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ストリーダ通信社  ストリーダ王国の国営報道機関
3月 17 (木曜日) 2016
【国際】邦人全員の無事を確認―トロピコ共和国のミサイル攻撃 他 00:50  ストリーダ王国 
【国際】邦人全員の無事を確認―トロピコ共和国のミサイル攻撃

 1月28日、マントイフェル外務大臣は、トロピコ共和国に滞在する邦人全員の無事を確認したことを正式に発表した。トロピコ共和国にてミサイル発射事件が発生した直後から在トロピコ大使館は現地に在住・滞在している邦人の安否確認を進めていたが、これまで連絡が取れていなかった邦人3人の無事を確認した模様である。

 在トロピコ大使館は、現地在住の邦人に対し最新情報の入手に努めて慎重に対応するよう注意を喚起した。また、外務省は、トロピコ共和国へ渡航する者に対して、万一に備えて家族や友人・職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくよう呼びかけている。

【政治】ソサエティ加入も前途多難か 国会では論議も

 641年5月、正式に「ソサエティ」が発足し、ストリーダ王国は原参加国としてソサエティに加入することとなった。国会では、ローゼッカー首相と、ソサエティを大いに警戒する自由党の議員らとの論戦が繰り広げられた。

 自由党のアルノルト・オストホフ議員は「この国がPTOに加盟していた時のイタリン送金問題みたく、関係国の暴走で正当性のない戦争に加担させられそうな危機に直面する可能性がある。参加国に偏りが見られ、覇権主義を目論む軍事同盟への布石とも思える」とソサエティ加入を批判した。

 ローゼッカー首相は「我が国の歴代の政府は異見の克服に向けた対話を尊重し、外交においても対話の道を閉ざさないよう少なからずの努力をしてきた。私を含めて政府もその方針を重んじており、定期的に諸外国との意見交換の機会を得られることは我が国の外交方針に資するものだ。決して軍事的野心で加入したのではなく、あくまでこれは『諸外国との意見交換の機会』に過ぎない。我が国にとって、他国に対する国家主権の侵害やその助長を行う口実にはならないし、今後ともそのことに変わりはない」と述べた。

首相「我が国の法や政策に何ら強制をもたらすことはない」

 先の答弁に続けて、ローゼッカー首相は「ソサエティは『同盟』や『集団安全保障機構』にはあたらないのが、我が国の一般的な見解だ」と述べ、「ソサエティを事由にして我が国が武力行使をすることは一切考えておらず、ソサエティにおける決定事項やソサエティの存在そのものが、我が国の法や政策に何らの強制をもたらすことはない」と説明した。また、「専守防衛を重んじてきた我が国が、自衛目的から逸脱した戦争や正当性のない戦争に加担させられることは断じて避けなくてはならない」と述べた。

 憲法学者のレオ・シュライバー氏は「憲法では、軍の任務は、災害救助や災害等の復旧作業を含む『災害派遣』や『防衛任務』に限定されている。これは国の防衛全般や自国民の保護を前提としており、かつて我が国が所属していた、PTOといった同盟や集団安全保障機構における防衛任務も適用対象に含まれるというのが一般的な解釈だが、ソサエティは一般的に言われる『同盟』や『集団安全保障機構』でもなく、王国軍を戦闘へ出動させる法的根拠とはなり難い。したがって、仮に政府がソサエティを理由に王国軍を戦闘へ出動させようとも、憲法裁判所の反対は避けられないため、ソサエティによる王国軍の戦闘出動は事実上不可能だろう」と断言した。

【政治】国進党議員が党名の変更を主張 党内で波紋呼ぶ

 1月21日に行われた国進党の党大会にて、カスパル・フィーリッツ国進党議員が国進党という党名について「語呂が似ているためか、不意に地球時代の忌まわしい党を連想してしまう」として党名の変更を提案し、波紋を呼んでいる。

 国進党の初代総裁であったオスヴァルト・ファルク氏は、インタビューで「(国進党が)この国の『前進』や『進歩』を導く存在となり、素晴らしい国づくりを進めていくことを願って名付けたものである」と説明し、それに続けて「国進党という党名のもとで、これまで国の発展を支えてきた経緯を考えると、個人的には現在の党名のままでいいと思う」と意見を述べた。

 ストリーダ通信社が実施した街頭インタビューでは、多数の有権者から「一番重要なのは政策であり、真にあらゆる立場の国民のためになる政治をするのであれば党名を変更する必要はない」との声が上がった。

【社会】大人気深夜トーク番組「レイトナイト・ショー」にローゼッカー首相が生出演 初のバラエティ出演











 大手テレビ局SBCの長寿番組であり大人気深夜トークショーの「レイトナイト・ショー」に2月1日、ローゼッカー首相が生出演した。同番組への現職首相の出演は史上初であり、司会者のイーヴォ・エストマン氏とバラエティー談義などをした。序盤は、エストマン氏からローゼッカー首相に政治関係の話をいくつか振り、ローゼッカー首相はそれに関して自身の考えなどを語った。ソサエティ参加に関しては、ローゼッカー首相が「世界情勢を把握しつつ、それに対処することも重要。その上で、諸外国の話し合いの場に我が国も加わることができるのは好ましいこと」と述べた。また、国進党議員が国進党の党名変更を求める発言をしたことには「私としては、あまり矮小なことにこだわらず、肝心な党の政策を考えていくべき」とコメントし、党名変更は検討していないことを明らかにした。

