中夏人民共和国とトラハト＝ラシュハ連合王国との友好平和条約

中夏人民共和国とトラハト＝ラシュハ連合王国との友好平和条約
813年7月31日 カルセドニー社会主義連邦共和国クリストバライト市庁舎
中夏人民共和国	トラハト＝ラシュハ連合王国
中央人民政府主席 馬来道	王国首相 ベンヤミン•ヴァイス男爵

中夏人民共和国とトラハト＝ラシュハ連合王国との友好平和条約

中夏人民共和国とトラハト＝ラシュハ連合王国は811年4月に発生した紛争状態が平和的に解決したことを確認し、本条約を締結する。811年に発生した両国間の紛争は、実に不本意ではあったものの、具体的な被害もなく無事無血終了したことで国際社会において惨劇を事前に防いだことを両国は非常に歓迎すべきことである。本問題は瑕疵ないしは故意によって発生したものであるが、その発生要因に関してはもはや未来に向かって友好の道を歩みだす両国間の前には瑣事であることは明々白々であり、これは今後の国際秩序の最適例であると固く信じるものである。国際紛争を平和的に解決することは幾千万の戦勝よりも価値のあるものであり、これは両国ならびに全世界において共通の認識である。今後も当認識が普遍的価値観として不変のものとなり、フリューゲルの平和及び安定に寄与することを望むものとして本条約を締結する。

第一条　中夏人民共和国とトラハト＝ラシュハ連合王国（以下締約国）の法的な戦争状態は終了したことを確認する。

第二条　本条約の締結と同時に締約両国間の国交は正常化される。

第三条　締約国との間に外交及び領事関係が回復される。両国は、大使の資格を有する外交使節を遅滞なく交換するものとする。また、両国は、外交機関を通じて、両国内におけるそれぞれの領事館の開設の問題を処理するものとする。

第四条　締約国は811年に発生した紛争に関して将来にわたって一切の賠償請求権を放棄する。また、本問題に関して言及することを得ず。

第五条　中夏人民共和国はトラハト＝ラシュハ連合王国に対して今次紛争に関して国際的な混乱を招いたものとして謝罪を表明する。
　二項　中夏人民共和国政府はトラハト＝ラシュハ人民共和国臨時政府の承認は現時点でもはや無効と確認し王国政府を唯一の正当政府と認定する

第六条　両締約国は、国際友好の精神に基づき、かつ、平等及び互恵並びに内政に対する相互不干渉の原則に従い、両国間の経済関係及び文化関係の一層の発展並びに両国民の交流の促進のために努力する。

王国を代表し本友好平和条約に署名します。

国王陛下の名代
及び王国首相として
ベンヤミン•ヴァイス男爵

中央人民政府を代表して

中夏人民共和国主席　馬来道