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ストリーダ通信社  ストリーダ王国の国営報道機関
7月 25 (金曜日) 2014
【軍事】王国軍、大幅な軍備増強へ 各国の軍備増強に危機感 他 22:26  ストリーダ王国 
【軍事】王国軍、大幅な軍備増強へ 各国の軍備増強に危機感



 







 541年1月、政府は防衛大綱の改定を行った。新たな防衛大綱には王国軍の100万人規模への増強などが盛り込まれ、これまでにない大幅な軍備増強が行われることとなった。すでに国内各所で基地の建設が進んでおり、541年中ごろまでは40万人だった陸空軍規模が1年足らずで倍の80万人に拡大した。ニュース番組に出演したビットナー防衛大臣は、ストリーダ王国の軍事力が先進諸国において最低水準にあったことを指摘したうえで「政府としては今まで通り平和を尊重する姿勢に変わりはないが、この先も我が国の安全が必ずしも保障されているとは限らない。大国となった今、国民の生命と財産を守るための十分な力が必要」と述べ、抑止力の重要性を訴えた。ある軍事評論家は「ここまで急激な軍備拡張はストリーダ王国において前例がなく、政府が各国における軍備増強に対して危機感を抱いていると考察できる」と述べた。

【国際】ドクツに隕石落下 政府は10万人規模の王国軍を派遣

 540年12月、ドクツの都市ホルトムント・カテドラルに隕石が落下し、多数の死傷者が出た。これを受けてストリーダ王国政府は、資金30兆Va・商品30兆Va相当・建材5千万トン・石材5千万トンの支援を決定。加えて、救助活動及び復興支援のために10万人規模の王国軍を派遣した。会見でブレンケ外務大臣は今回の隕石災害について「ドクツは最も重要なパートナーであり、今回の災害は我が国にとっても悲劇的。今度は我が国が恩返しをする番だ」と述べた。また、ドクツのドレーゼ総統閣下は現地で活動していた救助部隊の指揮官に膝をつき感謝の言葉を述べられ、慌てて指揮官がドレーゼ総統閣下を立ち上がらせようとする場面が見られた。なお、派遣された部隊は3か月後に任務を終えたのち帰還した。

【社会】首相らが被災地を訪問 巨大隕石災害から6年

 541年11月27日、エッカーマン首相・ハーゲン経済貿易大臣が被災地を訪問した。巨大隕石災害から約6年が経った被災地は復興を遂げ、活気を取り戻しているように見受けられた。首相と経済貿易大臣は工業都市やニュータウンのショッピングモールと小学校を訪問し、最後の訪問場所の小学校では小学生と一緒に給食をともにした。首相は「被災地が着実に前を向いて進んでいる様子が見られた。大災害の苦難を乗り越えようと努力する人々の力強さに感銘を受けた」と述べた。また、経済貿易大臣は「産業の復興のみならず、被災者の心の復興も果たされるように今後とも政府として可能な限りの支援を継続していく」と述べた。

【コラム】第三次エッカーマン内閣始動 今後の王国の行方は

最近、わが社ではクシミニャール侯国の国営報道機関として知られる「ザイナル・エージェンシー」の新聞が人気を集めている。私が休憩室で休んでいる際にもザイナル・エージェンシーの新聞を読んでいる者を見かける。クシミニャール侯国といえば、わが社の調査にて海外修学旅行の人気訪問国ランキングで第5位に選ばれるなど、ストリーダ王国との関係が深い国である。540年2月25日に第三次エッカーマン内閣が始動し、ある外交評論家は「クシミニャール侯国の建国10周年記念式典に首相が参列したということは政治的関心が高い証拠であると思われる。今後は渡航ビザの緩和や不可侵条約の締結が期待されており、具体的な時期はわかりませんが両国間において初の首脳会談が行われるのもそう遠くはないでしょう」と今後の更なる関係深化に期待感を示した。私としても今後のクシミニャール侯国との関係強化に期待したいところである。また、首相は経済政策の一環として「国土改造計画」を掲げ、各地では次々とニュータウンが建設されている。国土改造計画は建設業や不動産業に恩恵をもたらしており、人口増加の傾向による各産業の拡大に期待が寄せられている。しかし、国際的に農業国が相対的に少ないことから人口増加による食料需要の増加はストリーダ王国にとって大きな課題である。



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7月 05 (土曜日) 2014
【政治】第四回議会総選挙、540年2月15日に投開票 有権者増加に伴い定数是正も 他 17:12  ストリーダ王国 
【政治】第四回議会総選挙、540年2月15日に投開票 有権者増加に伴い定数是正も

