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日ノ本帝国とクシミニャール候国との会談
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投稿ツリー
- 日ノ本帝国とクシミニャール候国との会談 (ゲスト, 2014/6/6 0:09)
- Re: 日ノ本帝国とクシミニャール候国との会談 (ゲスト, 2014/6/6 0:21)
- Re: 日ノ本帝国とクシミニャール候国との会談 (ゲスト, 2014/6/7 21:02)
- Re: 日ノ本帝国とクシミニャール候国との会談 (ゲスト, 2014/6/8 0:29)
- Re: 日ノ本帝国とクシミニャール候国との会談 (ゲスト, 2014/6/8 9:54)
- Re: 日ノ本帝国とクシミニャール候国との会談 (ゲスト, 2014/6/8 20:08)
- Re: 日ノ本帝国とクシミニャール候国との会談 (ゲスト, 2014/6/9 22:26)
- Re: 日ノ本帝国とクシミニャール候国との会談 (ゲスト, 2014/6/9 22:41)
- Re: 日ノ本帝国とクシミニャール候国との会談 (ゲスト, 2014/6/9 22:48)
- Re: 日ノ本帝国とクシミニャール候国との会談 (ゲスト, 2014/6/10 1:27)
日ノ本帝国とクシミニャール候国との会談
msg# 1本スレッドは日ノ本帝国とクシミニャール候国との間で開かれる会談専用であり、必要に応じて定期的に利用されます。
さて、第一回議題はクシミニャール候国より提示された石油価格レート及び炭鉱の転換計画事業及び投資銀行開設についての三点とします。
政府としてまず経済産業省の事務方責任者である持木事務次官を派遣し、対応致します。
Re: 日ノ本帝国とクシミニャール候国との会談
msg# 1.1クシミニャール侯国 旧首都コートダーンジュ 迎賓館にて
クシミニャール侯国からはイッティハト協議会議長フェルガナ=パシャと、侍従府担当議員のルブトが参加いたします。
フェルガナ=パシャ「我が国が会談を提案したのにも関わらず、ご足労頂いたこと、深く感謝いたします。まずは、我が国の茶とマカロンをお召し上がりくだされ。」
…
ルブト「早速ですが、議題は三つあります。
・一つ目は石油価格レートの決定です。これは貴国レートと第三国レートを決めなければなりません。また、輸出量もそれぞれ決定したいですね。
・二つ目は炭鉱転換ですが、これは議題に入った時に、我が国における状況をお伝えしてから話し合うことになります。
・三つ目は銀行の開設についてです。これについても議題に入った時に、貴国より詳細をお聞きしてから話し合うことになります。
基本的には以上の三つですが、他にも何かあれば、この場で決定できればと思います。」
Re: 日ノ本帝国とクシミニャール候国との会談
msg# 1.2お招きいただき感謝致します。
交渉はスピードが命とも言われますので、では早速本題に入らせていただきましょう。
石油に関してはかねてより申し上げたように資金あるいは砲弾での輸入を希望します。
帝国工廠の現砲弾生産力は5100メガトン規模であり、一回の生産あたりに鉄鋼5100万トン+石油5100万バレルを消費する。
したがって、帝国が求める石油輸入価格は1億バレルに対して資金4000億または砲弾1500メガトンとして定めたい。
なおかつ他国が輸入する場合はこの2倍のレートに定めることを求めます。
Re: 日ノ本帝国とクシミニャール候国との会談
msg# 1.3フェルガナ=パシャ「取引のカードが増えるという意味で、砲弾で交易できるのは魅力的に感じますなぁ。しかしながら、他国に対して1億brl:0.8兆Vaというのは些か高いように思う。そのレートは、いつ頃までなのかを決めた方がいいですな。12年で如何でしょうか。
時間もないので、申し訳ないが、二つ目について先にお伝えしておきますよ。ルブト君頼む。」
ルブト「はい、まず我が国のビジョンですが
1、林業及び工業重視のバランス産業国
2、林業及び工業特化国
3、林業及び建材製造重視(次点工業)のバランス産業国
の三つが考えられています。これは、我が国の調査の結果、現在不足気味である建材と商品を、我々が供給すべきだと思われるからです。
となると、炭鉱転換するなら、燃料(ウラン)か、建材の材料になり不足気味な鉄鋼に絞られますね。」
フェルガナ=パシャ「まあ特に燃料はこれから不足するでしょうな。政府機能が停止していそうなルメートラやオストマルクは燃料供給国であるし、ブリュノールも荒廃している。」
ルブト「という訳で、今回の炭鉱転換は、我が国の行方や、取引のカードとしても相当重要な意味を持つのですよ。次回も入札方式にするか、その他の方法にするか悩んでいますが…。
ともかく、貴国は(1)我が国のビジョンについて、(2)炭鉱転換について、どう考えますでしょうか。色々複雑でごちゃごちゃとしているのでお答え辛いと存じますが、是非鋭い見識を持つ貴国に話をお聞かせ願いたいと思います。」
Re: 日ノ本帝国とクシミニャール候国との会談
msg# 1.4帝国としては3の林業及び建材製造重視が良いのではないか。
その上で石炭(炭鉱)を鉄鋼に転換することで建材と砲弾の加工品原材料とするという道を提案します。
帝国としては水平的分業の推進が不可欠であろうと認識する。
即ち、貴国が生産する鉄鋼は貴国で建材に加工及び我が国に輸出し、我が国が砲弾に加工という形です。
