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Re: 中夏人民共和国の報道に関するセニオリス共和国の回答を受けアダム皇が声明を発表

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ミルズ皇国

なし Re: 中夏人民共和国の報道に関するセニオリス共和国の回答を受けアダム皇が声明を発表

msg# 1.1.1
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2
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2019/4/5 9:05 | 最終変更
ミルズ皇国  新米   投稿数: 11

迅速なご回答ありがとうございます
さて恩国たるセニオリス共和国に対し指摘をするのは我が国としては大変に心苦しいのですが貴国の回答に関する疑問点を指摘させていただきます
貴国は「陰謀論が出回っている」と仰りますが報道通信などに当該の事実が報道されたことはわが国の知る限り無く、また「世界各地でセニオリス人を名乗り金銭をだまし取る詐欺事件が頻発している」という報道に関しては当該報道の記事等、証拠を提示していただけないでしょうか。
また、フリューゲル諸国の報道機関の中で貴国が仰る「世界各地でセニオリス人を名乗り金銭をだまし取る詐欺事件が頻発している」という報道を行っている報道機関はわが国の調査した範疇では皆無でありました。
しかももし当該事件のようなことが起こればストリーダ王国レゴリス帝国普蘭合衆国等のフリューゲル世界における列強が捜査を開始しているはずですがそのような動きは今のところ皆無であり、ということは誠に残念ではありますが、当該報道の信憑性は限りなく低下してしまうと思われます。
また貴国の報道に関する弁明がすべて事実であったとしてもまた仮に流布に第三国がかかわっていたとしても
第三国の行動とするには疑問が残り、貴国の信用を失墜させるための陰謀とするのも無理があります。
なぜなら貴国は813年戦争の敗戦国かつ敗戦連合の中核国でありしかも当該戦争においてシーサイド空戦と呼ばれる空戦を行った際、行方不明者を含めれば概算で6万人もの民間人を死亡させています。
我が国の愚見ではありますが、そのようなことをしてしまった以上国際的信用が即座に回復するとは思えず
さらに付言するなら当該戦争から15年ほどしかたっていない現在戦争当事国の民間人も鮮明に当該戦争を記憶しているはずでありそのような状況下で信用が戻る可能性は皆無に近いといえます。
そのような状況下で関係のない他国が「貴国国民が怪獣の末裔である」などと言ったところで何の利益も無く
さらにもし当該の事実があるとすればそれは貴国が宣戦布告したために戦争当事国となったヴェニスグループの罪もなき国民がやり場のない怒りを陰謀論という形で貴国へとむけていると思わざるを得ません
戦争とは大国同士のエゴと利害関係が絡み合い起きるものであるという考えを我が国は持っています
そしてその戦争は一瞬にして民間人たちの(何気なく生活していて平和を普通のことだと思っている人たちの)日常を つながりを一瞬にして奪い去ります
もしかしたら貴国がシーサイド空戦を行った9月5日にある人は日常を謳歌しようとしていたかもしれません。
また、ある人は愛するものとやっと結ばれ結婚式を挙げようとしていたかもしれません。
しかし貴国は自国の利益のために、普通の人たちの普通の人生を奪った。「5万7000通りの人生」を、紡がれるはずだった小さな歴史、しかし何物にも代えられはしない大いなる歴史を貴国は奪ったのです。
貴国からしてみれば「自国の外交戦略上必要な犠牲であった」と言うこともできるでしょう。
しかし我が国は、私はその命を軽んじることはできません。
戦争に至る経緯は千差万別であり、時には危急存亡に瀕する自国のため一縷の望みに命を懸けて戦わなければならないこともあるでしょう
また自国の民衆がどうしても抑えられず結果として戦争に至ることもあるでしょう。
しかし戦争は「回避するべき」なのです。
そして貴国の813年戦争の場合に限っては当該国であるヴェニスグループとの交渉によってそれができたはずなのです。
けれども、貴国は開戦の道を選びあろうことか貴国は当該戦争は国家間戦争ではないなどと言う詭弁を弄し国際社会を混乱に陥れてしまいました。
今貴国ができることは一連の事件収束まで貴国自身が、貴国自身の大きな罪を噛み締め、十字架の重みがなくなるまで反省し国際社会へ誠意を示すことであろうと我が国は思います。
また、これは諸外国に向けたものになりますが仮にセニオリス共和国が反省し当国が国際社会に対して誠意を示した場合どうか寛大な心を持って受け止めていただきたい。
何故ならば憎しみは憎しみしか生みません。
同様に怒りは怒りしか生みません。
ですが愛は新たなる愛を生みます。
そしてその愛が大きくなればいずれは久遠恒久の平和へとつながるのです。
どうかセニオリス共和国が誠意を見せた暁には諸外国の皆様方は寛大なるお心でその誠意を受け止めていただきますようお願い申し上げます
最後に813年戦争において亡くなったすべての方々に我が国は、私は哀悼の意を表します
先のような戦争が起こらずフリューゲル世界の恒久平和が永遠に続くことを私は願っています
828年12月25日 
ミルズ皇国 皇
アダム・フォン・ミルズ

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