今年9月25日、第四回議会総選挙の日程が決まった。540年1月15日に議会解散、2月15日に投開票が行われることが明らかになった。また、大都市部での有権者増加に伴い定数是正が行われることとなり、議席総数が現在の240議席から300議席に増加する。定数是正により今度の選挙では各党の議席増が予想されるが、各党がどれほどの議席を得られるかが注目される。

【国際】クシミニャール侯国、北トラレス市の新たな市名は「エッカーマン市」 異例の命名に首相は驚きを隠せず

今年8月、クシミニャール侯国の「北トラレス市」の命名権を獲得したことに伴い、新たな市名を「エッカーマン市」とする法案が議会で可決された。これによって「エッカーマン市」への改名が正式に決定されたことになる。新たな市名の候補に決まった理由として「首相として両国の関係発展に多大な貢献をしたこと」や「ストリーダ王国にゆかりのある名前であること」があげられる。

エッカーマン首相の会見では、首相が「名称を聞いたときは大変驚いた。どうせなら私が市長になってみてはどうだろうか」と驚きを露わにしつつ冗談を飛ばす場面も見られた。また、同市について首相は「一度は訪問してみたい」と興味を示した。

今回の改名を受けて国内の大手検索サイトの検索ワードランキングに「クシミニャール」が堂々の1位にランクインした。また、今回の命名に際してエッカーマン首相の出身地で知られるトラーバーデン市(11,8)の市長はエッカーマン市との姉妹都市協定締結に意欲を示した。

エッカーマン首相は今年12月にクシミニャール侯国の建国10周年記念式典に出席する予定であり、今後の両国の友好関係に期待の声が寄せられている。









(上の写真)トラーバーデン市の中心部

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6月 19 (木曜日) 2014
【緊急特集】北部に巨大隕石落下 国内史上最悪の自然災害に 他 19:13  ストリーダ王国 
【緊急特集】北部に巨大隕石落下 国内史上最悪の自然災害に

535年11月6日、北部に巨大隕石が落下し、甚大な被害が出た。死傷者は500万人以上にのぼる。今回の巨大隕石落下による被害は515年の巨大隕石災害の被害を大きく上回る結果となり、ストリーダ王国において史上最悪の自然災害となった。

政府の対応

災害発生直後に政府は即座に緊急対策本部を立ち上げ、災害対応に当たった。また、政府は直ちに軍の災害派遣を決定、軍は30万人態勢で捜索・救出活動をした。今回の巨大隕石災害では軍のみならず消防・警察も捜索・救出活動を行った。

巨大隕石災害を受けてエッカーマン首相は巨大隕石災害の犠牲者に対する哀悼の意と各国の支援に対する感謝の意を表明したうえで「この国難に際して各機関や自治体と緊密に連携しながら災害対応を全うすると共に一人でも多くの国民の命が救われ被災地の復興が果たされることを心から願っています。ストリーダ王国は必ず立ち直る。この大災害を乗り越えるために政府も尽力します」と述べた。また、首相は災害発生から1週間後の11月13日に被災地及び避難所を訪問した。避難所では作業服姿の首相が膝をついて被災者に語りかけ、励ましの声をかけた。

その後、政府は11月25日に今回の巨大隕石災害を「535年ストリーダ北部巨大隕石災害」と命名した。536年1月現在、被災地ではニュータウンの建設が完了し工業都市の再建が始まっているなど、復興は急ピッチに進んでいる。

経済貿易省は巨大隕石災害で工業都市2カ所が壊滅状態に陥ったため、当分の間新規の商品輸出を停止すると発表した。

諸外国の反応











今回の巨大隕石災害でアドミラル王国、ドクツ第三帝国、ガトーヴィチ帝国、大幹帝国、石動第三帝国、クシミニャール侯国の計6カ国が支援を行ったほか、日ノ本帝国は哀悼の意を表明した。

中でもドクツ第三帝国は多大な支援に加えて国防軍を救助活動のため派遣し、国防軍史上最大の規模で救助活動を展開した。ドクツ国防軍はストリーダ王国軍と共同で捜索・救助活動を行い、捜索・救助活動に大いに貢献した。以下は各国の支援内容である。(1月現在)

