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フランドル・フランセーズ地域の内情把握のための国際的調査団について
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投稿ツリー
- Re: フランドル・フランセーズ地域の内情把握のための国際的調査団について (ゲスト, 2015/4/9 21:18)
- Re: フランドル・フランセーズ地域の内情把握のための国際的調査団について (ゲスト, 2015/4/9 21:37)
- Re: フランドル・フランセーズ地域の内情把握のための国際的調査団について (ゲスト, 2015/4/9 21:58)
- Re: フランドル・フランセーズ地域の内情把握のための国際的調査団について (ゲスト, 2015/4/9 22:41)
- Re: フランドル・フランセーズ地域の内情把握のための国際的調査団について (ゲスト, 2015/4/9 23:01)
- Re: フランドル・フランセーズ地域の内情把握のための国際的調査団について (ゲスト, 2015/4/9 23:18)
- Re: フランドル・フランセーズ地域の内情把握のための国際的調査団について (ゲスト, 2015/4/9 23:21)
- Re: フランドル・フランセーズ地域の内情把握のための国際的調査団について (ゲスト, 2015/4/9 23:29)
- Re: フランドル・フランセーズ地域の内情把握のための国際的調査団について (ストリーダ王国, 2015/4/10 2:59)
- Re: フランドル・フランセーズ地域の内情把握のための国際的調査団について (ゲスト, 2015/4/10 10:03)
Re: フランドル・フランセーズ地域の内情把握のための国際的調査団について
msg# 1.10外務委員会の活動は国防臨時政府の国防外交部に引き継がれた。
市民軍各部隊間で戦闘が勃発していないのが不思議な程に思われるほどの情勢になった。調査団員の安全はもはや各国軍の護衛付きであっても保証できない。それ以上にもし部隊が離反した場合、最悪の事態を招くだろう。
加えて希望する外国人の退去は完了の確認がされたため、いくつかの空港を除き、空港・港湾は完全に封鎖される。
定期輸出に関しては妨げぬよう配慮する予定だ。
Re: フランドル・フランセーズ地域の内情把握のための国際的調査団について
msg# 1.11フランドル市民軍がエルツ海軍の派遣艦隊に被害を与えたという情報が飛び交っているが、我が国調査団がフランドル市民軍に対する調査を行った結果、同件については真偽は非常に疑わしいという結論を出さざるを得ない。以下は調査団員の海軍参謀が提出したフランドル市民軍海上戦力に関する報告である。
・フランドル市民軍海上戦力について
衛星画像等を見てもわかるとおり同国は所謂「防衛艦隊」に類する駆逐艦・フリゲート艦・ミサイル艇以上の、戦闘艦艇に太刀打ちできるほどの海上戦力を有していない。我々がフランドル市民軍の海上戦力を調査した結果、漁船に機関銃や短魚雷などを搭載した貧弱な警備艇が数十隻確認できたものの、戦闘艦に太刀打ちできるほどの装備は見受けられなかった。この様な貧弱な装備にエルツ海軍が軽巡1撃沈・駆逐艦3大破・重巡1中破という惨敗を喫したとは俄かに信じがたい。
仮に市民軍航空部隊のエール=コブラ攻撃機による奇襲攻撃が行われたとしても、陳腐な対地ロケットでは対艦攻撃には限界があるであろうし、鈍足なレシプロエンジン機では目視領域に入った時点で近代艦には必ず装備されているであろう近接防御機関砲によって蜂の巣と化すであろう。
仮にもし我が石動海軍がフランドルへ艦隊派遣を行ったとしても、この様な貧弱な装備による奇襲で戦闘艦艇に損害を出す可能性は全く考えられない。逆に奇襲部隊を返り討ちにし、貧弱な海上戦力を残らず殲滅してしまうだろう。
