＝＝【海外】我が国政府、ユークトバニアへ警告＝＝

（2日ノヴィルキウス）

我が国の政府は暴動と無政府状態が続くユークトバニア連邦共和国に対し事態を早期に収拾するよう改めて警告を行った。

2ヶ月近く前に外務省海外人権監視局に寄せられたユークトバニア市民からの申し立てを元に既に外務省は警告を発していた。

しかしユークトバニア政府の外交担当部署は申し立て期限を過ぎた今日になっても返答をよこしていない。

大統領閣下はユークトバニア政府が自ら問題を解決する機会を与えるべきだと考えられ、回答期限を3ヶ月延長する旨ユークトバニア政府に伝えられた。

もし仮にユークトバニア政府が大統領閣下の恩寵を無視し人権侵害状況を放置するようなら我が国は大国として当然果たすべき平和と人権への貢献をなさなければならないだろう。



＝＝【スポーツ】国際野球大会開催、ブリュノール代表快勝＝＝

（5日ラクール）

第1回国際野球大会がブリュノール共和国の首都ラクールで開幕された。

現時点でノイエクルス代表はリーグ4位、5試合中1試合しか勝利を収められていない。

我が国代表のふがいなさの反面、ブリュノール代表チームの強さが際立っている。

ブリュノール代表はここまで13試合を終え、11勝2敗という記録的な勝率をたたき出している。

現時点でブリュノール代表のルネ・モーパッサンは最多安打の記録を保持しており、同じくブリュノール代表のヤニク・フーリエは最多本塁打の記録を保持している。

我が国としても早急に対策を練り勝率を上げていく必要があるだろう。

ちなみにアルティス帝国代表チームは皇帝陛下が先発を務められた。

＝＝【国内】愛国党と国家革新党が合流＝＝

（3日ノヴィルキウス）

愛国党と国家革新党は党首会談を行い、両党が合流し一政党として活動していくことで合意した。新政党名は国家統一党となる。

憲法改正による一党指導体制の明記は行われない方針だが先のアルフォンソ＝サンティス法により愛国党と国家革新党、それの後継政党以外の存在は認められておらず事実上の一党指導体制が恒久的に確立されることになった。

これによりノイエクルスは国論の分裂に惑わされることなく強力な政府と議会の指導の下繁栄を約束される新時代を迎えた。

すべての国民に幸福をもたらす新体制は必ずや成功を収め祝福を受けるだろう。



＝＝【海外】グラン・ヴィリエ貿易協定発効＝＝

（10日グラン・ヴィリエ）

母なる祖国ノイエクルス自由国とアルロン連邦共和国はグラン・ヴィリエにおいて貿易協定の締結を行った。

グラン・ヴィリエ貿易協定はアルロン連邦共和国からノイエクルス自由国への定期的な商品輸出を保証するものでありアルロン製の多種多様な雑貨にノイエクルス市場へのフリーアクセス権を与えるものだ。

アルロンからの商品を取り扱う各企業は既に倉庫の確保と販路の整備に追われている。

わが国では長年市場に出回る商品が不足し物価が高騰していたがこの貿易協定により安定した商品の供給が行われるようになるだろう。

＝＝＝【国内】クラウディオ新大統領閣下就任＝＝＝

（１０日ノヴィルキウス）アルフォンソ前大統領の逝去を受けて行われた大統領選挙では、唯一の候補者となったクラウディオ・ビスカイノ愛国党党首が総投票数の98.9％を得て当選した。

新大統領閣下は就任演説でアルフォンソ前大統領が築き上げた社会体制を断固維持することを宣言しノイエクルスの栄光と繁栄に向けてまい進していく姿勢を示した。

一方でモラレス陸軍司令官はクラウディオ新大統領が軍予算の増大に難色を示したことに反発しており、投票所への軍部隊配置についてひと悶着があったことは記憶に新しい。

モラレス司令官は前政権下で進められた軍隊の合理化をクラウディオ大統領が見直すよう要求しており今後軍との協力体制を築けるかどうかが政権の安定運営に深く関わってくるだろう。