ドクツ第三帝国

資金30兆Va、食料100億トン、石材1億8500万トン、鉄鋼3億トン、建材2億トン、石油5億バレル

国防軍特別災害救助隊、国防海軍、国防空軍、医療・支援チーム等の派遣

アドミラル王国

石材5億トン

ガトーヴィチ帝国

建材5000万トン

大幹帝国

建材1億トン

石動第三帝国

建材1億トン

クシミニャール侯国

建材1億トン

※この場を借りて各国の支援に心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

王室の反応

巨大隕石災害を受けてシャルガーナ国王陛下は国民に向けてビデオメッセージを送られた。ビデオメッセージの内容は被災者らを激励する内容であり、このビデオメッセージは国内の放送局で放送された。また、12月初旬に国王・王妃両陛下は避難所を訪問され、被災者に励ましの言葉をかけられた。王室庁によると国王・王妃両陛下は直接感謝の意を伝えるために支援国への訪問も考えておられるとのことである。



国内では今回の巨大隕石災害で数々の募金活動やチャリティーイベントが行われた。諸外国からの支援に加えてストリーダ国民が一致団結して協力したことも復興が早まった理由であると考えられる。今回の巨大隕石災害にストリーダ王国は決して負けることはないだろう。



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【政治】エッカーマン首相、総裁2期目に意欲を示す 今年8月の国進党総裁選挙を控え

【国際】ブレンケ外相、巨大隕石災害による2月のクシミニャール侯国訪問の延期についての可能性を否定

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6月 12 (木曜日) 2014
【特集】建国30周年記念式典 直前の震災の影響で規模縮小も無事に開催 他 02:18  ストリーダ王国 
【特集】建国30周年記念式典 直前の震災の影響で規模縮小も無事に開催

今年8月21日、建国30周年を記念して記念式典が行われた。しかし式典直前の8月18日に発生した震災の影響で空軍による展示飛行が中止になり、翌日に行われる予定だった国王陛下・首相との対談も余震発生の可能性や首相の災害対応を考慮して中止になるなど、式典の日程が大幅に短縮される結果となった。以下は各国来賓の一覧である。

各国の来賓一覧

ドクツ第三帝国

ギーゼルベルト・ドレーゼ総統閣下、クンツ・シュパング外務大臣、エーリヒ・シュミット国防大臣

クシミニャール侯国

ザイナル候シャルル・ド・ザイナル、レモン・ペレルマン議員

ティユリア連合王国

テオドア・ティユリア女王陛下(食料備蓄庫消失事件に対する支援の御礼巡行)

エルツ帝国連邦

ギルベルト・フォン・グナイゼナウ内相

レゴリス帝国

シェリー・ベレスフォード外相

ガトーヴィチ帝国

クレーコフ外政大臣

アルドラド帝国

アロイス・ヘルツォーク外相



空港・式典会場周辺では警察による厳重な警備が行われ、到着の様子は全国でテレビ中継された。式典会場では到着した各国来賓をエッカーマン首相が出迎えて握手を交わした。式典の冒頭では国王陛下が「ストリーダ王国は30年で世界有数の先進国への成長を遂げました。今後とも国民がより幸せに暮らせる国になることを心から願っております」と述べられ、「世界各国での災害による犠牲者、そして先日国内で発生した震災の犠牲者に対して深い哀悼の意を表し、世界の平安を心から願います」とも述べられた。開会式でエッカーマン首相は各国来賓の出席に対して感謝の言葉を述べた上で「今まで我が国を支えてきた国々に深く感謝すると共に今後とも更なる成長を実現し、人権や法を遵守する民主主義国家として国際貢献の幅を広げていきたい」と述べた。エッカーマン首相は災害対応の関係で開会式にのみ出席し、会場を後にした。それに伴い、首相に代わってブレンケ外務大臣が司会進行を務めた。式典の最中にはクシミニャール侯国のレモン・ペレルマン議員がブレンケ外務大臣に近寄って耳打ちし、両者が小声で会話する場面が見られたが、会話の内容は明らかになっていない。

式典後には王室主催の晩餐会が開催され、各国来賓が出席された。晩餐会ではテオドア・ティユリア女王陛下が食料備蓄庫消失事件に対する支援について謝意を表した。それに対し国王陛下は「我が国をはじめとする各国の支援によってティユリア連合王国の多くの国民の命が救われて喜ばしく思います」と笑顔で述べられた。晩餐会の後、各国来賓は帰国の途に就かれた。ドクツのギーゼルベルト・ドレーゼ総統閣下、クンツ・シュパング外務大臣、エーリヒ・シュミット国防大臣は、翌日に行われるPTO加盟国会議に出席するため引き続き滞在した。



【政治】ストリーダ・ドクツ首脳会談 両国の友好関係をアピール

去年の8月、ドクツ建国30周年記念式典後にストリーダ王国・ドクツ第三帝国間の首脳会談が行われ、今後の両国の通商・経済、外交政策、資源確保等に関して話し合いがされた。また、会談の最後には両首脳陣で握手が交わされ、長年の友好関係を示した。

