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アルビオンタイムズ  アルビオン最大の報道機関
9月 12 (月曜日) 2016
【政治】女王陛下、脳梗塞 他 20:08   
673年1月16日朝刊

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1月14日夕方宮廷省発表によればアルトリウス陛下(78)に脳梗塞の症状ありと複数の侍医から報告があったことが明らかになった。発表によれば陛下は14日の朝食中に倒れられたとのことで、これに伴い陛下は市内のペンドラゴン大学病院に搬送され、緊急手術が行われた。執刀医はペンドラゴン大学名誉教授ジョージ・マッカートニー氏。幸い命に別状はなかったものの確実に重篤な障害が残り、以後の執務は困難とみられる。

夜には臨時の王族会議が開催され、女王陛下の政務を担当する摂政の設置が協議された。王太孫マーガレット殿下は未だ16歳と未成年の為、陛下の次女にしてハイランド公アン・カーディフ殿下(39)が摂政となることが決定された。アン殿下は王太孫殿下の叔母にあたる。



【国際】サン・ピエル政府、石亜共同声明を黙殺か

昨年10月に出されたサン・ピエル国に対する石亜共同声明は未だ同国の反応がないままとなっている。

同国は以前から外交使節に対して無礼な対応を取ることが多々あり、それが我が国に対しても行われたことは重大な侮辱であるとし、石亜両国の協議において同国に対して共同声明を発し、9か条の要求を突き付けた。その中で王国政府は第9条の領事裁判権の要求には強くこだわったことが明らかになっている。これに関してペンドラゴン大学マイケル・ジョーク名誉教授(スポーツ医学部)は「サン・ピエル国の内情が明らかになっていないし、同国の政治情勢や法体系もわからない中、国民が渡航するとなると同国の司法に任せるのは極めて危険と判断したからではないか。残念でもないし当然。あと私はスポーツ医学が専門なんだからそういう話題は詳しい人に聞いてくれ。」とコメントしている。
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8月 16 (火曜日) 2016
【経済】国際経済について 他 20:24   
国際経済は現在低迷の時期を迎えようとしている。

現在商品の需要と供給はバランスを保ちつつも工業生産高と商業売上高は660年をピークに徐々に低下しつつある。背景にあるのはいくつかの主要商工業国の滅亡が大きいがその分それらが消費していた分の資源が回ってきているのにもかかわらず、経済が一向に成長の兆しを見せないのはなぜであろうか。

ひとつとしてあげられるのは生産性を無視したずさんな経済政策を行う大国が多いからではないかと思われる。

代表例としてセビーリャ自由共和国などがあげられるが、かの国は工業国・商品輸出国でありながら商業規模を同時並行で拡大させ工業生産性に少なくない悪影響を与えた。その結果、数度にわたる商品遅配と債務不履行を繰り返し今次の破滅に至った。

セビーリャは特にひどい例として後世にまで語り継がれるが、その他の国家も程度の大小はあれどもそういった事例は珍しくはない。

当社の調査で上位6カ国のうち半数の3カ国がセビーリャと同じ、もしくは似たような非効率な経済体制を実施していることが明らかとなった。

かつて世界有数の工業大国であったミッドガルド帝国はそのような国家に対して再三警鐘を鳴らしてきたが、同国が滅亡した現在も少なくない大国がそのような非効率経済を拡大し続けている。

そのしわ寄せは、当然ながら周辺国に及ぶことは言うまでもない。

中堅国家ですら資源を事欠き、商業国は商品不足に悩まされている。この国際分業の時代に資源を必要以上に浪費することはフリューゲルの未来に暗い影を落とすことになるであろう。



【国際】セビーリャ戦争終結

668年6月1日、セビーリャと連合国との間で講和条約が締結された。今次戦争はセビーリャ人の血を大いに流し、セビーリャ人国家の消滅という結末で幕を下ろした。この件に関して首相は以下のようなコメントを表明した。

