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ストリーダ王国・オストマルク帝国間の安全保障会議

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 .3 .4 .5 .6 | 投稿日時 2014/4/20 16:18
ストリーダ王国  半人前   投稿数: 40

526年 2月初旬

ストリーダ王国オストマルク帝国間の安全保障会議は、ストリーダ王国ファルロイト特別区にあるストリーダ王国防衛省にて開かれます。

ストリーダ王国からはフーベルト・ビットナー防衛大臣とマテウス・クローデン参謀総長が出席します。

ビットナー防衛大臣「この度はようこそいらっしゃいました。貴国とは初めての安全保障会議となります。これを機に両国の安全保障関係が深まることを期待しております」

クローデン参謀総長「貴国はPTOでも軍事的に重要な役割を担っていることは存じております。同じPTO加盟国、同盟国として貴国との連携強化は大変有意義なものてあると思っております。本日はどうぞよろしくお願いいたします」

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2014/4/21 2:01
ゲスト    投稿数: 0

オストマルク帝国からはクリストフ・フォン・マーラー国防大臣およびフランツ・フォン・アルブレヒツベルガー参謀総長が出席いたします。

マーラー国防大臣「こちらこそよろしくお願いいたします。私どもとしても、同盟国である貴国との軍事面における連携強化は極めて重要な意味を持つと考えております。」

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2014/4/22 21:17
ストリーダ王国  半人前   投稿数: 40

ビットナー防衛大臣「今回の安全保障会議では主に『両国間の軍事協力』、『非常事態においての対応の取り決め』、『合同軍事演習の日程調整』について話し合いたいと考えております。
両国間の本格的な安全保障体制を構築することが今回の協議の目的でもありますが、まずは両国間で軍事物資(砲弾など)、資金、燃料といった物資の供与・貸与を円滑化したいとこちらは考えております。
特に砲弾はPTO各国でも不足気味であると考えられている上、有事などの際には砲弾をはじめとする沢山の物資が必要になると見積もっております。あらかじめ両国で物資の不足分を補う環境ができていれば作戦に支障が出ることもなくなります。我が国は軍需産業を拡大する方針を固めておりますので、将来的には砲弾・資金面などでの協力が出来るようにしたいと考えております。また、貴国には豊富な燃料の供給源がございます。兵器の使用に燃料は欠かせませんので我が国にとって非常に重要な存在となります。」

クローデン参謀総長「このような両国間の軍事協力は、非常時には両国にとって大きな支えとなるでしょう。」

ビットナー防衛大臣「我が国の提案に対して、貴国としてはどうお考えでしょうか?」

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2014/4/24 1:30
ゲスト    投稿数: 0

マーラー国防大臣「我が国としても軍需産業の拡大に努めており、現時点では1期あたり最大でおよそ2900メガトンの生産能力を有しておりますが、燃料は潤沢であるものの鋼鉄については輸入に頼っているため、総合的に見て現状では有事に十分対応できるレベルの生産能力を備えているとは言いがたい状態にあります。」

アルブレヒツベルガー参謀総長「現状では特に資金と鋼鉄の確保が我が国にとって課題といえるでしょう。勿論今後とも国内における生産能力の安定に努めて参りますが、貴国との間で物資の供与・貸与が円滑に実行できるようになれば両国の安全保障にとって大いに利益があると考えます。」

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2014/4/25 0:11
ストリーダ王国  半人前   投稿数: 40

ビットナー防衛大臣「我が国の場合、鋼鉄は海外からの輸入で賄っておりますが、貴国が必要としている状況を考慮して、他国への転売の禁止を条件として鋼鉄を貴国へ低価格で販売することも検討しましょう。我が国は地震による軍事工場の被害などで1期あたりの砲弾の生産能力が700メガトンと貴国と比べても低く、砲弾は輸入に頼っております。今後は輸入に加えて軍事工場の拡大・建設を行い、生産能力を高めた上で砲弾の保有量を上げようと考えておりますが、貴国の砲弾生産能力が我が国より遥かに高いので貴国での製造を優先する方が良いと考えられます。」