よってフランドルによるエルツ艦艇撃沈の報は事実とは断定し難い。もしこれを事実と認めれば先進国たるエルツ帝国の海軍が信じられないほど練度不足で脆弱であるという結論を信じざるを得ないであろう。
以上。
Re: フランドル・フランセーズ地域の内情把握のための国際的調査団について
msg# 1.12おそらく北西に展開する第11独立沿岸ミサイル大隊,第14独立沿岸ミサイル大隊の攻撃であると思われる。
同部隊には地上攻撃用の自己鍛造弾頭を多数散布する、試作地対地戦術ミサイルから発展したオタリアOtarie対艦ミサイルが多数配備されている。
一般的な対艦弾道ミサイル(ASBM)の最終速度がマッハ10程度であるのに対し、オタリアの子弾頭はマッハ4程度で誘導を受けながら突入する。炸薬・運動エネルギー・弾頭形態のいずれも劣るのである。
旗艦重巡ウエベルに残念ながら対した損傷を与えられなかったのはひとえにオタリアの多弾頭システムが裏目に出たといえる。
一方軽巡・駆逐には甚大な被害を与えているようだ。
誘導方式は機密だが、防空能力に優れた軽快艦艇に対して大きな損害を与えたのは特筆すべきだろう。
Re: フランドル・フランセーズ地域の内情把握のための国際的調査団について
msg# 1.13Re: フランドル・フランセーズ地域の内情把握のための国際的調査団について
msg# 1.14まず、フラン政府、あるいはそれに類する組織がエルツ海軍を攻撃したという憶測が飛び交っているが少なくとも我が国の派遣軍はそのような事実を確認していないことをお知らせする。
そもそも現在、フラン本土には諸外国の軍隊、外交官が駐在しているのにもかかわらず情報がエルツ、政府が実質崩壊しているフランからしか出ないのは不自然であり、誤報ないし認識が間違っている可能性が高いととらえている。
また、内情に関しては以下の通り報告します。
ただ、調査は続行中であり更新する可能性がある旨予告します。
・首都付近の状況
政府機能が停止し、市民軍と呼ばれる組織が実質的支配を始めている。彼らは特定の指導層を持たない為必ずしも統制のとれた行動をとっているわけではない。
しかしながら、極端な暴力性、例を挙げるならばかつてのような南西ヴォルネスク地域のような状況にはなく、いずれフラン人による政府が樹立されるであろうことは予想できる。(その政府が政府として十分に機能を果たし得るものかは別として)
治安機構が崩壊している為、外国人の安全は脅かされている。FENA諸国の市民について情報収集を進め、我々の派遣軍が成蘭大使館、ティユリア大使館などでの保護を開始している。
・化学兵器
我が国向けに輸出されていた食品が化学兵器によって汚染されていた可能性は否定できない。
現在、連邦軍の専門家が食料工場、貿易港等を連邦軍の警備を受けながら検査しているが、中長期的に我が国市民の健康が脅かされる可能性は必ずしも高いものとは言えない、というのが現時点での判断である。
Re: フランドル・フランセーズ地域の内情把握のための国際的調査団について
msg# 1.15 フランドル市民軍に、よりエルツ海軍艦艇「フェーゲリン」が撃沈されたと報告について我が調査団は王立海軍へ分析を依頼し「考えにくい」との回答をされた。
以下、提出されたレポートを公開する。
・フランドル市民軍による「フェーゲリン」撃沈についての分析
1.対艦ミサイル「オタリア」について
詳細が不明な以上、情報を元に推察する他ないが恐らく対艦ミサイルを名乗りながら艦艇への攻撃力は極々低いと考えられる。
フランドル市民軍の説明を鵜呑みにすれば「オタリア」は空中で炸裂し自己鍛造弾頭の子弾を撒き散らす兵器と考えられるが自己鍛造弾頭は運動エネルギー弾であり子弾が小さいものと考えた場合、重装甲目標に容易に弾き返され非装甲目標には乗員殺傷程度の効果しか無い推察される。
2.軽巡洋艦「フェーゲリン」について
こちらも詳細が不明だがエルツ海軍は艦艇をレゴリス帝国から輸入していることから恐らくレゴリス製の艦艇と思われる。
よって非装甲艦であると仮定し次の分析に移る。
3.「フェーゲリン」の撃沈は可能か?