「我が国はセビーリャ国家の消滅を遺憾に思う。しかし、セビーリャが寛大な処置によって再び自治を得たときその時こそ我が国のよき友となることを願う。」

同日外務省は駐亜セビーリャ大使館の治外法権消滅を確認し、同大使館敷地の接収を実施した。



【経済】カルセドニー島共和国と木材取引協定締結

政府は我が国がカルセドニー島共和国との間に木材取引の協定について合意したことを発表した。

この協定は我が国の木材とカ島国の石油を取引するというもので、戦略物資を域外から輸入するということは平和外交を志向する我が国の国際的な信用度を示すものとして知らしめることができるであろう。
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7月 31 (日曜日) 2016
665年10月下旬号 18:57   
【速報】列強、セ国に宣戦布告

665年10月中旬外務省発表によると、ウェールズリゼ、ロムレー、コーデクスの三カ国がセビーリャに対して宣戦を布告し、すでに戦闘準備が進められているという。

事の発端はセビーリャ自由共和国において公務員の給与未払い問題が発生したことである。セビーリャ政府は国内の不満を抑えるために、この原因を統治委員会諸国に責任転嫁した。

それでいて同国政府は、反乱の発生に対してその統治委員会諸国に対して鉄面皮にも鎮圧を要請した。

この挑発的言動に対してかねてより反感のあった統治委員会諸国、特にその中心を占めるウェールズリゼなどはここに至ってセビーリャに対する軍事制裁を加えることを決定した。

既にセビーリャ国内からは各国資本は引き上げを開始しており、国際世論は今次戦役はセビーリャの崩壊で終わることを予想している。

この開戦に対して、連盟王国政府バーナンキ首相は緊急記者会見を開いた。

「残念でもないし当然。この戦争は、起こるべくして起こっただけのことである。何も不思議なことはない。そもそもセ国は以前から問題行動が多く、しかも国際貿易においてたびたび不渡りを出すなど契約不履行を行うことがあり、国際的な信用度は既に皆無に等しかった。しかも国際銀市場を潰して回り、生産性や採算を度外視した無計画な経済拡大政策で勝手に自滅したのだ。このような国に助け舟を出すような奇特な国家は皆無であろう。こんな国はさっさと滅んだ方が世界の為というものだ。ただ気の毒なのはこのような無能な為政者の為に列強の銃弾の雨にさらされるセビーリャ国民だ。彼らには何の罪もない。我が連盟王国は今次戦役から逃れる全てのセビーリャ難民を無条件で受け入れる方針だ。彼らには我が王国臣民と同様の権利を与え衣食住において十分な補償を与えるであろう。我が国はかの国と違って経済規模は中の下であるが、難民を救うだけの蓄えと余裕はある。いつでも我が国を頼ってもらいたい。」

首相は会見の直後に外務省に窓口強化を指示した。



【経済】年間対外商品取引が300兆を突破

工業生産が右肩上がりになっている我が国だが、ついに国際商品取引が300兆Vaを突破した。

内訳は順に石動、エルツ、ノホ・ヘレコである。

昨今不渡りを出す工業国が散見される中、それを反面教師として無理な生産拡大を忌避してきた王国経済であったが、今回の生産量拡大の背景には、ラシニア及びエルツからの銀流入による原材料の確保が大きいと思われる。

セビーリャの銀市場独占による銀輸入の低迷が続いていたが、今次戦役によるセビーリャの崩壊後これが解消されれば銀取引市場は大幅に開放されるものと思われる。
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6月 13 (月曜日) 2016
【政治】女王陛下、男児御出産 ほか 22:10   
657年12月1日朝刊

【政治】メアリー王太子殿下男児御出産~待望の王子誕生に湧きたつ市民~

いと高き神の恩寵篤き全アルビオンの守護者にしてアイレランドの主、並びにウェールズの王冠を戴くアルトリウス女王陛下におかせられてはメアリー王太子殿下が11月4日午前5時14分、ニューロンドン中央病院にて男児をご出産あそばされたことをエルセリオン宮殿謁見の間において記者団の前で発表した。

メアリー王太子殿下は昨今体調を崩されており、出産が危ぶまれたが病院側の情報によると安産だった模様。女王陛下は満面の笑みで記者団の質問に答えられ、「本日は国民の祝日になるでしょう。王子が即位した後ですけれども。」と軽いジョークでその場を和ませた。