 その後、ローゼッカー首相はエストマン氏と他愛のない談笑で盛り上がるなど、わきあいあいとした雰囲気で話が進んだ。公邸や官邸に慣れたかというエストマン氏の質問に対しては、ローゼッカー首相は「私が、たまにムスッとした表情をしてしまうため、いまだに一部の公邸や官邸の関係者に近寄り難いと思われている」と語り、密かな悩みを明らかにする場面も見られた。番組恒例のゲーム企画では、エアホッケーでエストマン氏とローゼッカー首相が戦い、接戦を繰り広げた末にローゼッカー首相が勝利した。

 番組を通し、ローゼッカー首相は和やかな雰囲気の中で、ユーモア溢れた素顔を見せる形となった。
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3月 05 (土曜日) 2016
【政治】議会、首相指名選挙でマグダレナ・ローゼッカー氏を次期首相に選出 他 (1/2) 10:16  ストリーダ王国 
(1/2)

【政治】議会、首相指名選挙でマグダレナ・ローゼッカー氏を次期首相に選出





 

 

 

(画像:次期首相に指名されたマグダレナ・ローゼッカー氏)

 3月8日、国進党(与党)の総裁選挙を受け、国会の本会議で首相指名選挙を経て国進党のマグダレナ・ローゼッカー新総裁が第9代首相に選出された。ファルク元首相、エッカーマン前首相に次ぐ歴代3人目の首相となる。ファルク政権、エッカーマン政権に続く新政権の誕生であるが、毎回の政権交代は新しい風を吹き込むものである。

 ローゼッカー新首相は、「この国の舵取りは自分に与えられた使命。何を行うにも反対はあるだろうが、どうすることが国全体のプラスになるかを常に考えていき、実績を残して信頼を勝ち得たい」と述べ、政権を担う強い決意を示した。

 また、同日にローゼッカー内閣の閣僚名簿が発表された。主要閣僚については、副首相にヘルムート・レプシウス氏、外務大臣にハンナ・フォン・マントイフェル氏、財務大臣にリーヌス・トラウトナー氏を起用した。経済貿易大臣はクレイグ・ホーネッカー氏が続投することになった。

 党内の議員達は、「彼女(ローゼッカー氏)は、真面目で時に厳しいところもあるが、面倒見が良い人だ」などと語った。

各省では新旧大臣が引き継ぎ式

 ローゼッカー内閣が組閣された翌日の9日、外務省では、ハンナ・フォン・マントイフェル外務大臣がエマ・ブレンケ前外務大臣から事務の引き継ぎを受けた。ブレンケ前外務大臣は「混迷する世界情勢において外務大臣という職はとりわけ苦悩を強いられる仕事になると思う。何もしないほうがどんなに楽なことかと考えてしまうだろうが、自分の意志だけは決して捨ててはいけない。頑張りなさい」と語りかけると、マントイフェル外務大臣は「この国が平和を享受する豊かな国家になったのもあなた方の努力のおかげ。この誉れある仕事に責任感を持って取り組み、皆さんの期待に応えたい。引き続きご指導を賜りたい」と応じ、気を引き締めていた。

 財務省においては、リーヌス・トラウトナー財務大臣とヨハン・ハーゲン前財務大臣による引き継ぎ式が行われ、社会保障費などといった国民生活に直接関係する福祉予算の充実を維持する方向で考えが一致した。

 各省の事務引き継ぎを終え、ローゼッカー内閣は本格的な始動を迎える。

 

(2ページ目へ続く)

 
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【政治】議会、首相指名選挙でマグダレナ・ローゼッカー氏を次期首相に選出 他 (2/2) 09:56  ストリーダ王国 
(2/2)

【政治】エッカーマン首相、任期満了で退任 異例の超長期政権に幕 群衆が歓声で見送りも



 

 

 

 

(画像:首相官邸前に詰めかけた大勢の人々 群衆に惜しまれつつ首相は官邸を後にした)

 これまで国政の中心にいたレベッカ・エッカーマン首相が今月8日に、任期満了で首相を退任し、一国の指導者の人生に一区切りをつけた。また、それに伴いエッカーマン内閣も総辞職し、長年にわたり国を動かし続け、同時に奇跡的ともいえる経済発展を牽引した象徴であった政権が幕を閉じた。エッカーマン首相は30年代にも任期満了で退任する予定となっていたが、相次ぐ情勢の混乱に伴う対応で例外的に任期を延長された。

 とりわけ、瓦辺戦争に伴う経済的影響に対する対応は急務であった。瓦辺戦争におけるベルサリエーレの鉱山に対する攻撃で銀供給に影響が及び、一部では商品不足等による経済への深刻な影響が懸念されていた。しかし、銀の代替輸入元の確保や産業の合理化が進められた結果、瓦辺戦争による経済への影響の問題が解消された格好となった。これまでの銀輸入において、輸入元に関してはベルサリエーレ産の銀を提供していたアルドラドに依存している状態が続いていたものの、今回の一件を機に多角的な貿易体制にシフトされた。

 様々な問題が退任間近に降りかかったものの、ついに次の指導者に国政をゆだねる日を迎えた模様だ。退任の日にエッカーマン首相は官邸において国民に向け首相として最後の演説を行った。



演説内容



 親愛なる国民の皆さん、ここ数年はとりわけ幾多の危機に直面するものとなりました。残念ながら中には今もなお続いている問題もあり、私達に重くのしかかっています。

 任期満了を迎えるにあたり、私は是非とも「ありがとう」という言葉を皆さんにお伝えしたいと願ってやみません。これまで我が国を支えてきた国民の皆さんによる数え切れないほどの心温かい思いやりと献身に感謝いたします。また、これまで国の為に職務に勤しんでくれた政府や行政の方々にも感謝の言葉を申し上げます。皆さんの功績は、極めて重要な使命・貢献を果たすものでした。

