レゴリス帝国によるセニオリス共和国併合条約

レゴリス帝国によるセニオリス共和国併合条約 調印式
開催日時
フリューゲル暦 831年 9月28日
参加国
レゴリス帝国	セニオリス共和国

前文
　レゴリス帝国総統及びセニオリス共和国大統領は両国間に於ける特殊な関係の深化を願い、相互の幸福を増進しフリューゲルの平和を永久に確保することを欲し、この目的を達成するためにはセニオリス共和国をレゴリス帝国に併合する事が必要と確信し、ここに両国間での併合条約を締結することにする。

第１条　
　セニオリス共和国は自国に於ける鉱山経営権、貿易権を除く一切の統治権を完全かつ永久にレゴリス帝国に譲与する。

第２条
　レゴリス帝国は前条に掲げた譲与を受諾しセニオリス共和国をレゴリス帝国に併合することを承諾する。

第３条　
　第１条及び第２条が履行された時点でセニオリス共和国はレゴリス領セニオリス州へと名称を変更し、以てレゴリス帝国を構成する海外州の１つとなる。

第４条
　レゴリス帝国はセニオリス州に於ける地方自治権をセニオリス共和国政府改めセニオリス州政府に対して譲与すると共にこれを保証する。

第５条
　レゴリス帝国はセニオリス共和国大統領をセニオリス州の首相に任命する。セニオリス共和国大統領改めセニオリス州首相はセニオリス州に於ける地方行政権を有するものとする。以降のセニオリス州首相の選出方法はセニオリス州に一任される。

第６条
　セニオリス共和国軍はセニオリス州軍に改称し今後も存続する。セニオリス州軍の指揮権は基本的にセニオリス州首相が保持するが、有事の際はレゴリス帝国総統がこれを預かるものとする。

第７条
　レゴリス帝国はセニオリス州を護るためにセニオリス州にレゴリス帝国軍を派遣及び駐屯せねばならない。また、セニオリス州には駐屯時に於ける土地の提供を滞り無く行うものとする。

第８条
　セニオリス共和国の負債、及び条約上課せられた義務などはセニオリス州がこれを引き継ぐものとする。

第９条
　レゴリス帝国は前記併合により、セニオリス共和国に所在する全国民を当条約発効後レゴリス帝国国民の一員として迎え入れ、彼の者らに帝国国民と同じ権利及び義務を与え課すものとする。

レゴリス帝国を代表して本条約に署名致します。

Regolith Reich
ReichsMinister für Auswärtige Angelegenheiten, April Wolkenansammlung

（レゴリス帝国外務大臣　エイプリル・ヴォルケンアンザムルング）

セニオリス共和国を代表して本条約に署名致します。

Republic of Seniorious President Silva Jaerstädt

（セニオリス共和国大統領　シルウァ・イェールシュテット）