会談後にエッカーマン首相、ブレンケ外務大臣、ファルク財務大臣はドクツのドレーゼ総統閣下と共にレーティア初代総統閣下が入院しているドクツ中央病院を訪れた。対談ではレーティア初代総統閣下と談笑し、レーティア初代総統閣下を励ます場面も見られた。

中でも初代首相を務めたファルク財務大臣はレーティア初代総統閣下と約20年ぶりの再会を果たし喜びを露わにした。対談後、記者の質問に対しファルク財務大臣は「昔と変わらずお綺麗な方でした。20年前を思い出しますね」と言い、物思いにふける場面が見られた。

【国際】ストリーダ・ドクツ交換留学でドクツからファルケンマイヤー少尉がご留学











(上の写真:ヘルガローゼ・フォン・ファルケンマイヤー少尉と思われる写真)

去年の8月、ストリーダ・ドクツ交換留学でストリーダ王国へのご留学が決まったドクツのヘルガローゼ・フォン・ファルケンマイヤー少尉がご留学のためストリーダ王国に来訪された。現在は全寮制の学校に通っておられ、留学生活を楽しまれているとのことである。ストリーダ王国からは王族のパトリック王子がご留学のためドクツに向かわれた。こちらでも現地での学校生活を楽しんでおられ、シャルガーナ国王陛下も安心しておられるとのことである。

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【国際】イタリン共和帝国に巨大隕石落下 政府は軍のレスキュー部隊派遣も決定

【南西ヴォルネスク情勢】ヴォルネスク統一政府軍がサザンベルク公国を侵攻 ブレンケ外相「不干渉の方針に変わりはない」

【国際】王朝創建100周年記念式典が行われる 大幹帝国

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5月 27 (火曜日) 2014
【首相、外相、財務相共同記者会見】昨今の国際情勢・外交政策について 他 03:54  ストリーダ王国 
【首相、外相、財務相共同記者会見】昨今の国際情勢・外交政策について

2月23日、首相官邸においてエッカーマン首相、ブレンケ外相、ファルク財務相が共同記者会見を行った。首相、外相、財務相が共同で記者会見を行うのは異例のことであり、その背景には混乱する世界情勢などが存在していると思われる。以下は共同記者会見の内容である。(一部省略あり)

ドクツ新総統誕生・今後のドクツとの関係について

記者「ファルロイト・タイムズのレーマンと申します。まずエッカーマン首相にお伺いします。ドクツ第三帝国では、同国によるミッドガルド帝国との連帯結成の問題でレーヴェ内閣が総辞職し、ギーゼルベルト・ドレーゼ新総統が誕生しました。一部では連帯結成の問題で両国間の関係に亀裂が生じたのではないかと言われておりますが、首相は今後のドクツ第三帝国との関係についてどのようにお考えでしょうか?また、両首脳による首脳会談を行う予定はございますか?

続いてブレンケ外務大臣にお伺いします。ドクツ第三帝国によるミッドガルド帝国との連帯結成の問題で大臣はドクツ政府に対して説明を求めるという発言をされました。ドクツ政府は全閣僚による異例の謝罪会見を行いました。同国政府の謝罪と説明を受け、大臣はどのように受け止めておりますか?

最後にファルク財務大臣にお伺いします。この問題を受け、ドクツ第三帝国に対する制裁措置を講ずる考えはお有りでしょうか?」

エッカーマン首相「私が初めて首脳会談を行った相手がレーヴェ前総統でしたので彼女の退任の知らせを受けて私は大変驚いています。彼女は良い総統でした。彼女とはまたお会いできる機会があればお会いしたいと思っております。

まず、連帯結成の問題によって両国間に亀裂が生じたという噂が流れていると思われますが、私はそうとは思っておりません。20年以上にわたる両国の友好関係が証です。政府としても、今後とも両国の友好関係を固持していきたい限りです。また、ドレーゼ新総統誕生についてですが、なるべく早い新総統との接触を図りたいと思っており、私としては535年までに両国の首脳会談が実現するようにしたいと考えております。」

ブレンケ外務大臣「ドクツ政府の説明を受け、事情を十分に理解しました。政府として、ドクツ政府に対してこれ以上の追及はいたしません。ただ、ドクツ第三帝国はPTOの議長国であり、行動次第ではPTO全体の意見として捉えられる可能性があります。私としてはドクツ第三帝国の外交政策を制限する意図はなく、国家として重要な意思表明を行う際にはドクツ第三帝国自身の意見なのか、それともPTO議長国としてPTOの意見を代弁しているのかを明らかにして欲しいという考えであります。」

