に栄光あれ」と合同による議会の活性化を期待した。

エーベルタイン宰相は「議会が政争をするのが、国家にとって最も不利益。その点で見れば彼らは政争を終わらせるための、一手を打ったといえる。」と合同を歓迎されているようだ。



女王殿下は合同に対し「議会は国民の民意を反映させる場所、国会の停滞や議論の白熱化はそれはそれで国内の文化の多様性を表すものですね」とほほえましい感想だ。



我らが女王殿下万歳。皇帝陛下に万歳三唱。我らが帝国に、エルツ帝国に栄光あれ。



なお、この統合で帝国における最古の党は労働党と緑の党※となった。(ともに518年創設の帝国五古政党の一つ)※緑の党は、旧名連邦代表
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8月 01 (土曜日) 2015
【帝室】女王殿下第一子ご出産 02:18   
604年11月



女王殿下が第一子をご出産された。生まれた子供は男の子でエヴラールと名付けられた。

女王殿下は退院後、まずティルブルフ郊外にあるヴァイセン城に入場され、皇帝陛下に第一子をお披露目された。皇帝陛下にお目通りになられた後は、城に集まられている南部諸侯の王族方に合われ、皇太子イザーク殿下とともに、帝国の後継者をお披露目なされました。



エヴラール殿下はイザーク殿下に次いで王位継承権第2位。

なお帝国元老院「円卓の騎士」では、皇帝位の継承はその血ではなく、その力によって決められるべきとの意見もある。



【政治】石動第三帝国との間で不可侵条約締結

東方の大国石動第三帝国との間で不可侵条約が締結された。

前首相の置き土産だ。
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