スオミ王国鉱山再開発に関する交渉

聖マズダー教国からはヴィリバルト・ライザー国土運輸省長官が出席いたします。

スオミ王国からは資源・エネルギー次官及び外務副大臣が出席します。

早速ですが論点の整理を。
(1)定期輸出量
これは8億ガロンということで合意済みです。
(2)対価
聖マズダー側としては8兆Va、資金での支払いを希望、ということでよろしいでしょうか。我々の側としてはもちろん対価は多いほうがいいです。また、可能ならば全部は不可能でも一部商品での支払いを希望します。
(3)鉱山転換のための支援
具体的な支援量や支援してもらう物資がなくなるまでに発見できなかった場合の対応の提案をお願いします。

論点は以上でよろしいでしょうか？

(2)に関して、我が国は資金のみでの支払いを望みます。
(3)については、探査及び整備費用として資金10兆Vaと建材1.5億トンを援助します。
鉱脈探査と鉱山整備は以上の資材で十分行えると思いますが、万が一不足した場合、不足分は貴国に負担いただきたい。その代り、資材の余剰分は返還不要としたいと思います。

資材は1.5億トンでちょうど整備に必要な量なので問題ないと思いますが、資金に関しては１回探査するのに5000億、整備するのに全部で7.5兆かかります。探査は明らかに５回以上かかるので、赤字はほぼ確定です。これについては再考していただけるとありがたいです。

対価に関しては、全部を資金で支払う以外困難ということでしょうか？

分かりました。援助の資金は20兆Vaとしましょう。
対価についてですが、現在我が国の商品生産能力は需要にやや追いついていない状態ですので、ご配慮願います。
以上で如何でしょうか？

ではそれで問題ありません。

では、以下の協定に調印をお願いします。

聖マズダー教国によるスオミ王国におけるウラン鉱山開発支援及び両国間の燃料取引に関する協定

第一条　聖マズダー教国(以下、甲と表記)とスオミ王国(以下、乙と表記)は本協定の以降に定める条項を履行する義務を負う。
第二条　第一項　甲は乙に対し資金20兆Va及び建材1.5億トンを輸送する。
　　　　第二項　乙は第一項に定める輸送を確認次第、ウラン鉱脈探査・鉱山開発を行う。
第三条　甲及び乙は第二条第二項にあるウラン鉱山のレベルが最大になり次第、以下の取引を行う。
第四条　甲は乙に資金8兆Vaを6期ごとに(以下、定期)輸送する。
第五条　乙は甲に燃料8億ガロンを定期輸送する。
第六条　甲又は乙による本協定に対する違約がある場合、他方は違約国に対し、補償請求の権利を有する。
第七条　本協定は両国の調印後フリューゲル暦における72期間効力を有し、それ以後の甲又は乙の宣言によって、その宣言があった6期後に失効する。いずれかの国の宣言がない限り本協定はそれ以後も効力を有する。

スオミ王国行政府を代表して本協定に署名します。

スオミ王国外務副大臣　男爵ニコデムス・キヴェカス

聖マズダー教国は本協定に署名します。
　　　　　　　　　　　　------聖マズダー教国国土運輸省長官ヴィリバルト・ライザー