ファルク財務大臣「制裁措置については全く考えておりません。私が首相だった頃からドクツ第三帝国は失い難い盟友として我が国を支えてきました。今回の問題に関してドクツ側は深く反省しておりますし、経済面でもドクツ第三帝国は最重要パートナーであります。政府でもドクツ第三帝国への制裁を行うべきではないという意見で一致しているため、その方針をとるつもりです。」

新興国支援

記者「ストリーダ通信社のマテウスと申します。エッカーマン首相とブレンケ外務大臣にお聞きします。新興国支援として、長州国やクシミニャール侯国などに対して開発支援を行ってきました。特にクシミニャール侯国には鉱山開発支援や民主化支援といった莫大な支援を行ってきましたが、政府や外務省としては、このような支援を続けていくおつもりでしょうか?」

エッカーマン首相「現在は先進国である我が国も、今まで数々の国々の支えによって今日のような繁栄を築くことができたといっても過言ではありません。そして今度は先進国として我が国が途上国に対し出来る限りの支援を行っているわけであります。開発支援、すなわちODAは必ずしも損失だけを伴うものではありません。支援によって、信頼や貿易上の利益を得られることもあるのです。現にクシミニャール侯国や長州国との燃料貿易で我が国は安定した燃料供給を受けているのです。これに関しては我が国も大いに感謝しております。そして今後とも可能な限りの支援を続けていきたい考えでございます。」

ブレンケ外務大臣「ただいま首相が述べられた通り、外務省としても途上国への開発支援、ODAは各国との外交を繰り広げていくうえで大きな可能性を持っていると考えており、ODAの拡大も視野に入れております。しかし、ひたすら支援だけを求めて甘い汁を吸うことしか考えていない国家に対して支援をするというわけではございません。」

外交政策・外交課題について

記者「SBSのライマンです。エッカーマン首相とブレンケ外務大臣にお尋ねします。最近、再三にわたってストリーダ王国の外交通信を意図的に無視するなど、一部の国々による『ストリーダ・パッシング』が表面化していると言われており、今回のドクツ第三帝国によるミッドガルド帝国との連帯結成の問題も『ストリーダ・パッシング』の表れではないかと言われております。これについて如何お考えでしょうか?

また、再度ブレンケ外務大臣にお尋ねします。PTO担当大臣としてPTOの形骸化についてどうお考えでしょうか?そして『ストリーダ・パッシング』を受けて、外務省はどのような行動を取るつもりでしょうか?」

エッカーマン首相「政府の方針としては他国との平和外交を続けていき、外交範囲の拡大もしていくつもりですが、我が国のことを気に入らない国家も出てくることもありますし、外交において他国と意見が食い違うこともあります。それも外交においての宿命だと思っております。ドクツ第三帝国によるミッドガルド帝国との連帯結成の問題につきましては、ドクツ政府は我が国からの質問に答え、謝罪もしております。ドクツ政府は真摯に対応してくれていると私は思います。」

ブレンケ外務大臣「まず、ドクツ第三帝国の連帯結成の問題については首相が述べられたようにドクツ政府はしっかりとした対応をしてくれており、我が国を無視していることはないと私も考えております。続いてPTOの形骸化については我が国も懸念を抱いております。今後の経済政策や国防政策においてPTOは大変大きい存在であるため、我が国にとって深刻な問題だと自覚しております。特にイタリン共産党政府のエルツ介入騒動による対イタリン非難決議以来、イタリン共和帝国との関係は冷え切っていると考えております。我が国としては同じPTO加盟国としてイタリンとの関係改善の取り組みに努める姿勢であります。その上で『ストリーダ・パッシング』についてお話ししますが、外交に関しても我が国は基本的に融和政策を取っておりますし、歩み寄りは惜しみません。それでも我が国との関係を蔑ろにしたい国家があるのなら、それは仕方がありません。しかし、その場合は我が国から同様の回答を得ることになるでしょう。」

南西ヴォルネスク情勢

記者「FBCのツェプターです。エッカーマン首相に質問いたします。近頃、南西ヴォルネスクの情勢が混乱を極めており、先進諸国をはじめとする各国が同国への軍事介入を示唆・実行をしております。ストリーダ王国政府としては南西ヴォルネスクへの関与は考えておりますか?」