メアリー殿下は今月いっぱいで御退院なされる。



【国際】レゴリス帝国建国350周年記念式典開催さる

大国レゴリス帝国が今年8月で建国350周年を迎えた。連盟王国からはアルトリウス女王陛下並びに王配カンバーランド公爵レオナルド殿下がご出席なされた。式典は盛大に行われ、女王陛下はその場の雰囲気を大いに楽しまれた。同国のマンフレート・ハルデンベルク総統の式典演説は威厳と精気に満ち溢れ参加者全ての心をつかみ取るに充分であった。式典後の記者会見で女王陛下は

「古き大国の新しき指導者の下でレゴリス帝国はますます栄えていくことでしょう。我が国は歴史が浅い国ではありますが、古い国の良いところは学んでいかなければなりません。むろん大国だろうが小国だろうが誤りは誤りであると指摘することは大事です。特に昨今は一国を消滅させるような痛ましい戦争があったことは記憶に新しいことだと思います。平和の大切さを広く説くことと対話の道の模索は常に我々国家指導者が意識していかなければならないことだと思います。ハルデンベルク総統閣下がそのような方針のもとにこの国と世界を導いてくださることを大いに期待しております。」

とコメントした。
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4月 24 (日曜日) 2016
649年 7月1日付 「解放」 09:03   
【国際】同盟政府、萬和に軍事展開

647年10月5日、石動第三帝国とわがスコッチランド共産主義同盟は中夏大陸を不法に占拠する「萬和」政府なる勢力に最後通牒をつきつけ、これを同政府が拒絶したため11月10日に石動軍と共同で軍を派遣した。

わが同盟の人民軍は占領する先々で原住民から歓迎を受けた。現地の労働者階級は歓呼しもろ手を挙げてわれわれの進軍を歓迎し、進んで占領政策に協力した。









(現地住民から歓迎を受ける同盟軍兵士)





(共同作戦で敵の根拠地を攻撃する石蘇両軍兵士)



わが軍は次々と敵の都市を占領し、同地域北部の大半を占領するに至った。

敵は士気も低く、さほど大した訓練を受けていなかったため、我が軍の猛烈な攻撃の前になすすべもなく、ある者は逃げ散り、ある者は我が軍に降伏し、またある者は無謀にも我が軍に突撃し戦死した。中には年端も行かない少年兵も少なからず存在したという。このような少年兵を前線に配置する「萬和」政府の人権軽視の姿勢は人類が長い歴史の中で勝ち取った闘争への冒涜である。われわれ人民は決してこのような暴挙を許してはならない。



【経済】工業政策はおおむね順調。林業も好調

経済統制委員会は649年上半期決算で商品輸出の収入が功を奏し、黒字に転じたことを発表した。同時に木材輸出でも各国から発注が相次いでおり同盟の収支に大きな影響を与えている。経済人民委員部はこの報告を受け、さらなる商品および木材の増産を指示した。



【国内】南部アゼルランド併合、同盟市民は賛否両論

わが同盟は649年3月14日、南部アゼルランドに進駐し同地域の併合を宣言した。同地域はブリテン島南部に位置し、スコッチランドの宿敵ブリテン王国のあった地域だ。同地域の現在の最高責任者であるスクエア・マイル市長ジョージ・パッカーは降伏文書にサインし、同時に併合に同意した。これにより我が同盟はブリテン島及びアイレランド島全域を領有したことになった。
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3月 21 (月曜日) 2016
643年10月1日付 「解放」 15:15   
643年10月1日電

【政治】スコッチランド革命50周年記念式典開催

643年1月15日、わが同盟は革命50周年を勝ち取った。式典にはチャールズ・ブラウン議長をはじめとした政府要人、各国の首脳が集まり一大イベントとなった。

式典は厳かに行われ、同盟歌斉唱、人民軍、労農赤衛隊、人民集団軍のパレード、議長及び各党代表の式辞、同志カーク・メイへの感謝の辞で締めくくられた。



以下議長の演説

同盟市民同志、人民軍、労農赤衛隊および人民集団軍の同志諸君!