クローデン参謀総長「こちらとしても貴国との協力は惜しみません。確固たる両国の安全保障体制の確立を目指して貴国との物資の供与・貸与が円滑に行える環境づくりに積極的に取り組みたいと考えております。両国間の軍事協力の実現に貴国も協力していただけないでしょうか?」

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2014/4/29 1:28
ゲスト    投稿数: 0

マーラー国防大臣「貴国の配慮に感謝いたします。貴国から鋼鉄を安定的に輸入できるようになれば、我が国における生産能力についての不安は概ね解消されるでしょう。」

アルブレヒツベルガー参謀総長「両国の軍事協力については我が国としても最大限協力したいと考えます。
具体的には、我が国で生産した砲弾および我が国で産出した燃料の提供を視野に入れております。」

マーラー国防大臣「特に砲弾について、我が国では今年度以降も随時生産能力を拡大していく方針ですので、ざっくり言って530年代前半を目処として貴国への貸与に耐える砲弾保有量が実現できるものと考えております。」

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2014/4/30 1:21
ストリーダ王国  半人前   投稿数: 40

ビットナー防衛大臣「ご協力に感謝致します。砲弾や燃料の提供は我が国にとって非常に助かります。また、それには砲弾の生産も伴いますので、貴国の砲弾の生産能力拡大も大変有り難いです。強制は致しませんので、国の運営に支障が出ない程度で進めていただいて結構です。鋼鉄の件につきましては、十分な量を確保した上で貴国に対して鋼鉄5億トンを資金2兆Vaで販売する方向で検討しておきます。販売を行う際は、経済貿易省を通して貴国にご連絡いたします。」

クローデン参謀総長「良いお返事がもらえて有り難い限りです。こちらからもお礼を申し上げます。こちらも貴国の軍への砲弾提供が可能になるように尽力いたします。」

ビットナー防衛大臣「軍事協力につきましては以上となります。ご意見・ご質問がなければ次の議題に移りたいと思います。

次は『非常事態においての対応の取り決め』ですが、非常事態時に速やかに尚且つ適切に攻撃支援ができるように、事前にある程度の取り決めを行いたいと考えております。以前のドクツ第三帝国との安全保障会議にて決められた内容と変わりはありませんが、草案はこの通りです。

【草案】
1. 両国においての軍事支援は、基本的に相手国の同意を得た上で行う事が出来る。
2. 上記の例外として、放置すれば相手国及び自国にとって深刻な事態になりかねないと判断した場合は同意が無くとも軍事支援を行う事が出来る。
3. 両国の集団的自衛権の発動要件は、『武力攻撃を受けている国からの援護要請』、『敵国が行っている攻撃の不当性』、『そのまま放置すれば、自国に対する直接の武力攻撃に至るおそれのある事態や自国周辺における平和及び安全に重要な影響を与える事態が大いに考えられる状況』の3つとし、全ての要件を満たした場合に集団的自衛権を行使する事が出来る。
4. 相手国に存在する怪獣や攻撃勢力の排除を行う場合は人的被害や建造物の破壊を含む被害を避けなくてはならない。
5. 上記(4番目の項目)の例外として、損害について相手国が確実な同意をした場合は、出来る限り被害を最小限にすることを前提とした上で軍事行動を行う。
6. 有事の際は、両国が所有する軍の軍事施設の一部利用を可能とする。
7. 前項に加えて、有事の際は両国海軍の港(海軍基地)への停泊や、燃料や兵器の補給等を目的とした両国の陸・海・空軍の基地の利用及び両軍間の洋上補給・空中給油を認める。

以上が草案となりますがご不明な点やご意見がございましたら、仰っていただいて大丈夫です。」

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