聖マズダー教国・スオミ王国会談

教皇：我が国もこの件に関しては支持・不支持どちらの立場もとっておりません。
アヴァシンの民がそれを望むなら現状のままでいいですし、拒むならば、相応の行動をとるでしょうから、その時に我が国は立場を明らかにするべきでしょう。
ただ何の行動も起こさず、自国の利益のみを主張する国家に対しては嫌悪を通り越して、哀れに思います。

国王：アヴァシン崩壊に端を発したのか、世界恐慌が起きてしまいました。まずは貴國による迅速なご支援に感謝申し上げます。

喜ばしいことに、貴國と我が国による鉱山開発協定が発効間近のようです。この協定により貴國と我が国との関係はより親密になるでしょう。我が国の政府では、貴國との安全保障条約の締結も視野にいれているようです。

教皇：貴国との友好関係が形になるのは喜ばしいことです。
安全保障条約ですか。これは私が口を挟むことのできるものではないですね。また今後、両国の政府間でじっくりと話し合ってもらいましょう。

さて、そろそろ話題もなくなりましたし、陛下もお疲れでしょう。このあたりで会談は終わりにしましょう。
今夜は宮殿の大広間で晩餐会を予定しております。我が国の著名な人物も多く参加するとのことですし、陛下にも是非ご参加いただきたい。

また、御帰りの際なのですが、スオミまでパリ―サーも飛行機に同乗させてはいただけませんか？陛下との仲も深まるでしょうし、何より一番安全な方法でしょうから。

国王：晩餐会には喜んで参加させて頂きます。会談ではお聞きできなかった貴國の文化についてのお話もお聞きしたいですね。
パリーサーさんにはもちろん、帰りの飛行機に同乗して頂いて構いません。我が國では王宮に滞在して頂くということでよろしいか？

教皇：そうしていただけるとありがたいです。護衛兼侍従として近衛騎士団の女性騎士を2名随行させます。ご理解願います。
では、これにて会談を終わります。晩餐会までは時間があるので、宮殿の中のお部屋でおくつろぎください。