エッカーマン首相「南西ヴォルネスクには3つの勢力が存在しており、実質的にいずれの勢力も傀儡政権下にあります。各勢力間の対立が深刻化している中での関与は大変危険であると私は考えております。なお、内閣も同様の見解を有しています。したがって南西ヴォルネスクへの関与は一切考えておりません。」

※以上で会見の内容は終了となります。記事の枠の関係上、省略された質問がいくつかございます。

【社会】二度にわたる南西ヴォルネスクの海賊による略奪・襲撃が発生 国内の治安の良さが裏目に









531年12月中旬と翌年の2月上旬に南西ヴォルネスクの海賊船が領海内に侵入し、不法に上陸した。客船を攻撃し、上陸後には計8か所の銀行・倉庫を襲撃した。他にも自動車の盗難被害も発生した。被害額はおよそ25兆Va、略奪された食料は約20万トンにのぼる。海賊が上陸した地域では軍や警察の特殊部隊が厳戒態勢で捜索を行った。襲来した2つの海賊船には計15人の乗員がいたとされ、その内の4人が逮捕され、3人が盗難車で逃走中に民家に突っ込み死亡した。その他の計8人がそれぞれの海賊船におり、海賊船の沈没で死亡したとされている。ストリーダ王国では治安の良さも相まって人々の防犯意識が低く、ゆえに警備の手薄さで被害が拡大したと言われている。現在、逮捕された4人の海賊は拘置所に収容されている。彼らに重罰が科されることは言うまでもないだろう。

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【国際】エルツに巨大隕石落下 政府は緊急支援物資として資金20兆Va、建材1億トン、食肉20万トンの提供、並びに軍のレスキュー部隊・医療チームの派遣を決定 軍のレスキュー部隊派遣はドクツに次いで2カ国目
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5月 08 (木曜日) 2014
【緊急特集】王宮に隕石が落下し、王宮周辺は水没状態 シャルガーナ国王陛下らが病院に運ばれる 他 02:48  ストリーダ王国 
【緊急特集】王宮に隕石が落下し、王宮周辺は水没状態 シャルガーナ国王陛下らが病院に運ばれる











528年12月18日、この日は我が国にとって悪夢の日となっただろう。首都ファルロイトの王宮に隕石が落下し、王宮は損壊、水没状態となった。そして王宮内におられたシャルガーナ国王・クリスティーナ王妃両陛下や他の王族らもこの災害に巻き込まれてしまったのである。直ちに政府は軍を出動させ、王族や王宮内にいた見学者らが全員救助された。しかし、隕石落下によって計100兆Va相当の王室財産の損失が出たと言われている。政府は、王宮や一部の王室財産の復元を決定し、復元には半年程度かかる見通しを明らかにした。ストリーダ王国の象徴的存在とも言われる国王陛下らが災害に巻き込まれ、国内は騒然となった。災害発生からしばらくの間、国内では自粛が相次ぎ、国王陛下らが入院している病院前には大勢の人々が集まり、祈りをささげた。首相は国内外の予定をすべてキャンセルし、数日間国王陛下の容態を注視していた。現在、国王陛下らの容態は回復の傾向にあり、1か月後には公務に復帰されるとのこと。入院中の国王陛下は「国民の命が奪われずに済んでよかったと思っております。私は大丈夫です、皆が無事で安心しました」と述べられた。また、この災害で各国から国王陛下を気遣う伝言や支援を受けた。国内のSNSでもこの事が話題となっており、多数の国民から感謝の言葉が出ている模様だ。

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【国際】エーラーン教皇国と国交樹立 ゾロアスター教の布教が認可される

【国際】戦闘の激しさが増す南西ヴォルネスク ファイアリヒ連邦政府は国防軍の派遣を決定

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5月 05 (月曜日) 2014
【政治】エーラーン教皇国への国交樹立申請案が可決 エーラーン教皇国との国交樹立実現へ 他 02:18  ストリーダ王国 
【政治】エーラーン教皇国への国交樹立申請案が可決 国交樹立実現へ











6月22日、エーラーン教皇国への国交樹立申請案が可決された。エルツ問題による影響も懸念されたものの、問題の鎮静化もあって無事に申請案が通過した模様だ。可決の直後、議場内から大きな拍手が湧き、エッカーマン首相やブレンケ外務大臣らは深々とおじぎをした。エッカーマン首相は「両国間の関係において新たな時代がやってきた。エーラーン教皇国とは良き関係を構築できるようにしたい」と述べ、ブレンケ外務大臣は「さまざまな壁を乗り越え、ついに両国間の関係が始まろうとしている。期待で胸がいっぱいだ」と述べた。また、国交樹立申請案の可決を受けて外務省は近いうちにエーラーン教皇国に対し国交樹立の申請を行う予定である。国交樹立が決定し次第、ゾロアスター教の布教を認可すると共に、国内へのエーラーン教皇国大使館の設置・エーラーン教皇国へのストリーダ王国大使館の設置を行うつもりだ。

