アクアマリン王国によるレストア共和国併合条約締結交渉

フリューゲル暦490年10月8日 アクアマリン王国首都アクアティアラにて
弊国はレストア政府との協議の末、以下の条約に合意したのでこれを公表する。

～アクアマリン王国によるレストア共和国併合条約～

前文
アクアマリン王国とレストア共和国は忌まわしき戦争を終結すると共に、
相互の幸福を増進しフリューゲル平和への貢献を更に深化する為、両国間での併合条約を締結することにする。

第１条　
レストア共和国は自国に関する貿易権を除く一切の統治権を完全かつ永久にアクアマリン王国に譲与する。

第２条
アクアマリン王国は前条に掲げた譲与を受諾しレストア共和国をアクアマリン王国に併合することを承諾する。

第３条　
アクアマリン王国は旧レストア共和国が統治している全域を直轄領として統治することとし、
これを今後レストア州と呼称すると共に、本国から総督を州都リングベルへ派遣する。

第４条
レストア共和国軍はレストア州軍に改称し今後も存続する。レストア州軍の指揮権はアクアマリン王国少女王が保持する。

第５条
アクアマリン王国はレストア州を護るためにレストア州にアクアマリン王国軍を派遣及び駐屯せねばならない。また、レストア州には駐屯時に於ける土地の提供を滞り無く行うものとする。

第６条
アクアマリン王国は前記併合により、レストア共和国に所在する全国民を当条約発効後アクアマリン王国国民の一員として迎え入れ、彼の者らにアクアマリン王国国民と同じ権利及び義務を与え課すものとする。