＝＝＝【海外】バーミンガム共和国で天皇即位＝＝＝

（５日サンアントニオ）バーミンガム共和国で先日ローレンス天皇陛下の即位式が行われ記念パレードが挙行された。

ローレンス天皇の即位はしばらく前から予定されていたが鉱山開発の遅れなど内政的な理由で延期されていた。

天皇陛下の即位を祝う声が内外から送られてくる一方で共和国に天皇が存在することの不合理や共和制から王制への移行という退行に疑問を投げかける声も少なくはない。

クラウディオ大統領はバーミンガムの情勢を注視すると述べており、今後の展開次第では同国との関係に変化が生じる可能性もある。

＝＝【緊急速報】アルフォンソ終身大統領閣下急逝＝＝

（20日ノヴィルキウス電）

先ほどアルフォンソ終身大統領閣下が執務中に昏倒し直ちに応急処置が為されたものの処置の甲斐なく逝去なされた。

大統領閣下はここ数ヶ月お体の様子が優れずしばしばベッドに臥せったまま大臣らに指示を出し精力的に政務を執り行っていた。

体調の優れない中隕石落下に不眠不休で対処し全市民の先頭にたって解決に当たったことが大統領閣下の体力を削ったことは想像に難くない。

大統領閣下は最後まで国民のために尽くし自らの命をもって国土の復興を成し遂げられた。



侍医によれば大統領閣下の死因は脳溢血との事。

国葬の予定は国民議会議長を委員長とする特別諮問委員会が検討し決定する。

また国民議会は今日から２週間を服喪の期間とする議決を行った。

＝＝【国内】カディス島中部に巨大隕石落下＝＝

（2日ノヴィルキウス電）昨夜未明、カディス島中部地域に巨大隕石が落下し現代都市2つを含む広大な地域を完全に水没させた模様。

カディス島方面軍第3師団が被害状況把握と被災者救出のために既に出動しているがシウダーセントラ一帯は完全に消滅しており救出は絶望的とみられる。

衝撃波の影響で都市の大部分が破壊されたカスターナでは現在軍の指揮の下破壊されずに残った病院への負傷者の搬送と市街地からの救出活動が開始されている。

大統領閣下は直ちに国家非常事態を宣言、全土に無期限の戒厳令を布告した。

＝＝＝【世界】3世紀幕開け、急成長遂げる世界経済＝＝＝

私たちの世界は重苦しい時代を抜けてついに繁栄への切符を取り戻したのかもしれない。

統計センターが纏めた最新の100期経済指標は農業セクターを除く全分野において世界規模での経済成長が進んでることを示した。

中でも特筆すべき躍進を遂げているのが工業部門で全産業に占める工業部門の割合は18％と500ターン連続で史上最高を更新した。

実数値も7500万人と農業人口の1億人に迫る勢いで増加を続けている。

商業労働者も前期比＋11％という高い成長率を維持し世界経済がますます拡大し続けていることを如実に表している。

一方で発展途上国にとってはインフラと教育の維持を続けることがますます困難になっておりブリュノールをはじめとする農業国経済は崩壊の危機に瀕している。

このような世界情勢だからこそノイエクルスのような経済大国が積極的に社会不安を鎮めるべく軍事支援と資金援助の手を差し伸べるべきではないだろうか。



＝＝＝【海外】アルティス帝国で軍政宣言＝＝＝

神聖アルティス帝国は軍政に移行したことを広報官を通じて明らかにした。依然続報は入ってきておらず詳細な事は不明だが不安定な情勢が続いたアルティス帝国の社会が安定することは有益でありわが国にとって憂慮すべき事態とはなりえないだろうと外務省は見ている。