【政治】国会、エルツ問題で対イタリン非難決議を採決 経済制裁は行わない方針

先程も話題に出たエルツ問題であるが、ついに議会が動いた。5月18日、イタリン共産党政府によるエルツへの軍事介入の示唆を受け、議会は対イタリン非難決議を可決した。他国への非難決議を可決した例はこれが初めてとなる。非難決議には、「PTOの議長国(当時)であるイタリンがPTO各国の意向や規定を気にかけず、戦争を引き起こしかねない行為に出ようとしたためこれに強く抗議する」という内容が含まれている。エッカーマン首相は会見で「PTOを良い方向へリードしてほしいということで、私はイタリンが議長国になることに賛同した。今回の行為が果たしてPTOにとって良いことなのだろうか」と疑問を投げかけた。ある議員は「イタリンの行動次第では我が国を含めPTO全体が戦争に巻き込まれていただろう。いくら同盟国、ましてや議長国であるとはいえ、厳重に抗議しなくてはならない。今回の問題で我が国のイタリンに対する大幅な信用低下は避けられないだろう」と強い口調で述べた。経済制裁については、市場や情勢の混乱を引き起こしかねないとして政府も消極的な立場を取っており、見送りとなった。

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5月 03 (土曜日) 2014
【第三回議会総選挙】国進党圧勝 与党勝利、政権維持へ 11:58  ストリーダ王国 
【第三回議会総選挙】国進党圧勝 与党勝利、政権維持へ





3月16日に第三回議会総選挙が行われた。即日開票され、選挙結果が明らかとなった。選挙結果は以下ととおりである。



● 与党

国進党 … 168議席(+46)



● 野党

自由党 … 30議席(-34)

革新党 … 45議席(+6)

共産党 … 1議席(-1)

無所属 … 2議席(-11)



総議席 … 240議席



与党の国進党が168議席獲得の圧勝となり、政権維持が確実となった。国進党は46議席の増加で大躍進を遂げた。今までの政権評価となった今回の総選挙であるが、ストリーダ王国が経済の高成長や先進国入りを果たしたことが高く評価されたと考えられる。一方、野党は革新党以外の勢力が軒並み下がった。中でも自由党は、自由党党首の失言問題もあって前回より34議席減の30議席獲得で、大敗を喫した。また、無所属の議席も11議席もの議席減となった。これにより今回の選挙において与党である国進党が勝利を収める形となり、エッカーマン政権が国民から高い評価を得たと考えてもいいだろう。来週には第二次エッカーマン内閣の閣僚名簿が発表され、第二次エッカーマン内閣が正式に発足する。

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5月 02 (金曜日) 2014
【特集】国会解散、総選挙に向けて各党がマニフェストを発表 他 22:59  ストリーダ王国 
【特集】国会解散、総選挙に向けて各党がマニフェストを発表





今年2月4日に国会は解散され、本格的な選挙戦に突入した。そして2月11日に各党がマニフェストを発表した。実に10年ぶりとなる今回の総選挙では、先進国入りを果たし経済大国に成長したストリーダ王国のこれからを決める重要な機会となるだろう。また、エーラーン教皇国との国交樹立の是非などの様々な争点が存在しており、国民の判断が試されるときである。この歴史的な総選挙を控え、今回は各党の主なマニフェストを比較してみた。