革命50周年おめでとう。今ここに同盟市民2000万の万感の思いを以てこの場に立たせてもらっている。

同盟の経済は革命前に比べて大幅に良くなり、今日では宇宙事業すら万事快調に行っている。それはひとえに同盟市民諸君の不断の努力の成果であることをここに感謝の意とともに表明する。

思えばこの50年間に多くの困難が同盟を襲った。しかし、同盟は労働者階級の強固な団結でそれら多くの困難を乗り越えてきた。それはこれからもそうであろう。

72年前の571年夏、革命の父カーク・メイは3人の同志とともに王政打倒のための革命運動を始めた。その道はもちろん決して安易な道ではなかった。国家権力からの弾圧の毎日。その間に多くの同志の血が流れた。

しかしカーク・メイは専制君主から数度の逮捕を経ながらも徐々に団結体を拡大し、ついに50年前の今日、悪しき黒猫王政を打破しこの地に赤旗を打ち立てることができたのである。

同盟市民諸君!諸君の今の生活は決して湧いて出てきたものではない。過去の偉人が多くの血を流して築き上げられたものだ!この革命は絶対に守らねばならない!

そしてカーク・メイの「全世界の労働者を解放せよ」という最期の言葉は今も同盟政府の指針として有効である。

2000万同盟市民諸君、今こそ世界革命に向けて大進撃をしようではないか。

カーク・メイの偉業を引き継ぐのは他の誰でもないわれわれ自身の使命だからだ。

革命万歳!カーク・メイ万歳!万国の労働者団結せよ!(Hurray Revolution!Hurray Kark May!Workers of the world, unite!)



各国来賓(順不同)

昭栄国 機論首相閣下

セビーリャ自由共和国 グレゴリオ・バニュエラス・マレス大統領閣下

石動第三帝国 直衣宮第一皇女殿下、足利滿子征夷大将軍殿下、日野康時将配殿下、洞院公子外務卿閣下









【経済】新通貨「貫」導入へ

5月30日、石動において制定された新通貨「貫(Kan)」を6月16日にわが同盟でも導入することを決定した。

同盟ではスコッチ貫(SKn)を独自発行するが、石動貫(IKn)とのレートは相互兌換とする旨を決定したため事実上「貫通貨圏」として経済的な同盟関係に入った。

デザインは10貫札(表:カール・マルクス、裏:革命評議会ビル)・5貫札(表:ウラジーミル・レーニン、裏:エンディバラポートタワー)・1貫札(表:カーク・メイ初代議長、裏:マウントバッテンコート城)・50文硬貨(表:フリードリヒ・エンゲルス、裏:スコッチタンポポ)・10文銅貨(表:ローザ・ルクセンブルク、裏:ミレッジ城)・5文銅貨(表:カール・リープクネヒト、裏:白鳥)・1文硬貨(表:ハーター・ラーク初代首相、裏:同盟紋章)

経済人民委員の同志ロバート・ブロガーは「経済力の強い石動の通貨圏に入ればより多くの利益を受けることができる。はっきりわかんだね。」と述べた。
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3月 08 (火曜日) 2016
641年10月1日付 「解放」 20:58   
【国際】同盟政府『ソサエティ』のトロピコへの内政干渉を非難

同盟中央政府は、ブルジョワ強盗集団『ソサエティ』に対する断固とした非難を声明す。

そもそもトロピコ問題をはじめとしてヴァノミス、セビーリャ、ベルサリエーレ等、同様の理由で難癖をつけては戦端を開き、従属下に置くという極めて帝国主義的な政策が展開されているのは周知の事実である。

これは事実上の植民地拡大政策にほかならず、全世界の労働者階級はこれに断固とした態度で闘争を開始せねばならない。まさに今戦端が開かんとしているが、彼らはワンパターンなお決まりの常套句でトロピコへの恫喝的態度を繰り返している。建前すらも投げ捨てた恫喝によって友好的な態度が返ってくるだろうか。誠意にかける態度とはまさにこのことを指すのではないだろうか。否、ブルジョワ階級に誠意などあれば革命など不要である。誠意とは農民階級及び労働者階級の間にしか発生しえないのである。