 我が国が既にたくさんの課題や困難を克服し成長してきたことに疑いの余地はありません。我が国は、民主主義・安定した社会秩序の下で、わずか建国50周年にして世界第3位の経済力を有する国に躍り出ました。これまで私達が成し遂げてきたことは、まさに驚嘆に値することではないでしょうか。私達はひとつの国民として共に成長してきたのです。

 そして現在、産業の更なる合理化に向けた国土の再開発で経済は堅調に成長を続け、革新性に富むものになっております。

 これから先、いつしか「私達の団結」が大きく問われる事態に遭遇することもあるでしょう。他者が自分達と異なった関心や立場にある人々であっても、頭ごなしに否定せずに異なる考えを尊重しようと努力する気持ちを持って接することが重要です。決して自分達自身だけで線引きをした挙句に分断をもたらしてはなりません。そして、我が国や世界のアイデンティティーは自身だけのものと声高に叫び、他者を排除しようとする憎悪に満ちた心の持ち主になってはなりません。

 私が首相の任期を終え、次のリーダーに国政を委ねる前に、この揺るぎない思いを述べなくてはなりません。それは、成功と自己献身の喜びを持って確固とした自信にあふれ、自由を願い、思いやりを忘れず、開かれた心を持つ人々の国であり続けることを強く願うことが大切であるということです。

 我が国は、経済力、人々の誠実さや寛容さ、社会の調和といった「強さ」を持つ国であり、これらは我が国の前向きで互いを尊重する共生社会にとって必要不可欠なものです。

 いま私達が複雑で難しい情勢におかれていることは事実ですが、同時に幾多の問題を私達が克服できる能力があるというのも事実です。ピンチをチャンスに変えるという姿勢が大切です。

 国民の皆さん、今まで本当にありがとうございました。最後に、皆さんが健康・力・自信に満ち溢れ、幸福が与えられんことを心から願います。そして我が国がこれからも前へ進み続けることを心から、心から願っております。



以上



 閣議後の最後の会見では、エッカーマン首相やブレンケ副首相兼外務大臣やハーゲン財務大臣をはじめとする閣僚が集まった。

 エッカーマン首相の盟友で知られるブレンケ副首相兼外務大臣においては、最初に瓦辺戦争に関する質問に答えた。ブレンケ大臣は「あくまでこれは関係各国間の問題ではあるが」と前置きしたうえで、「政治家として国民の生命を守る責務は極めて重い。これは瓦辺戦争だけでなくベルサリエーレ問題にもあてはまるが、人命を蔑ろにしようとする行為は許容されるものではない。そして、今回の戦争で結果として多数の死傷者を出たが、いくら力を誇示することが出来たとしても戦争によって流された血は歴史から永久に消すことはできない。今回の戦争において、臆面もなく戦争の引き金を引いた国の政府はその覚悟に向き合う必要がある」と厳しい口調で訴えた。そして内閣総辞職にあたっての感想については「私に対する評価は良くも悪くも色々あると思われるが、国政に携わることを生涯の仕事にできたことは誇りに思う。国を良くしていこうと一緒に取り組んできた閣僚達、そして今まで支えてきてくれた国民の方々には本当に感謝している」と語り、首相らに感謝の言葉を伝えた。

 エッカーマン首相は、これまで閣僚らと共に歩んできたと振り返って「首相として皆さんを支えようと思っていましたが、気がついてみれば皆さんが私を支えていることを痛感しました。皆さんと共に国のための仕事に取り組めたことは、私にとってかけがいのない宝物です。こんな宝物を持っている人は、そうそういないと思います。皆さん、こんな私を今まで支えてくださって本当にありがとうございました」と涙ながらに述べた。会見の最後には閣僚仲間であったブレンケ副首相兼外務大臣やハーゲン財務大臣らより花束が贈られ、握手や抱擁でねぎらわれた。

 官邸を去る際にはエッカーマン首相の姿を見ようと官邸周辺の沿道まであふれるほどの人々が集まり、大声援がわき起こった。エッカーマン首相は、人だかりに歩み寄り、最前列にいた人たちに涙をこらえながら笑顔で「ありがとうございました」と声をかけて握手をした。車に乗り込んだ後も、車窓から顔を出して手を振り、声援に応えながら官邸を後にした。

 見送りに駆けつけたある人はエッカーマン首相について「我が身を粉にして国のために尽くして下さり、感謝の気持ちでいっぱいです。おかげでこの国は大きく変わることができました」と語った。

【社会】国王王妃両陛下、ローゼッカー首相・エッカーマン前首相らを招き晩餐会

 国王王妃両陛下は8日、王宮にローゼッカー首相をはじめとする新閣僚ら、ならびにエッカーマン前首相をはじめとする旧閣僚らを招き、夕食をともにされた。また、フェリックス王太子同妃両殿下も同席された。

 晩餐会では、国王王妃両陛下がローゼッカー首相、エッカーマン前首相と共にお話をされる場面も見られた。国王陛下は、「公務に精励されてきたことを御苦労に思います」とエッカーマン前首相の労をねぎらいつつ、「国民の生活を尊重され、国の発展に尽力されました。さぞ忙しかったことでしょう、これからは御身体を大切にしてお過ごしください。本当にご苦労様でした」と、感謝と気遣いのお言葉を述べられた。また、陛下は新たに国政を担うローゼッカー首相に対して「これから公務で大変になられると思われますが、あまりご無理をなさらず頑張ってください」と述べられた。

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2月 02 (火曜日) 2016
【政治】エッカーマン首相、議会を解散 総選挙へ 「国民の信を問う」 他 (1/2) 07:20  ストリーダ王国 
(1/2)