各党の主なマニフェストの比較

● エネルギー政策

国進党 … 将来的な燃料輸出の停止、他国からの輸入拡大、工業政策等で省エネ化を推進

自由党 … 速やかな燃料輸出の停止、商品輸出の縮小、発電所の削減

革新党 … 他国からの輸入拡大、工業政策等で省エネ化を推進、発電所の削減も視野に

共産党 … 即座の燃料輸出の停止、商工業規模の縮小、商品輸出の縮小、発電所の削減



● 災害・怪獣対策

国進党 … 衛星の打ち上げ推進、防災都市の建設推進、海軍の監視・攻撃体制の強化 砲弾の確保

自由党 … 衛星の打ち上げ推進、海軍の監視・攻撃体制の強化

革新党 … 衛星の打ち上げ推進、他国軍駐留の実現、海軍の監視・攻撃体制の強化 砲弾の確保

共産党 … 衛星の打ち上げ推進 



● 社会保障政策

国進党 … 現状維持、財政の状況次第では社会保障の拡充も

自由党 … 財政改善を目的に社会保障を削減

革新党 … 現状維持

共産党 … 社会保障の拡充に努める、軍事費などの削減で財源の確保も



● 貿易政策

国進党 … 先端工業確立による工業製品輸出の拡大を目指す、食料・食肉の輸入拡大 PTO内での貿易を活発化

自由党 … 工業製品輸出の縮小、国内自給率の上昇を目指す

革新党 … 先端工業確立による工業製品輸出の拡大を目指す

共産党 … 国内自給率の上昇・外貨依存の解消を目指す 



● 外交政策

国進党 … PTO各国との外交を最優先、先進諸国との外交の活発化、貿易外交や平和外交を推進

自由党 … 他国との外交関係の拡大はあまり行わない

革新党 … PTO各国との外交も尊重するが先進諸国との外交を最重視、他国との安全保障関係の構築を目指す

共産党 … 鎖国政策の展開



● エーラーン教皇国との国交樹立・ゾロアスター教の布教認可

国進党 … 国交樹立には賛成、布教には政教分離の条件付きで賛成

自由党 … 国交樹立・布教認可共に反対

革新党 … 国交樹立には賛成、布教には慎重

共産党 … 国交樹立・布教認可共に反対



以上が各党のマニフェストの比較である。今回の総選挙は国進党が政権維持となるのか、自由党や革新党が政権獲得を果たすのかが注目だ。勝利を収めるのは何処の勢力となるのか、国民の判断に委ねられることになる。



【国際】エルツ危機 共産主義の台頭で世界中に緊張が広がる 軍事介入も











今年の初め、エルツ帝国連邦の議会が共産主義勢力によって占拠され、事実上政権を掌握された。現在、エルツ国内の40%が共産主義勢力に制圧されており、港湾部、北東部の反革命勢力を排除したとみられる。日ノ本帝国はエルツへの軍事介入を示唆しており、更なる混乱が予想される。エルツに駐在している我が社の記者は各地で取材を続けているものの、今後の情勢次第では帰国せざるを得ない状況になるであろう。また、イタリン共和帝国政府がその共産主義勢力に対して支援を行っていることが政府筋で明らかになった。ブレンケ外務大臣はこの事態について「我が国は民主主義国家として、この武力による革命を支持しない。事態をエスカレートさせる行動は極力慎むべきであり、早急たる平和的な解決を望む」と述べた。

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【国際】国王王妃両陛下、オストマルク帝国ご訪問 オストマルク帝国国内は歓迎一色 他 00:32  ストリーダ王国 
【国際】国王王妃両陛下、オストマルク帝国ご訪問 オストマルク帝国国内は歓迎一色

今年8月12日にシャルガーナ国王・クリスティーナ王妃がオストマルク帝国を訪問された。国王王妃両陛下のオストマルク帝国ご訪問はこれが初めてとなる。両陛下は帝都クヴェルンにてヨーゼフ皇帝・マリア・アンナ皇后両陛下と会談をされたほか、シュトラウス宰相とも会談をされた。初のオストマルク帝国ご訪問ということもあり、現地の方々の温かい歓迎も受けられた。オストマルク訪問期間中、両陛下はクヴェルン帝立歌劇場やカイザー・フリードリヒ博物館も訪問され、楽しいひと時を過ごされた。両陛下はオストマルク帝国に5日間滞在され、17日に帰国の途に就かれた。

【政治】自由党党首が失言「女性は政治の場に出ないほうがいい」 国内から批判殺到











12月21日に行われた自由党の集会の演説で、ダイムラー党首は「やっぱり政治というのは男性がやるべきだと思うんですよ。女性は政治の場に出ないほうがいいんじゃないですかね?残念ですが、ここはエッカーマン首相には辞めていただいて私が首相になるしかありませんよ」と発言した。その直後テレビやネット上でこの発言が取り上げられたため、国内から批判が殺到しており、物議を醸している。街頭インタビューでも沢山の批判の声が出ており、「これは女性に対する冒涜」(27歳 OL)、「確証もないのにそんなことが言えるのか」(31歳 会社員)、「むしろダイムラー党首のような人が政治の場に出るべきではないと思う」(18歳 学生)といった意見が出た。ラース報道官はこの発言に対し「開いた口が塞がらない」と述べた。また、この問題に関しダイムラー党首は会見で「一応反省はしている」と述べたものの、謝罪はしなかった。今後も更なる批判が考えられ、来年に行われる総選挙への影響も懸念される。

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