貴国自体の軍需市場は小さいと見ているが、我が国はSLCNという巨大な軍需市場を有しており、その方面に砲弾を輸出し続ける限り貴国の石油、鉄鋼にも大きな需要が存在し続ける。
また我々としては我が国の林業で生産された木材も貴国に輸出する形を取りたく思っている。
流れとしては
貴国(建材・鉄鋼・石油)
↓↑
我が国(木材・砲弾・資金)
このような形になるかと。
砲弾需要が減少した場合、貴国に我が国鉄鋼を輸出することもあり得ます。逆に建材需要が減少した場合は貴国鉄鋼を我が国に輸出するという方法で市場変化に応じた需給の管理を行える。
資源国を目指すのであれば資源を食いつくし、自国資源で賄えない規模での工業・商業大国になるのはお勧めできず、特に商品生産は我が国としては取引する必要のない品目である上、銀自体が不足しているのでお勧めできない。
Re: 日ノ本帝国とクシミニャール候国との会談
msg# 1.5フェルガナ=パシャ「なるほど、鉄鋼で建材と砲弾の二つにするということか。しかしながら、貴国の提示するビジョンでは我が国がSLCNに大きく依存するのではないかな。
そもそもSLCN加盟国の内、国交があるのは貴国だけだ。今後どうなるかは分からないが、現状SLCNの置かれている状況は厳しいし、エーラーン教皇国の外交施策は良い方向には動いていない。
そもそも我が国は何かの組織に依存することは望んでいない。これは主権者の考えだと受け取ってもらいたい。」
ルブト「なかなか難しい話になりますね。建材製造国になると、建材工場の稼働や木材の消費という点で、人口はある程度多くないとならない。食糧は供給過多なようですから、結局はそれなりの工業国は目指さないといけなくなります。銀のことを考えると軽工業や重工業国を目指すことになるのではないでしょうか。」
フェルガナ=パシャ「確かに、我々は先の建材会議の内容は重々承知している。しかしながら、ザイナル人がフリューゲル世界で力を得るには、レゴリス帝国のような超大国ではなくとも、ある程度の規模は必要だと考えている。後半のは私個人の考えだが。」
ルブト「この件に関して、協調はなかなか順調にはいきませんね。兎も角、ご提案頂き、誠にありがとうございました。
如何しましょうか、この件について更に話すか、それとも銀行の話をしましょうか。」
Re: 日ノ本帝国とクシミニャール候国との会談
msg# 1.6貴国が自由貿易推進に関する協定会合で定める協定に加入するのであれば、12年後に石油価格レート優遇措置を撤廃することを認める。
以前組織への依存には躊躇されていたようだが本協定は貿易を円滑に進める組織に過ぎないので問題はないのではないか。事実特定の勢力の国家が偏って加盟しているわけではない。
石油と鉄鋼は砲弾生産という点でセットで輸出すれば効果的であり、仮に鉄鋼を生産しないとなると石油の価値は減少する。将来貴国が我が国やSLCN以外に石油の販路を求めるのであればむしろ鉄鋼を産出している方が望ましいのではないか。
また建材製造国としても鉄鋼は不可欠であり、燃料に劣らず将来不足する可能性がある。
燃料に関してはSLCNのエルツが開発する余地があり、そちらに貴国への供給を打診するということもできる。が依存を望まれないというのであれば仕方ないが。
基本的に対資金で取引されている現状を踏まえれば、世界的に資金がダブっていれば資金では肝心の建材資源を十分売ってくれない事態も考え得る。
燃料輸入分の対価を稼ぐか、建材資源輸入分の対価を稼ぐか、どちらを選ぶかで貴国の行く末に影響が出ることは間違いない。
Re: 日ノ本帝国とクシミニャール候国との会談
msg# 1.6.1銀行に関しては、新興国入りを果たした貴国の更なる発展を見込み、利子の発生する投資預金の形式で投資を行い、将来にわたっての安定的な我が国の財政収入としたい考えがある。
簡易なものだが、
貴国に我が政府が投資預金として振り込んだ資金の運用を貴国との共同出資という形式で設立する現地銀行に委ねる。預金額の5%を1年ごとに我が国に送金する。といったものだ。
よりよい形で貴国の発展に繋がるよう詳細を詰めていきたいと思う。
Re: 日ノ本帝国とクシミニャール候国との会談
msg# 1.7なお植林や記念碑という固定資産(整地すると換金される系の記念碑)という形での投資も考えている。
Re: 日ノ本帝国とクシミニャール候国との会談
msg# 1.8ルブト「自由貿易推進協定を否定はしません、しかし、本件の会談と協定への加入は関係が無いように思うのですが…。いずれにせよ、加入についてはこの場では決定出来かねますので、その選択肢は今取ることはできません。
石油の販路拡大については、出来ればいいというもので、副次的なものになっても致し方が無いと考えています。
エルツ帝国連邦については、我が国と国交がない上、貴国と連携が取れるのかが不明瞭ですね。」
フェルガナ=パシャ「ルブト君、結構発言がからいねえ…。まぁともかく、協定参加は私の一存で決定できないのは事実である。また、貴国の仰る通り、鉄鋼不足の未来を取るか、燃料不足の未来を取るかという話になりますな。
貴国は鉄鋼産出国ですが、輸出はやはり厳しいのですかな。」
ルブト「一旦ブレイクしましょう。お茶を用意させますね。」
…
フェルガナ=パシャ「詳細はまだ詰めていないが、銀行については議員皆が歓迎するのではないかな。資金を資源購入に回し、返済を貴国で不足している資源にしても良いかもしれない。
植林に投資するというのは良く分からないですな…。固定資産の話を考えるに、国土を間借りすることを仰られているのかな。」