【政治】エッカーマン首相、議会を解散 総選挙へ 「国民の信を問う」

 635年8月8日、エッカーマン首相は議会の解散を行った。ベルサリエーレ問題における政府の対応問題や社会保障の拡充に伴う経済政策を最大の争点に、与野党各党は事実上の選挙戦に突入した。世界同時社会不安、ベルサリエーレ問題と同問題に端を発する外交的緊張、クイーンズにおける政変など、この短期間で政権への逆風となる出来事が相次いで発生したことから、一部では今回の解散について「逆風解散」との名称が用いられている。また、世界同時社会不安以降は、社会保障の拡充により産業の効率化・財政収支の改善に向けた経済政策を推し進めており、その政策の是非も問われることになる。

 600年以来、そして今世紀初となる議会総選挙の公示日は8月17日、投開票日は9月23日の日程で行われる。エッカーマン首相は当初633年度中にストリーダ国進党総裁の任期満了を迎える予定であったが、一連の問題の対応を理由に例外として3年間の任期延長を認められた。

 ベルサリエーレ問題をめぐる一連の対応について革新党のメルテザッカー党首が「今回の政府の対応は、我が国のみならず国際社会に無益な混乱をもたらし、我が国が好戦的な態度を取ったと他国が警戒するはめになった。その責任は首相、あなたが取るべきある。あなたが首を差し出さなければまとまるものもまとまらない」と批判したことに対し、エッカーマン首相は、「発表されたノホ・ヘレコ連邦の調査報告書によると、民間人攻撃の可能性は極めて高く、攻撃に使用されたであろう兵器の残骸が回収された形跡もあった。そのことから、政府が迅速な対応を取る必要性は明白であった。また当時は、使用された兵器が不明瞭だったため、輸入していた食料の安全問題との兼ね合いもあり、国民の生命を脅かす健康被害は避けられなければならない状況であったことをご留意いただきたい。手段において適切な措置の域を超えたところがあったことについては反省しているものの、人道主義を重んじる政府として本措置の目的および意義が否定されるべきではない。それでもなお、政策に対して否定的な立場を取られるのであれば、今後の我が党の政策実行に影響を及ぼしかねないことから国民の信を問う必要がある」と議会の解散を表明した。

 革新党のメルテザッカー党首は、「ベルサリエーレ問題の対応で国民からの信頼が失われつつあるだろう国進党(与党)は苦境に立たされている。ここで正々堂々と選挙勝負をし、攻勢を強めていきたい。じきにエッカーマン首相は晩節を汚すことになるだろう」と強い意気込みを語った。

【国際】ストリーダ・ウェールリズセ首脳会談開催 対立激化の回避狙う

 633年7月、エッカーマン首相がウェールリズセ連邦共和国を電撃訪問し、同月24日には同国のミハイル・スウィトナー大統領との首脳会談が行われた。ストリーダ王国・ウェールリズセ連邦共和国の両国間において会談を行うのはこれが初めてであり、ベルサリエーレ問題をめぐる両国の対立激化を避ける狙いがあったと思われる。会談の内容については次のような内容となった。



● 首相はベルサリエーレ問題における経済制裁措置に言及し、「対応において確実性が損なわれていた」と述べた上で「混乱を与えうる措置を行った責任を重く受け止めている」と同措置に不適切な箇所があったことを改めて認めた。

● クラネルド前報道官とウェールリズセ政府報道官(ウェールリズセ政府)との意見対立が激化したことについては、事態の収拾を図るべく首相が、前報道官の抗弁がエスカレートしたことで混乱を招いて不快な思いを与えたとして陳謝した。

● また、ベルサリエーレ王国の民間人攻撃疑惑が事実でなかった場合の責任問題については、首相が国民生活の犠牲を避けたい意向を明らかにしたうえで、「相応のけじめをつける」と首相をはじめとする政府の引責に言及する場面もみられた。

● ベルサリエーレ問題に対する対応については、当時ノホ・ヘレコ連邦の調査団による調査報告書の結果がなされていなかったことを理由に協議は見送られた。

● 両首脳は、両国間の閣僚級ホットラインの設置に合意し、調印を行った。



 会談において首相は融和姿勢を示し、両国間の緊張緩和に努めたが両首脳の間での温度差もうかがわせた。その一方、ホットライン設置の合意などといった一定の成果も見られた。なお、首相は首脳会談終了後に帰国の途に就き、政府専用機内で記者会見に臨んだ。



● 経済制裁措置を検討した理由は、民間人攻撃の可能性・食料の安全問題の他にもガトーヴィチ帝国およびクイーンズ連邦を擁護することを目的としたものなのか

首相:国同士の利害という次元ではありません。当時は調査団派遣の提案がなされていましたが、提案国の国情が理由であっても、提案国や提案内容は別として提案そのものを反故にすべきではないと判断し、対応を検討したものの、本措置に踏み切った過程が適切の域を超えていたと考えていることに変わりはありません。

● ベルサリエーレ王国による民間人攻撃が事実でなかった場合について

首相:民間人攻撃が事実でなかった場合は、国際的秩序を重視する国家として政府が一定の責任を負うつもりです。

● 首脳会談の成果について

首相:これまで両国の対立が激化しているといっても過言ではない状況でしたが、この首脳会談が対立激化の回避に一役買ったと思っています。また、この度の両国間のホットライン開設が実現したことは今後の両国の信頼関係を築いていく上で非常に重要なことであると考えています。しかし、ベルサリエーレ問題における両国間の懸案が完全に解消されたわけではないという事実にも留意しなければなりません。

 ある外交評論家は、首脳会談について「首相が、理性的かつ融和的な対応を前面に押し出し、制裁措置に関する反省点に向き合ったことは評価に値するだろう。また、首脳会談が行われること自体が双方の友好的な姿勢を表しており、両国の今後の協力関係には良いことだと思われる。ある程度の成果があったと考えている」と全体的に好意的な反応を示した一方で、クイーンズの戦後処理の方針策定に際して政府に何の通告もなく燃料取引が一方的に停止されることになった事態に触れ、「強圧的な姿勢に対して融和的に臨むことは、相手を増長させ、かえって思わしくない結果を招きかねないのでは」と懸念を示す場面も見られた。