＝＝＝【国内】人工衛星打ち上げ延期、機械トラブルが原因＝＝＝

自由国宇宙開発省は予定していた気象衛星打ち上げについて機械トラブルが発見されたため延期することを発表した。

問題となった部品にはユーフォリア製の潤滑油が使用されておりこれが今回のトラブルを誘発したとの見方が出ている。

宇宙開発省は今回の問題について国産品が品薄で調達が難しかったので代替品を使ったとコメントしておりこの潤滑油が原因とみて間違いはないだろう。

打ち上げは部品交換作業後に最終テストを経て行われる見通しで数ヵ月後になる模様。



＝＝＝【世界】ブリュノールデフォルトか？＝＝＝

ブリュノール共和国の経済危機が厳しさを増している。

ブリュノール政府は今日、教育機関の支払いについて当面凍結することを発表した。

これを受けてブリュノール全土の主要な大学では教授によるストライキと学生によるデモ活動が発生しており、学生の一部は暴徒化し建物の占拠を開始した。

わが国はブリュノールにたいし総額で30兆Va近い貸付を行ったが全額が返ってくる見込みは薄くなりつつある。これについて財務相のベニート氏は「返せないなら資源を直接差し押さえれば良いじゃない」と発言しており現物回収を行う方針であることを明らかにした。





＝＝＝【市況】重工業中心に値下がり＝＝＝

BCL 20 Index -22.5(-2.1%)

フリータウン証券取引所20種総合株価指数は衛星打ち上げの延期などから重工業銘柄中心に売り注文が先行。一時前日比－30ポイントを割り込む展開となった。

午後に入り一部で買い戻しの動きが出て総合株価指数は上昇。

終値は前日比-22.5ポイントの1071.5で取引を終えた。

＝＝＝【国内】アルフォンソ政権30周年式典の準備始まる＝＝＝

（4日付ノヴィルキウス）

大統領府は4年後の193年8月に迎えるアルフォンソ政権発足30周年に向けて式典の準備を行うために組織委員会の設置に着手したと発表した。

またこれに合わせてノヴィルキウス市内に巨大な式典会場を建設することも発表。近いうちに全体設計案のコンペが開催される見通しだ。



＝＝＝【海外】メレンフィア連邦共和国建国＝＝＝

（8日付フリータウン）

新たにメレンフィア連邦共和国が建国を宣言し国際社会の仲間入りを果たした。今後メレンフィアが堅実な経済運営を行い世界経済の中で名誉ある地位を占めることができるのかに注目が集まる。

大統領閣下はすでにメレンフィアに対し祝電を送っておりこの小さな新国家の誕生を歓迎なさる心づもりのようだ。

また大統領閣下はノイエクルスの責務としてこの生まれたばかりの国家に対し軍事的庇護を与える必要性について検討なさり始めている。

いやしくも世界の守護者たるノイエクルス政府がかような新興国を守らないはずはないということを世界に知らしめる絶好の機会を逃さないその態度はアルフォンソ閣下が我が国大統領としての名声にたがわない人物であることを裏付けているといえよう。



＝＝＝【海外】ガーベンディリア大司教座聖堂完成＝＝＝

（4日付ガーベンディリア）

国教会がガーベンディリア北部にて建設していた大聖堂が先日完成し一般公開が行われた。

ゴシック様式に則って作られた巨大な大聖堂は国教会の権威を国外にも知らしめるべく建てられた初の大聖堂となる。

国教会はこの土地をサンタアグネスを改称することを決定しており今後ガーベンディリア政府に通知する予定。大聖堂はサンタアグネス大聖堂と呼称を変えガーベンディリア大司教区の司教座聖堂となる。



＝＝＝【市況】安定的だが上値の重い展開＝＝＝

BCL 20 Index ＋12.8(+1.9%)

