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ベルサリエーレ王国における同国民へのミサイル発射事案に関する報告書

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なし ベルサリエーレ王国における同国民へのミサイル発射事案に関する報告書

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 .3 .4 .5 .6 .7 .8 .9 | 投稿日時 2016/1/24 14:20
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 ノホ・へレコ連邦は調査官26名より構成される現地調査団をベルサリエーレ王国西レベルギウス州直轄州及び東レベルギウス州へ派遣した。調査団の目的はベルサリエーレ王国がフリューゲル歴632年4月中旬に東レベルギウス州の農村及びニュータウンへミサイル10発を発射した事案についての現場調査を実施するためである。
 本中間報告書は責任の所在及び使用されたミサイル、現場の状況や外国人の被害について調査し、国民議会へ報告するものである。

1.責任の所在
 連邦国防府はミサイル発射を衛星より感知できず、資料は存在しないとしたため、本調査団はクイーンズ連邦ベルサリエーレ王国へ提出したミサイル発射に関する資料'''(対ベルサ声明:http://goo.gl/d0gJdW)'''ベルサリエーレ王国がミサイルを自国民に対して発射したとする疑惑への根拠となる唯一の資料にあたる。ベルサリエーレ王国自身がその資料の正当性について反論していないことから調査団は同資料が事実であるとみなし、以後その仮説に基づいて行動した。提出された資料を引用して掲載する。


[↑フリューゲル暦 22763期632年 4月中旬↑]

ターン22762:ベルサリエーレ王国(1,11)に海賊船出現!!
ターン22762:ベルサリエーレ王国(20, 12)の海底油田から、4970万バレルの収益が上がりました。
ターン22762:ベルサリエーレ王国(17,12)の遊園地から、380億Vaの収益が上がりました。
ターン22762:ベルサリエーレ王国ベルサリエーレ王国(12,19)地点に向けて10発のPPミサイル発射を行いました。(有効3発/怪獣命中0発/怪獣無効0発/防衛6発/無効1発)
ターン22762:-(11, 20)のニュータウンに命中、規模が減少しました。
ターン22762:-(12, 19)の農村に命中、規模が減少しました。
ターン22762:-(11, 20)のニュータウンに命中、規模が減少しました。
ターン22762:ベルサリエーレ王国で資源採掘を行い、4010トンの銀を得ました。
ターン22762:ベルサリエーレ王国で資源採掘を行い、3400トンの銀を得ました。
ターン22762:今期の工業生産高:157000億Va,今期の商業売上高9850億Va
(文章の整形上、適当な改変を加えている。)


 調査団の上部組織にあたる国民議会軍事第三小委員会は発射されたミサイルのうち、6発が着弾することなく防衛施設により迎撃されているという点を指摘し、ミサイル攻撃の主体者はベルサリエーレ王国軍ではなく、同国に存在する「赤矢憲兵隊」によるものではないかと指摘した。
 調査団は東レベルギウス州を管轄する王立軍の防空担当者へのヒアリング調査を行うことに成功した。ヒアリング調査から判明したことは、王立軍は一切の事態を事前に知らされていなかったことである。赤矢憲兵隊は人員3万人を有する準軍事組織であり、治安を維持する任務を負う実力組織である。同国の兵力の公開は不明点が多いため、断言することは困難ではあるものの赤矢憲兵隊はミサイルを一定数発射するだけの装備人員を抱えている可能性が高く、今回のミサイル発射事案は赤矢憲兵隊により行われ、他の自国内軍事組織は関わっていないと推測するのが妥当であると小委員会及び現地調査団の調査で結論付けるに至った。

2.使用されたミサイル
 小委員会のタラリロク・マタリカォ議員はベルサリエーレ王国が無政府主義者の鎮圧とは建前であり、実際はミサイルの実地試験を行うために発射したのではないかと指摘した。同議員はベルサリエーレ王国の国営放送社であるカタルニア国営通信の632年7月の記事http://goo.gl/P0R5bPを取り上げ、ほぼミサイル発射事案の直後に新型ミサイルの最終試験を完了したとする国内向け記事を発行していることをその証拠とした。
 これを受けて小委員会及び現地調査団は使用された弾頭の詳細な情報を収集するため、ミサイルが着弾したとする農村及びニュータウンにおいて調査を行った。着弾した破片などはいずれも回収されてしまっていたが、ここで特筆すべきな点は着弾したコムーネは半壊ないし壊滅していたことである。
 着弾したコムーネの周辺及び他のコムーネなどでNHSIROの研究員による土のサンプリング調査が行われ、連邦本国で試料の分析が行われたが爆薬及び特異な金属は発見されなかった。このことより使用されたミサイルには低水準の誘導機能が搭載されていた可能性は高いものの、コムーネ全体が被害を受けていることなどを鑑みるに無政府主義者の拠点を精密に攻撃するというよりは潜伏しているであろうコムーネ全体を目標にミサイル攻撃をしたという可能性が高い。
 タラリロク議員が主張した実地試験との疑惑は未だ払拭されたわけではなく、ベルサリエーレ王国自身より追加の発表が必要である。

3.現場の状況
 ミサイル攻撃を受けたコムーネは仮設住宅の建設が始まっていた。攻撃を受けたコムーネの構成員は、本調査団に同行し護衛を行った赤矢憲兵隊員からはゴリツィアなどの先進的な医療設備の整った都市で治療を受けているとのことだった。

4.外国人への被害
 外国人への被害については各国の外務機関より報告が為されていないため、状況の完全把握には至っていない。外国人滞在客が帰国しないまたは負傷したとの報告があれば、各国はそれを報告するのが自然であり、本調査報告書作成時にはそのような報道が見られないことから恐らく外国人でミサイルの被害にあった者はいないと思われる。
 また、在ベルサリエーレ連邦大使館の報告によれば攻撃時点で東西レベルギウス州に滞在している邦人は存在していないことを確認しており、滞在登録をしている数名も連絡が取れていることから邦人の被害は存在しない。

5.経済制裁の影響
 ベルサリエーレ王国は現在、ストリーダ王国及びスコッチランド共産主義同盟より経済制裁を実行されている。現時点でベルサリエーレ王国経済における制裁の影響は限定的に留まっている。
 連邦はベルサリエーレ王国へ燃料3億ガロンの定期取引を行っているが、ベルサリエーレ王国は慢性的に燃料が不足しやすい状態であり、燃料の経済制裁はベルサリエーレ王国経済に直接的な大打撃を加えるものである。外交上緊張状態にある諸国へベルサリエーレ王国が国際平和上重大かつ深刻な決断を踏み切らせる要素になりうる可能性が極めて高く、燃料の定期取引に関する経済制裁は慎重に行われるべきである。

6.[調査中]難民について
 クイーンズ連邦は自国の報道機関'''(連邦公共放送局:http://goo.gl/gCKEpF)'''が「連邦外務省はベルサリエーレ王国より入国を希望した東レベルギウス出身の政治亡命者一団50名を受け入れた事実を公表した。」との文言を記載した。第二節に記載した通り、被害を受けたコムーネの構成員は皆怪我ないし死亡をしており、負傷した状態でどのように亡命に成功したのかは小委員会の求知心が向くところである。現在、小委員会はベルサリエーレ王国及びクイーンズ連邦の外務当局にむけて詳細な情報の提供を要請する方針である。

 本調査報告書はフリューゲル歴634年2月定例国民議会に提出されたものである。

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