佰愿諸島共和国と大幹帝国間の移民問題についての協議

佰愿諸島共和国からは外務大臣の園城平四郎が出席致します。

大幹帝国からは外務大臣の金元成が出席致します。

協議を始めたく思います。
先ずは最初の移民希望者...貴国の誤りによって送られてしまった1204名に関してですが、秋津人1025名に関しましては全員が本島出身者である事が確認されましたので認める方向性で検討しておりますが、石動人・龍鮮人は何故弊国への移住を希望するか聞き込み調査を行っている最中です。
又、今後の移住希望者に関しては弊国は隔離された歴史がある故に迫害が起こる危険性(特に秋津人以外)が考えられます。政府としても問題視はしており、改善に向けて動いております。しかしながらそのような事が起こる可能性がある以上慎重にならざるを得ません。案としては北方の姐島は昔は有人島でしたが今は無人島と化しており、此処を移民特区として開発を行うと言うものがあります。

弊国側の手違いにより移民を送り御迷惑をおかけしましたことを改めて謝罪致します。
又、移住の許可に感謝致します。

姐島を移民特区とする案についてですが、貴国政府が実行に移されるのであれば、東方の安定のため弊国政府も協力する考えであります。

御賛同有難う御座います。協議の結果移民特区として姐島と南方の煖隹島を指定すると言う事で纏りましたのでお伝えします。また、それにより弊国に抑留状態の残りの移民希望者を姐島最初の移民者として許可致します。