フリータウン証券取引所20種総合株価指数はルジタニアの景気後退や世界的な商業発展の停滞から上値の重い展開となった。

午後に入りメレンフィリアの建国宣言などいくつかニュースは入ってきたが世界経済をただちに刺激するとは考えられず株価に大きな影響はなかった。

終値は前日比＋12.8ポイントの686.4

＝＝【海外】ユーフォリアとの国交回復＝＝

政府はここ10年近くにわたって国交が途絶していたユーフォリアとの間で国交正常化を確認する共同宣言を交わしたことを発表した。

ユーフォリアによる敵対政策の放棄と公式な謝罪によるもの。

ユーフォリア側がこれまでの敵対政策について自ら過ちを認め前公の責任によるものとした上で謝罪したことは画期的でありまた物資による賠償支払いを行ったことはユーフォリア側に非があったことをさらに裏付ける重要な要素だろう。

大統領閣下の恩恵によりその愚かな過ちを許されたユーフォリアは今後栄えある我が国の友好国の一員として過去との決別を図ることが予想される。



＝＝【海外】ルジタニアが景気後退に突入＝＝

ルジタニア自由国で大規模な不況が発生し我が国の企業の支店にも影響が出始めている。すでにいくつかの証券会社と銀行は支店の縮小に乗り出しており500人程度が解雇される予定。

しかし近年繊維産業を中心にルジタニアから他国への移転が進んでいることから影響は限定的となる見通し。



＝＝【国内】大規模暴動、軍が鎮圧＝＝

国内で旧国民行動党派の扇動による大規模なデモが発生し治安維持警察と軍が投入された。デモは参加者2000人（警察発表）の小規模なものだったが旧国民行動党派の扇動により暴徒化した。

今回の件は依然国内で旧国民行動党派がテロと政府転覆を狙っていくことを示しておりブリュノールに潜伏しているエマヌエルが蔭から指示を出し暴動を引き起こしているものと見られる。

＝【国内】レケーナ市で暴動発生、国民行動党による煽動の疑い＝

安全保障警察発表によるとアルフォンソ宇宙センター北方のレケーナ市で大規模な暴動が発生、死傷者14人を出し現在では鎮圧されたとのこと。

今回の暴動は表向き南瓜に対する要求を弱めている政府を糾弾し武力行使を求めるデモ活動が過激化したとされているが、治安当局は背景に国民行動党とユーフォリアによるクーデター計画があるとみている。

一部の暴徒たちは「ブリュノールに死を」「燃料と引き換えに鉄の暴風を」と書かれた横断幕を掲げシュプレヒコールを上げていたがこれはノイエとブリュノールの仲が悪くなって得する国、つまりはユーフォリア当局の差し金であることは想像に難くない。



＝【政治】愛国党、国家革新党以外の政党禁止法案可決＝

国民議会は愛国党と国家革新党による賛成多数でアルフォンソ＝サンティス法（破壊思想政党の活動を禁止する法案）を可決した。

これにより愛国党と国家革新党以外の政党は今後一切の政治活動を禁じられ議席は没収される。没収された議席は今週中にも愛国党と国家革新党に比例配分される見通し。



＝【政治】全権委任法可決＝

国民議会は満場一致で立法権を大統領府に付与する法案（修正クレディウス法）を可決した。

これにより今後国民議会は大統領府の諮問機関となり立法権は大統領を長とする大統領府法務審議局に委ねられることとなった。



＝【政治】大統領、国民に対し演説「今こそ団結の時」＝

紳士淑女諸君、我が国は先の暴動に示されたとおり深刻な侵略に曝されつつある。敵国と反政府主義勢力者にそそのかされた哀れな大衆は都市を焼き同胞に刃を向けた。もはや我が国のおかれている状況は危機的である！

しかるに誰が扇動しているのか？諸君も知っての通り国民行動党とその背後に潜むユーフォリアの工作員どもである。やつらはノイエクルスを分裂させ世界の覇権を握らんとたくらみ国民行動党を手先として利用しているのだ。