突入速度の速い「オタリア」は迎撃こそ困難だが攻撃力は低くエルツ海軍の技量が極めて低かったことにより浸水防止に失敗したか「オタリア」ではなく十分、対艦攻撃能力を持つ別種のミサイルを被弾した可能性が考えられる。
4.結論
仮に王立海軍艦艇が「オタリア」を被弾しても乗員が殺傷される程度で間違っても撃沈されることは無い。
よってエルツ海軍の技量が劣悪かフランドル市民軍の使用したミサイルが「オタリア」ではない別種だった以外で説明することは出来ずそれはどちらも考えにくい。
以上のことから非常に不自然であると結論づける。
Re: フランドル・フランセーズ地域の内情把握のための国際的調査団について
msg# 1.16我々の目的はフランドルによる旧大吉備帝国に対する不適切な外交言動の真相究明であるため、貴国がそうおっしゃるのであれば我国がこれ以上異論を差し挟むのも本義の逸脱と言えましょう。
さて、我が国調査団の参加目的である「フランドルによる旧大吉備帝国に対する不適切な外交言動の真相究明」であるが、幾らこの場で説明を求めても未だフランドルから何の説明も齎されないのは誠に遺憾であり、この様な無責任な態度には怒りすら覚える。
我国はこれ以上調査を継続しても実りある結果はもたらす事ができないと判断し、調査団の身の安全を鑑み、本国際調査団に参加する各国には誠に申し訳ないが、調査を中止し、駐フラン大使・職員共々引き上げさせていただきます。
空港・港湾が封鎖されているらしいため、2月1日に我が国航空宇宙軍の輸送機一機・護衛戦闘機3機が首都近郊の空港に着陸し、調査団並びに大使らを収容し撤収するため、フランドル政府に於かれてはその旨了承されたし。
Re: フランドル・フランセーズ地域の内情把握のための国際的調査団について
msg# 1.17我が国の調査団による暫定調査報告を発表します。
1.化学兵器
攻撃地点の付近ではシアン系のガスが蔓延していると推測しており、化学兵器にシアン化水素あるいはシアン化塩素(塩化シアン)が使用されていた可能性がある。
2.化学兵器による農作物等への影響
シアン化水素は、野菜・果物の燻煙などに利用されていることもあり、常温では気体になることから揮発性が強い。したがって、空気中のシアン化水素が食物を通じて人体へ悪影響を及ぼす可能性は低いと思われる。なお、シアン化水素およびシアン化塩素は急性毒性こそ強いものの、体内に蓄積して慢性中毒を引き起こすことは考え難い。しかしながら、特にシアン化塩素による水質汚濁や健康問題に発展する可能性は否めず、安全が確認できるまで疑いのある食物の摂取は避けるのが好ましい。
3.治安
首都では大きな混乱が見られ、不安定な治安状況が続いていて危険な状況である。なお、農村地帯の治安は比較的安定しているものの、いずれの地域についても政情の不安定化による治安悪化が懸念されている。また、ストリーダ大使館は大使館関係者以外の在留邦人全員の国外脱出を確認し、政情の悪化を理由に一時閉館した。フランドルにおいては早急に治安対策の強化を図り、市民の不安を払拭することが求められると考えられる。
※調査能力の関係上、本調査は一部の地域を対象に行ったため、情勢変化や地域差により本調査の報告で公表した状況と異なる場合がありますのでご留意ください。
Re: フランドル・フランセーズ地域の内情把握のための国際的調査団について
msg# 1.19暫定調査報告書を提出いたします。
I.化学兵器について
攻撃地点にシアン化水素ガスが現在も蔓延してるとは科学的観点から言ってありえない為、攻撃地点への調査を決行。
しかし近づくにつれアーモンド臭を訴える物が続出したことから危険と判断し撤収した。
現在もガスが蔓延していることから恐らくシアン化水素ガスではなくシアン化塩素ガスであると考えられる。
II.治安について
首都においてはフランドル市民軍による軍人政治が行われており治安は比較的良いと呼べる。
しかしフランドル市民軍の統制が取れているとは言い難く首都を統治する市民軍は上級部隊でも市民軍の司令部でもなく一部隊に過ぎないようだ。
また外務委員会と呼ばれる組織はこれらの市民軍による自治とは一切干渉出来ない可能性も否定出来ず現状は市民軍各部隊の統治による群雄割拠である。
III.共和政府の実態について
既にフランドル第二共和政府という存在が無くなったのは確かであり王国調査隊は調査の主目的を失ったと呼べる。