ところでわが同盟も国内に向けてミサイル実験を行ったが、連中を含めてどこからも非難は来なかった。これは連中がわが同盟の労働者階級による革命的軍事力と労働者人民の鉄の結束の前に手も足も出ないということである。つまり、わが同盟の路線は永続的に正しかったことをここに証明したのである。

そもそも『ソサエティ(society)』とは、地球時代の言語で「上流社会」という意味も含んでおり、この組織がいかに反人民的なものかを示す一層の証左となるであろう。1%のブルジョワジーによる世界支配、世界政府樹立がこの組織の本質的目的である。さらに驚くべきことはこの帝国主義クラブに社会主義の大国で知られるヴェールヌイ、ヘルトジブリールが参加していることだ。本来であれば平和を唱えるべき社会主義者として真っ先にこれに対する戦争反対に回るべき国家であるにもかかわらず、それどころかその片棒を担ぎ、人民に銃口を向ける存在に成り下がっている。各国の社会主義勢力と結びつこうとせず、むしろ帝国主義の補完勢力になったヴェールヌイ、ヘルトジブリールをもはや同志と呼ぶことはできない。わが同盟は同国との断交を宣言する。

対照的に、非社会主義国でありながらこの帝国主義クラブに加盟しなかった石動はまさにわが同盟の友邦にふさわしい清廉潔白な態度である。同盟はこのような武士道精神を高く評価する。

『ソサエティ』について、わが同盟は今後一切の行動を人民への敵対的行動とみなす。

わが同盟にその銃口が向けられたとき、同盟は無慈悲な鉄槌で彼らの脳髄を打ち砕く。

それすなわち彼らの命日となるであろう。



【政治】革命50周年記念式典へ

わが同盟は643年1月に、スコッチ革命50周年を迎える。人民を不当に弾圧した悪辣な王政を打倒し築き上げてきた革命は、先人たちの不断の努力によって支えられてきた。この50年の間に様々なことがあったが、それを大いに祝いつくすため盛大な式典を開催する。全国の労働者人民はこの式典に括目すべし。(革命評議会決議文)
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2月 09 (火曜日) 2016
636年4月1日付 「解放」 20:09   
石蘇同盟成立!わが同盟新たなる友人を得たり

革命評議会最高幹部会は3月30日、わが同盟は石動第三帝国との軍事同盟に合意し調印したことを発表。

全権代表として訪問中のチャールズ・ブラウン外務人民委員は「今回の同盟締結は、わが同盟の外交政策を根本から支えるものとなるだろう。」と記者団に話した。



・ブラウン外相、足利滿子将軍と会談「前将軍に匹敵する覇気」



・ベルサリエーレ戦争泥沼化か。現地取材班「前線は激戦の様相、一進一退の攻防」



・元野球代表カット・バセキヨ・ハーラー氏、覚せい剤所持使用の容疑で逮捕



・ウィリアム・クラーク議長、今年中の退任を表明。
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2月 05 (金曜日) 2016
「解放」636年3月13日付 13:53   
スコッチランド共産主義同盟革命評議会(最高ソヴィエト)は全会一致でベルサリエーレ問題に関してガトーヴィチ帝国主義、ベルサリエーレ軍国主義ならびにそれに群がる利権屋国家の軍事行動に対して非難決議を採択した。

革命評議会の同志ウィリアム・クラーク議長は、採決直後の記者会見で各国記者団に対して以下の声明を発表した。



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今次戦役はこれまでの「人道問題」と大いに異質なものであり、どの陣営も倫理を大いに欠いた不正義極まりないものである。

戦争の勃発はベルサリエーレの挑発的文句による要素は大いにあるが、しかし瓦帝の好戦的態度がそれを助長し、辺国の態度を硬化させたのは近年の報道で明らかであるのは言うまでもない。

そもそもヴァノミス問題のように平和的なプロセスによって解決した事例があるというのに、それを参考にしなかった両者の態度は、人民の存在をまるで無視したブルジョワ的思考回路にほかならない。

