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モルクグラード会談
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- モルクグラード会談 (ゲスト, 2015/1/24 22:06)
- Re: モルクグラード会談 (レゴリス帝国, 2015/1/24 22:46)
- Re: モルクグラード会談 (ゲスト, 2015/1/24 22:56)
- Re: モルクグラード会談 (レゴリス帝国, 2015/1/24 23:08)
- Re: モルクグラード会談 (ゲスト, 2015/1/24 23:18)
- Re: モルクグラード会談 (レゴリス帝国, 2015/1/25 0:19)
- Re: モルクグラード会談 (ゲスト, 2015/1/25 0:52)
- Re: モルクグラード会談 (レゴリス帝国, 2015/1/25 1:19)
- Re: モルクグラード会談 (ゲスト, 2015/1/25 23:04)
- Re: モルクグラード会談 (レゴリス帝国, 2015/1/28 23:50)
モルクグラード会談
msg# 1フリューゲル暦572年
フリュー第二帝政、首都『モルクグラード』冬宮殿において
連合議会代表 サー・ロザリンド・グレッグ・フォーミーリアー・チャーチル
フリュー赤軍陸軍元帥及びフリュー陸軍総司令官 セルヴィナ・アンドロポフ・ユリスキー
革新軍参謀総長を務めた ベアトリクス・クラウス・フォン・アレックス元帥
チャーチル「会談の要請を快諾してくださった事に感謝します。貴国とミッドガルドの支援なくしては今回の内戦の勝利も危うかった事でしょう。」
Re: モルクグラード会談
msg# 1.2チャーチル「では、時間も限りあることですし早速我が国から提案をさせて頂きたいと思います。現在、我が国はルーミニア油田地域において大規模な油田開発計画を予定しているのですが、貴国と長期的に貿易を行うことは可能ですかな?実のところ我が国は農業以外にも収入元を確保しておきたいところなのでね」
ベレスフォード副総統「我が国としては特に問題無いですわ。帝国は石油を常に欲しておりますから。近年では帝国が石油開発支援を行った国家が相次いて崩壊若しくは鎖国されてしまい、石油の調達先に苦慮していた所でした。貴国の提案は正に渡りに船です。」
リーデルシュタイン元帥「軍部としても非常にありがたい提案だと思います。砲弾を製造するのに石油は欠かせない資源となっておりますし、海軍艦艇の燃料にも使われます。帝国では産出が難しい事から、副総統閣下が仰られていた通り調達に苦慮していました。素晴らしい提案をして頂いた事、軍を代表して感謝致します。」
Re: モルクグラード会談
msg# 1.4チャーチル「素晴らしい。では後々貿易省から交易案を提案させていただきましょう。それと軍事に関してなのですが…」
ユリスキー「その件に関しては私から。実のところ我がフリュー空軍の旧式機の更新が芳しくない。試作機の実用化に目処が立つまでの代用機となる機体を貴国から購入したい、可能ならばだが…」
ベレスフォード副総統「ふむ…。機体というと戦闘機の事を指しているのですか?それについては…リーデルシュタイン元帥、お願いします。」
リーデルシュタイン元帥「承りましたわ閣下。戦闘機でしたら我が国はLe-19多用途戦闘機ノスフェラトゥをお薦め致します。この戦闘機は帝国空軍の主力戦闘機で、運用の実績もありますよ。丁度、ガータ・ベルンダ向け需要に対応するために生産工場を強化していると生産企業であるレゴリス・ミリタリー・インダストリーズから聞いております。貴国からの承諾を頂ければ恐らく今すぐにでも生産が開始されるでしょう。」
Re: モルクグラード会談
msg# 1.6ユリスキー「ふむ…その機体にはさんざん苦渋を舐めさせられたものです。是非購入を希望したいものですが、それでよろしいですね?チャーチル代表」
チャーチル「軍部の立場から必要とされているなら、私が否定する理由もない、帰国次第議会に要望を出すとしよう。」
ユリスキー「それともう一つ、我が赤軍と貴国軍の合同師団の編成を希望したい。先の内戦で敵同士であったにしても、両国の合同師団の編成は両将校の意見交換、交流の場にもなり得ることですし。勿論、私自身もまだ思い残る事が無い訳でもないですが…(ディブリーク上級大将に視線を向けつつ」
アレックス『と、兎も角です。両軍陣営にとっての友好関係を築く為の第一歩でもあります。確かに内戦においては地獄の如く戦い合ったにしても、内戦の終わった今となっては両者がいがみ合う理由もありませんしね。』
ディブリーク上級大将「ほうほう……それは素晴らしい提案ですな。ユリスキー閣下が仰られるように、合同師団創設は両国軍に属する将校らの意見交換・交流の場となり、両国軍の相互理解を深められることでしょう。まぁ、私も閣下と同じく、思い残る事もある訳ですが…(ユリスキー元帥に笑顔で視線を向けつつ) どうですかな?ベレスフォード閣下にリーデルシュタイン閣下」
リーデルシュタイン元帥「そ、そうね。問題は無いと思いますわ。」
