＝＝＝【世界】3世紀幕開け、急成長遂げる世界経済＝＝＝

私たちの世界は重苦しい時代を抜けてついに繁栄への切符を取り戻したのかもしれない。

統計センターが纏めた最新の100期経済指標は農業セクターを除く全分野において世界規模での経済成長が進んでることを示した。

中でも特筆すべき躍進を遂げているのが工業部門で全産業に占める工業部門の割合は18％と500ターン連続で史上最高を更新した。

実数値も7500万人と農業人口の1億人に迫る勢いで増加を続けている。

商業労働者も前期比＋11％という高い成長率を維持し世界経済がますます拡大し続けていることを如実に表している。

一方で発展途上国にとってはインフラと教育の維持を続けることがますます困難になっておりブリュノールをはじめとする農業国経済は崩壊の危機に瀕している。

このような世界情勢だからこそノイエクルスのような経済大国が積極的に社会不安を鎮めるべく軍事支援と資金援助の手を差し伸べるべきではないだろうか。



＝＝＝【海外】アルティス帝国で軍政宣言＝＝＝

神聖アルティス帝国は軍政に移行したことを広報官を通じて明らかにした。依然続報は入ってきておらず詳細な事は不明だが不安定な情勢が続いたアルティス帝国の社会が安定することは有益でありわが国にとって憂慮すべき事態とはなりえないだろうと外務省は見ている。



＝＝＝【国内】人工衛星打ち上げ延期、機械トラブルが原因＝＝＝

自由国宇宙開発省は予定していた気象衛星打ち上げについて機械トラブルが発見されたため延期することを発表した。

問題となった部品にはユーフォリア製の潤滑油が使用されておりこれが今回のトラブルを誘発したとの見方が出ている。

宇宙開発省は今回の問題について国産品が品薄で調達が難しかったので代替品を使ったとコメントしておりこの潤滑油が原因とみて間違いはないだろう。

打ち上げは部品交換作業後に最終テストを経て行われる見通しで数ヵ月後になる模様。



＝＝＝【世界】ブリュノールデフォルトか？＝＝＝

ブリュノール共和国の経済危機が厳しさを増している。

ブリュノール政府は今日、教育機関の支払いについて当面凍結することを発表した。

これを受けてブリュノール全土の主要な大学では教授によるストライキと学生によるデモ活動が発生しており、学生の一部は暴徒化し建物の占拠を開始した。

わが国はブリュノールにたいし総額で30兆Va近い貸付を行ったが全額が返ってくる見込みは薄くなりつつある。これについて財務相のベニート氏は「返せないなら資源を直接差し押さえれば良いじゃない」と発言しており現物回収を行う方針であることを明らかにした。





＝＝＝【市況】重工業中心に値下がり＝＝＝

BCL 20 Index -22.5(-2.1%)

フリータウン証券取引所20種総合株価指数は衛星打ち上げの延期などから重工業銘柄中心に売り注文が先行。一時前日比－30ポイントを割り込む展開となった。

午後に入り一部で買い戻しの動きが出て総合株価指数は上昇。

終値は前日比-22.5ポイントの1071.5で取引を終えた。