【政治】エッカーマン首相、監督責任・任命責任を認め国民に謝罪 クラネルド前報道官の引責辞任を受け











(上の画像)首相の記者会見を映す家電量販店のテレビを見る人達

 クラネルド報道官(当時)の発言を機にベルサリエーレ問題への対応をめぐりウェールリズセ政府との意見対立が過熱したことが理由となり、混乱が起こった責任を取り辞任する事態に発展した。

 ウェールリズセとの首脳会談を終えたエッカーマン首相は、帰国後に行われた官邸の公式記者会見において、経済制裁措置を実行した責任を自認した上でクラネルド前報道官の当時の対応について「当時はクラネルド前報道官によるウェールリズセ政府に対する抗弁が過熱していたがために、政府見解と著しく相いれないことを伝えることになりかねない状況でした。現在、彼は自らの身を切る決断をし、反省もしています」と説明し、「クラネルド前報道官が引責辞任したとはいえ、ベルサリエーレ問題をめぐる一連の出来事で政治は信頼を失われることになりました。その責任は、間違いなく私にもあります」と自身の監督責任や任命責任を認めた。

 その後、「国民の皆様に対していたずらに不安を与えかねない事態になったことについて誠に申し訳なく思っており、心よりお詫び申し上げます」と述べ、深々と頭を下げて国民に直接謝罪した。

 今回の会見について国進党のヒルバート幹事長は、「色々と混乱はあったものの、『柳に雪折れなし』という言葉がある。今は首相を信じるしかない」と述べた。

 
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【政治】エッカーマン首相、議会を解散 総選挙へ 「国民の信を問う」 他 (2/2) 07:00  ストリーダ王国 
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【国際】大フリューゲル帝国が宣戦布告 一時は厳戒態勢も











 634年6月下旬、当時の大フリューゲル帝国が、「全フリューゲルの諸国と人民を愚劣と看做し、懲罰戦争を仕掛ける」として我が国をはじめとする世界各国に対して宣戦布告を行い、世界中に衝撃を与えた。我が国が宣戦布告を受ける事態は今回が初めてとなり、当時は首相が官邸に不在だったことからブレンケ副首相兼外務大臣が緊急対応にあたった。また、宣戦布告の一報を受けたエッカーマン首相は不測の事態に備えて警察の監視強化、王国軍の防衛出動準備や軍事・防衛衛星の修復用意に取り掛かるよう指示をし、静養先から官邸に向かった。

ブレンケ副首相兼外相「久しぶりに血管が切れそうな思いになった」―宣戦布告を受けて

 旧クイーンズ連邦には、同国が我が国に対して民政移管の選挙(連邦総督代行選挙)に協力してくれるよう要請したことから選挙監査人が派遣された。しかし、連邦総督代行選挙の直前に在クイーンズのウェールリズセ大使館が襲撃され、駐在していたウェールリズセ大使をはじめとする大使館関係者が殺害される事件が発生、ウェールリズセが旧クイーンズ連邦に対して宣戦布告する事態に発展した。その後の連邦総督代行選挙の結果、民族進歩党代表のプリヘーリヤ氏が新総督代行となり、皇帝として即位を宣言。大フリューゲル帝国が成立し、世界各国に対して宣戦布告するに至った。

 ブレンケ大臣は、当時の大フリューゲル帝国から宣戦布告を受けた直後に緊急会見を行った。同地域におけるウェールリズセ大使館襲撃事件に対してブレンケ大臣は「非道かつ卑劣極まりないテロ行為」と非難した。派遣された選挙監査人については「派遣された選挙監査人は連邦総督代行選挙の結果に深い疑念を持っており、選挙の公平性を保証できない旨を証言している」と公言し、「我が国の派遣した選挙監査人を利用して我が国に濡れ衣を着せ、道連れを図ろうとしていたことは明らかだろう」と述べた。それに続けて、「旧クイーンズ連邦政府の一部および大フリューゲル帝国政府(当時)が、これまで我が国を欺き、善意をダシに使って陥れようとしたことを絶対に許すつもりはない。久しぶりに血管が切れそうな思いになった」とこれまでになく強い口調で述べた上で、「国民の生命や財産を守ることは絶対の正義」と口にし、攻撃を受けた場合には政府として王国軍による自衛権の行使を辞さないことを明言した。

 その後、幸いにも我が国が攻撃を受ける事態は避けられたものの、我が国の安全保障政策を今一度見つめなおす機会にはなったと言えるだろう。



その他のニュース

【国際】クイーンズに派遣された選挙監査人が国会証言 選挙の監査妨害を受けた可能性に言及

【貿易】外相、対ベルサ経済制裁継続の意向 ベルサリエーレ問題の調査報告書を受け

【社会】燃料消費量、軽工業ショック前の水準の約半分に 経済貿易省発表

【書籍紹介】ドミニク・ヘスラー著『権高な新国家の危険性 かつてのクイーンズ、シェロジア、レオヴィルから学ぶ』





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1月 20 (水曜日) 2016
【緊急記者会見】エッカーマン首相、経済制裁措置の経緯を説明 強引・不備な措置を陳謝、緊急首脳会談打診 18:56  ストリーダ王国 
【緊急記者会見】エッカーマン首相、経済制裁措置の経緯を説明 強引・不備な措置を陳謝、緊急首脳会談打診