また、今次戦役で瓦帝に与し、火事場泥棒的に参戦したレゴリス帝国主義、成蘭帝国主義の悪辣な行動を断固として非難する。

成帝の参戦する理由が「条約に基づき」というが、まったくのペテンである。

成帝の参戦の根拠となる成蘭・ガトーヴィチ相互安全保障条約第二条にはこう書いてある。



>第二条  両締約国は,いずれの一方の締約国に対するいかなる国の武力行使にも反対する。

>2 両国のいずれかが戦争状態に陥った場合、他方の締約国は参戦する義務を負い、共同して防衛しなければならない。

>3 「戦争状態」とは宣戦布告を受けた、あるいはミサイルの着弾を確認した時点から国際慣習法に基づく終戦処理が完了する時点までと定義する。

>4 両国の合意の下、いずれかの軍隊を他方の国に駐留させることに同意する。駐留に際しては、別途協議することとする。



まずいかなる国の武力行使と書いてあるが、先に武力を行使し戦争を始めたのは瓦帝である。また、第二項に共同して防衛しなければならないとあるが、先にあげたとおり、防衛する側は辺国のほうである。もっとも、この条約が侵略行為を否定していない以上、侵略をする意図があるからだと言われればその論理も通用するだろう。

レゴリスに至っては論外だ。この国はシーレーン確保のためといいながら必要のない参戦に踏み切るというハイエナのような愚考に出ている。

いずれにせよ今次戦役は1%のブルジョワジーが99%のプロレタリアートの意思を踏みにじり互いの人民を殺しあわさせるために開始した帝国主義の強盗戦争である。両国の全労働者人民はこの悪辣な強盗戦争を止めるべく、ただちに革命へと決起せよ!

万国の労働者団結せよ!





(写真:熱弁するクラーク議長)
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6月 14 (日曜日) 2015
カーク・メイ議長、石動訪問 他 11:59   
【国際】カーク・メイ議長が石動訪問

同盟政府革命評議会のカーク・メイ議長が596年3月1日、石動第三帝国を訪問し、同国の最高指導者足利晶子将軍と首脳会談した。

メイ議長にとっては初めての外遊であり、我が同盟成立以来初でもあるため、初訪問先として石動を選択したのは今後の両国関係が最も重要視されると見込んでのことと思われる。

会談では両国の主権尊重及び交流促進、経済関係強化と国際平和維持活動への協力などが話し合われ、終始和やかな雰囲気で終了した。午後には記者会見で両国共同声明が発表され、これを全世界に知らしめた。晩餐会はメイ議長が得意の手品を披露するなど賑やかに行われ、一日目の日程は終了した。

二日目は同国の生産施設、教育機関、都市インフラの視察及び、各地の名所を視察するなど、同国の発展から同盟の発展を学ぶ姿勢が発表された。夕刻には同国の皇帝であられる後真備宮陛下と会談し、宮中晩餐会に招かれた。

三日目は最終日に帰国挨拶の為、再度後真備宮陛下並びに足利将軍と会談。我が同盟の土産である黒ワインの返礼のお土産の品として「ヤツハシ」なる伝統的な菓子を贈呈された。



帰国した議長は記者から感想を聞かれ「将軍閣下は非常に壮麗且つ聡明な人物だ。今回の会談は非常に実りのあるものとなった。」「国際平和は政治体制にかかわりなく、しかし正義と人道のために協力しなければならない。」と両国の政治体制の違いを問題としないとの胸の内を明かした。



【経済】燃料・木材増産で潤う経済

同盟経済委員会は燃料取引並びに木材取引によって今年度上半期決算で100兆Va以上の純利益をたたき出したことを発表。ラーク首相発案の燃料倍増運動「スタパノフ運動」は功を奏し大幅な燃料増産による燃料収入増益が実現した。また、全国緑化運動により木材がいつでも調達可能の状態となり、建材自給率も大幅に向上。インフラ整備や都市建設に大きな前進の土台を建設した。また、木材の需要も未だ先進各国には根強くあり、フランドルからは随時大量発注が来るなど安定した供給先も確保できている。経済委員会は今後も経済拡大は可能との見解を示しており、更なる増産計画を立案中とのことだ。
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