ベレスフォード副総統「私としても特に問題は無いと思います。総統閣下に進言致しましょう。」
ディブリーク上級大将「そうだ。この際、両国軍の軍事協力を定めた条約を結んでみてはどうだろうか。合同師団創設に伴い、両国軍の多方面での協力も深化することはまず間違いないと思うが、それを定めた条約を事前に結ぶことで後日の面倒を回避したいと思うが、如何だろうか?」
ベレスフォード副総統「それはいい考えですね、ディブリーク上級大将。政府としてもそういった条約があると色々とやりやすくなると思いますので、歓迎します。また、帝国軍の駐屯もこれに併せて提案致します。帝国軍が駐屯することにより、両国軍の相互理解の深化は元より、新たな内戦を防ぐ抑止力の一つとなると思います。リーデルシュタイン元帥としてはどうですか?」
リーデルシュタイン元帥「それらについては特に異議などはありません。チャーチル閣下らは如何お考えでしょうか?」
Re: モルクグラード会談
msg# 1.8チャーチル「ふむ…確かに我が国は内戦が終わったとはいえ、多くの懸念材料を抱えている。私としてもその提案は魅力的であると言えますな。軍部の意見としてはどうか?」
ユリスキー「ふむ…現状我が国は内戦から立ち直るために軍縮を実行中である、私の赤軍は兎も角、他の構成国軍はお世辞にも有事の戦力としては力不足と言える。内戦や他国からの軍事侵攻を考慮する身としては軍事協力条約、及び帝国軍の駐留には好意的にならざる負えないし、それが最善だと考える。」
チャーチル「では、軍事協力条約、帝国軍の駐屯を承認したいと思う。この件に関しては議会から全権を委任されている故、直ちに取り掛かれそうですな。まず駐屯地の候補としてはポートランド=カントリーサイド連合王国領内、または我々エデレス連合王国領内、ルバニア王国領内が挙がりますな。」
ベレスフォード副総統「提案を快諾して頂きありがとうございます。既に軍事協力に関する条約は素案が御座いますので、そちらをご覧になって検討して頂けると幸いです。」
レゴリス帝国・フリュー第二帝政間に於ける軍事協力に関するモルクグラード条約(仮称・素案)
前文
フリュー第二帝政政府及びレゴリス帝国政府は両国の友好関係を確認するとともに、両国を含む世界の全体の平和を維持し、それを脅かす存在に協力して立ち向かう為、以下のように約す。
第一条
両締約国は互いの主権を尊重し、領土の相互不可侵、内政への相互不干渉を約し、両締約国の利益を協力して保全し、両締約国間の平和友好関係が恒久的なものになるように努める。但し、内政不干渉においては政府の要請があった場合は例外とする。
第二条
いずれかの締約国が自国の利益の防護のため第三国と交戦状態に入った場合、他方締約国は第一条の目的を達成するため、軍事的および経済的協力を行う。
第一項
第二条に於ける第三国がいずれかの締約国との同盟関係にある場合は、第二条の限りではなく、当該締約国はその紛争に際し厳正に中立を維持する。
第三条
両締約国において上記の利益が危殆に瀕すると認められる場合は当該国は他方に対し、早急且つ充分に通告を行い、第一条の目的を達成するため、必要に応じて協議する。
第四条
両締約国は、個別的及び相互に協力して、継続的かつ効果的な自助及び相互援助により、武力攻撃に抵抗するそれぞれの能力を維持し発展させる。
第五条
本協約は調印後10年間効力を有し、左記の10年間の満了1年前までにいずれの締約国からも破棄の意思が通告されない場合は、本協定はいずれかの締約国が破棄を通告した1年後まで引き続き効力を有するものとする。しかし、失効期日に締約国の一方または双方が交戦中の場合、本協定は当該戦争の講和に至るまで継続して効力を有する。
第六条
第四条を円滑に履行するため、またはフリュー第二帝政の安全に寄与し、並びに周辺地域における国際の平和及び安全の維持に寄与するため、レゴリス帝国は、その国防軍、武装親衛軍その他の武装組織がフリュー第二帝政において定められた施設及び区域を使用することを許される。
第一項
両国軍の技術的、友好的関係発展の為に、両国軍による合同師団の設立を行う。
第二項
将来的に、両締約国間で同意がなされた場合に、上記第四条と同様の目的のために、レゴリス帝国の施政権下にある地域に、フリュー第二帝政またはその構成国の武装組織を駐屯させることを否定しない。
附則一
本条約第六条に基づき、レゴリス帝国はフリュー第二帝政領内に帝国軍の部隊を駐屯させる。
附則二
本条約第四条に基づき、フリュー第二帝政軍またはその構成国軍においては必要があり、且つレゴリス帝国の同意がある場合は同国兵器の購入、またはライセンス生産を行う事を第二帝政議会は承認する。
リーデルシュタイン元帥「駐屯場所については、ポートランド=カントリーサイド連合王国領内でお願いしたい所です。理由としては、第二帝政を構成している国家らの中で、最も安定しており、治安なども比較的良いからです。」
ディブリーク上級大将「後は立地的にも、有事の際に展開しやすいという利点がありますな。駐屯戦力については16万人を予定しております。詳細な駐屯場所についてはまた後日事務レベルでの協議で決めるべきだと思うが、如何だろうか?」