 経済制裁措置による一連の問題に関してエッカーマン首相は緊急記者会見を開いた。内容については、記者団に対し次のように本措置の経緯ならびに見解を説明した。



● 本措置の発動を決定する当時、調査団の派遣はすでにクイーンズ連邦等によって提案がなされており、同国は第三国による調査と強調していたものの、ベルサリエーレ王国政府は提案国(クイーンズ連邦)の国情を理由に調査団派遣の案を反故していたとみられる対応をしていたと判断しました。政府としては両国のイデオロギーの違いはありますが、調査国は第三国という説明を受けた以上、提案の内容は別として、提案した国の国情にとらわれずに提案自体は尊重すべきであり、また提案自体を反故にすべきではないと考えました。それゆえに、証拠隠滅の可能性・事態の切迫性も考慮してベルサリエーレ王国政府に対して具体的な措置を用いて、協力的な対応をするよう催促に取り掛かりました。しかし、これには時期尚早かつ強引・不備なところがあり、この点につきまして政府を代表して深く反省しております。エルツ帝国の島田首相も本騒動を憂慮する発言をされており、政府としても大騒動に発展した責任を痛感しているとこであります。関係各国に対しては誠に申し訳ございません。



● ベルサリエーレ王国に対しては、最終的にノホ・ヘレコ連邦の調査団の受け入れを容認したことから、関係部署の調整を経て経済制裁の凍結の方針を固めており、現在はベルサリエーレ王国に対して強引な措置の陳謝を行い、制裁の一時凍結による交易再開を希望しています。対応次第では速やかに制裁の凍結を行う予定であり、一定期間が経過したのちに報告書の結果次第により交易の継続・中止を判断します。



● 加えて、今回の交易停止措置の決定は、ベルサリエーレ王国の使用した兵器によっては汚染に伴う輸入食品に対する安全問題なども考えられ、いたずら半分に下されたものではなく、我が国の総合的な判断のもとに下されたものであります。その点につきましては関係各国のご理解を強く希望します。また、我が国は一貫してベルサリエーレ王国による対民間人攻撃疑惑問題の早期解決を望んでいることを改めて申し上げます。



● 同時に、我が国とウェールリズセ間の「わだかまり」を解消することも重要視しており、我が国は騒動解決のために緊急首脳会談を打診しました。ウェールリズセ政府の前向きな対応および両国間の和解を心より望んでおり、国際社会において共にしていく以上、我が国とウェールリズセは互いに助け合える存在でなければなりません。



 会見の最後に、「制裁措置を実行した責任および外交問題に発展した責任を痛感している。その責任者として問題を解決する責任は科せられており、最善を尽くしたい」と述べた。 また、緊急首脳会談についての内容は明らかになっていないが、問題となった経済制裁措置、ベルサリエーレ問題とその対応についての協議、両国間のホットライン開設の提案が議題にのぼるだろうと推測されており、今後のウェールリズセの対応が注目される。

 また、同日にグラネルト報道官は自身の責任問題にも言及し、エッカーマン首相に辞任を申し出たことを明らかにした。報道官の本騒動において短絡的な説明・対応を行ってしまったことが事を荒立てたと指摘されており、「今回の騒動でご迷惑・ご心配をおかけしたことをお詫び申し上げる」と述べ、最悪の事態を避けるためにも辞任を決意したと説明した。今回のような引責辞任は極めて異例であり、後任については未定である。

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1月 19 (火曜日) 2016
政府報道官、ウェールリズセ大統領府報道官の発表に意見 「順序、成り立たない」 20:33  ストリーダ王国 
政府報道官、ウェールリズセ大統領府報道官の発表に意見 「順序、成り立たない」

 ウェールリズセ大統領府報道官の発言を受け、記者会見にてグラネルト報道官は「経済制裁を決定した当時、ベルサリエーレ王国政府が『説明以外の要求を拒否していたこと』が問題であり、当時の時点ではベルサリエーレ王国政府が事実調査すら拒否しているとも言える状況である。要求を拒否していた以上、疑惑を明らかにする手段は絶たれてしまうこととなってしまい、ウェールリズセ大統領府報道官の語っていた、『事実確認』という手段は事実上立ち消えることとなってしまう。その段階で、ウェールリズセ大統領府報道官が掲げられた順序は完全に成り立たなくなってしまうことになる。そうなれば、疑惑が永遠に疑惑のまま放置されることとなりかねないと同時に具体的な措置での催促という選択肢が考えられてもやむを得ない」と反論した。また、現時点では、ベルサリエーレ王国の調査団受け入れを受け、制裁解除も視野に入れていることを改めて強調した。

 加えて、「今回はベルサリエーレ王国政府の態度が一変したため、事態が改善の方向に向かいつつあるが、仮にベルサリエーレ王国政府が黙殺を続けていたとしたら、何も手を打たないまま放置することとなる。民間人攻撃が事実であったと仮定した場合、疑惑があったにもかかわらず放置し続ける責任は極めて重いものとなる。そして、それは民間人攻撃を黙認・許容するという誤ったメッセージを国民に与えることとなり、政府に対する国民の信頼の失墜につながることになりかねない」と言及した。

 報道官は、会見の最後で「この争いの長期化は今回の問題を解決していく上で建設的ではなく、不本意だと考えているが、あらゆるルートを通じてウェールリズセに理解を求めるよう努力していきたい」と懸念を表した。

 ある議員は「この問題が仮に長期化すれば、両国の深刻な関係悪化も考えられる。問題の本質が変わってしまうことは避けられなくてならないだろう」と記者に語った。

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政府報道官、ウェールリズセ大統領府報道官の発言に苦言 同国大統領府の声明を受け 17:27  ストリーダ王国 
政府報道官、ウェールリズセ大統領府報道官の発言に苦言 同国大統領府の声明を受け





