CAME諸国による石動第三帝国に対する共同声明

石動第三帝国はオセアニカ経済協定へ望んで参加し協定締結国から賛同を以て受け入れられたにも関わらず、経済関係深化というオセアニカ経済協定の目標を達しようという意思が希薄だったと言わざるを得ないだろう。
経済相互援助会議諸国は経過措置として、実質的には恒久措置となったが、石動第三帝国が外部からの需要に応じて資源を生産し域外輸出に従事することを認めてきた。
その例外的な輸出の上限さえも石動では恒常的に超えており、石動第三帝国は自ら域外国の従属的経済植民地へと成り下がっていた。

この状況下で域内貿易1件の不成立を以て経済相互援助会議からただちに離脱する、それも定められたプロセスを無視し経済協定を一方的に破棄するといったオセアニカ経済協定と協定締結国に対する裏切りと呼んでも差し支えない行動に相互援助会議諸国はひどく哀しみを覚えている。

このような裏切りを働く国家はもはや取引相手として不適当であり、経済相互援助会議諸国政府は諸国民の神聖な財産を保全する責任から、経済相互援助会議諸国と石動第三帝国との一切の交易を何の条件も付けず即時に停止することを宣言する。

ノイエクルス連邦外務大臣　アントニオ・センティーノ
ノイエクルス自由国、南瓜共和国、ヴォルネスク特別行政区の市民を代表して。