諸君、はっきりと申し上げるが、ユーフォリアはすべてにおいて我が国の正義を妨げようと行動を重ねてきた。南瓜はなぜ交渉を受け入れるふりをして遅々として交渉を行わないのか？その答えもまた明白である。南瓜政府に対しユーフォリアは何と言っているのか？彼らは南瓜を擁護しノイエクルスに対し武力も辞さないことを示唆しているのである！

これが原因でなくて何が交渉遅延の原因であろうか。すべての問題はユーフォリアに帰されるものなのである！

諸君！いまこそ団結の時である！南瓜をそそのかし、国民行動党をそそのかし、罪もない市民を突き動かし戦争を望んでいるのはだれなのか？もちろんユーフォリアどもである！

しかしやつらは我々の団結を甘く見ている。たとえ一部の反政府分子がユーフォリアに同調したところで我々の団結は衰えるどころかますます高まるのである。諸君！ユーフォリアの行動を見逃していいのか！我々は一致団結しなくてはならない。そのための障害は何だ。言わずもがな、国民行動党である！

諸君、我々は正しい政党のもとに団結しなくてはならない。諸君、我々が強大だった時代、つまりは国父ルキウス執政官の時代、我が祖国は分裂していたか？否、断じて否である！

我々は一致団結し強大な祖国を建設しなくてはならない。そのために必要なのは何か。強大であった過去への回帰に他ならない。

私は数日中に諸君に対し新しい祖国の未来図を提示する。一致団結し敵をうち砕く新しいノイエクルスである。国論を分裂させ不安定な社会を作る政治は終わるのだ。これからは統一された祖国が諸君らの目の前に出現するのである！



＝【市況】戒厳令施行のため取引停止＝

＝＝＝国内で暴動発生、国民行動党議員逮捕＝＝＝

大統領府安全保障警察局は内乱罪の疑いで国民行動党員20名と国民行動党所属の国民議会議員3名を緊急逮捕した。

当局によると容疑者たちはアルフォンソ政権を倒す目的で先日の暴動を扇動した疑いがもたれている。

更に当局の明らかにしたところによれば、この国民行動党員らはユーフォリアから何らかの形で資金などの援助を受けており今回の暴動の背景にはユーフォリア政府が居るものと見られている。

ユーフォリアはわが国が南瓜に行った正当な要求に対し批判姿勢を強めているが、一方でアルフォンソ政権打倒を狙った直接的で悪質な手段にも出ていることが明らかとなった。

政府はこの事件に関連し国民行動党を徹底調査すると宣言しており国民行動党は今後の議会活動に何らかの支障が出るものと見られる。



＝＝＝ラヴィル人排斥法廃案へ＝＝＝

国民議会は愛国党と国家革新党の賛成による賛成多数でラヴィル人排斥法廃止を議決した。

ラヴィル人の押収財産返還は排斥法に規定された手続きのため実際の法案廃止は財産返還が終わってからになる見通し。

これについてロベルト国家革新党党首は「結局のところ問題なのはラヴィル人ではないということだ。我々の敵はずっと前からユーフォリアなのであり、ラヴィル人を敵と思ったのはユーフォリアによるミスリードなのである。」と語った。

更にロベルト氏は「諸君らも良く知っているとおりラヴィルは共産主義を排撃し現在の政治体制を打ち立てた。わが国と同じ民主革命を経た国家なのである。翻ってユーフォリアはかつての我々の敵シュトゥルムと同じ君主制国家でありどちらが我々の敵であるかは一目瞭然である。」とシュトゥルムとユーフォリアの類似点を指摘し注意を促した。



＝＝＝今日の市況＝＝＝

BCL 20 Index -11.8(-1.5%)

フリータウン証券取引所20種総合株価指数は先日の大規模な暴動発生により軍需工場が焼き討ちされたことから重工業銘柄を中心に大きく値を下げた。

午後に入っても相場は下げ止まらず前日比-11.8ポイントの759.2で今日の取引を終えた。