(上の画像)今回示されたベルサリエーレ王国の公開外交文書の資料 ※22798期に記録

 グラネルト報道官は先程の記者会見で、今年3月に発表したベルサリエーレ王国への経済制裁措置に対する批判について、ベルサリエーレ王国の外交文書を示した上で、「公開されている外交文書を見る限り、我が国が経済制裁の発動を決定したのはノホ・ヘレコ連邦による調査団派遣の提案がなされる前の出来事である。その上、我が国が経済制裁を発動する前のベルサリエーレ王国政府の発表によると、説明以外の全ての要求は不当なものであるとし全面拒否しており、平和的解決につながる手段を一方的に投げ出していることは明白であった。このことから、当時はベルサリエーレ王国政府による事態の黙殺や状況の更なる悪化が十分に考えられ、具体的な措置によるベルサリエーレ王国政府への対応の促しが必要と判断した」と説明した。

 加えて、「政府は、本問題の解決に向けて取り組む意思があれば可能な限りの協力する旨をベルサリエーレ王国政府に同時に伝えており、ベルサリエーレ王国に対して本問題の解決への選択肢を与えることなく紛争を煽ることは全く考えていない」と述べ、「我が国は断じて好戦的な国ではない」と強調した。

ノホ・ヘレコ連邦による調査団の受け入れに関しては「ベルサリエーレ王国政府の調査団受け入れを支持するとともに、情勢安定の実現に向けて一層の役割を果たしていくことを後押ししたい」と述べ、「調査結果次第では食料交易の再開も視野に入れている」と発言、進展次第では経済制裁を解除する構えである旨を明らかにした。

 現在行われている経済制裁措置については、「仮に現時点で食料定期交易を再開するにしても調査結果が出た頃に即座に取引を中止できる保証がないためであるとともに、ベルサリエーレ王国政府が公表している国庫水準から取引再開の緊急性がないと判断したため、調査団による報告の発表までは様子を伺う予定である。しかし、調査期間中にベルサリエーレ王国政府から取引再開の申し出があれば、調査期間中に限定しての即座に取引を再開することは可能である」と語った。

 「我が国も本問題の早期解明・解決を望んでいる点では同じであり、今回の騒動で対立を生むことは望ましく思っていない」と前置きした上で、ウェールリズセ大統領府報道官の発言に対して「主張自体を否定するつもりはないが、その主張をむざむざ我が国への批判材料とするのは受け入れられるものではない」と反論した。

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1月 18 (月曜日) 2016
【国際】政府、対ベルサリエーレ経済制裁措置を発表 他 21:41  ストリーダ王国 
【国際】政府、対ベルサリエーレ経済制裁措置を発表



 ベルサリエーレ王国における対民間人ミサイル攻撃疑惑を受け、政府はベルサリエーレ王国への経済制裁を決定・発表した。今回の経済制裁には食料定期交易の停止が含まれているとのことである。対外経済制裁については、545年のイタリン送金問題の時においても検討はされていたものの、正式な経済制裁に踏み切る事態は今回が初めてとなる。ある政府関係者は「当時、対イタリン経済制裁を躊躇った結果、イタリン共産党政府の暴走を食い止めることができなかった。今回、それを教訓としてきた政府は相当な覚悟を持って制裁の実施に移ったと思われる」と語った。



 同時に、今回の経済制裁発動に伴い、食料輸入元の変更を余儀なくされる形となる。政府はカルセドニー島共和国からの輸入に切り替える方針を明らかにしたものの、食料輸入価格の上昇が予想され、それに伴う食料価格の上昇が懸念される。



相互が合意できる平和的解決を

 ブレンケ外相兼副首相は、今回の民間人攻撃疑惑を憂慮していることを言及。事態の平和的解決を促した。また、今回の緊張が、我が国のみならず他方面でも重くのしかかっていることを指摘した。加えて、経済制裁については「経済制裁は我が国にとって不本意なものであり、ベルサリエーレ王国政府の協力的な対応を求めるものである。緊張を高める口実を探すのではなく、ベルサリエーレ王国政府および国際社会が相互に協力的な対応を取り、問題の解決につなげていくことが何よりも重要」と述べた。今後の対応については「引き続き事態の推移を注視しながら適切に対応していく」と述べた。

 ある外交評論家は、「今回の事態で『パンドラの箱』が開けられたと言っても過言ではない。ベルサリエーレ王国に対して武器を輸出した国も存在しているほか、ベルサリエーレ王国は他国との交易関係も深いため影響は大きく、進展次第では非常に複雑な問題になるだろう」と警告した。



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8月 01 (土曜日) 2015
【特集】建国100周年 建国100周年記念式典開催 他 20:21  ストリーダ王国 
【特集】建国100周年 建国100周年記念式典開催











(上の写真)建国100周年を迎え、首都のファルロイトも祝賀ムード一色になった

 

 去年8月21日、建国100周年を迎えた。また、政府主催の建国100周年記念式典には諸外国から貴賓が参列した。

 式典に参列した国・祝電を送った国は計11カ国に及んだ。国内からは、閣僚・王族をはじめ、国会議長、憲法裁判所長官、最高裁判所長官、ファルロイト特別区長官・各県の知事などが参列した。



各国の参列者および祝電を送った国一覧(確認順)



ガトーヴィチ帝国

キスラロート君帝陛下



石動第三帝国

烏帽子宮皇帝陛下・足利晶子征夷大将軍殿下



タヂカラオ国

ジョージ・C・センチュリオン大統領閣下



レゴリス帝国

シェリー・ベレスフォード副総統閣下



エルツ帝国

グナグレイブ外相閣下



アルドラド帝国

ヘクター・リーツマン外相閣下



エルツ帝国・アルドラド帝国代表

イザーク皇子殿下



ウェールリズセ共和国

エウジェーニオ・カルカテルラ総督閣下



成蘭連邦王国

伊村重雄連邦首相閣下



ヴェールヌイ社会主義共和国

文化自由連盟代表 マラト・エイヘンバウム殿

<別枠>

ヴェールヌイ労働党 政治局責任監査役 オベルタス・スヴィトラーナ殿

(サロート首相からの親書を持参)



祝電

ノホ・ヘレコ連邦

トリヴェント連邦



 式典の開会式では、エッカーマン首相があいさつに立ち、「建国以来、我が国は平和国家としての道を歩み、奇跡的ともいわれる経済成長を成し遂げた。これは、今まで我が国に対して救いの手を差し伸べてきた国々があってこそ出来たことであり、この場を借りて深くお礼を申し上げたい」と述べた。また、10年前の594年と596年に発生した中部連続巨大隕石大災害にも触れ、「議事堂・王宮などが機能不全に陥った絶望的な状況にもかかわらず、デモや暴動の素振りもなく見せた国民の忍耐強さや品位に私は謙虚な気持ちになった。王国がこうして建国100周年の日を迎えることが出来たのも国民による並ならぬ努力のおかげである」と述べた。首相に続いて、シャルガーナ国王陛下は「国民の方々が力を出して繁栄を築き上げ、数々の危機を乗り越えてきたことを私はとても嬉しく思っております。加えて、これまで王国を支えてきた国々に対して感謝申し上げます」とのお言葉を述べられた。式典中は、王国軍による盛大なパレードなども行われた。

 ヴェールヌイ社会主義共和国からは、かつて同国の評議会議長(元首)を務めたオベルタス・スヴィトラーナ氏も来訪し、首相官邸でエッカーマン首相を表敬訪問した。表敬訪問に際して、スヴィトラーナ氏は同国のサロート首相からの親書をエッカーマン首相に渡した。親書を受け取ったエッカーマン首相は「スヴィトラーナ氏のご来訪を、ストリーダ王国政府および国民を代表して心より歓迎するとともに、貴国より祝福をいただけることを大変喜ばしく思う」とコメントした。

 また、街中では所々で国旗が掲げられたり様々な記念行事が開催されたりするなど、建国100周年にあわせて全国各地でも祝賀ムードに包まれた。



【経済】ノホ・ヘレコ政研格付け報告書発表 ストリーダ王国は「A」の評価

 ノホ・ヘレコ連邦のシンクタンクであるノホ・ヘレコ政治研究所より各国の格付けが発表され、ストリーダ王国は「A」の評価を受けた。世界的にみると、ストリーダ王国の順位は成蘭連邦王国・石動第三帝国と並ぶ世界第4位という結果になった。国内市場規模の大きさや、投資リスクの少ない安定的な政情などが評価されたと考えられる。

 しかし、総合的には高評価であるものの衛星数の問題が挙げられるなど、宇宙開発に対して積極的でない面を指摘され、課題も明るみに出た模様である。



【特集】巨大隕石大災害から10年 当時を振り返る

 去年1月、国内史上最悪といわれる594年内陸巨大隕石大災害から10年が経った。当時は荒野であった被災地も目覚ましい復興を遂げ、賑やかな声が再び戻ってきた。

 594年、本土中部のトラーバーデン県に巨大隕石が落下し、周辺地域に極めて甚大な被害をもたらした。その2年後には同じくトラーバーデン県の北部に巨大隕石が再び落下し、復興が進んでいた被災地を再び襲った。594年と596年の内陸巨大隕石大災害による死傷者は1800万人以上を出し、直接的な被害額は約254兆Vaにのぼる。間接的な被害額を除いても、この大災害による財政負担は膨大なものになった。

 一連の救助活動には王国軍や全国各地の警察と消防が捜索・救助活動のために被災地へ派遣され、被災者の捜索・救助活動は夜を徹して行われていた。



当時の被害状況と巨大隕石の落下地点(下の画像)

594年巨大隕石大災害











596年巨大隕石大災害













また、一連の巨大隕石大災害において7カ国より支援物資が送られた。支援の内容は以下のとおりである。

各国の支援(594年内陸巨大隕石大災害)

成蘭連邦王国 緊急支援チーム派遣、建材2万トン

アリア連邦 建材1万トン、5億ガロン

エルツ帝国 建材1万トン、資金10兆Va

長州国 鋼鉄1万5千トン

アルドラド帝国 資金10兆Va

各国の支援(596年内陸巨大隕石大災害)

アルドラド帝国 建材5億トン、石油5億ガロン

エルツ帝国 資金30兆Va、建材5億トン

石動第三帝国 資金50兆Va

ヴェールヌイ社会主義共和国 資金30兆Va



 未曾有の連続的な大災害の後、全国にも被災者を支援しようとする動きが広まり、全国から数々の支援物資が送られたり、多くのボランティアが被災地で活動したりした。エッカーマン首相は何度も被災地を訪問し、被災地の児童に対して絵本を朗読するなど、被災者を元気づける場面が幾つも見られた。また、王宮が被害を受けたにもかかわらず、国王王妃両陛下をはじめと王族も被災地を訪問され、被災者の生活などを気にかけられた。

 2年のうちに巨大隕石が二度も落下するという多大な苦難を経験したが、それは同時にストリーダ人、この社会が持つ力強さを認識する機会となっただろう。

 594年の巨大隕石大災害から10年になる去年1月に開催された政府主催の追悼式典において、首相は改めて支援各国に対して感謝の言葉を述べ、亡くなられた犠牲者の人々を悼みつつ二度の巨大隕石大災害に見舞われた被災地の更なる発展を願った。



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